東京薬科大学卒後教育講座で講演しました。 | 漢方薬局と調剤薬局を経営する☆国際中医師・小島 晃の社長ブログ

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皆さん、こんにちは。

 

9月3日に東京薬科大学卒後教育講座で講演しました。

私も東京薬科大学の卒業生ですので、卒後教育の講座を行えることは光栄に思い引き受けさせていただきました。

受講生から漢方に関する講演依頼が多かったそうで、私にお声がかかったようです。

受講者は薬剤師ですが、漢方の専門家ばかりではないので講座の内容はどのレベルに合わせるか少し悩みました。

今回はどのレベルの方でも参考になるように「脾胃論と漢方薬」というテーマにしました。

 

 

また、ZOOMによる講義のため、受講生の顔が見えず手応えは分かりにくかったのですが、無事に終えることができました。

中医学では虚証に対して脾胃を重視する流派と腎を重視する流派に大きく分かれます。

補脾胃も補腎もともに重要ですが、日本人は胃腸が弱い方がいいので、多くの方に脾胃論の内容が参考になると思います。

私自身は脾胃論も補腎も様々な書物で研究して薬局店頭で実践していますが、今回の講座が受講生の参考になればうれしく思います。

今後も機会がありましたら、卒業生として協力したいと思っています。