おはようございます
昨日の記事で、幼稚園の誕生日会では「将来の夢」を聞かれることが多いというお話をしました。
↑誕生日会では美味しいケーキをいただきました!
昨日の記事はこちら↓
このような場合「インタビュー形式」で行われることがほとんどだと思います。
文部科学省では、この「インタビュー」はコミュニケーション 能力を高めるためにとても効果的だとしています。
小学生・中学生の保護者1000人に実施したアンケート結果によると、子どもに身につけさせたい能力の1位が「コミュニケーション能力 」でした。
今日は、インタビューのメリットと、日常の会話でできる効果的なインタビューについてご紹介したいと思います。
インタビューのメリット
インタビューのメリットを大きく4つに分けてご紹介します。
自己表現の向上
インタビューによって、子どもは質問に対して自分の考えや感情を言葉で表現する機会を得ます。
これによって自己表現力が養われ、日常生活で自分の意見を伝えられることに役立ちます。
聞く力を養う
インタビューを通じて、子どもは相手の話を注意深く聞くことの重要性を学びます。
質問を理解し、適切に答えるためには、相手の話をしっかりと聞くことが必要です。
インタビューを実践することで、聞く力が養われていきます。
視野が広がる
インタビューでは、話を深掘りしたり、横に広げて質問されることになります。
これによって、子どもはものごとを多角的に考える能力を鍛えることができるのです。
自分への理解が深まる
インタビューを通じて、自分自身について考え、言葉にする機会が増えます。
この機会により、自己理解が深まり、自分の好きなこと、得意なことなどを認識することができるのです。
効果的なインタビュー
実際にインタビューをするときに、効果的な方法を3つご紹介しますね。
オープンエンドの質問をつかう
「はい」「いいえ」だけで答えられる質問を「クローズドクエスチョン」といい、それだけでは答えられない質問を「オープンエンドクエスチョン」と言います。
オープンエンドクエスチョンによって自分で考えて答えることで、考える力や言葉にする力が養われます。
たとえば
「今日、幼稚園でなにが一番楽しかった?」
「どうして〇〇が好きなの?」
などです。
ただ、この質問ばかりでは考えることが負担になったり、イヤになってしまうことがあるので、クローズドクエスチョンとうまく組み合わせることがオススメです。
深掘りや横展開をつかう
「もっと聞かせて」と興味をもってあげると、子どもの話す意欲が上がります。
そのためには話を深掘りしたり、横に展開させていくことが有効です。
「それはどういう意味?」と掘り下げて聞いたり
「そのとき〇〇ちゃんはどこにいたの?」などと場面を切り替えて聞いてみます。
すると「こういうところも伝えるといいんだ」と、人と話すときのポイントを理解できるようになります。
ここでの質問のポイントは、聞き手である親が子どもと同じ状況を描けるようにすることです。
答えに対してリアクションをする
質問ぜめになってしまうと、威圧的に感じてしまうこともあります。
お子さんが答えたら
「それはすごいね」
「そんなこともあったんだね」
などと共感の言葉を返してあげることが望ましいですね。
また、うなずいたり、相づちをうったりして、こちらが聞いていることをしっかりとアピールしてあげると子どもも話しやすくなります。
まとめ
ごはんのときや、お風呂に入っているときなど、お子さんとゆっくりインタビューをしてみてはいかがでしょうか。
子どもが楽しく話すためには、子どもが好きな話題にすることも大切です。
インタビューを通して、子どもの好きなこと、興味のあることをどんどん引き出していきたいですね。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
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