川越style「川越みがき 暑気払いのつどい」NPO法人武蔵観研 湯遊ランド2019年7月16日 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

 

川越の現場プレーヤーたちの集い。

地域を盛り上げようと活動する川越人たちの交流を深めていく場。

「川越をもっとこうした」

「川越をこの面でもっと盛り上げたい」

想いがぶつかり合い、化学反応を起こす場。

 

人の輪を大きくし、より、川越を磨いていく。
2019年7月16日(火)NPO法人武蔵観研主催で開催されたのが、「川越みがき 暑気払いのつどい」。


「川越みがき 暑気払いのつどい」。

7月16日(火)夜6時半~9時すぎ

川越温泉湯遊ランド・ホテル三光 地下1階「手古舞」

『2008年より続いている川越地域の個人・団体の交流が目的で、出会い・交流・話し合い・団らんの交流会です。
川越の歴史文化を掘り起こし物語ることは、川越をみがきあげることに繋がり、交流会を通して課題を共有し、川越みがきを深化発展することを願います。』
・来賓挨拶 川合善明  川越市長
・来賓挨拶 粂原恒久  小江戸川越観光協会長・住職
・来賓挨拶 金子正之  小江戸川越観光親善大使、川越 藩行列保存会長
・マジックショー
犬竹一浩  株式会社日本アポック代表取締役会長
有志によるミニスピーチ、名刺交換も
平服でお越しください。
貴団体のパンフレットを配布されたい場合は、50部程を持参ください。

川越を磨き上げようと手古舞に集結した川越人たち。
今年は46人の参加がありました。初参加も多数見られました。

川越みがきは川越を盛り上げようと活動している、これから行動を起こそうとしている人なら誰でも参加することができます。参加は主に主催のNPO法人武蔵観研のFacebookページから。

川越のキーパーソンたちが多数参加することでも知られ、川越内人脈作りにも最適です。

こうした場で、「自分は川越でこんなことをやっている」「これからやっていきたい」と発表できることが貴重。

川越みがきの主催となっているのが、「NPO法人武蔵観研」。

「NPO法人武蔵観研」

https://www.facebook.com/NPO%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E6%AD%A6%E8%94%B5%E8%A6%B3%E7%A0%94-508383086246515/
NPO法人武蔵観研は、観光と情報活用の視点から実用研究・学術研究を行い、観光情報学の確立・発展を図るとともに、観光産業の発展とそのための研究に寄与することを目的」に2008年6月に設立されました。現在会員が30人ほど。  

事務所は湯遊ランド1階にあります。もちろん、広域観光や地域おこしに関心がある人なら会員関係なく誰でも参加することができます。毎月第二火曜日に定期的月例会を行い、シンポジウムや川越みがきのような交流会も開催しています。

川越みがきは、川越地域の団体・個人のキーパーソンが集まって出会い、交流、団らんを深めて繋がり、川越ネットワークを広げていくという主旨のもと始まった。

「川越みがき」という名称は、川越の歴史文化を掘り起こし、物語ることは、川越を磨き上げることに繋がる、交流会を通して、川越みがきが深化することを意図していました。

 

川越みがきは毎回趣向が凝らされ、2016年開催時には、全体交流の他に4人をピックアップした時間を設け、シーラ・クリフ氏(十文字学園女子大学教授)、山野清二氏(埼玉大学名誉教授)、ベーリ・ドゥエル氏(東京国際大学教授)といったの重鎮の中に「おとまち小江戸」代表の細渕さんが招待されていたことが話題になりました。

(2016年「川越みがき」)

 

2018年の川越みがきでは、、「お掃除ユニット川越CLEAR'S」(小江戸川越観光親善大使)、「後藤詩乃」(さいたま観光大使)の2組のライブも行われました。

(2018年「川越みがき」)

 

他にも、NPO法人武蔵観研では、独自企画の催しを行っており、2018年12月公開例会として開催したのが、「車座講和 川越氷川神社 山田宮司」。
場所:川越氷川神社 旭舎文庫
川越氷川神社山田宮司のお話しを聴く催しで、雰囲気のある古民家の2階で19人の参加者がありました。

(2018年12月「車座講和 川越氷川神社 山田宮司」)


2019年1月22日(火)には手古舞"にて「川越みがきのつどい 新年会」を開催。
43人の参加で、蓮馨寺粂原恒久住職のスピーチがあり、地元で活躍している5人の活動報告を聞き、懇親会が行われました。

(2019年1月「川越みがきのつどい 新年会」)
 

NPO法人武蔵観研の一年の流れ、新年には「生業の文化」にフォーカスして、商業者が絡まり合う応援と意見交換の新年交流会。
夏は、多様な日本の文化らしく、皆さんが話したいことを自由に発表し合う、暑気払い交流会。
実りの秋は、「日本人と日本の神様との文化」にフォーカスして、生活に結びついた神様のお話と収穫季節交流会。
そして、夏の時期は、夏を乗り切るためにみんなで楽しく語り合おうと、「暑気払い」です。

