忘れもしない3月10日。
苗をJAに受け取りに行った時、
「今年は田んぼにジャンボタニシがもうでていますよ。」
そこからすでに始まっていた。
ジャンボタニシは、もともとは食用で輸入されたものが稲の苗を食べるため有害動物になり輸入が禁止されたそうですが野生化したものがそのまま残っているんだそうです。
ショッキングピンクのどぎつい色した卵を産むのが特徴で、爆発的にその数を増やします。
(ジャンボタニシ)
柔らかい草が好きで、田植えしたばかりの田んぼで苗を食べてしまいます。
一方で、苗がある程度育つと稲は食べず生えてきた雑草を食べてくれます。
なので稲が育ってからは益虫になります。
この苗が育つまでの間に苗を食べられないようにする必要があります。
(ジャンボタニシの卵)
卵は水を嫌うそうで高いところに生みつけられています。
なので、あぜ道を歩いてクワで水の中に落としていきます。
いつも隣のおじさんは田んぼの水入れの時、畦を回りながらジャンボタニシをすくっていた。
私はそんなこと面倒でできないと放置。
でも今年は何人もの方に
「ジャンボタニシの被害すごいね。」
「もう田んぼの苗がのうなるで。」
「見つけたら対応せないかんで。」
と言われ、重い腰をあげることに。
ほかに「ジャンボタニシくん」というものも売られています。
うちは減農薬栽培グループなので残念ながら使えません。
ジャンボタニシに食べられた田んぼ。
一人で植えるのが孤独で嫌だなと思ってたら友達が「田植え手伝いにいってもかまんで」と言ってくれました。
ありがたく手伝ってもらうことに。
尻もちつきながら手伝ってくれました。
なんとか植え終わり。
おびきよせるのも大事ですが、行くとすでにコンクリートあぜ沿いにジャンボタニシが集まっているので地道に網で救います。
結果はこちら。
数個だったら、気持ち悪いけど足の裏で潰す?とか思いました。
でもこのありさまじゃあ、全部潰すのは気持ち悪すぎる
友達に話したら、
「麻袋に入れて山に放置してきたら?」
というのでそれはいい!と思い行動に移そうと思いましたが、通りかかった近所の方に聞くと
「猪の餌になるようなものを置くのはよくないかも。。」
ということで、また別の人に聞くことに。
そうしたら
「肥料袋にいれてひなたに置いておくとそのうち死ぬる。
それから捨てたらえいわ。」
とのことで現状はこちら。
いやぁ、でもね。
とりあえずここまでしたけど、
死んだ後、袋をあけて畑とかに掘って埋めるときの臭いを想像したら
私、ガスマスクでもする?
調べると超音波で殺す方法もあるそうで。
https://shingi.jst.go.jp/past_abst/abst/p/13/1314/kosen03.pdf
でも、そのあとはどうにかしなきゃだよね
ちなみに「食べられないの?」とよく聞かれます。
DASH村で天ぷらにして食べるのが紹介されています。
他にも食べている方はいますが、
・泥臭さを処理
・寄生虫に注意
とかみると、面倒ですよね。。。
とりあえず、やるだけやろうと思うジャンボタニシ対策です。