先月の中頃、
奈良県天理市の考古学講座を受けて来ました。
黒塚古墳という
4世紀初頭に造られた
なかなか古い段階の古墳の横に
展示館がありまして
なんと
大手前大学の教授さんで
古墳時代の鏡などを研究されています。
いくつか文献を読ませていただいたことがあったので、先生の名前を見て速攻受講の申し込みしましたから!!
贅沢だなぁ!
しかも、、無料ですよ。すべて。
なんとも物腰柔らかい謙虚な先生で
それでいてお話も分かりやすい!!
ただ、
板書されていた
日本列島と『漢』の字の書き方が
ちょっと独特でした(笑)
↑真似して書いてみた。
1時間ほど講義のあとは
さらに贅沢なことに
黒塚古墳から発見された
33枚の三角縁神獣鏡の
レプリカを間近で見学!!
しかも先生に質問し放題っ!!
鏡の本物は東京国立博物館の企画展『出雲と大和』に出展中。。まぁ、これもコロナの影響で早めに展示終了となりました。
三角縁神獣鏡は【陳氏】作や【張氏】作など
作られたグループの名前が彫られたものがあり
それぞれ特徴があるそうです。
こちらは
これは【気】なんだそうです!
おもろ~。
ドラゴンボールの悟空の周りに出るやつみたいな??
↑発想が子供(笑)
そして
これらの三角縁神獣鏡とは別に
画文帯神獣鏡というのがありまして
美しいっ!!
などなど
たくさん勉強になりました!
配られたレジュメにも
予習までしていきましたから!!
真面目かっ!!
この本はまじでオススメです。
日本における古墳時代は
中国や朝鮮半島ではどんな時代だったか?
古墳造営や副葬品にどのような影響を与えたか?
などなど
日本だけでなく東アジア視点から見た古墳時代が書かれています。
森下先生、天理市の皆様ありがとうございましたっ!
そうそう、
以前訪れた際に展示館の方に伺ったのですが
展示館に復元された黒塚古墳の石室は
長野の石が使われているそうです。
長野のどこだろ?
友達が住んでる近くの鉄平石かな?
板石状の安山岩。
それと、
実際の黒塚古墳の石室に使われた玄武岩が
展示館の脇に置かれてるよ
と知り合いに聞いたことがあるのですが
これかな?
まだそこまで新型コロナウィルスが警戒されていなかった時期で開講されましたが、2月末にはこうした講義類がすべて中止になりました。泣
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