色んな人が集い、自分が話したいことを話す場が川越みがき 暑気払い。
ここではロジカル・スピーチは要らない、暑気払いだから。

普段固くなった脳みその力を抜いて柔らかくするんです。暑気払いだから。

そして明日から、改めて、「地域を主役にする地域人」に蘇ります。
日本人は大昔から祭り騒ぎをしてきました。自然の力を恐れ敬いそこに神様を感じました。

自分達に災厄も恵みももたらす存在にひれ伏しました。

自然の神にひれ伏して、顔を隠したりして、日常とちがう非日常の場を作り、普段の垣根を外して交流しました。それが自分の生命の再生になりました。そういう場なんです。
 

川越は、地元愛が強い人たちが多い街で、いやそれは、地元愛が強いという言い方では実体が伝わらないほど、地元愛を強烈に持つ人たちが多い街。外から川越にやって来た人が、川越に馴染んでくると見えてくるその実像に、驚きを持ってこんな街は他にはないと言及されることが多い。

全国的にもこのような街は珍しいのでは思わせるのは、地元愛が強い意識だけでなく、川越のために、川越を盛り上げるべく具体的活動をしている人が多いということで、町中で、市民による川越を盛り上げる活動が見られる街、川越。

そうした状況から常に言われているのは、市内で点で様々な活動はあるけれど、点と点を結び、連携することで線となり、線を繋いで面で発信していけば川越の魅力はもっと大きく伝わるのではないか、ということ。

ただ、言うは易く行うは難しで、連携を促す異業種交流会などは活発に行われていますが、本当の意味での街を一つに、は容易いことではない。

そのなかで、これだけの顔触れが集まり、本当の意味せ点と点を線にし、線と線で面にしていく主旨を実現しているのが、NPO法人武蔵観研の「川越みがき」と言えるでしょう。

 

2019年7月16日、湯遊ランド・ホテル三光地下1階レストランの手古舞に続々と集結する参加者。

今年はどんな出会いがあるだとうと、色んな人との交流を楽しみにした人たちが集まっていました。司会進行は世話人の鈴木弘之さん。
開会に先立って、NPO法人武蔵観研代表理事の桑原政則さんが挨拶。

続いて、「潮流:世界・日本」というテーマで講演を行いました。

 

来賓挨拶では、川合善明川越市長は「川越の観光、オリンピックについて」というテーマで講演。

川越みがきでは、川合市長と粂原住職のスピーチが恒例となっている。(今回の川越みがきでは粂原住職は急きょ欠席)

観光について川越市の現状として、観光客の数の推移を紹介。

川越市を訪れた観光入込観光客数は、この10年の間、右肩上がりに大きく増加。

平成28年には年間700万人を突破、平成30年は734万人となった。

さらなる観光客数の増加へ、

・平成30年の外国人観光客は引き続き増加(279万人 前年比8.2万人増)

・平成30年の「川越氷川神社縁結び風鈴」では、50万人を集客(前年比15万人増)

さらに、令和元年のGW10連休は、403,000人が川越来訪。

川越市を取り巻く状況として、

■川越氷川祭の山車行事がユネスコ無形文化遺産登録(2016年)

■平成28年の観光客数が700万人を突破(2016年)

■東京オリンピック開催(2020年)

■市政施行100周年(2022年)

こうした好機(追い風)を捉え、各種施策を推進している。

そして、川越市の観光振興の取組として、令和元年における観光事業の推進を説明。

◇インバウンドに向けた魅力発信

訪日外国人向けフリーペーパーの作成、

海外旅行博 タイ、台湾、香港、インドネシアの4ヵ国を予定

ラグビーW杯でも熊谷ラグビー場(3ヵ所)で観光PRを予定

◇受入環境の整備

トイレの洋式化

市内観光スポットでの公衆無線LAN整備

◇鉄道3社との連携

JR東日本・東武鉄道・西武鉄道「川越ブランディング事業」

◇DMOの推進

一般社団法人DMO川越において、マーケティング調査等に取り組みます。

さらに、「縁結び川越」として、参加型周遊なぞときイベント、6商店街が連携した夜のイベント、旧山﨑家別邸プロジェクションマッピングを開催。

 

次に東京2020大会(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会)について。

ゴルフ競技 会場:霞ヶ関カンツリー倶楽部

男子 7月30日(木)~8月2日(日)

女子 8月5日(水)~8月8日(土)

競技時間 7:30~15:30(決勝のみ16:00)

◇競技会場への輸送

想定来場者数(選手・大会関係者・観戦客):25,000人/日

2019年2月に笠幡前広場改修終了。

◇埼玉県の都市ボランティア

埼玉県と会場自治体が協力して研修会等を実施する

川越市と狭山市がゴルフ競技会場分の運営事務に携わる

◇オリンピック聖火リレー

川越市通過決定 2020年7月9日(木)

