星の田の北斗七星を祀るお宮の桜並木 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

さて、今日から4月!

新年度のスタートです桜キラキラ

皆様の新たな1年が、

ここ数年分の楽しみ全部詰まったような

爆発的に素晴らしい1年になりますようにアップアップアップ


さてブログは、地元界隈桜巡り2022春。

お隣の寝屋川市、交野市の桜。


七夕伝説が伝わる天野川沿いの桜を愛でたあと

さらに生駒山地の山寄りに移動車キラキラキラキラ


母が以前訪れたことがある桜の穴場スポットへ。

それがこちら


星田妙見宮!神社

ここの参道が


桜並木〜ラブ


はぁ、綺麗照れ桜キラキラ

地元の方がチラホラ散歩しながらお花見されてました。

城跡、川沿いに並んで

参道も桜スポットですよねウインク

というわけで撮影タイムカメラルンルン


スマホのカメラ機能の向上とともに

綺麗な写真が撮れるけど

さらにワンランクアップを目指して

桜の写真を撮るコツを調べましたアップアップアップ


ポートレートモードを選択して

手前のお花にピントを合わせます。

そして露光を明るくすると、、



おおおっ!

桜のやわらかで清楚な華やかさ増し増しにおねがい


そして、花も良いですが


やはり新芽ちゃんが気になります。

元気に育ってねー!キラキラクローバーキラキラ


さてさて今回もお花見だけでは終わりません。

歴史小ネタはじまりはじまり~。下矢印


この星田妙見宮。

の田の妙見(北極星・北斗七星の意)の宮

天野川七夕伝説もですが

またまた星にまつわるスポットです神社



平安時代、空海さんがこの地の獅子窟寺で修行中、七曜の星が降臨。ここを北辰信仰の霊場とし、星田村と称しました。

境内には


七曜の星の塚があります星キラキラ流れ星

分かりやすいように


イラストの解説版もあります。






高低差がけっこうきついお宮なので
腰が悪い母連れのため今回は入口で手を合わせました。


他にも妙見信仰、聖徳太子伝説のイラストも。


鳥居の横には


ん!?石馬びっくり馬!?

九州にある岩戸山古墳の石馬を思い出しました(笑)

神社には神馬が祀られてることはありますが

石の馬は初めてみました。


よくよく見てみると


新古今和歌集の代表歌人の1人、
藤原秀能の和歌!

ーーー旅の中 馬のたづなをとり、夕日に包まれた花というものはーーー

夕付く日 暮るる 交野の 桜狩り 花に宿借る 天の川風

平安時代より交野には狩猟を楽しむ京都の貴族がたくさん訪れました。桜の美しい交野は、かりだけでなく、花見したり、和歌を詠んだり、酒宴を開いたりしていました。
本歌は・・・交野の御狩場に馬を連れて花見に来た時の印象的な情景を読んだものです。


さらにこんなのも


大伴家持さんの歌碑っラブ!!

十年七月七日の夜、独り天漢(あまのかわ)を仰ぎて聊か懐を述ぶる一首

織女し 船乗りすらし まそ鏡
清き月夜に 雲立ち渡る

(訳)
織女が今しも彦星の迎え舟に乗って天の川を渡って行くらしい。(船出の水しぶきで)晴れ渡っていた月夜に雲が広がってきた。


七夕の夜、独り天の川を仰ぎ、おねがい流れ星キラキラ

天の川にかかり始めた雲を見て

今しも船出した織女の水しぶきだろうと思う

船アセアセ

家持さーーーーーっんラブラブラブ


どんなセンスよっチューラブラブ

好きな芭蕉の句、

七夕や六日も常の夜には似ず

(意)七夕前日の夜、明日、1年ぶりの再会に織女と彦星が空の上でソワソワしてると思うと、いつもの夜とは違うように感じる

も、すごい想像力だと思ってたけど

家持さんもさすがすごいな爆笑!!


ここで詠まれた和歌ではないだろうけど

桜を愛でながらゾクゾクしたのでしたラブラブラブラブ


やっぱね、、

交野市、すごいっすわ。

 
なんなら、
ニギハヤヒノミコトが天から降りてきた天の磐船を祀る磐船神社もあるし、ニギハヤヒノミコトを祖に持つ物部氏の一派、肩野物部氏が住んでいたとされる土地でもあるし、、
北河内で最初に造られた鍋塚古墳(前方後方墳)もあるし、、
ほんま交野市、すごいんやでニヤリキラキラ


交野市で葡萄狩り下矢印 

念願の7月6日に奥の細道七夕の句碑めぐり 下矢印



   詳細サイト



 

花崗岩質の地下を通った美味しいお水でできた交野市のお酒【片野桜】下矢印

ときどき手土産に購入してます日本酒