軽井沢高原文庫

2026.7.18~2026.10.12



「没後7年 堀文子展~いのちのつながり~」











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本日から夏季特別展「没後7年 堀文子展~いのちのつながり~」がスタートしました。

 本日から軽井沢高原文庫の夏季特別展「没後7年 堀文子展~いのちのつながり~」がスタートしました。自然と生命の美を描き続け、7年前に100歳で亡くなった日本画家・堀文子(1918₋2019)の豊かな芸術世界を、絵画、スケッチ、書籍、愛蔵品、生活資料、旧蔵書など約250点によって紹介しています。堀は1979年から軽井沢にアトリエを構えて作品制作に取り組んでいました。

 会場は、「Ⅰ花 Fiore」「Ⅱ旅 Viaggiare」「Ⅲ軽井沢 Karuizawa」「Ⅳ生命 Vita」の四部構成とし、中間点に「堀文子のアトリエ Atelier」(立体ケース)の部屋を設けました。

 堀文子作品の魅力については、ぜひ会場を訪れて、ご自身で実感してみてください。

 昨夜、遅くまでかかって展覧会の準備を行い、本日、予定通りスタートできたことに、いまは安堵しています。

 展覧会の開催にあたり、一般財団法人堀文子記念館、株式会社ナカジマアート、株式会社米八グループほか、多くの関係機関や個人の方にご協力を賜りました。心よりお礼申し上げます。

 なお、会期中、2つの関連イベントの開催を予定しております。8月8日(土)午後2時から俳優・檀ふみさんによるお話「堀文子先生の思い出」と、8月22日(土)午後2時から美術史家・美術評論家の水沢勉さんによるお話「堀文子 画家として生きること」です。いずれも料金は一般2000円、学生・友の会会員1500円(料金には堀文子展観覧料が含まれています)。要予約。予約方法は当館ホームページをご覧ください。

 ここには、道路沿いの堀文子展の大看板の写真を載せます。 (大藤 記)

 

本日で「シャーロック・ホームズ展」終了、明日から4日間、展示入れ替えのため臨時休館となります。

 本日で、軽井沢高原文庫で開いている「シャーロック・ホームズ展」が終了します。早いもので、2か月余りの展示期間があっという間に過ぎてしまいました。

 今回、感じたのは、シャーロック・ホームズの愛読者が全国にいらっしゃるということ、そして身近なところにもたくさんいらっしゃるということでした。数日前、朝一番に来館された若い女性は大阪からバスで来ました、とおっしゃっていました。きのうは、隣町の御代田町の浅間縄文ミュージアムの方が、一昨日は軽井沢町立図書館の方がお見えになっていました。

 今回、約300点の貴重な資料をご提供いただいた東京の東山あかねさんには、先日、最近の来館者の様子や本日夕方に撤去作業を行うことなどをご連絡したところでした。

 なお、いま、これを記していたら、今回の展示で資料選定やキャプションなどでご尽力いただいた新井清司さんがもう一度見ておきたいのでと、埼玉県からわざわざいらっしゃいました。

 ここには、6月20日に行われた2回目のギャラリートークの際の写真を1枚、載せます。講師は、東山あかねさんと新井清司さん。約50人の参加者がありました。

 さて、明日から4日間、展示入れ替えのため、軽井沢高原文庫は臨時休館となります。どうぞご了承ください。 (大藤 記)

 

 

7/18(土)から夏季特別展「没後7年 堀文子~いのちのつながり~」を開催します。

 7月18日(土)から、軽井沢高原文庫では、夏季特別展「没後7年 堀文子展~いのちのつながり~」を開催します。自然と生命の美を描き続けた日本画家・堀文子(1918-2019)。

 この展示では、堀文子が描いた花鳥画や、厳しい自然を描いた風景画、ヨーロッパスケッチなどのほか、文学者の本の装幀・挿絵本、子どものための絵本など約250点の作品&資料を展示します。7年前に100歳で亡くなった堀文子の豊かな芸術世界を紹介します。

  先月上旬、神奈川県大磯町のアトリエからの資料借用に続き、同下旬の東京都内での借用、そして、数日前に東京都内の複数個所からの作品借用が無事に終わりました。これで素晴らしい展覧会が実現できそうな予感がします。

