何に興味があり
どんな話を聞きたいと思っていて
どんな価値観をもっているか
ということが。
話を聴く というと、
受け身の活動のように感じますが
実はそうではありません。
相手の話の中から
“ある表現を聴くものとして選び、
他を聴くべきものではないこととして選択している”
(えぬぱっく小誌 NO.1)
のです。
全然受け身ではないんですね。
私たちは自分から、
人の話をどう聴くかを
自分の価値観に従って選んでいるんですよ。
人の話を聴くとき、
意図的かどうかは置いておいて、
どの部分を聴こうとしているか
どの部分を聴いたのか
どんな話を聴こうとしてどんな質問をしたかは
自分自身の選択によるものです。
そこには、自分が人生で何を大切に思うのか、
カウンセラーであれば、どのような実践をしようとしているのか
そういうことがしっかりと現れてくるんです。
だから、質問に注目すれば、
その人がどんな価値観を持っているかは
十分すぎるほどわかってしまうし、
質問に答えてくれたからといって、
相手がその話をしたいと思っているとは限らない。
合わせてくれているだけ
という可能性はいつも考えるべきです。
カウンセリングにおいても
私はこの考えを大切にしているし、
自分がどうありたいか
どんなカウンセラーでいたいのか
ということは、
いつも振り返るようにしています
カウンセラーとしてどうありたいか
という信念や信条が
カウンセリングの質そのものを左右するからです。
カウンセラーの価値観や信条が
傾聴の質そのものを左右する、という話は
カウンセリング講座で詳しくお伝えします!
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