軽井沢高原文庫 -30ページ目

高原文庫の会、高原の文学サロン、文学散歩、軽井沢再発見講座の情報をホームページにアップしました。

 きょうから7月に入りました。毎日暑い日が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしですか。標高1000メートル前後の軽井沢でも、きのうは最高気温が30.8℃でした。

 さて、本日、さきほど、高原文庫の会(9/10)、高原の文学サロン(8/27)、文学散歩(9/24)、軽井沢再発見講座(7/30)の各イベント情報をホームページにアップしました。どうぞご覧ください。

 友の会会員の方々へ。きのう、ドナルド・キーン展チラシ、「軽井沢高原文庫通信」第99号、高原文庫の会のご案内チラシなどをお送りさせていただきました。きょうか、あすには届くかと思いますので、しばらくお待ちください。

 さて、おととい、私たちは車で東京へ行って、午前は東京都北区立中央図書館、午後はドナルド・キーン先生のお宅へうかがい、ドナルド・キーン展のための資料をお借りしてきました。軽井沢に戻ったのは午後10時近くでした。キーンさんのご子息キーン誠己さん、キーン財団の大木エリカさん、北区立中央図書館の松元宙子さんらに、大変お世話になりました。なお、キーンさんの軽井沢山荘からの資料借用は後日となります。

 きのう、定期刊行物「高原文庫」第37号(ドナルド・キーン展特集)の表紙色校正と、本文校正が印刷会社から出てきました。複数の修正箇所が見つかり、さきほど、修正の確認も終わり、A5判本文96頁の小冊子がようやく私たちの手を離れました。納品は7月14日予定です。

 きょうは、午前中から文学館や図書館、美術館などへキーン展のポスターやチラシを発送するための封筒入れ作業を行っています。大量ですが、明日までには終えるつもりです。きょうは、上田市池波正太郎真田太平記館の運営委員会があり、私は午後から出かけます。

 夏の軽井沢高原文庫の外観写真をここに載せます。 (大藤 記)

 

 

 

 

 

 

 

 

あすから、堀辰雄山荘で「女流博物画家 メーリアンの世界」を開催します。実物の昆虫に出会えます。

 あすから、軽井沢高原文庫に移築された堀辰雄1412番山荘で「女流博物画家 メーリアンの世界」を開催します 。7/1スタート予定でしたが、きょう、この展示の提案者の新部公亮さん(栃木県立図書館)が日光市から来られ、自ら制作された昆虫標本箱や持参された関連書籍(和洋書)の飾りつけを行い、ほぼ完成しましたので、4日ほど前倒しして公開します。

 われわれはきのう、山荘の大掃除や、大きなテーブル7台の運び込み、標本箱を立てる書見台の組み立てなどをしました。複製画やパネル類はあらかじめ私のほうで取り付けました。

 さきほど、飾りつけ終了後、会場風景を何枚か撮影しましたので、ここに載せます。ちなみに、本展は撮影OKです。

 今回、メーリアン作品の複製画12点と、新部さんが今回のために、メーリアンが描いた昆虫の本物を絵に落とし込んで制作した昆虫標本箱20箱をメーンに、展示しています。昆虫を国内外から集めるのに新部さんは3年を費やしたそうです。

 ちなみに、メーリアンが刊行した貴重な図譜は、当時の文豪ゲーテやピョートル大帝も購入したそうです。

 何はともあれ、メーリアンのすばらしい絵に加え、メネラウスモルフォのオス・メスや、ナンベイオオタマムシ、ナンベイオオタガメなど、美しい蝶や驚くほど大きな昆虫に出会えますので、よろしかったらお出かけください。8/28迄。見学料は軽井沢高原文庫入館料に含まれています。 (大藤 記)

 

 

イングリッシュローズ・ガーデンはバラが見頃を迎えています。

 きょうは暑かったですね。皆さまの所はいかがでしたか。

 さきほど、夕日の沈む前、軽井沢高原文庫より徒歩3分の軽井沢タリアセン内のイングリッシュローズ・ガーデンを20分ほど、歩いてきました。バラはちょうど見頃を迎えていました。あたり一面、とてもよい香りがしていました。

