この前の日曜日。
地元、枚方市の淀川沿いの道をちょいと入って
歴史を感じる街道っぽい小道を進んだ場所にある
枚方市の史跡、鍵屋資料館へ。
鍵屋資料館とは、鍵屋さんの資料館ではなく
【鍵屋】という
江戸時代の大坂と伏見を結ぶ三十石船の船宿で
大正、昭和期には料亭として使われていた建物。
表玄関は京街道、裏口は淀川に面しています。
趣ある表玄関
なぜ訪れたかといいますと
こちらの講座を聴きに行ったのです
江戸時代の水怪
〜水にまつわる妖怪文化〜
この暑さ、涼しくなりそうな講座でしょ!?
河童など水にまつわる妖怪のお話。
鍵屋資料館2階の大広間での聴講、
お部屋も涼しくて快適な時間でした〜。
講師は京都先端科学大学准教授の木場貴俊先生。
妖怪の専門家というわけではなく
江戸時代など近世の日本文化を研究されてるそう。
私もめちゃめちゃ妖怪に興味があるわけではなく
しいていえば河童に興味があるというか、
岩手県の遠野で河童捕獲許可書GETしてますし
何年か前に地元の喫茶店さんに
お店に飾る河童のイラストをご依頼いただいたり
何かと河童とご縁が!?
河童のイラストを描く際に
河童とは?と調べたのがなかなかおもしろくて
河童を通して地域の文化を知るのがオモロいなー、
という(笑)
今回の講座では自分で調べて知ってたこと以外にも
【カッパ】は関東の方言で、
大阪など西日本は【カワタロウ】と呼ばれたりと
名前の地域性や、
東日本の河童の絵はカワウソ型、
西日本の絵は猿のように毛が生えてる、
などなど新たに知ることができました〜。
何より面白かったのは
昔の人が河童などの妖怪を
どのように認識し、学問的に分類してたか、
動物の一種としてたり、化け物と分類してたりとか
時代や地域によって違うらしいのです。
そういう文化史的な側面からの研究方法を学べて
大変勉強になりました!
調べごとをするときの参考になるわ(笑)
9/9まで鍵屋資料館では
こんなオモシロイベントも開催されてます!
館内にいる妖怪を探してワークシートに記入すると
参加賞がもらえるそう
ちなみに
河童さんもおります
入口にも、、、。
今年は例年に比べて
水難事故のニュースが多いような?
河童のせい、、とは言いませんが
暑さやゲリラ豪雨で
水量や流れ、水温が例年と違うのかも?
どうぞ皆様もお気をつけて残りの夏を
楽しみましょうー!!
その前に、台風が動かなくて怖いっ!!
大きな被害が出ませんように