軽井沢高原文庫

2018.7.21~10.8   


夏季特別展「新しい世界文学へ 加藤周一・中村真一郎・福永武彦 マチネ・ポエティク、モスラ…」











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2018-09-24 17:07:51

諸橋轍次『大漢和辞典』全13巻デジタル化!

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 わたしは家で、諸橋轍次『中国古典名言事典』 (講談社学術文庫)をいつも身近に置いています。時折、無作為にぱっと開いたページの一項目を読むのを愉しんでいます。

 しかしながら、諸橋轍次博士といえば、なんといっても『大漢和辞典』全13巻(大修館書店)を挙げなければなりません。70余年の歳月をかけた偉業です。

 その『大漢和辞典』がこの11月にデジタル化成る!という版元の新聞広告を目にしました。全13巻がUSBメモリー1個に収まるとはすごい時代です。 

 漢字文化圏の日本において、漢字のもつ魅力、奥深さを探索するひとにとって、もっとも豊かな泉がそこにあると、私などは確信します。  (大藤 記)

2018-09-23 16:53:31

最近の出来事から~東急文化村、アトリエ第Q藝術、世田谷美術館、奥田元宋・小由女美術館

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 ここ数日間の出来事を二、三、記します。

  おととい、ブリヂストン美術館に長く勤められた阿部信雄さん(作家阿部知二のご子息)が、東急文化村ザ・ミュージアムの主任学芸員の廣川暁生さんらと4人でお越しくださいました。阿部さんの兄上は仏文学者の故・阿部良雄氏(東大教授)。

 きのうは、東京のアトリエ第Q藝術で11月に開催する軽井沢演劇部朗読会「ある死刑囚の手紙」チラシが出来上がり、矢代朝子さんから一箱分、送っていただきました。すでにホームページにアップしていますが、チラシを欲しいという方はご連絡ください。

 また、きのうは通信92号への執筆依頼を神戸市在住の方に電話でお願いし、お引き受けいただきました。

 きょうは、世田谷美術館の矢野進学芸員が来館くださいました。矢野さんは世田谷文学館の立ち上げから15年ほど関わり、その後、美術館へ移られたという変り種。世田谷文学館での遠藤周作展は矢野さんのご担当でした。

 また、きょうは、軽井沢は珍しく青空が広がりましたので、辻邦生山荘の窓を開けて、風を通しに、行ってきました。来月、今年最後の現地での山荘見学会があります。

 あすは中秋の名月。奥田元宋(げんそう)・小由女(さゆめ)美術館(広島県三次市)では毎月、満月の夜、音楽会を開いているという記事を目にして、風流なことをなさっているなあと思いました(日経2018.9.16NIKKEI The STYLE)。奥田画伯が37歳の時に描いた代表作「待月(たいげつ)」にちなむ催しとのこと。前回8月26日は、ドビュッシー「月の光」、滝廉太郎「荒城の月」などが演奏されたそうです。  (大藤 記)

 

2018-09-22 17:04:38

[急行]塩沢湖線バスは9月25日(火)よりダイヤ改正いたします。

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 [急行]塩沢湖線バスは9月25日(火)よりダイヤ改正いたします。また軽井沢千住博美術館には停車しません。

 さらに、[急行]塩沢湖線バスは東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA休館日には運休いたします。運休日は次の通り。2018.12.11~14、2019.1.8~11、同2.5~8、同4.16~19。どうぞご注意なさってください。

 詳しくはバスを運行している西武観光バスのホームページをご覧ください。http://www.seibukankoubus.co.jp/

 なお、町内循環バス[東・南廻り線]は引き続き、毎日運行しております。  (大藤 記)

 

  

2018-09-21 17:42:18

立命館土曜講座「加藤周一歿後10年記念:加藤周一を引き継ぐために」

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 立命館大学(京都市)は来月、立命館土曜講座「加藤周一歿後10年記念:加藤周一を引き継ぐために」を計4回、開催します。加藤周一現代思想研究センター企画。

