参考になるか分かりませんが、
我が家の体験談も、
時々お伝えしていけたらいいなと思っています
救われる人がいるならば、書いて!
と長男の了承も得ています
長男は、
とにかく寝ない赤ちゃんでした。
冗談でもなく、比喩でもなく、
一晩中泣いていたと記憶しています。
やっと寝たように感じられても
とにかく眠りが浅い。
おしりセンサーという表現がありますが、
おしりどころか…
私がそばで呼吸しただけで
起きる!!泣く!!
ベッドにおろせるなんて夢のまた夢
抱っこしながら座って眠るのが
当たり前になっていました。
はじめての育児で気も張りつめていて、
毎晩毎晩ヘトヘトでしたね
しかし、
20代前半で出産したため
まわりに赤ちゃんのいる友だちがおらず、
比較対象がなかったこと
若くて体力も十分にあったため、
なんとか対応できてしまったことで
特に問題だと思わずに過ごしていました
うすうす他の子とちがうように感じながら、
向き合う勇気がなかったとも言えるかな。
この頃は、
看護師・保健師の資格は持っていたものの、
精神科の仕事には出会っていませんでした。
結婚前は大学病院の外科で勤務し、
結婚して看護師を辞め、専業主婦をしてました。
発達関係の知識は、
看護学生時代にチラッと習っただけのもの
今から思えば、生まれてすぐから
睡眠障害があったのかなと思います・・
睡眠障害は、
その後も長男の困りごとの1位をキープし続け
(本人談)
一時お薬にもお世話になりながら過ごしてきました。
夜間眠れていないためか、
昼間もグズグズと機嫌が悪く、
とにかく泣く
当時なぜ疑問に思わなかったのか…
というよりも
疑問に思いながらも認めたくない気持ちとか
うちもそうだよ!と言われれば鵜呑みにして
自分に言い聞かせたりとかしていたと思います。
とにかく
はじめての子育て+手のかかる赤ちゃんで、
精神的にかなり追い詰められていました
私、今と顔が全然ちがう・・
長男を連れて外出すると、
若いお母さんが赤ちゃんをグズグズと
泣かせているものですから
お年寄りやおばさま方が
こぞって声をかけてきて
心無いことを言われ
いつも傷ついていました
泣く赤ちゃんを抱っこして
自分も泣きながら早足で家に戻る・・
そんなことがほんとうによくありました。
外でニコニコしている赤ちゃんを見ると
私の何がだめなのかな…
やり方が悪いに違いない…
いつもそういう思いに駆られました。
なんとかしようと、
育児本を買ってみたりネットで調べたりして
良さそうなものはすべて試してみました。
でもまったくしっくりこない!!!
効果も感じられない・・・
この頃の私は劣等感でいっぱいで、
自分のことでいっぱいいっぱいでした…
思い返しても
長男を可愛く思う余裕が全くなく、
本当に申し訳なかったと思っています。
もっと可愛がればよかった
いつも、
この頃を思い返すと懺悔の気持ちで
苦しくなります。
心からの「かわいい!!」「大好き!!」をあげられなかった。
小学校にあがり、
問題行動が出てくると、
いつも幼少期の関わりを責められているような苦しさがありました。
長男が生きづらさを訴えるたび、
なにか問題を起こすたび、
あの頃の接し方が違っていれば、
違う今があったのかな・・
そう考えて、落ち込んでばかりでした。
でも、誰にもその思いを言えることなく、
いつも平気なふり、気丈なふりをしていました。
【次のおはなし】
いつまでも続く夜泣きに疲れ果て、まわりに馴染めず孤独だった長男くんの幼稚園入園前
【長男くんシリーズ・未就学時代編】
激しい夜泣きに悩み、小さな違和感に気づかないふりをし続けた赤ちゃん期
いつまでも続く夜泣きに疲れ果て、まわりに馴染めず孤独だった長男くんの幼稚園入園前
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大阪で公立校スクールカウンセラーと精神科訪問看護師をしています。
息子は3人とも不登校経験あり、フリースクール・通信制高校に通ってます。
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