外国人運転免許切り替えについて
近年、外国人による自動車運転の機会が増える中で、「○○県では免許の切り替えが容易だ」といった噂が広まり、一部の県に申請が集中するという事例も見られています。あわせて、外国人が運転する車による交通事故の件数も増加傾向にあるとの指摘があります。
こうした現状を踏まえ、私も以前より県議会の場で、現行制度のあり方について疑問を呈してきました。特に、運転免許切り替え制度において、本人確認や運転技能の確認がどのように実施されているのか、県警に対して意見交換を重ねてきましたが、「機密情報である」との理由で、詳細な運用実態について明かされない状況が続いています。
そのような中、報道によると10月から制度の運用が厳格化される見通しとなっているようです。
この対応の方向性は一歩前進と受け止めつつも、県民の安全・安心の確保をしつつ、日本社会で外国人運転技能者を活用していくための制度見直し検証と改善が必要です。
もし9月定例県議会で質問の機会が得られれば、この問題について改めて取り上げたいと考えています。引き続き取り組んでまいります。
千葉県議会議員
田中幸太郎