千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎 -23ページ目

9月定例県議会

おはようございます。

新しいマスクを手に入れ、心機一転登庁して参りました。(^^♪

 

本日より9月定例県議会が招集され諸案件の審議が始まります。

令和2年度の補正予算案、各種条例案及びその他付帯議案の20議案のほか、

報告4件「令和元年度決算認定について」です。

 

(千葉県庁の全体写真)

 

主な議案件は

・感染症の長期化に備えた医療提供体制の整備

・「ちばと一緒に」キャンペーン

・厳しい経営状況にある中小企業等への更なる支援

等の取り組のほか緊急的に取り組むべき事業費について議論します。

(補正予算約533億円)

 

また、一般質問の機会もいただきました。

9月28日(月)午後3時30分からの予定です。

・運転免許センターについて

・東京都と千葉県の境界線について

・旧江戸川左岸「河原番外地」の船溜まりについて

・教育関係は「教科担任制」、「社会人経験のある人材の確保」

・千葉県の活性化に向けたインターネット「お取り寄せサイト」支援策について

・スーパーヨット経済活性化策について

 

等の質問を予定しております。後刻、質問内容もUPできればと考えております。

よければご覧ください。

 

千葉県議会議員

田中幸太郎

 

 

運転免許行政改革③(近隣都県編)


9月に入り台風到来の季節となってしまいました。各地に暴風や強烈な雨による被害をもたらしています。
台風に加え、突発的で天気予報による予測が困難な局地的ゲリラ豪雨による浸水や事故も相次いでおります。
皆さまもどうぞご安全にお気を付けください。

さて、頭と体にウィズコロナを馴染ませながら9月に入り議会準備を進めております。
一般質問の機会をいただき、有意義に使えるよう調整しているところです。
質問予定の一つ、運転免許行政改革に向けて近隣の都県状況も調査してまいりました。

神奈川県運転免許センター

平成30年に改築した施設。施設内はスマートな導線で円滑に運営されている印象を受けました。

当然手続き時間も千葉県のセンターより短い。

免許センターに加え、主要6か所の警察署で即日交付できる体制を敷いています。
コロナウイルスの感染対策として、市町村ごとに午前・午後に分かれての来場制限をかけていました。
また、毎週水曜日の午前中は、65歳以上の方・基礎疾患がある方・妊産婦の方を優先して受付といった対策がとられていました。

埼玉県運転免許センター

免許センター以外にも各警察署で即日交付が可能な体制の埼玉県。
10年前から体制を構築してきた模様。
免許センター:各警察署の割合が3:7だそうです。
コロナ禍において、更新される方々で警察署が密になってしまうことも懸念だとか。
やはり手続き時間も千葉県のセンターより短い。

東京都鮫洲運転免許試験場
東京都江東運転免許試験場

近隣県より対応人数の多い東京都
3つの運転免許試験場(府中・江東・鮫洲)
運転免許更新センター(新宿・神田)
12の指定警察署 
で更新が可能となっております。
混雑しているといわれてはおりましたが、見学する限りギュウギュウ間は無く円滑に運営されていました。
 

§
近隣都県の運転免許センターを回って感じることは、当日交付更新は需要がある。
各地の主要警察署でも即日交付体制が敷かれている。

そして、千葉県の当日交付体制は非常に時間がかかっている。ということ。

でも、悪いばかりでもなく、幕張と流山に免許センターを2ヶ所有する千葉県の強みも発見できました。

県民も現場も負担を強いられている現制度の在り方を
見直す機会ではないかと改めて感じました。
質の高い運転免許行政を保ちながら県民利便性も成果指標に置き、
これからの時代に求められる運転免許行政の在り方を提案したいと思います。

千葉県議会議員
田中幸太郎

 

運転免許行政改革②(流山運転免許センター編)

千葉県には2つの免許センター(千葉・流山)があり
年間約100万人近くの利用者がいらっしゃいます。
運転免許をお持ちの方は幾度かは利用されている事でしょうから
威厳ある独特の雰囲気はお分かりの事と存じます。(笑)
 

先日の千葉運転免許センターに続き
流山運転免許センターに視察へまいりました。


通常、1200名/日の処理能力を想定している当免許センターですが、
免許更新3ヵ月延長措置等適応されているコロナ禍においては150~180%増の
運営状況。更新にかかる時間も比例して増えている状況です。

 

来庁車両が規定の駐車場に入りきらず、路上訓練コースが臨時駐車場となっております。
コロナ禍以降このような状況が続いているようです。

 

同僚の高橋ゆうこ県議(富里市)と共に状況確認と意見交換

両センター長との意見交換の中で、現場は精いっぱい対応しているが
現在の制度では限界があるといったご苦労話も伺いました。

 

これが運転免許印刷機です。

他県では、各警察署に印刷機が導入されている事例もあり

この印刷機の導入もポイントではないかと考えています。

 

先日の千葉センター視察以降、炎天下での待ち時間を解消するべく
整理券方式の導入や妊婦高齢者等の弱者支援、テント増設など
利便性向上に向けて今できる改善運動を行っている運営状況は
県民の皆様にも評価していただきたいところです。

ウィズコロナがしばらく続くであろう今後において
県民も現場も負担を強いられている現制度の在り方を
見直す機会ではないかと改めて感じる視察でした。

「改善提案」(`・ω・´)ゞ
私が感じた現在の運転免許行政における問題は
・免許更新する際、非常に時間がかかる
・コロナ禍での対応に施設環境が追い付かない
・免許更新が出来る施設が限られている

私が考える今後の改善提案として
・整理券発行による混雑回避策(今週から幕張センター導入)
・各警察署で免許交付できる仕組み(近隣県では導入済み)
・警察がやらなければならない手続き以外業務の民活(千葉県の判断で出来るか?)
・高齢者実習を担う自動車教習所の活用(15万人/年間)


いまは猛暑が脅威ですが、悪天候はこれからもやってきます。

コロナ禍におけるソーシャルディスタンス運動はしばらく続くでしょう。

 

質の高い運転免許行政を保ちながら県民利便性も成果指標に置き、

これからの時代に求められる運転免許行政の在り方を提案してまいります。

 

 

千葉県議会議員

田中幸太郎