◇国際交流の推進

川越市とタイ王国空手連盟による「東京2020オリンピック競技大会事前キャンプに関する協定」締結(2019年2月14日)

タイ王国を相手国とするホストタウン登録決定(2019年4月26日登録)

タイ王国旧お正月水かけ祭り(2019年6月名細市民センター)

タイ空手ジュニア選手団の合宿受入れ

(川越style「ソンクラーン」タイ王国旧正月水かけ祭り 名細市民センター 埼玉県在住タイ人クラブ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12016546141.html

◇川越ならではのおもてなし

・多言語による取組

川越商工会議所:外国人観光客向け接客マニュアル

川越市:多言語指さしコミュニケーションシート

埼玉県:これで解決外国人おもてなしがガイド

・市内の飾りつけ(バナーフラッグ、花)

◇大会機運の醸成

・オリンピックコンサート2019in川越

開催日時 令和元年8月3日(土)

会場 ウェスタ川越大ホール

 

続いて、川越藩行列保存会の代表で小江戸川越観光親善大使、金子正之さんの講演。

主に川越藩行列保存会の活動を紹介しました。

(川越style「川越藩行列保存会 登城の日」川越城下巡り 毎月最終土曜日実施
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12388171436.html

熱心に話しに聴き入る参加者。川越での活動事例を聴き、「では、自分ならどう川越を盛り上げられるか」、一人一人が思いを巡らせているようだった。

街のことを自分のこととして捉え、自分だったら何をできるのか考えるのが、さすが川越みがきに来るような参加者。

 

真面目な話しだけで終わらないのが川越みがき、お楽しみ企画としてマジックショーも開催されました。
犬竹一浩さんが華麗なマジックを次々と魅せ、会場内を盛り上げる。

 

この後は乾杯となり、参加者同士の交流の時間となりました。

川越にはどういう活動をしている人がいるのか、川越で自分はこういう活動をしている、川越内マッチング、リアルな顔合わせが川越みがき。ネットとはまた違う、リアルならではの力強さがありました。

川越で自分がやっていることを知らせるため、今ならネットを使ってとまず発想される時代ですが、川越内の発信力あるキーパーソンと繋がりたいと思ったら、やはりこうした場が何より有利。結局。体を使い、手間をかけ、少しずつ人の輪を広げていくこと以外に近道などないのだ。

 

途中、武蔵観研の一瀬要さんの進行で参加者の中から人物をピックアップして活動報告の時間が設けられました。

各自の活動を紹介・共有してもらい、川越で繋がるきっかけとなるようにしていた。

・古民家恵比壽屋 溝井敏幸さん
・小江戸川越観光親善大使 和裁士 小杉亘さん
・K.E.プランニング 星井夫妻
・かわごえ里山イニチアチブ 増田純一さん
・川越美人倶楽部 宮崎馳弓さん
・トータルビューティーコーディネーター 比企文化教室 熊澤貴子さん
・フリーアナウンサー 堀江政史さん

・古民家恵比壽屋 溝井敏幸さん

「古民家恵比壽屋」
HP:
https://mapleeihide.wixsite.com/ebisuya
Facebook:
https://www.facebook.com/kominkaebisuya/

 

・小江戸川越観光親善大使 和裁士 小杉亘さん
 

・K.E.プランニング 星井夫妻
 

・かわごえ里山イニチアチブ 増田純一さん
『かわごえ里山イニシアチブ – みんなで連携して生きものの賑わいを取り戻そう』
HP:
http://kawagoesatoyama.ciao.jp/
Facebook:

https://www.facebook.com/kawagoesatoyama/

 

 

・川越美人倶楽部 宮崎馳弓さん
 

・トータルビューティーコーディネーター 比企文化教室 熊澤貴子さん


・フリーアナウンサー 堀江政史さん

 

他にも、ウニクス川越支配人、YouTube「埼玉チャンネル」、ウェスタ川越目の前にある「GRILL&DINING SUNNY」と六軒町にできた「STEAK&CURRY ROCKEN ROLL」さんなども参加していました。

(川越style「STEAK&CURRY ROCKEN ROLL(ロッケンロール)66」六軒町

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12485729659.html

 

 

最後まで活発な交流が見られた川越みがき 暑気払いのつどい。

この日の交流を通して、また、川越の現場人たちが繋がり、次の展開が起こっていくでしょう。

川越は現場から動きが始まっている。

人と人を繋ぎ、川越をさらに磨いていく。

 

川越みがきはこれからも川越を縁の下で支えていきます。

 

「NPO法人武蔵観研」

https://www.facebook.com/NPO%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E6%AD%A6%E8%94%B5%E8%A6%B3%E7%A0%94-508383086246515/