アメリカで看護師１６人が同時に妊娠！？もし日本なら大きな非難を浴びそう

こんにちは。

横浜鎌倉のお産トラブル予防トレーナー英子こと川崎英治です。

※２０１６年２月１４日より女装セラピスト『英子』として活動しています。

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アメリカアリゾナ州にある『バンナー・デザート・メディカル・センター』という病院に務める看護師１６人がこの度同時に妊娠をされたそうです。

看護師１６人は集中治療室の３つの班にそれぞれ配属をされているそう。

このニュースを目にした時正直、

「同じ職場で１６人が同時に妊娠したってこの病院この先だいじょうぶなの！？」

って思いました。

日本では保育士さんや学校の先生などが人員不足の現状を鑑みて子供を作る時期をそれぞれでずらし自分の順番を待っているのだとか。

自主的な対応をする人もいれば、同僚や上司からそのようにきつく指導を受ける事もあるようです。

芸能界では主役級の女性が先の仕事が決まっていながら妊娠をして急遽降板を申し出るというケースもあるのだとか。

妊娠をしても出産直前まで仕事を続けられている女性は多くいます。

ですが、妊娠初期は悪阻などで体調を崩す事も多々ありますし、妊娠前と同じような仕事量をこなす事が難しくなる事もあります。

仕事内容によっては継続が不可能となる事もあるでしょう。

そうなれば当然同僚や取引先、お客様などにしわ寄せや迷惑が掛かります。

『仕事人であれば周りへの影響を考えるべき』

ケガや病気・事故であれば止むを得ない部分があります。

ですが妊娠は避妊をする事で自身で管理が可能です。

そういった面を考えると周りへの影響を考えない妊娠は無責任であると言う声が少なくはありません。

妊娠・出産・子育てで長期的な休暇を取得するとなれば雇い主に大きなダメージとなる事もあるでしょう。

僕もこういった産前産後のサポートという仕事をさせて頂いてはおりますが、場合によっては妊娠のタイミングは考えた方が良いケースもあると感じています。

そんな中アメリカのこの病院ではとてもポジティブに今回のこの妊娠を捉えています。

アメリカでも人員不足の現状は日本と変わらないようです。

集中治療室勤務の看護師総勢何名中の１６人かはわかりませんが、１６人ともなれば相当な影響があるでしょう。

集中治療室という特質性から、

「彼女らは一体何を考えているんだ！？」

と非難されてもおかしくはありません。

であるのに病院側は１６人の彼女らにお揃いのベビー服を贈って祝福をしたのだとか。

もう、やる事が素敵すぎる。

日本でこんな事ができる社長はどれだけいるでしょうか。

やはりアメリカは違いますね。

妊娠している彼女達の素晴らしい笑顔が全てを物語っています。

きっと皆さん仕事を続けながらも素敵な妊娠生活を送られているのでしょうね。

やがて来る出産も皆さん良いお産となりそうです。

会社の対応から信頼を無くし産後の仕事復帰はせずに退職をされるママさんもいらっしゃいます。

ですがこの１６人の看護師さん達はきっと戻って来られる事でしょう。

最愛のパートナーとの間の新しい命を授かる妊娠。

こんなに最高でハッピーな事は他にありません。

数年もタイミングを逃してしまうと不妊に陥ってしまう事もあるでしょう。

子供がいないうちにと不仲で離婚となる事もあるでしょう。

妊娠のタイミングもきっと偶然ではなく必然。

授かるタイミングを回りの環境を考えて行わないといけない現状は果たして正しいのか。

子供が欲しいタイミングで妊娠できない事が少子化に繋がっていないのか。

無理なく周りがサポートできる社会の仕組みが必要ではないのか。

女性の妊娠を手放しで素直に喜べる社会でありたいものですね。

日本もこんな粋な事が当たり前にできる国になって欲しいです。

看護師１６人が同時に妊娠、全くの偶然アメリカ病院（CNN JAPAN）