こんばんは、ひろろです。 

 

↑ ついつい甘いものを食べてしまいます^^;

 

 

 

さて、算数の授業が始まる前のこと。

 

 

子どもたちがテキストの表紙に自分の名前を一生けんめい書いている姿を見るのが、私は大好きです。 

 

 

ある子が誇らしげに漢字で自分の名前を書いていました。 

 

 

『そんなに難しい字が書けるんだね!すごい!』 

 

 

そう声をかけると、その子は少し照れながら、でも真っ直ぐな瞳でこう聞いてきたんです。

 

 

『先生、僕の名前の漢字って、本当は何年生で習うの?』 

 

 

その時は『今度調べておくね!』と答えて授業に入ったのですが……。 

 

 

一週間後。

 

教室に入ってきたその子が、開口一番にこう言いました。 

 

 

『先生、何年生だった?』 

 

 

私は正直に白状します。日々の忙しさに紛れて、その問いをすっかり失念していたんです。 

 

 

 

『ごめんね、先生忘れてしまっていたよ。今度こそ調べておくね!』

 

 

その翌週、その子が私を見るなり

 

 

『ぼくの字、中学1年生で習う漢字だったよ!』

 

 

今その子はまだ1年生。 

 

 

『中学生で習う漢字を書けるなんて、本当にかっこいいね!』 

 

 

そう伝えると、その子の顔にパァッと誇らしげな笑顔が広がりました。 

 

 

 

自分の名前に誇りを持って、大切に書いている。

 

その姿は本当にステキで、見守る親御さんにとっても、これほど嬉しいことはないですよね。

 

 

大人から見れば、『何年生で習うか』なんて、些細なことかもしれません。 

 

でも、子どもにとっては、世界が広がるような、とても重要で大きな出来事なんです。

 

 

今回のことで、私自身も改めて身が引き締まる思いでした。 

 

 

『子どもとの約束を守ること』は、算数の公式を覚えることよりも、ずっとずっと大切なこと。

 

 

 

 

 

「あとでね」「今度ね」と流してしまいがちですが、守れない約束はしない。 

 

もし約束をしたのなら、たとえ小さなお願いであっても、誠実に、真っ直ぐに向き合う。

 

 

算数の世界で『=(等号)』が左右のバランスを保つように、大人と子どもの信頼関係も、そうした誠実さの積み重ねで成り立っているのだと感じます。

 

 

忘れてしまっていた自分を反省しつつ、その子がくれた『先生、何年生だった?』という言葉は、私にとって大切なリマインダーになりました。

 

 

今夜は、お子さんが今日届けてくれた小さな『問いかけ』に、耳を傾けてみませんか? 

 

そこには、大人が見落としそうな宝物が隠れているかもしれません🌿