 10月6日は寺島実郎・(財)日本総合研究所会長「戦後日本と加藤周一」、10月13日は三浦信孝・中央大学名誉教授「加藤周一と1934年生まれ世代――樋口陽一、海老坂武、大江健三郎、西川長夫」、10月20日は君島東彦・立命館大学国際関係学部教授「加藤周一の平和主義」、10月27日は中川成美・立命館大学文学部特任教授「加藤周一のパリ――思索的逍遥」。

 時間は14:00~。料金は無料。会場は同大衣笠キャンパス。

 詳しくは、「立命館土曜講座」で検索してみてください。 (大藤 記)

2018-09-20 15:25:05

あさってから、「2018軽井沢紅葉まつり」がスタートします(9/22~11/4)。

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 あさってから、彩り鮮やかな紅葉を愛でる「2018軽井沢紅葉まつり」がスタートします。11/4まで。

 期間中、さわやかバザール、追分秋の味覚市、軽井沢グランフェスタ2018「秋の大収穫祭」、軽井沢ハロウィン、軽井沢写真コンテスト、ホリデーウォークin軽井沢2018、第9回サンスポ軽井沢リゾートマラソン、第2回軽井沢オープンテニストーナメントなどなど、様々なイベントや大会が行われます。

 また、町内13の美術館・文学館が100円引で見学できます(駅観光案内所や観光会館等でチラシをもらってください)。秋の民宿割引、タクシードライブなどもあります。

 詳しくは、軽井沢観光協会公式ホームページ、長野県軽井沢町公式ホームページをご覧ください。

 皆さま、秋の軽井沢におでかけになってみませんか。当館の夏季特別展は10月8日まで開催中です。  (大藤 記)

2018-09-19 08:13:34

願いをかなえる救急車財団

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 きのう、新聞で、「願いをかなえる救急車財団」という団体の活動が紹介されているのを見て、これこそ今、私たちに求められる活動の一つなのではないか、とはたと膝を打ちました(朝日2018.9.18国際/ロッテルダム=津阪直樹)。

 あと数ヶ月で自分が死ぬと知ったら、何がしたいですか――。そうした問いに対する末期患者の希望を実現させる団体がオランダにあり、2007年から10年余、活動を続けているとのこと。この活動を始めたのは、ロッテルダムで救急車の運転手を20年務めたケース・フェルドブールさん(58)。

 死ぬ前に息子と町並み模型の博物館に来たかったという願いをかなえた肺がんの男性。チューリップで有名なオランダのキューケンホフ公園に行きたいという願いをかなえた女性。妻ともう一度、フランスのピレネー山脈のふもと、ルルドを訪れることができた男性。子供や孫たちと海に行くという望みを実現した男性。コンサートに行くという願いをかなえた高校生。オランダを車で出発、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王に会いに行き、手を握ってもらった患者さん…。フェルドブールさんは「小さいと思える願いこそ美しいと思うようになった」。

 この財団は、1日5~6件、年2千件前後の仕事に必要な約45万ユーロ(約5900万円)は、企業や患者の家族などからの寄付金で賄い、末期患者からの希望は無料でかなえているという。知名度が上がるにつれ、協力を申し出る遊園地や美術館が増加。無料で利用できたり、営業時間外に入場できたりする施設も多いそうだ。

 活動の鍵は、医療の専門知識を持つボランティアの存在。財団には医師や看護師、救急隊員ら約270人が登録。集中治療室の患者にも対応できる。

 海に行きたい。孫の顔が見たい。家に帰りたい。そんな思いを形にした人は1万人を超えたそうだ。  (大藤 記) 

 

 

 

2018-09-18 09:32:19

ポール・ジャクレー展が追分で開かれています。

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 ポール・ジャクレー展が、軽井沢町追分で開かれています。ポール・ジャクレー(1896~1960)は軽井沢を愛したフランス人浮世絵師。そのエキゾチックな作風は、多くの在日外国人らに愛されました。

