今回の関東滞在、ちょっと足を伸ばして長野のへ!
似顔絵筆文字名刺をコラボしている
書道家の新井結加里さんが住む八千穂村。
新井さんのブログ
新井さんとのコラボ名刺
長男くんに手作りの土器をもらい、
次男くんにリアル土器を見せてもらい、
新井さんには青銅鏡の出土地に連れてってもらい
そんな内容を書いた昨日のブログ
これはいろいろ調べたいねー
と、新井さんと図書館が入っている茂来館へ。
ここではイベントで似顔絵を描いたこともありますよ!
10時に開館してすぐ図書館の奥にある
郷土資料の書籍がある部屋に入って
まずは佐久穂町の文化財の本をチェック
青銅鏡について書かれておりました。
青銅鏡は平安時代の八鈴鏡とのこと。
やっぱ古墳時代じゃなかったかー(笑)
次男くんが見せてくれた土器、、
同じ町の違う場所で出土した
縄文早期から前期にかけての花積下層式土器に
似てるような。。
しかも、植物の繊維を土器に混ぜてるって!
まさに次男くんの土器にあったこれ
植物の繊維ちゃうん??
などなど大盛りあがり!
友達の家の周辺に遺跡がたくさんあると分かったり
調べれば調べるほど面白い
佐久穂町は
満州からの帰国者が移り住んだ地域があったり
初めてワクチンを無料接種できるようにした自治体
だったり、、
まだまだ知らない佐久穂町について学んで
気づけば1時間くらい
郷土資料コーナーにいてた!
で、続いて
佐久穂町といえばこちら
北沢の大石棒!!
日本一の石棒があるんです!!
石棒って何?、、縄文時代につくられた男性器型の石器で、土偶が女性を表しているのに対して、石器は男性的な呪術具として考えられています。
この北沢の大石棒、
これまで畑の隅に建てられていたのですが
文化財として保存するために畑から抜かれ
調査や保存処理のために
どこかに保管されてるとのこと。
どこにあるんだろう?
むかしたんけん館(資料館)に聞いたらわかるかな?
見せてもらえるかな?
ダメ元で
むかしたんけん館に電話して聞いてみようか?
なんて話していたら
ええええええーー!!
図書館を出てすぐのところに
石棒が運び込まれてるーー!!
めっちゃタイムリー!!!
まさかの
石棒の方から
私に会いに来てくれたー!!
、、、いや、違うか(笑)
郷土資料コーナーを早めに切り上げていたら
搬入に立ち会えなかったのでは?
1時間も楽しんでよかったねー!!
って、またまた大興奮っ
それにしても
330kgもある石棒の搬入は大変そう
慎重に慎重に展示されてました。
ちなみに文化財の方が言うには、長さは2.23mでアンドレザジャイアントの身長と同じとのこと。アンドレザジャイアントの体重が200kgちょいなので、さすが石棒の重さよ(笑)って、例え方が独特でよくわからん
いろいろな発見と出会い、、
ありがたいことにまだまだ続くのでした
続く。
追記
後日、新井さんが次男くんの土器を佐久穂町の文化財の方に見てもらったら、縄文早期と中期の土器だったとのこと。全然違ったーやっぱ素人の鑑定なんてそんなもんよまだまだ勉強不足です!
追記2
その後、私も気になって佐久穂町の文化財課の方にお電話で質問させていただいたところ、縄文中期のだけれども、いわゆる長野の縄文中期の装飾が派手な全盛期の土器ではなく、大きい方は前期に近い中期、花積下層土器ではなく諸磯B式土器系のもの、小さい方は後期に近い中期の末の土器とのこと。
花積下層式土器はもっと植物の繊維は混ざってるそうです。
土器の見方、胎土の見方もいろいろ教わり大変勉強になりました!
お忙しい中、本当にありがとうございました!!
私が思ったとおり、いわゆる装飾モリモリの中期の土器ではなかったけど、逆にそれが出てないのが気になるー!!
ますます興味が湧いてきましたよ