 ここに散策しながら写した写真を数枚、載せます。  (大藤 記)

本日から、特別展「深沢紅子と軽井沢~野の花に魅せられて~」がスタートしました。

 本日から、軽井沢高原文庫より徒歩5分の深沢紅子野の花美術館において、開館25周年特別展「深沢紅子と軽井沢~野の花に魅せられて~」がスタートしました。今回、盛岡出身である紅子の作品を展示する美術館がなぜ軽井沢に誕生したのか、深沢紅子と軽井沢の関係にあらためて光を当てています。紅子15歳の時の日本画「(少女)」(1918、※初公開)、亡くなる直前の絶筆、油彩「笛」(1992)もぜひご覧ください。

 昨晩は、午後10時近くまで飾りつけ作業を行っていました。ここに、終了直後の会場風景写真を2枚、載せておきます。

 きのう、午前中、徳島県の相生森林美術館から深沢紅子作品80点の返却があり、美術館担当者らが来館されていました。また、午後は、私は長野放送のテレビ撮影があり、俳優の南野陽子さんを旧朝吹山荘「睡鳩荘」と明治44年館(=深沢紅子野の花美術館)へご案内して、南野さんに建物に関するご質問をする役などをしました。

 なお、本日、「軽井沢高原文庫通信」第99号が納品されました。軽井沢タリアセン内にあるイングリッシュローズ・ガーデンも5分咲きくらいとなり、訪れる人も徐々に増えています。その話題については、あらためて記します。 (大藤 記)

 

 

軽井沢は猛烈な雨が降りました。

 きょう、軽井沢は日中はよく晴れましたが、午後4時頃から20~30分くらい、滝のような猛烈な雨が降り、びっくりしました。大気の状態が不安定だったようです。

 きょうは、「高原文庫」第37号に掲載するドナルド・キーン先生の写真を25点ほど選び、その1点1点のキャプションを書くことに、集中しました。ちなみに、きのうは同じ「高原文庫」に載せるための挨拶文と、キーンさんの別荘管理を長年、されてきた地元軽井沢のある男性のお話を先日、お聞きしたのをまとめる作業を行いました。

 さて、さきほど、3日後から深沢紅子野の花美術館で始まる特別展「深沢紅子と軽井沢~野の花に魅せられて~」の チラシを当館ホームページにアップしました。このデザインは私どものスタッフがしましたので、ここに載せておきます。表紙は「たまあじさい」です。

 今回、盛岡出身である紅子の作品を展示する美術館がなぜ軽井沢に誕生したのか、深沢紅子と軽井沢の関係にあらためて光を当てます。

 また、7月1日から堀辰雄1412番山荘で始まる「女流博物画家 メーリアンの世界」展情報もホームページに載せました。このテーマは栃木県立図書館に勤務する新部公亮さんからのご提案でした。

 メーリアン著『スリナム産昆虫変態図譜1726年版』の邦訳初刊行(岡田朝雄・奥本大三郎訳、白石雄治製作総指揮、2022年、鳥影社)を記念して、メーリアンの絵画と新部さんが作成する昆虫標本等を合体させた、博物学的総合展示となります。夏休みの子どもたちにも大いに喜ばれそうです。資料はすでに板橋区立熱帯環境植物館経由で届いています。(大藤 記)

 

 

きょうは暑い一日でした。

 きょうは暑い一日でしたね。軽井沢でも昼間、気温が24℃まで上がりました。

 さて、きのう、軽井沢高原文庫で来月からスタートするドナルド・キーン展のチラシをご紹介しましたが、3日前、私はまた東京のドナルド・キーン先生のお宅へうかがって、お借りする資料を選ばせていただきました。キーンさんの資料を多く収蔵する北区立中央図書館へも再訪問しました。展覧会の準備は少しずつ進んでいます。