 パリ生れのポール・ジャクレーは、3歳のときに来日。以後、生涯を日本で暮らし、戦後はずっと軽井沢に住み、アトリエのある軽井沢で64歳の生涯を閉じました。蝶の収集家としても有名。

 会場は、軽井沢町追分宿郷土館。11月11日まで。今回は、没後60年に相当する再来年に開かれる特別展のプレ展示で、ジャクレーの木版画約20点などが飾られています。  (大藤 記)

2018-09-17 15:26:02

通信92号、ふくやま文学館「福原麟太郎の随筆世界」

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 きょうは、3連休の最終日。おだやかな秋の一日です。

 しかしながら、2カ月半前の西日本豪雨(死者227人)や、10日ほど前の北海道地震(死者41人)により、いまなお不自由な生活を続ける方々のニュースを見るにつけ、心が痛みます。

  ここ数日、「軽井沢高原文庫通信」第92号への原稿執筆を依頼する方をリストアップしています。過去にお願いしていない方が原則ですが、きのう、まず、お二人の方に執筆依頼書を送付しました。

 なお、広島県のふくやま文学館で、おとといから「福原麟太郎の随筆世界」展が始まっています。行ってみたい気持ちはありますが、来月は当館も展示替えなどがあり、無理かもしれません。

 私自身の読書生活を振り返ってみて、青春時代における福原麟太郎氏の随筆との出会いは、かけがえのないものとして、心に深く刻まれています。随筆ではありませんが、福原氏の『チャールズ・ラム伝:』は、頁をめくるのを惜しみつつ、読んだものでした。  (大藤 記)

 

 

2018-09-16 13:52:26

ニホンリスを見ました。バーゼル補足

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 けさ、ふだんより早く仕事場に出てくると、塩沢湖畔で、ニホンリスがクルミを口にくわえ、大樹の根元へ走っていき、それを埋めているのを目にしました。朝の清々しい空気の中で、こうした光景を見ると、何とも知れず心が休まります。

 きのう、バーゼルのことを記しましたが、文学的な事柄をひとつも示さないのは、文学館ブログとしてバーゼルに対して失礼になりますので、ひとつ、ふたつ、補足します。

 ニーチェが24歳から34歳まで10年間、バーゼル大学古典文献学教授を務めていたのをご存知ですか。彼が哲学者として真価を発揮するのは、大学を辞し、在野の人となってからですが、自伝『この人を見よ』を読むと、バーゼル時代のことが皮肉まじりに回想されています。

 もうひとつ。ドストエフスキーが、1867年、バーゼル美術館で偶然見たハンス・ホルバイン『墓の中の死せるキリスト』(1521-1522)に深い衝撃を受けています(アンナ・ドストエフスカヤ『アンナの日記』)。彼は翌年、『白痴』の中で、主題の核心部分と思われる箇所で、この絵に触れています。  (大藤 記)

2018-09-15 12:01:00

バーゼル

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 スイスのバーゼルには私も1991年だったか、ヨーロッパを一人旅した際、立ち寄ったことがあります。路面電車の走る、美しい街でした。

 なぜバーゼルを持ちだしたかといえば、一昨日、当館の近くに山荘をもつご婦人(当館会員)が来られ、先日の文学サロン(樋口陽一氏講演)の配布資料や、「高原文庫」33号などを仙台に住む知人に送ったところ、それに対する返書が届いたので、ぜひ私に見せようと思い、お持ちくださったとのことでした。

 私信なので、ここに記せませんが、とても感銘を受ける内容でした。手紙の差出人は、樋口陽一氏の東北大学法学部時代の恩師。ご婦人のご主人と同時期にドイツに留学なさった方。バーセル大学でのカール・バルトの最終講義も共に聞いた仲。当時、バーゼルにはカール・ヤスパースもいたとか、ご婦人からいろいろ興味深いお話もうかがいました。

 なお、バーゼルといえば、私は稀代の歴史家、文化史家ブルクハルトをつい思い浮かべてしまいます。  (大藤 記)

  

 

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