小笠原諸島
先日、2ヶ月振りに来院された患者さん。来院回数が減るのは、体調の良いこと考えることにしているけれど、定期的に来られてる方だと「どうしたのかな」と思う。「かなり久しぶりですね」と声を掛けたら「小笠原諸島に行ってたんだよ居心地良くてなかなか戻って来られなかった。」との返事。聞けば、その患者さんのお嬢さんが転勤で小笠原諸島に移転されたので、そこを訪ねてたのですって自然いっぱいで、幼少期のお子さんを育てる環境としては、最高だとか。でも、更に話を詳しく聞くと、大人が生活するのは、ちょっと大変かも…まず、島には畑がなくて農産物は全くない。漁業もないから、近海の海の幸もない。だから、食料は全て東京都の市場から仕入れしてる。週一便のフェリーで25時半掛かって、地元のお店に並ぶ野菜は 私達がスーパーで買う3倍程の値段田舎なのに物価高只の旅行者だったら気付かない所ですね。そう云えば、別の患者さんも秋に礼文島に旅行された後に「食事は、地元で採れる魚介類以外は、野菜とか採れないから高いのよ。」って言ってたのを思い出しました。観光地って、住みにくいところなのかも知れませんね