距離をつめてくるお客様に困っているあなたへ
あるお客様からの要求やお誘いがどんどん多くなってきて困っています。
個展のお誘いとか、ランチ会のお誘い。
こないだは、お子さんのピアノの発表会に誘われました。
○○さんを紹介して欲しい、なども多いです。
もうちょっと距離をおきたいのですが、どうしたらいいですか?
( 習い事系の教室経営 Cさん )
こんにちは。青山華子です。
あなたのお悩みに少し辛口でこたえる「愛のスパルタ劇場」
久しぶりにお届けします。
ああ~!
こういうお悩みって女性に多いみたいですね。
でもね、そんなことで悩んで、時間を使っている場合じゃないですよ!
たぶんこういうことです。
向こうは、あなたのことを「お友達」だと思っていた。
(お友達感覚でとらえている)
こちらは、フレンドリーな「先生と生徒」の関係だと思っていた。
ここにお互いの心の距離感、温度差があるわけです。
これはですね。
目先の対処法と、根本的な対処法の両方を実施していけばほとんどなくなる問題です。
まず、目先の対処法から。
相手が距離を詰めてくるなら、こちらはクールダウンし、一定の距離を保つ(なんだか恋愛に似ています)
具体的には、
・メールにすぐ返信しない
・ビジネスで忙しいということをアピール
・短文メールで上手に対応する
「お子さんの発表会に来ない?」
↓
「まぁ 発表会ですか~。盛会を祈ります」
「ランチ会に来ない?」
↓
「みなさんと盛り上がりますことを願ってますね」
と、このように、上手にスルーしながら、「私たちの案件」ではなく、それは「他人事」というのを少しずつ、少しずつ伝えていくのです。
そうやって
「あなたと私は、お客様と先生の関係なの。フレンドリーではあるけど、お友達じゃないの」
ということを伝えないといけません。
ここは淡々と、冷静に、きっぱりと、慌てず騒がずいつもこのような姿勢を取ってください。
だいたいの方はそのうち気づきます。
それはわかるけれど、急に冷たい態度を取ったらもう教室に来てくれなくなるかも?と心配なあなた。
一定の距離を取ったら離れていくお客様なら、早いうちに去ってもらった方があなたのためです。
ビジネスは「お友達ごっこ」ではないのです。
そこは、ビジネスライクに割り切ってください。
そして、抜本的な解決法をもう1つ!
こういう問題は、
「あなたが相手にとってプロフェッショナルとは見られていないから」 おこるんです。
つまり「相手から軽く見られている」ってことです。
例えば、大前研一さんに無料でコンサルをして欲しいとお願いする人がいるでしょうか?
西野亮廣さんのブログやfacebookに「ね~私の子供の発表会、来て来て」とお誘いメッセージを送ると思いますか?
もしかしたら、いるかもしれませんけれども、普通はやらないでしょ。
ですから、プロフェッショナルとしての「見せ方」を工夫してください。
あなたの発言、態度、姿勢はどうですか?
相手にプロとしての印象を与えていますか?
身近な存在、フレンドリーであっても、「プロとして尊重されるように見せる」ことは大事です。
もちろん常に実力も磨いてくださいね。
あなたのビジネスが、もっと加速しますように☆
では、ごきげんよう。