激動!!の4ヵ月。 -12ページ目

デート⑤

帰宅中の車内で昌之が「お土産のせいろ蒸しば家に届けんと。」と言ってきた。



私達はこの後まだ時間も早く、帰ってから昌之の家でいつものまったりデートをする予定だった。



だから私は「いいよ。明日食べたらいいけん。このまま、ま長音記号1チャン家に直行で。」と答えた。



すると、昌之は「今日の方が美味しいし、今日の晩御飯にもなるけん、今から届けたほうがよかっちゃない!?」と言った。



確かに、今日食べた方が美味しいのは明らかだ。



でも、まだ昌之のコトをはっきりと親に話してなかった。



モチロン、私に彼氏がいるってコトは気付いてはいる。



しかし、私の口からは全く言ってなかった。



特に前の恋愛でのゴタゴタがあり、私と親の間で恋愛話しはタブー。



それに、また何かにつけウチの親が昌之に対してイチャモンをつける危険性があった。


だから、正直嫌だった。



でも、昌之と私の関係はお互いに真剣だったし、昌之は人当たりがめちゃくちゃいい。



お互いの年齢も考えると、モチロン結婚も視野に入っている。



もうそろそろ親に話してもいいのかな、昌之を会わせてもいいのかなと思った。


私は昌之に「じゃあ、今から届けるけん、ウチに寄って。」と伝えた。



昌之は「了解」と言って、私の家に車を走らせた。




デート④

向かった温泉は女性に人気の平山温泉。



携帯で人気・評価とも高い温泉施設に行った。



そこは出来て45年位経つが、雰囲気のいいところ。


私も前から行ってみたいと思っていたところだった。


温泉に着き、またいつものように「じゃあ、1時間後ね」といって、それぞれ男湯・女湯にわかれて入る。



女湯はかなりお客さんが多い。



さすが女性に人気というがけのことはある。



温泉のお湯はヌルヌルだし、お風呂の雰囲気もいい。アメニティも色々あって楽しい。



ゆっくりと温泉を楽しんだ。



お風呂からあがって、待合室に行ったが、まだ昌之はいない。



私は昌之を待った。待つこと5分位で昌之もあがってきた。



そして車に乗り、帰路についた。



車の中で昌之はかなり平山温泉が気に入った様子で、ご機嫌だった。



泉質・あと昌之のコダワリの水温ともバッチリだったようで、「近いけん、また行こう!!」と言い、本当に気に入ってくれたようだった。



そんな昌之を見るだけで、私は幸せだった。





デート③

老舗のせいろ蒸し店に着いた。


時間は1時。お客さんは結構いたが、待つことなく2Fへ案内された。


席に着き、鰻のせいろ蒸しを私も昌之も頼んだ。


頼んでもなかなかこない。

その間は普段みたいに何気ないコトを話して過ごした。

段々お腹が空き過ぎてくる2人。


注文して1時間以上経ち、ようやくせいろ蒸しにありつけた。



お腹空き過ぎの私達2人は無言でせいろ蒸しを食べる。



昌之は鰻のせいろ蒸しを食べるのが初めてだったが、「美味しい!!」と言ってくれた。



私も昌之も完食。



そして、注文時に一緒に頼んでいたウチへのお土産用の持ち帰りせいろ蒸しを2つ受け取り、店を出た。



いつもデートの時は昌之がお金を出す。



私もモチロン「はい。」といって出したり、「今日は出すよ」と言っていたが、昌之は「よかよ。また今度美味しいご飯作ってくれたら、それが嬉しい」と言って、いつも出してくれた。



この日の鰻のせいろ蒸しも自分達が食べた分+ウチへのお土産も昌之が出してくれた。



私達は持ち帰り用の鰻がプンプン匂う昌之の車に乗り、温泉に向かった。