市民に海を取り戻す️ | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

市民に海を取り戻す️

市川市が東京湾沿岸で進める「三番瀬再生計画」の一環として、人工干潟の造成に向けた砂の投入作業が6月から始まりました。

千葉県からの浚渫に関わる許認可を受け、船橋市川漁業協同組合のご理解とご協力もいただきながら、浚渫船を使って慎重に砂を運んでいます。かつて市民に親しまれていた干潟の自然を少しずつ取り戻す取り組みで、長年温めてきた計画がいよいよ動き出したかたちです。

私自身も、これまでイベントなどを通じて地域のみなさんと一緒に海のまちづくりを応援してきました。
本来であれば、こうした海域の環境再生は県が主体となって取り組むべき課題ですが、市川市は単独でこの事業を進めるという大きな決断をしました。塩づくりの天領であり海と関わりの深いまちとしての強い意志と責任感に、私も心から敬意を抱いています。

そして、県議会の一般質問でもこの取り組みの意義を繰り返し訴え、市の努力に県がしっかりと応えていくよう求めてきました。海を大切にする市の姿勢を、県としても支えるべきだと考えています。

海と親しめる風景が、また私たちの身近な場所に戻ってくることを心から願っています。

千葉県議会議員
田中 幸太郎