軽井沢高原文庫 -28ページ目

秋の訪れを告げるツルボが咲きました。

 きょう、軽井沢高原文庫の前庭で撮影したツルボです。 8月上旬に咲き終わったヤマユリの足元に、群れを成して咲いていました。以前は、もう少し北寄りの芝生にたくさん咲いていましたが、移動したようです。

 ツルボの花は薄紅紫色です。キジカクシ科(旧ユリ科)の草本。東アジア原産。ツルボは主に海岸地方や土手、畑のあぜ道などに分布しているそうですから、皆さまの身近なところにもあるかもしれませんね。

 ツルボは秋の訪れを告げる花の一つです。そういえば、軽井沢では、2~3日前から、朝の空気が少し冷たく感じられるようになってきました。

 もう1枚の写真は、同じくきょう、深沢紅子野の花美術館に用事で立ち寄った際、ショップにイングリッシュローズが花瓶に挿してあり、きれいでしたので、撮影しました。美術館の玄関脇に咲いていたバラです。

 花というのは実に不思議です。人の心を癒してくれます。  (大藤 記)

 

 

軽井沢高原文庫  前庭 (背景は野上弥生子書斎)

 

(深沢紅子野の花美術館  1階ショップ)

読売新聞第2面、長谷川櫂氏の俳句コラム「四季」(2022.8.10)で展示資料が紹介されました。

 読売新聞の第2面に連載されている長谷川櫂さんの俳句コラム「四季」(2022.8.10)で、夏季特別展「ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」に展示中のドナルド・キーンさん自筆の俳句メモが紹介されました。先月、この資料を撮影するため、読売文化部の松本由佳さんがわざわざ東京からお見えになり、本日、掲載紙をお送りいただきました。

 「白たまの消ゆる方(かなた)に芳夢蘭(ホームラン) ドナルド・キーン」。ホームランに「芳夢蘭」の字を当てているところが、漢字に非常に詳しいキーンさんらしいです。しかも3文字とも草かんむりで、 造形的にも美しい。 

 ところで、長谷川さんは解説の中で、白球の彼方に「芳しい夢の蘭」の幻をキーンさんは見たのだろうと、想像をたくましくして、私よりも一段、深いところまで読んでいます。さすがです。

 本資料は初公開。今回のドナルド・キーン展にはこの資料も含め、数多くの初公開資料が出品されています。

 なお、軽井沢の知人の別荘とあるのは、キーンさんが生涯にわたり親交を結んだ永井道雄さんの別荘です。

 本コラムは8月1日~同11日まで、ずっとキーンさんの俳句が、毬矢まりえ氏の新著『ドナルド・キーンと俳句』(白水社)より紹介されました。今日、軽井沢に滞在中の毬矢さんとも電話で少しお話させていただきました。  (大藤 記)

 

ドナルド・キーン展が上毛新聞と下野新聞に紹介されました。

 2022年8月16日の上毛新聞(本社・群馬県前橋市)に、夏季特別展「生誕100年 ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」が紹介されました。本日、記事を書いた斎藤雅則さんから新聞を送っていただきました。力の入った記事です。

 ドナルド・キーンさんは、米コロンビア大で、群馬県の旧津久田村(現渋川市赤城町)出身の角田柳作の日本思想史を受講し、角田をその後「センセイ」と慕うようになりました。群馬とはそうした深い縁があります。記事画像は角田から贈られた木製の小箱などが紹介されています。この記事をご覧になった方から、すでに何件もお問い合わせをいただいております。

 もう一つの画像は、けさの下野新聞(本社・栃木県宇都宮市)に載った「生誕100年 ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」の紹介記事です。栃木県立図書館に勤務し、当館敷地内の堀辰雄山荘で開かれている「女流博物画家メーリアンの世界」でもお世話になった新部公亮さんから、けさ、画像を送っていただきました。

 なお、この下野新聞の記事は、おそらく共同通信の配信のようですので、これと似た記事が今後、全国各地の地方紙の一部に載ってくるものと予想されます。皆さまのお住いの場所の新聞に載るかもしれません。 (大藤 記)

 

上毛新聞2022年8月16日付【文化】

 

下野新聞2022年8月18日付

ゆうすげ、立原道造、ヒアシンスハウス(さいたま市広報)

 今日は8月16日。一般的にはお盆の最終日です。8月も後半に入りました。

 今日の軽井沢は曇り。北海道では大雨による土砂崩れや冠水被害が出ているようです。心配です。皆さまの所は大丈夫ですか。

 今日は、兵庫県西宮市から来られたというご夫婦と少し立ち話させていただきました。故立花隆さん旧蔵の立原道造関連書籍等が当館に寄贈されたという新聞を昨年、目にして、どんな施設なのか、一度訪ねてみたかった、とおっしゃっていました。

