Science and Law in Society (SLS)~~中途半端も極めれば専門さ~~ -15ページ目

再会

今日も朝からインプリの授業に行ってきました。

流行というか近時のキーワードでもあるサステナビリティー(環境問題含む)についてのディスカッション。


その内容はまた別の機会に書くとしまして。




タイミングばっちりで、今日は学部時代から仲良くしている女の子とお茶してきました。

文系だった人は普通の理系の人(修士まで進む)と比べて早く社会に出てるわけでして。


大学院に入ったときから、社会に先に出た友人と会わないことを固く決意していた僕は

1年8ヶ月経ってついに解禁してしまいました。

少しは自分の状態が上向いてきた証拠だと思いたいっす。



ちなみに、、、、すんごく楽しい時間で衝撃でした。

うまく言葉にできませぬ。

コーヒー飲みながら話してたんだけど、同時にビールも飲んでいたかのような感覚。

真面目な話と笑いの話と半々。



仲良くお茶できる仲であることを自慢できるような女の子。

お互いの変わらない部分を暗黙のうちに確認しつつ、変わった部分をお互いに楽しみつつ。



このブログは後輩が読んでいるだろうことを考慮して、ちょっとだけ話したことを書いておくと、

東京大学というブランドに守られてきただけのことなのに、そのブランドを自分の力と勘違いしてしまった人が社会に出て苦しむ。そんな話もちょこっとしてきました。




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とにかく、楽しかったので思わず文章を書いてみました。

読んでないだろうけどありがとう。




昔話その①(官僚編)

できるだけ頻繁に更新しようと心がけていることと、

自分への喚起を心がけていることと、

そんなわけで昔に書いた文章を引用しつつの更新もしてしまいます。


基本的には全部2年以上前。

読み返してみると、昔の自分の方が熱かったのかもしれないなーと思います。


セミナーやら勉強会で直接講師から聞いた話を中心に構成。

こういう箇条書き的なものを好きな人もいると聞いたので、そのためってのもあります。




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官僚の人三人、文科省・機構・経産省の授業がこの前あったのだけれども、
そのことについてやっぱり書いておかないといけないなって。

3人が3人とも、官僚らしくないぶっちゃけトークをする人だったので、
『官僚って給料安いし、激務だし、大人のお約束的世界が強い世界だし、自分の家族を大切にできない環境なんでしょ?どうして官僚になるの??』
というストレートな質問をしてみましたto経産の人。
そこで返ってきた答えが、僕にとっては新鮮なものが多かった

・官僚の魅力っていうのは、企業では考えられないような大きい額を動かせて、大きいプロジェクトに関われること
・官僚の給料っていうのは自分の仕事の見返りとしてもらうのではない。『生活を最低限保障します』という要素と『これだけ楽しい仕事をさせてもらうんだから、給料はこれくらい』という要素の2つがある。仕事をさせてもらえるという感覚が大事。
・失敗しても給料は出る。思い切って仕事ができる
・給料は一定なんだから一生懸命やってもやらなくても同じ。だけど、こんなに楽しい仕事をほっとく手はない。一生懸命やってることが自分の誇り。
・どこに行ったって2割は優秀で、8割はバカ。2割にいることの重要性
・村上ファンドのように、2割は外に出ることもできよう
・ま、仕事の楽しさとかは省庁にもよるんだけどね
・官僚は何から何まで丁寧に国を動かすわけでない。方向性を示すことが主。
(この姿勢が官僚のしゃべりをつまらなくしているのだろう。具体策まで落とし込む必要がないのだ。あくまで健全な市場作りが仕事ってことなのかな?)

収入というか給料の考え方が新鮮だった。
仕事にやりがいを感じられれば、官僚って素敵なのだろう。


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国を動かすことに興味はあるけれども、それでも僕はきっと官僚の道は選ばないだろうな。
というのも、できるだけ大人のお約束が少ない道に行きたいし(どこにでもあるけれども官僚は大きいものの一つだろう)、お金だってある程度は欲しい。
親孝行だってしたいし、後輩と飲みに行くときはおごりたい。
『金はあるところにはあるんだ。心配するな』
ブラックジャックのようなセリフを言えるくらいにはなりたい。

民間とかで名前を売って、大学時代の同級生に
『力を貸してほしいんだけど、頼めないか?』
そういうのが理想。例えば産業再生機構のようにね。
僕だって国に貢献はしたいのだ。方法が違うだけ。


そもそも、僕には似合わないな。そんな堅そうな肩書き。

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PBIでよくしてもらってる方に、そのときに言われたことは
『○○君、いろんな人としゃべりなさい。今から見切りをつけてはダメ。まだまだいろんな可能性があるのよ。知らないでいるなんてダメ。』
ってこと。彼女は誰でも紹介してくれるみたいだけど、僕は誰に会えばいいかまだわからないな。それでも確信したことは、僕にはまだまだ伸びしろがあるってこと。




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なるほど。若くていいですね笑




医療経営イニシアチブ第2回・最前線の話

今回のテーマは『癌』

抗体医薬なんかの最前線の話を聞きつつ、日本の製薬や医療が今後どんな風に動いていくのかについて考える道具を与えてくれる授業でした。


最後に僕のとったノートの抜粋を載せるけれど(これは別に読まなくていいと思うけど)、

そのうちのいくつかを取り上げてみる。



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どうしてグローバルな企業が日本から撤退するようになったのか?

