浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
夫は子供より女を選ぼうとしているわけではない。
子を選んでいます。
子供のことを引きづっている夫は、家族としての繋がりまで断ち切りたくない夫も多く、
たとえ女を選んだと判断できる夫であっても、いずれ終止符が打たれる、
出て行っている夫(家と女のところを行き来している夫)であっても戻ってくる。
その可能性は大であるから、諦めないでいきましょう
ということを本日お伝えします。
あれだけ子供のことを可愛がっていた夫。
子供も夫を慕っていて良好な関係を築いていた。
なのに夫が不倫をし始めてから、以前の態度と変わってきた。
家にいない時間は多くなるわ、家にいても心ここにあらずでスマホばかりいじって肌身離さない。
ちょっとしたことで不機嫌になったりし、妻に対する態度はどんどん酷くなっていく。
こんな父親でも今まで通りに接してくる(甘えてくる)純粋なお子さんに対しては当たりは柔らかいけど、
どうでもいいところで切れたり、きつく当たるようになっていく。
そんな矢先、夫婦の間で不倫問題が明らかになった。
ひたすら隠し続けて、認めないもあるし、妻にばれていない場合もある。
そしてやはり出てきた夫からの離婚とか別居発言。
不倫を認めている夫であれば、夫婦の離婚と彼女との問題は別である。
離婚して一人になるが、常套文句です。
夫婦でこんな問題があるとき、子供のことはどうするのか。
あんなに子供のことを可愛がっていた夫であればあるほど、
子供のことはもうどうでもいいのか、子供を捨てる覚悟なのかと妻は思います。
でも、不倫していても休みの日には、子供との時間をとっている夫(自分のペースになっているが)。
帰ってこない日も多く、女のところと行き来している夫でも、子供のことは気になる、一緒にいたい様子の夫。
この夫は何もかも捨てて、子供の将来まで犠牲にしてまでも、女をとるのか!?
妻としては何とかして「子供のためにも、、、」と、夫のそんなばかな愚行は終わらせたい。
でも、夫としては聞く耳持たずです。
やっぱり、夫は子供より女を選ぶんだ!選んだのだと妻は感じています。
でも夫は完全に女を選んでなんかいないのです。
離婚しても(離れて暮らしても)、俺たちは父親であり、母親であるのだから。
男とか女とかの関係はもう無理だけど、子供たちの親としてはこのままなんだから。
こんな言葉をほざいてくる不倫夫はあちらこちらにいます。
子供のことは見捨てないし、ちゃんとお金のこともこの先、責任を果たすからということです。
あなたは(妻は)母親だ。子はやっぱりお母さんなんだから、でんと構えて育てればいい。
俺は見捨てない。だって父親なんだし。
ほんと都合いい。
子に対して失礼ですが、面倒なこと、夫婦で協力してやっていかねばならない負担を全部こっちに振ってきて、
自分は楽しいことだけやっていくつもり。
俺が会いたいときに会いに来るつもりだ。
母と女を完全に切り分ける非情さ。
でもこんなことを言いながらも、いっこうに離婚の動きをしてこない、出て行く様子もまだない夫は多い。
出て行っても、しょっちゅう(定期的に)、帰ってくる(顔を見せる)夫もけっこういます。
もちろん不倫関係は続いています。
離婚も別居もするつもりもなく、不倫もやめないつもりで、どっちもうまくやっていこうとしている夫に対しては、
最高にいいとこどり夫だと言ってきました。
でも、離婚や別居はするつもり。そうはっきり言っている。
でも子供に会いに来たり、一緒にいたり、イベントとか何かにつけかかわってこようとする夫。
夫は家族としての絆、自分が離れようとしている家族の大事さはわかっている。
目に入れても痛くないくらい子供が可愛いは思いは健在です。
不倫がばれて妻に騒がれた。
女が割り切れない(本気モードになってきた)女で、もう選択(決める)しかなかった。
ほんと一番都合がいい、まさにいいとこどり なんだけど、
妻にもばれずに、女とはあの時のままの不倫関係が理想だったのに、、、。
決めなければならないところに追い込まれていったということです。
もちろん不倫がばれれば、妻は騒ぐ。妻と夫との関係はばれてから悪化が酷くなるものです。
しかし、子供のことがかかわってくると、どうしても決めきれない。
やっぱり俺は家族を選ぶべきなのかとさ迷う夫、さ迷う期間もあるものです。
で、挙句の果てに「俺は決断した」と、女の方を選択するとなったとしても、妻にはそう映っている夫であっても、
こんな夫たちには自分で選んだことなんだろうけど、まっとうする力なんてありません。
要するに自分の子供<不倫相手 ではなく、
自分の子供=不倫相手(同程度っていうこと)か、
自分の子供>不倫相手
の状態で、暴走している夫が多いからなのです。
子供がいる、子供に自由に会えている状態で、女もいる。
こんな状態は夫にとっては悪くない、ずるずるやれる状態なのです。
だからと言って、しびれを切らして、何とかしなきゃと焦ることは禁物。
こんな状態、こんな夫の心理 を逆手にとった術がいかに大切か、感じております。
まだ出て行かない夫、あっちに居場所はあるんだけど、何事もなかったかのように戻ってきて家族に加わっている夫。
女が見たら、引っ叩かれるようなことまで夫はしているわけです。
女に見えてない夫の部分っていっぱいある。
先々、まず不倫の二人、崩壊する確率は大。
もちろんそれには妻の気長な向き合い方、対処も必要で、荒っぽい行動ありきではありません。
妻には、不倫夫は子供よりやっぱり女なのかって映っているけど、
もしくは、不倫夫は子供のことだけかって感じているけど、
私からすれば、夫は女のことを選びきっているわけじゃない。
本当に選ぶ、あっちと運命を共に、ライフパートナーとして一緒にやっていくのであれば、
こんなに子供にはかかわりませんし、気にとめたりしませんって。
だから、その段階なのです。
家族の大切さ、子供の大事さを盾に夫に向き合っていくのはです。
離れても離婚しても、父と母だから、、、
そんなことをほざいている夫に、女だけを選び切れるものではありません。
仮にいっときそうなっても、先は見えています。