 ところで、その立原道造の詩「ゆうすげびと」に次の一節があります。「それはひとつの花の名であつた/それは黄いろの淡いあはい花だった」。立原が愛した「ゆうすげ」は、私も先月末、軽井沢の離山下の道路沿いにたくさん咲いているのを見かけて、撮影しましたので、少し時間が経過していますが、ここに掲げます。

 なお、立原道造が晩年に構想し、未実現に終わった週末住宅ヒアシンスハウスは、2004年に図面等をもとに有志の方々により浦和 ・別所沼畔に復元され、私もオープニング式典にかつて参加しました。そのヒアシンスハウスを紹介した、さいたま市広報番組がユーチューブにアップされていると知人が本日、教えてくれましたので、ここにリンク先を記しておきます。番組後半に登場します。 (大藤 記)

https://youtu.be/Ztis_bw1sO8

 

ゆうすげ
 

最近の来館者から(森鴎外、高村光太郎、北杜夫に縁の方など)

 このところ、暑い日が続いています。皆さまの所はいかがですか。 

 きょうは、陶芸家の富本憲吉の孫の海藤隆吉さんが、私にぜひ紹介したい方がいるとのことで、パリ在住約20年という菊地英之さんとその妹さん(東京在住)をご案内して来館されました。菊地さんからは、歌人の与謝野鉄寛・晶子夫妻が1912年にパリに滞在していた当時の住居(現存)や暮らしの様子を丹念に調べ上げ、貴重な写真や原稿なども発掘して菊地さんが紹介された複数の論文掲載誌をいただきました。菊地さん兄妹は森鴎外の末っ子の類(るい)さんの孫にあたるそうで、驚きました。

 きょうは、詩人の高村光太郎の弟の鋳金家・高村豊周(とよちか)の孫にあたるという女性がご子息と来館。その女性は先日もお嬢さんと来館されましたので、ドナルド・キーン展の見学は2度目となります。

 きょうはまた、イギリスのヨークシャーから3年ぶりに帰国されたという日本人女性が、たまたま旧軽井沢の街でポスターを見かけたとのことで、イギリス人のご主人と2人の息子さんと一緒にキーン展を見学に訪れました。ご主人アンドリューさんはキーンさんの著作をすでに何冊も読んでいるそうで、帰りにキーン訳『徒然草』を購入されました。

 なお、忘れてしまいそうですので記しておきますが、一昨日、作家の故北杜夫夫人・齋藤喜美子さんと長女・齋藤由香さんがご来館され、ドナルド・キーン展とメーリアン展(堀辰雄山荘)をゆっくり時間をかけてご覧になっていかれました。その2日前は、作家で元東京都知事の猪瀬直樹さんが奥さんの蜷川有紀さん(画家・女優)と来館されました。

 ここに掲げる写真は、きのう、当館の入口付近でちょうど羽を休めていたクロアゲハを撮影した1枚です。  (大藤 記)

 

 

8/13(土)夜9時~TBS『世界ふしぎ発見!』(軽井沢&マレーシア)で堀辰雄山荘が紹介されます

 3日後の8/13(土)夜9時からTBS『世界ふしぎ発見!』(「憧れの軽井沢ライフ&マレーシア」)で、当館敷地内に移築保存されている堀辰雄山荘が紹介されます。また、軽井沢タリアセン内の塩沢湖畔に移築されている旧朝吹山荘「睡鳩荘」も紹介されます。よろしかったらご覧ください。 (大藤 記)

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毎日新聞の英文サイトThe Mainichiに軽井沢高原文庫ドナルド・キーン展が紹介されました。

 毎日新聞の英文サイトThe Mainichiに軽井沢高原文庫ドナルド・キーン展が紹介されました。

 本日、毎日新聞英文毎日室の武市智菜実さんから、軽井沢高原文庫のドナルド・キーン展の取材記事が毎日新聞の英文サイトThe Mainichiに掲載されたとのご連絡をいただきましたので、ご紹介いたします。ご興味ある方は、次のリンク先でどうぞご覧ください。キーン山荘についても写真入りで紹介されています。 (大藤 記)

Donald Keene's legacy shown at Japan summer work place amid lush greenery, cool air

https://mainichi.jp/english/articles/20220809/p2a/00m/0et/020000c

 

2022.8.17塩沢湖で坂田明さん「ミジンコ採集観察会」が開催されます!