 おととい、「世界ふしぎ発見!」の撮影が堀辰雄山荘と旧朝吹山荘でありました。同じ日、3人の出版社の編集者の方が揃って、私を訪ねてこられました。1人は軽井沢で出版社を起業したばかりという若い男性(ソフトバンク系の出版社におられた由)、1人は東京の出版社の書籍編集部に在籍し、軽井沢から新幹線通勤されているという若い女性、一人は中央公論社の「中央公論」や「婦人公論」の編集長などを歴任された大ベテランの編集者の方。軽井沢の文学者や文学作品、避暑地の成立や歩みなどについて、館内外をご案内しながら、お話させていただきました。

 きのうは、軽井沢響きの会を主宰する旧知の久木隆さんが来館され、来月(7/23)、軽井沢大賀ホールでウィーン・フィルのコンサートマスターだったヴァイオリン奏者、ライナー・キュッヒルさんのリサイタルを数年ぶりで開くとのことで、そのお話をうかがいました。チラシには「音楽の都 ウィーンの至宝 ライナー・キュッヒル」とあります。私も仕事で忙しくなければ、ぜひ足を運んでみたいと思います。

 さて、きのう、「高原文庫」第37号の著者分のゲラが出てきましたので、執筆者へ校正のお願いをメールやFAXでしました。メールというのは便利ですね。アメリカにいる研究者の方とも瞬時に連絡をとることができ、現に、その方から昨晩のうちにご返事をいただきました。

 きょう、「高原文庫通信」第99号がようやく校了となりました。仕事のひとつが手を離れ、ほっとしています。 (大藤 記)

 

 

7/16~スタートの生誕100年ドナルド・キーン展チラシPDFを紹介します。

 ちょうど1か月後の7月16日(土)からスタートする「生誕100年ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」のチラシPDFをここに初めて紹介します。軽井沢高原文庫のホームページにもさきほど、アップしました。 

 展覧会タイトルは「生誕100年ドナルド・キーン展―軽井沢と日本語の美―」。英語表記は「Donald Keene 100th Anniversary Exhibition Karuizawa and the beauty of the Japanese language」です。

 ドナルド・キーン先生(1922-2019)の人となりについては、チラシ裏面のやや詳しい解説をご覧ください。

 キーンさんと軽井沢との関わりは、1950年代、友人永井道雄さんの招きで軽井沢を訪れたことがきっかけでした。清涼な気候を気に入ったキーンさんは、1964年に千ヶ滝に土地を購入し、翌年1965年には十坪ほどの山荘(「軽井沢の庵」)を建てました。以後、半世紀余にわたり、兼好や芭蕉など中世の文人に自身を重ねながら、山麓の深い緑と静寂の中で、『徒然草』や三島由紀夫『サド侯爵夫人』の英訳、『石川啄木』など数々の著作の執筆を行いました。

 今回の展覧会は、ドナルド・キーンさんの生誕100年という大きな節目を捉えて、キーンさんが夏の仕事場を構えていたゆかりの軽井沢の地で、主要作品や軽井沢との関わりなどを中心に、キーンさんの仕事や交友などを紹介しようとするものです。

 自筆原稿や書簡、蔵書、愛用品など関係資料約200点を展観いたします。山荘の書斎の一部も復元します。

 なお、会期中に3つの魅力的なイベントを開催します。よろしかったらご参加ください。 (大藤 記)

 

 

メーリアン展終了

 長野県はすでに梅雨入りしていますが、軽井沢はきのう、きょうの2日間、梅雨の晴れ間となり、お出かけ日和の週末となりました。塩沢湖周辺も賑わいを見せていました。

 きょうは、旧朝吹山荘「睡鳩荘」で開かれていた「メーリアンの世界」展が終了しました。夕方、軽井沢高原文庫を閉館後、睡鳩荘に赴いて、撤去作業を約2時間、行いました。 

 きのう、メーリアン展に全面的にご協力をいただくと共に、約3万5千円の豪華限定本のメーリアン著『スリナム産昆虫変態図譜』を近く刊行される出版社、㈱鳥影社の百瀬精一社長と編集室次長の北澤晋一郎さんが見学に訪れました。また旧知の信州昆虫資料館の野原未知館長も見学にお見えになりました。

