私のカウンセリングルームは
「雨の庭」 という名前です。

とても気に入っています照れ
 



この名前を選んだのには
ある患者さんとの出会いが関係しています。


精神疾患で家から出られない方でした。


当時私は、週に3回、
この方のおうちにお邪魔して

お話を聴かせていただいてたんです。



ある晴れた日に
その方と話していると

「世間ではいい天気なんでしょうね」

と。





どういう意味なのかなと思っていたら


「自分みたいに
家から出られない人間は
こんな晴れた日は居心地が悪いんですよ。

晴れているなら
少し出かければいいのにとか
こんなに晴れているのに
家で過ごしているなんてとか
いろいろ思ってしまいます。

逆に、雨の日は
みんな家にいるのかなと思うと
気まずい思いが減ります。

自分にとっていい天気は雨の日です。
部屋の中で雨の音を聞いていると
落ち着くんです。」

と話してくださいました。




カウンセリングルームを開こうと思ったとき
この話が思い出されて

雨をイメージするような言葉を入れようと
直感で決めました。


悩みを抱えた方が
安心して話せるような雰囲気

今は心の中が雨降りでも

もしかしたら雨が上がるかな?
虹がかかったりするかな?

そんな思いも込めつつ


さきほどの患者さんの言葉から
部屋の中から雨を眺めるような
ニュアンスものせたくて

雨の庭

という言葉を選びました。




あとは単純に
長いことピアノをやっていて
ドビュッシーが好きなことと

カタカナって覚えにくいので
外国語を使った名前は
避けようと思ってました。



下差しドビュッシーの『雨の庭』



「雨の庭」と一度目にしたら
覚えてくださる方も多く

素敵ですね、と言われることも多くて
嬉しく思っています。



不思議なんですが、
「雨の庭」と聞いて思い浮かべる風景が
みなさんそれぞれ違うようです。


ザーッて降ってる感じですよね?とか
雨上がりの感じですよね?とか
梅雨のときのシトシト感ですよね?とか

教えてくださる方もいて
興味深いんですよねニコニコ


あなたの雨の庭は
どんな風景でしょうか??



傘傘傘傘傘


雨の庭のカウンセリングは

ご自宅からオンラインで受けられますよ照れ


私に話してみたい、と思うことであれば

なんでもご相談いただけます。


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大阪で公立小学校・中学校でスクールカウンセラーをしています。

息子は3人とも不登校経験あり、フリースクール・通信制高校に通ってます。

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