 2022.8.17、軽井沢朗読館が、塩沢湖でサックス奏者の坂田明さんを講師に「ミジンコ採集観察会」を開催します。坂田明さんはミジンコ研究者としても知られています。

 昨年8月、軽井沢朗読館の青木裕子館長と共に来館された坂田明さんから、私は塩沢湖で採取したばかりというペットボトルに入れたミジンコを見せてもらいました。坂田さんから手作り風の特殊レンズ付眼鏡を頭にかぶせてもらい、それで見ると、ミジンコが水中でピョーン、ピョーンと勢いよく跳ね上がる様子がよく見えました。ふだん見ることのない小さな生き物たちとの出会いでした。

 さて、この面白い夏休みの子ども達向け、家族で楽しめそうな初イベントは、青木さん、坂田さんたちによる企画。ミジンコ大好きな坂田明さんのテンションが翌日の公演(軽井沢朗読館)でも上がること間違いなしです。

 けさの信濃毎日新聞に記事が載りましたので、「あっ!お盆がすぎましたよ!」公演チラシと合わせてご紹介します。坂田さんの文章「塩沢湖のミジンコ」は必見です(チラシ裏)。 (大藤 記)

 

 

8/27(土)高原の文学サロン「トーク&演奏♪―ドナルド-キーンを語る」(角地幸男,キーン誠己)

 8月の第1週が終わろうとしています。皆様、いかがお過ごしですか。

 今日の軽井沢は曇りのち雨、気温は最高26℃、最低18℃と予想されています。いま、外では青空も見え、セミが鳴きしきっています。

 さて、今日は8/27(土)に開催される高原の文学サロン「トーク&演奏♪――ドナルド-キーンを語る」(出演:角地幸男氏、キーン誠己氏)について、ご案内させていただきます。

 すでに皆様にご予約を頂戴しておりますが、現時点で、まだお席をご用意することが出来ます。よろしかったらご参加ください。

 ドナルド-キーン展チラシには、スペースの都合上、出演者のプロフィールを載せることができませんでしたが、ここにご紹介させていただきます。

 催しの概要も、その後に記します。 (大藤 記)

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■出演者プロフィール
角地幸男(かくち・ゆきお)……1948年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。ジャパンタイムズ編集局勤務の後、城西短期大学教授を務める。『正岡子規』『石川啄木』(ともに新潮社)、『日本人の戦争』(文春学藝ライブラリー)、『ドナルド・キーン自伝』(中公文庫)、『「ニューヨーク・タイムズ」のドナルド・キーン』(中央公論新社)などキーンの著作を多数翻訳。『明治天皇』の訳業で2002年毎日出版文化賞受賞。著書に『ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一』(新潮社)がある。
キーン誠己(きーん・せいき)……1950年新潟市生まれ。旧姓、上原。東京外国語大学フランス語学科卒業。1972年国立劇場第一期文楽研修生。1974年4月四世鶴澤重造(じゅうぞう)に入門、五世鶴澤淺造(あさぞう)を名乗り、人形浄瑠璃文楽座の三味線弾きとして初舞台。1997年に文楽座を退座。新潟に戻り家業(酒造業)を手伝うかたわら、古浄瑠璃を作曲、演奏する。2006年11月、ドナルド・キーンを知る。2011年より生活をともにし、2012年3月養子となる。

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■高原の文学サロン

「トーク&演奏♪――ドナルド・キーンを語る」

出演:角地幸男(翻訳家、文芸評論家)、キーン誠己(ドナルド・キーン子息、浄瑠璃三味線奏者)

日時:8月27日(土)午後2時~

会場:軽井沢高原文庫中庭

料金:一般1500円/学生・友の会会員1000円(友の会会員を除き別途入館券が必要です) 

定員:50名

※イベントは要予約:Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)、FAX(0267-45‐6626)でお申し込みください。TEL(0267-45-1175)でも可。

 

やまゆり、やぶかんぞう、桔梗、たいまつばな

 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 一昨日から昨日にかけては、東北や北陸では記録的な大雨に見舞われ、河川の氾濫が確認されたところもあったようでございます。軽井沢もこのところ、午後になると雨が降ったり、夜に一時的な強雨があったりで、天気が不安定です。

 さて、7月下旬から最近まで、軽井沢高原文庫の庭やわが家の庭で撮った花の写真を数枚、ここに掲げます。もっとたくさん撮っていますが、ともかく数枚。やまゆり・やぶかんぞう、桔梗(ききょう)、たいまつばな、です。この時期の高原は、多様な夏の花々が咲いて、心が和みます。

 きょうは、仙台からドナルド・キーン展を見学に車で来られたという若い男性がいらっしゃいました。また、横浜から中高一貫校の女子生徒さん達が先生に引率されて来館されました。お一人で訪れた外国人男性に声をかけると、国際基督教大学の高校の英語の先生でした。30年ほど前から東京在住で、母国はイギリス。ドナルド・キーン先生の本は英語で読み、キーンさんの英訳の太宰治作品も読んだとのこと。

 きょうは、毎日新聞企画の軽井沢高原文庫「ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」およびドナルド・キーンさんの別荘巡りツアーの団体様も東京から来館されました。また、「高原文庫」第37号にキーンさんに関するエッセイをご執筆いただいた漆芸家で人間国宝の室瀬和美先生も奥様と来館くださました。

 最近、こうした近況報告をしていませんでしたので、ここに記させていただきます。毎日が、こんな感じでございます。 (大藤 記)

 

やまゆり、やぶかんぞう

桔梗

たいまつばな