こないだ、お師匠様のお薦めで面白い本を読ませて頂きましたよ。
実は日本は世界5位の農業大国ですよ!
先進国の中では第2位ですよ! って本。
え~~~、日本って農業弱小国じゃなかったんですかあ???
食料自給率もやっとこ40%の、、、
ところが、この食料自給率って奴が曲者らしいですよ。
まさに数字のマジック!
ちなみに自給率100%ってのはですな、貧乏で他国から食料を買えない国、
ぜえんぶ、自分達で食料を生産している国じゃそうです。。。
うん、そらそうや。
まあ、そんなもんを目指してるんとちゃう! っという話しなんでしょうがね。
が、ですよ。この自給率って奴、胡散臭い数字なんですよ。
そもそも、カロリーベースの自給率ってなんじゃらほい?
そうそう、日本人が大好きなカロリーが高いの低いのっていうあれですね。
日本のプロ農家が一生懸命作ってくださっているのは、野菜や果物の割合が結構高いんじゃそうな。
そっちの方が、米や小麦より、よっぽど単価が取れるんじゃて。 合理的ですわな。
で、この野菜や果物ってのは、カロリー低いんですよ。。。
他にも面白かったのが、海外の試料を使って育てた牛、豚 はカロリーベースでは自給率にカウントされないんじゃて。
単純に言えば、 牛豚の総カロリー数 × 国産の試料の割合 = 食料自給率の元になるカロリー数、
なんじゃそうな。。。
これって変でない?
全国の畜産業を営んでいる人達は、ほとんど自給率の向上に貢献していない! んじゃと。
なぜなら、海外の試料の方が安いからねえ。。。 質もいいんじゃて。 ふむう。。。
ほんで、なんでTPPにからんで、すぐに日本のマスコミさんは食料自給率の話しをするんかねえ。
簡単げに、「もしも、海外からの食料輸入が全面的にストップしたら!!?」 なんつう、暴論を
平気でのたまうんじゃろうか。。。
ど~も、自給率が低い方が都合がええ人が沢山おりそうじゃねえ。。。
日本の農業に本気出されたら困る、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、、、などの農家、政治屋さん、
大して仕事も無いのに仕事しとるフリをせないかん、日本の農水省の役人
農協の職員さんもかなあ、、、
農家、(特に兼業農家)から票を集めないかん 政治屋さんたち、 (農家個別所得補償とかねえ、、、)
ぶら下がって、ラクチンな、兼業農家さん、(土地持って、ちょいちょい家庭菜園してるだけでも補助金かあ。)
、、、
こんなとこかな??
まあ、どこの業界でもそうじゃけど、ガンガン仕事に打ち込んでイノベーションして、業界をリードして、
っていう力のある組織や人間は一握りじゃからねえ。
改革なんて、そんなメンドクサイこと、タイギイこと やじゃ!! って方が大多数じゃからねえ。
そら、工業会や商業会がど~なろうが、TPPなんてメンドクサイこと、やってられんわなあ。
今の日本は、なんだかソ連の末期に似ているんかねえ。。。
左な人達が天下取って、ああだこうだと話しはしてるけど、結局、自分らに痛みを伴う改革を課すわけもなく、
庶民を道連れに、崩壊の坂を全速力でダッシュ!!!
でも坂道だっていつか終わりが来ますよそりゃ。
そん時は、大クラッシュ! 1億2千万 総玉砕ですかあ???
そりゃ、あまりにも知恵ないのお。。。 日本人は自分らでは改革できん民族なんかあ??
そんなことは無いと思うんじゃがね!!!