 さて、きょうは「軽井沢高原文庫通信」第99号の2ページ分の原稿と埋め草記事数本を書くことで、昼間の時間の多くを費やしました。また深沢紅子野の花美術館の夏季特別展チラシが出来上がりましたので、メディア等に発送しました。 

 ところで、軽井沢タリアセン内のイングリッシュローズ・ガーデンのバラが咲き始めました。見頃は6月20日前後と予想されます。よろしかったらお出かけください。7月上旬まで十分、見られるでしょう。

 写真は、我が家の庭にちょうど今、咲いているテッセンです。山椒(さんしょう)の木に絡みついて、元気に育っています。この山椒の木は、15センチくらいの苗木を20年ほど前に私が植えたのですが、今や2.5メートルを超す大木に成長しました。 (大藤 記)



 

読売新聞2022.6.4【長野】の「学芸員のおススメ」欄に当館情報が掲載されました。

 2022年(令和4年)6月4日付の読売新聞朝刊【長野】のコラム「学芸員のおススメ」欄に、当館の野中智学芸員が書いた文章「軽便電車 エッセイで回想」が掲載されましたので、ここにご紹介いたします。

 現在、当館で開催中の「ことばの森へ―軽井沢を愛した文学者・芸術家たちスペシャル―」展を紹介した内容です。

 なお、この欄は、月1回、県内の美術館等の学芸員が交代で書いていて、最近では北斎館や安曇野ちひろ美術館の学芸員の方が執筆されています。

 今回、軽井沢高原文庫にお声をかけていただき、読売新聞長野支局に対し、深く感謝申し上げます。 (大藤 記)

 


栃木市立文学館へ行ってきました。

 おととい、関東甲信越地方が梅雨入りしました。九州・四国よりも早いそうです。皆さまの所はいかがですか。

 さて、きのう、定期刊行物「高原文庫」第37号(ドナルド・キーン展特集号)の原稿をお願いしていた10人のうち、最後となる10人目の方の原稿が届きました。あとは、聞き書きの方お一人、ごあいさつ、ドナルド・キーンアルバムなどをこちらで作成します。

 ところで、3日前、今年4月27日に開館したばかりの栃木市立文学館へ行ってきました。栃木県内初の公立文学館とのこと。

 栃木市は、江戸時代には市内を流れる巴波川(うずまがわ)の舟運が盛んで、さらに日光例幣使街道の宿場町として賑わいをみせた街です。浮世絵師・喜多川歌麿ゆかりの地でもあります。

 文学館の建物は、大正10年(1921)に建てられ、栃木町役場・市役所として90年間にわたり使用されてきた築100年の歴史的建造物を活用しています。1階は日立製作所創業者の小平浪平ら郷土の偉人たちを紹介。2階は山本有三、吉屋信子、柴田トヨの3文学者の常設展示コーナーのほか、企画展示を行う多目的室もあります(現在、特別展を開催中)。

 4年前、栃木市市長さんら関係者5名様が軽井沢高原文庫を視察に来られた際、塩沢湖周辺に移築保存された歴史的建造物を美術館などに活用している例をご案内させていただきました。今回は、逆に、栃木市立文学館の方たち(石川達也 主任・学芸員、鵜飼信行 美術・文学館課主任、加茂浩史 美術・文学館課課長、永島勝 地域振興部部長)に約2時間、丁寧に文学館をご案内いただきました。

 吉屋信子の常設コーナーには、軽井沢の吉屋信子別荘にあった机や椅子、別荘で使っていたという湯飲み茶碗などが飾られ、目を惹きました。

 古くは万葉集にも歌に詠まれていることは知っていましたが、清少納言や上田秋成、近代以降でも尾崎紅葉や正宗白鳥、新海誠など、つまり、奈良時代から近・現代に至るまで、多くの文学者・芸術家により、様々なジャンルでこの地が描かれていることを知り、私自身、新しい視界が開けたような気がしました。 (大藤 記)

 

栃木市立文学館とヒマラヤスギ