地球のどこかで生活日記 -18ページ目

地球のどこかで生活日記

<2016年11月からノルウェー・オスロに引越したので、タイトルも変えてみました。>
2011年12月 ブエノスアイレスへお引越し
2016年11月 オスロへお引越し

東京、おめでとうございます。昨日のブエノスアイレス、TVはいたってIOC総会の件は無関心。中継してたのは1チャンネルだけでした。

さて、大雨の昨日から一転、今日は快晴晴れ 家の周りを散歩してたら、あら目
アルゼンチンが誇る作曲家Astor Piazzollaのお家だったことを示す標識が、うちの隣のブロックの建物に目
ピアソラ氏は、タンゴ音楽に、ジャズやクラッシックを融合させて、あまり人気のなかったタンゴ音楽を復活させたのだ。
代表作は、「リベルタンゴ(libertango)」「さよならお父さん(adiós noniño)」など。
特に、リベルタンゴはピアソラの名前を知らなくても一度は聞いたことのある曲のはず。チェロ奏者のヨーヨー・マが奏でるバージョンはイチオシですグッド!
youtubeでお探しあれニコニコ
今日郵便局に小包プレゼントを取りに行ったら、1時間立ちっぱなしで待った。国際小包は取りにいかないといけなくて、20人さばくのに40分。最初の20分は全く微動だにせず。疲れた~ショック! ほんと、公共サービスって無きに等しく。日本の地元のお役所に行くと「ご苦労様です」と言われムップンプンとしてたのが可愛くおもえる。

公共サービスといえば、全くアルゼンチンとは関係ない話。強盗にあって携帯、財布がま口財布盗られた男性が、福岡から仙台まで徒歩スポーツで帰ったっていう話。ビックリ汗 靴に隠してた2000円で食いつないだらしいけど、うーむ… まずその状況なら警察行って、警察から家に電話して、親に飛行機飛行機のチケット買ってもらうとか考えませんか? さすがに警察はお金までは貸してはくれないだろうな… 前に旅行中にパスポートなくした時、大使館で帰国用のパスポート発行してもらったけど、お金持ってなかったら貸してくれるんだろうか?

しかし、熱中症病院にならなくて良かったね、この男性。

今、日本のメダリストなどがオリンピック招致活動でブエノスアイレスにいるんだね~。昨日youtubeで日本のニュース見て初めて知りました。水泳の北島選手とか… オリンピックは見るだけで、あまり関心のない私。多分総会会場の周辺に行ったら、有名な方々の姿をパパラッチカメラできるのかもしれません(ミーハー?)。北島選手を始めとする日本の著名アスリートとか、スペインの美人皇太子妃とか、年々渋さを増すデンマーク皇太子とか、安部首相もサミット後のロシアから来るっていうし。

ちなみに今まですれちがった、または見た中で一番の大物。
ハリウッドスター映画のベン・スティラー
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(コメディ俳優のイメージしかないけど、久々に見たら渋みを増してステキ!意外と身長は低かった)

スウェーデンのマデレーン王女(多分本人)も、近くでみたよ王冠1
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(日本の誇る山中教授と一緒のノーベル賞ディナー。教授恥ずかしそうです得意げ)ちなみにお兄様もイケメン王子様にひひ




アルゼンチンは、イタリア系とスペイン系移民の子孫が主だけど、その他色んな国の人々が住む多民族国家です。ここ数日凄いコトになっているシリア系爆弾ドンッ、近隣のラテンアメリカ、日本をはじめとするアジア系、数は少ないけどスウェーデンやドイツなどの北ヨーロッパ系、ユダヤ系…

ちなみに今日?はユダヤ人の新年なんだそう。近くのパン屋にバゲットを買いに行ったら、「ユダヤ教の新年なので今日から金曜日まで店仕舞いするから、バゲットはもう無いんだしょぼん」とのこと。ほー、アジアの旧正月みたいなもん?

ブエノスアイレスのユダヤ人人口は、南北アメリカではニューヨークに次いで第二の規模だそう。第二次世界大戦の頃逃れてきたらしい。後頭部に小さな帽子を載せて長い髭を生やしてるオーソドックスユダヤ人を良く見かけます。

ちなみに元ナチス高官も戦後逃亡してきており、正体がバレてドイツに送り返された人の中には、ユダヤ人ガス室送りの指揮的役割を担ったアイヒマンという男が有名だそう。この前行ったコルドバの周辺には結構な数の元ナチスが潜んでたらしいガーン。そういや、中学生の時「20世紀の最後の真実」by落合信彦、っていう本を読んで、へ~ショック!と思ったな…

さて、そんなユダヤについて調べた後ですが、ユダヤ人じゃない私の本日の夕食は豚肉ブタ 汗の煮込みです…
昨日、ネットで話題との「方言チャート」なるものをやってみた。東京女子大学の学生の開発で、質問にYESNOで答えるだけで出身地を当てるそう。
残念ながら当たらなかったけどね…汗 東京、神奈川ときて(生まれも育ちも東北なんだけど…)、4度目の挑戦にしてやっと正解…ゴミを「投げる」の質問が分岐点だったらしい。そういや東北ではそう言うかも。東京で働いてる時、出身地を言うと「訛ってないね!」と良く言われた私。大半の地方出身者は標準語と方言のバイリンガルなのだ。

大阪出身の友達は、バッチリ正解だったそうで、その会話から「指をつめる」(ヤの世界!?)と言うのが、大阪では「指を挟む」っていう意味だと初めて知った‼ それで色々調べてみたけど、方言の世界って興味深い目

