大阪府池田市歴史民俗資料館 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

9月に訪れた大阪府の北部にある池田市。

いくつか古墳を巡ったあと
  



池田茶臼山古墳の近くにある


池田市歴史民俗資料館へ行きました。

入館無料OK

こじんまりながらも

先史、古代、中近世、

情報がよくまとまった資料館です!



旧石器、縄文、弥生時代の池田。

縄文時代から生駒山西麓の土器が使われてたって!

弥生時代末の生駒山西麓産土器の使用は聞くけど

縄文のは初めて聞いたわびっくり、、と思ってたら

弥生土器の展示で




弥生末の庄内式カメは生駒山西麓産のものが

各地に運ばれましたが

池田には持ち込まれず、

模倣品が作られましたっ!!ってびっくりアセアセ!!

どういうこと!?

庄内式カメの各地への流通が活発になるあたりから

古墳時代に突入していくのですが、、

私が興味ある石材の流通を考える上で

この地域の特殊な土器事情は、、

意外とヒントになるかもー爆笑キラキラ!!!

おもしろーい!!

横浜市歴史博物館で見た庄内式土器下矢印 


それにしても


美しき弥生土器ラブ


資料館を訪れる前に行った

池田茶臼山古墳の出土品や下矢印



娯三堂古墳の出土品もありました下矢印



最近は中近世の展示もちゃんと見るようになり

面白みが分かるようになってきたかもニコニコ

武士の名前や家系はまだまだ難しいけど

地域の特色などがお気に入り♪


近世の池田。


幕府領、大名領、旗本領など

支配層が異なる領地が入り混じり、

在郷町と呼ばれる経済の街としても発展。

西国街道などが通っており

大坂だけでなく江戸へも豊かな品々が運ばれました。馬船キラキラキラキラ



なかでも酒や炭、植木が産物だったそう。


そういえば少し前に、

池田の炭焼き職人をテレビで見たかもびっくりキラキラ

もう1軒しか残ってないそうですが

それでもまだ残ってるということに感動でした!


人々の往来が多くなると

文人墨客も多く訪れ文化も花開いたそうです桜


池田、、近いようでほぼ訪れたことがない

未知の世界でしたが

面白そうな街ですね爆笑キラキラ

古墳だけではなく街歩きもしてみたいな。


資料館ではちょうど


石好きにはたまらんこんな企画がラブ


やっぱサヌカイトだよね〜ラブラブ
石棒は結晶片岩だよね〜ラブラブ

なんつってウハウハしながら眺めましたとさ。