漢方薬局と調剤薬局を経営する☆国際中医師・小島 晃の社長ブログ

漢方薬局と調剤薬局を経営する☆国際中医師・小島 晃の社長ブログ

静岡県沼津市で漢方薬局1店舗と調剤薬局7店舗を経営する、国際中医師で薬剤師の小島 晃が、漢方医学の知見や日々の出来事を紹介をするブログです。

皆さん、こんにちは。

 

去る1月14日に日本中医薬研究会の全国会長会がありました。

日本中医薬研究会は薬局の中医学研究のパイオニアといえる研究会で、イスクラ産業が輸入・販売する中成薬や健康食品を販売しています。

 

 

日本中医薬研究会は商品の販売だけでなく、中医学を世の中に啓蒙する活動に38年に渡り取り組んでおり、さらに中医学を専門とする薬剤師や登録販売者の教育にも取り組んでいます。

 

イスクラ産業が主催する、イスクラ中医薬研修塾は中医学の研修塾としては国内最高レベルで、私は7期生として学んだことにより中医学の世界に傾倒することになりました。14年前から講師としても後進の指導に当たっています。

また、日本中医薬研究会で歴代最長の7年間学術委員長を務めており、前後の学術委員も含めると15年間研究会の学術に携わってきました。

 

このように私にとっても縁深い研究会ですが、今年より盟友の猪越 英明先生が新会長となり、私も監事としてお手伝いをすることになりました。

現在は薬局経営、漢方相談、後進の指導と多忙な日々を送っていますが、日本中医薬研究会は私にとって大切な研究会なので、少しでも発展の力になりたいと思っております。

 

皆さん、こんにちは。

 

本日、ららぽーと沼津内の沼津コートで健康イベントを行いました。

沼津コートはららぽーと沼津内にあるコミュニティスペースで、沼津の素敵なモノ、楽しいコト、面白いヒトをつなげる場所で、沼津における新しい情報発信拠点を目指しています。

弊社の健幸茶シリーズを2か月前より置いていただき、販売しております。

 

 

今回、健幸茶のご縁で健康イベントを開催させていただきました。

舌診体験とAGEs測定を行い、多くの方にご参加いただきました。

 

 

簡易健康測定を通じて自身の健康を感じていただき、健幸茶の販売にもつながりました。

沼津コート様には良い機会を作っていただき感謝しております。

 

皆さん、こんにちは。

 

去る10月1日に第6回小島薬局健康フェアを小島薬局本店で行いました。

コロナ禍で3年間中止していたので、4年ぶりの開催となりました。

雨天予報で心配しましたが、天気にも恵まれて150名を超える大勢の地域の皆様にご来場いただきました。

 

今回は以下の内容で、午前10時~午後3時まで行いました。

 

○ 健康測定会:糖尿病簡易検査、血流測定、体脂肪測定、骨密度測定、AGEs測定など。測定後にはかかりつけ薬剤師が測定結果の説明を行いました。

 

 

漢方相談会:薬剤師や国際中医師が舌診を行い、体質判断と健康アドバイスを行いました。

 

 

○ 子供薬剤師体験:小学生を対象にお菓子を使ってシロップ、軟膏、分包機を体験。今回は16名のお子様が薬剤師体験をして、大変喜ばれました。

 

ヨガ、ポールウオーキング体験:有資格者がヨガやポールウオーキングの指導を行い、楽しく体験して頂きました。

 

 

お弁当、健幸茶の販売:当店オリジナルの健康茶の販売と地域のお弁当屋さんに出店して頂きました。健幸茶は50個お買い上げいただきました。

 

その他、お菓子のつかみ取りや綿菓子などのお楽しみイベントも好評でした!

 

4年ぶりの開催となりましたが、参加した皆さんに喜んでいただくことができました。

今後も地域の皆様の健康をサポートできるように、研鑽を積んでいきたいと思います。

 

皆さん、こんにちは。

 

9月3日に東京薬科大学卒後教育講座で講演しました。

私も東京薬科大学の卒業生ですので、卒後教育の講座を行えることは光栄に思い引き受けさせていただきました。

受講生から漢方に関する講演依頼が多かったそうで、私にお声がかかったようです。

受講者は薬剤師ですが、漢方の専門家ばかりではないので講座の内容はどのレベルに合わせるか少し悩みました。

今回はどのレベルの方でも参考になるように「脾胃論と漢方薬」というテーマにしました。

 

 

また、ZOOMによる講義のため、受講生の顔が見えず手応えは分かりにくかったのですが、無事に終えることができました。

中医学では虚証に対して脾胃を重視する流派と腎を重視する流派に大きく分かれます。

補脾胃も補腎もともに重要ですが、日本人は胃腸が弱い方がいいので、多くの方に脾胃論の内容が参考になると思います。

私自身は脾胃論も補腎も様々な書物で研究して薬局店頭で実践していますが、今回の講座が受講生の参考になればうれしく思います。

今後も機会がありましたら、卒業生として協力したいと思っています。

皆さん、こんにちは。

 

「中医臨床」通算173号に私の記事が発売されました。

”冷え症に対する漢方薬局の役割”というタイトルです。

冷え症を古典や中医学理論を参照して、様々な角度から論述しています。

冷え症が関係する難治性疾患の症例も併せて掲載しています。

 

 

薬局では漢方薬を297種類扱うことができ、医療用漢方の約2倍になります。

さらに鹿茸や亀板、水姪、牛黄、蟻、紫荷車などの動物性生薬や田七、板藍根、霊芝などの特殊な薬効を持つ中薬草を扱うことができますので、中医学を深く学べば高い効果を上げることができます。

正しい弁証論治のもとで、「依法用方」によって漢方薬や中薬草を自在に配合することで「薬系中医学を極める」ことができると思います。

 

専門誌なので一般の書店では扱っていませんが、漢方・中医学の専門家には参考になることがあると思います。ご興味が方はぜひお読みください。