ちょうどスペイン語でも、スペインのスペイン語とアルゼンチンスペイン語の違いを学んでいる所。今、メキシコ人作家の本を読んでるけど、それもまた単語が違っている。
日本語の方言は北と南の人で話が通じなかったりするけど、スペイン語はそこまでにはならないとしても、時々はてなマーク目と言うのはスペイン語話者同士でもあるらしい。

語学は奥が深いね…
2020年のオリンピック開催地決定の総会が、今週からここブエノスアイレスで行われるそう。東京も立候補してるんだね~走る人 日本からは、猪瀬都知事や安部首相、皇族の皆様が来るとか。
対抗馬はマドリッドとイスタンブールだそうで。
昨日の新聞にこの3都市を比較したグラフが載ってました。財力が一番あるのが東京、でも市民の支持が最も少ないのも東京でした…
ま、あたしが今も現役都民なら、ただでさえ混雑してるし、オリンピックの費用対効果を考えたら、もっと他に税金使う所があるでしょ、とは思うでしょうね。
それに、もし大地震が起きたらどうするんでしょ。対策はしてるだろうけど、地震国以外から来た外国人は大パニックになるでしょうね… 実際避難とかどうするのかな?
あたしの人生引っ越しばかり~音譜 って訳で家探しは継続中。5軒程見に行ってきた中イイなと思ったのは2軒。内一軒は、条件が合わない…もう一軒は、私だけ見に行ったので、一人じゃ決められん。
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大家さんが引っ越して来たいから、と言う理由で今家探し中なんだけど、階下の家が空いていると言うので家賃を聞いてビックリあせる 23000ペソ!! パートナーにその話をしたら、何故大家さんが契約更新しないか分かった!目と言い出した。

そういえば内覧に行ったところでも、家賃をドル建てで提示するところとペソ建てのところがあって、ドル建てのところでは非公式レートで計算した金額で払ってね、とのこと(ドルの入手は基本的には無理なので、実際の支払いはペソ建てになる)。ちなみに公式レートは1ドル=5.6ペソ、非公式レートは1ドル=9ペソってとこ。
と言うコトは、例えば同じ1000ドルで家を貸し出すなら、大家的には非公式レートで計算してがっぽり儲けたいワケです。なんて腹黒いの~手裏剣ドクロ
我が家が今の家を契約した時は、ドルは公式レートしか存在しない時だったので、大家的にはここで非公式レート計算の契約に切り替えたいワケです。そんなに払えるかっむかっ

しかもインフレというか、2年目の家賃は25%増しとか言うところも多い。
どーするかな~…


先日、Apple社リンゴの創業者スティーブ・ジョブスの映画「Jobs」を見に行ってきた。Appleの回し者でも何でもないけど、ウチにはiPhone2台にiPad2台、パソコンもApple製品だし、若干売上に貢献してますね…べーっだ!実際日々のメールやネット、ブログ書きはiPadですませてるし。

ジョブス氏のファンでも何でもなかったので、映画はまあまあと言ったところ。創業者だけど一度追い出されるという痛い経験の後、倒産の瀬戸際にあった社に戻ってきてヒット商品を次々発表して見事に立て直し、一昨年50代半ばで亡くなった際には、構想中の製品のアイディアを書き残したメモが多数あったそう。
大学入学当初、学校のコンピュータラボにはMacが総並びしてたな~。懐かしいです。スクリーンがフラットじゃなくて箱みたいなやつパソコン

今なんてiPadで指先でスイスイっとすれば何でも調べられちゃうし、地球の裏側日本で起こった事が瞬時に分かる。うーん、なんていい時代!私に子供が出来て、ネットや携帯の無い時代の事を話したらどんな反応するんだろうか。まるで宇宙か石器時代から来たと思われるんではないだろうかショック!
こちらの人々は、老人・妊婦・乳幼児連れにとても優しい。公共交通機関の座席はもちろんのこと、スーパーのレジには優先レーンもあります。バスなんかでも、そんな人々が乗り込んでくると、まるで鍛えられた瞬発力で、何人かが座席を立つ。素晴らしいものですクラッカー
そんな中ふと思うのが、子供に席を譲るか否か。そして何歳位の子になら譲るか?乳幼児連れのお母さんが来たら譲るのは当然として、たまに小学生低学年の子供が、大人(大抵若い男性)から席を譲られて堂々と座っている。
日本人的には、激混みの車内で立ってる方が危ないと思われる場合を除き、その位の年齢の子供には立っているように教えると思われるんだけど、どうなんでしょう。それとも私が冷たいのかな?

ちなみに我が家の北欧人によると、スウェーデンの乗り物では大抵いつも席が空いてるから譲らないね、とのこと。さすが人口少ないな目
また週末。一週間過ぎるの早~!
先週末三連休だったので、友人と4人でアルゼンチン第二の都市コルドバに行ってきました車。片道約700キロ、後部座席で座ってるのも疲れるもんです。

さて、コルドバ。国土のちょうど真ん中に位置していて、1600年代初頭にはアルゼンチン初の大学、国立コルドバ大学が設立されたところ。学生が多い町です。
近郊は丘陵地帯で空気が綺麗星空。喘息持ちだったチェ・ゲバラも、治療の為幼い頃にコルドバに引っ越してきたという。湿気の多いブエノスアイレスから来ると、カラッとして最高~晴れ

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カプチーノという名の教会

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近郊の街La Falda。乾燥してます。

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7つの滝、という名の公園
アルゼンチンで売ってるミネラルウォーターはコルドバ近郊の水源のものが多し。

今回は時間がなくて行けなかったけど、近郊には、元ナチスが多く身を隠したドイツっぽい街並みが広がるゲルマン系が多く住む町や、イエズス会の修道院など、見所がたくさん。
コルドバ自体も大きい町だけどのんびりした感じで、ちょっと車を走らせれば山に湖にきれいな空気。
また行ってみたいけど、もうちょっと近ければな~…