知っている人は知っていると思うけれども、日本から撤退する研究所って多い。

ファイザーだってそうだし、ノバルティスもそうなのかな?

あるグローバルファーマのCEOに最近就任した人がいわく

『本来なら薬学を専門としていない私が就任した理由。それは、日本で研究をしようというしがらみがないからだ。私の至上命題は日本からの研究撤退にある』


これを取り上げて日本の研究がやばいということはよく言われる。


それに対して、中外製薬の有沢さんは(たぶん代表?)

『たしかに、今は中国に進出する企業は多いですね。けれども、それってのは製薬うんぬんってよりもその国が経済的に右肩上がりなのかに左右されることが多いのではないでしょうか。日本だってファイザーとかが参入してきた時期はバブルを始めとして経済的に好調だったときのはず。』


この意見は個人的には新しいと思った。



ちなみに、医薬品関連でいうと中国や韓国で薬が作れるとは僕には到底思えない。

というのも、僕が学部時代に出た北里・ハーバードシンポジウムやその他DIAなどの学会では

中国や韓国の製薬の偉い人たちは

『まだまだ日本には及ばない』

とはっきり言っていたのだ。それに、審査体制も遅れていると言われる日本よりもはるかに小規模なものであることにびっくりした。

(かといって、将来抜かれないかどうかは別問題だろうけど)


まとめてしまうと、たしかに日本で薬が作れなくなってしまうことは問題だろうけど、その危うさとグローバルファーマの撤退を安易に関連づけるべきではないのかなと思いました。



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続きまして癌治療。


癌治療って高いんですよね。

今では抗体医薬とか分子標的薬ができて治療の選択肢が増えたとはいえ、

実はこれって完治させるものではないって知ってるでしょうか?



この完治させるものではないけど、延命や痛みの緩和に良いってのが曲者なのです。


ごくごく簡単に言うと

この薬を使えばあと3か月延命できます。でもその間の薬代は数百万円です。


こんな感じ。

現に、薬が高いから治療続けないって人は結構いるみたいです。




もちろん、国民健康保険は適用されるでしょう(今されてないものもあるけど)。

でも、それを国が全部負担する?

そうすると医療保険制度の財源は??消費税30%ですか?

なんて議論になるわけです。



良い薬ができる反面、実はその分コストが高くなってしまう。そんな状況に陥りつつあるのが癌治療なのです。



アメリカ型の金持ちしか受けられない医療になるのか、

それとも日本のような保険制度を保つのか、

最後に今回の演者の藤原先生はこう言いました。



『僕はお金がない人間です。ですから貧富の差が拡大する医療には反対です。消費税が上がる?OKです。払います。他にも税金?もちろん払います。払いますから混合診療などは反対です』



とても明確な意見で、熱かったです。

藤原先生のように最先端で癌治療をしながら、こういった問題に取り組む医者が言うとメッセージの重さが違いますな。



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以下、簡単なメモ



医療経営学概論第二回『癌』

1限

分子細胞生物学の限界

→特定の細胞では効くけれどもそれが他の生物に応用されるかどうかとは別。

抗がん剤の問題

→高すぎる。これで治療は続けられないという場面で直面することがある。

それでいいのか?

→抗がん剤が100%効果があるなんてことはありえない。80%も効けばいい方であろう。また、鎮痛剤でも80%でいいくらいなのだから。

→サイエンスだから100%はありえないってことで許してくださいとのこと

Serendipity in Drug R&D

ドラッグディスカバリーはいかにアーリーステージでいいものを作り出すかが大事。

→どこに効くのかなどはわからない。今、眠り病・遺伝病に効果があるような薬が出てきているがそれは思わぬ効果から出てくるものであった。

GSK on Operation Excellence Program in its R&D

・成果は3年は問わない。強いところは本当に強くしようとする仕組み

日本はベンチャーの数はたくさんあるけれどもうまくいかないのはどうして??

・技術だけではベンチャーは作れない。技術だけではすぐに追いつかれてしまう。売るプロダクトをつくらずにベンチャーを立ちあげてしまったのが日本のそもそもの失敗だったのではないか。

・アカデミアの人はもう少し競合のことを考えるべき。アメリカには一時1300社くらいある。

ロシュグループではバイオマーカーが一番のプライオリティー。

→ハーセプチンは一番の成功例のように思える

萬有は筑波の研究所を閉鎖するという

今、グローバルで日本に研究所を持っているのは中外くらい。

日本で研究するしないのクライタリアはどこにあるか?

・大きな要因としては、その国の経済が上がっているか下がっているかは大きいと思われる。

ファイザーだってノバルティスだって中国には作っている。日本だって経済的に右肩上がりのときに研究所が作られたのではないか?

ヘテロダイバーシティーの戦略において、グローバルに貢献するという考え方。

外資が入ってきたとしても、子会社が同じことをするのでは意味がない。だから撤退したのではないか?

2限(藤原先生)

がん治療のマニュアル。

せっかく戸籍があるのにベースラインリスクがわからない

→全員を追跡調査をすることができない。これが予防が遅れた原因ではないかと言われている。

先生自身の意見

→貧富の差を拡大すべきか、それとも消費税上がってもいい?

私はお金がないです。混合診療は反対です。だってお金がないから。お金がある人はいいですけど。消費税上がっても構いませんし、保険料も払います。