 ここに、堀文子展のチラシ画像を載せます。どうぞご覧ください。 

 なお、「シャーロック・ホームズ展~小林司・東山あかねの貴重なホームズ・コレクション一挙初公開~」の終了まで、残り5日ほどとなりました。7月13日まで。今日は東京の日本近代文学館の方がお見えになっていました。 (大藤 記)

 

「軽井沢高原文庫通信」第107号を発行しました。

 このたび、軽井沢高原文庫の定期刊行物の一つ、「軽井沢高原文庫通信」第107号を発行しました。6月20日。A4判12ページ。定価200円。

 内容は、フランス文学者の海老坂武さんのエッセイ「軽井沢の思い出」、日本シャーロック・ホームズ・クラブ主宰者の東山あかねさんのエッセイ「『シャーロック・ホームズ展』開催」、詩人の大崎清夏さんのエッセイ「塩を夢みる」のほか、現在開催中のシャーロック・ホームズ展の出品リスト(展示全資料)を7頁あまりにわたって掲載しています。海老坂さんは現在、91歳です。

 シャーロック・ホームズ展の出品リストについては、展示資料の全データを展示順に掲載しており、12コーナーに分けた展示構成やその詳細などがよく分かると思います。東山あかねさん、新井清司さんの手になるキャプションも一部載せています。

 5年後、あるいは10年後に、全国のどこかの文学館や大学などがシャーロック・ホームズ展をやろうと思い立った時、このリストは必ずや大いに役立つでしょう。またそうであってほしいという願いを込めて作成しました。

 先日、6月20日、2回目となるシャーロック・ホームズ展のギャラリートークが展覧会場で開かれました。講師は東山あかねさんと新井清司さん。参加者はざっと見わたしたところ、約50人。内容のとても充実したイベントでした。大阪から来たという中年男性、京都からバスできましたという若い女性、愛知県から片道4時間かけて車で日帰りで来たという男女2人組など、いろいろな方がいらっしゃいました。故・小林司さん、東山あかねさんの4人のお嬢さんたちも東京から駆けつけてくださいました。終了後、シャーロック・ホームズが愛したハンガリーのトカイワインが東山あかねさんの差し入れで参加者にふるまわれました(前回は小林エリカさんによる差し入れ)。4姉妹がサイン会とワイン出しのお手伝いをしてくださり、助かりました。

 きのう、朝日新聞長野総局からシャーロック・ホームズ展の資料画像を送ってほしいというご連絡をいただき、お送りしたところです。

 きのう、友の会会員で、私も存じ上げている女性がご主人と来館され、その方の学生時代のお友達がシャーロック・ホームズ研究家の長沼弘毅さん(元大蔵事務次官)のお嬢さんであることを立ち話でうかがいました。長沼さんの著作も研究書第1作を展示しています。

 ここには、「軽井沢高原文庫通信」第107号の5ページから始まるシャーロック-ホームズ展の出品リストの1ページ目を載せます。 (大藤 記)

 

6/20(土)午後2時~東山あかねさんと新井清司さんによるホームズ展ギャラリートークがあります。

 いま、軽井沢高原文庫では、企画展「シャーロック・ホームズ展~小林司・東山あかねの貴重なホームズ・コレクション一挙初公開~」を開催しています。7月13日まで。会期終了まで残り1か月を切りました。

 シャーロック・ホームズに関心のある方が各地から訪れています。地元の方もいらしてくださっています。最近、お隣の軽井沢絵本の森美術館のベテランスタッフのご夫妻がいらっしゃいました。少し前ですが、軽井沢町歴史民俗資料館の学芸員の方がお友達と見学に訪れていました。

 さて、5月4日に1回目が行われた東山あかねさんと小林エリカさんによるギャラリートークに続き、あさって6月20日(土)午後2時から、2回目のギャラリートークが開かれます。講師は東山あかねさんと新井清司さん。今回、シャーロック・ホームズ展の開催にあたり、監修者と協力者として、資料のご提供および資料の選定にご尽力いただいたお二人のお話ですから、奥深いホームズの世界に私たちを誘ってくれることでしょう。新井さんはホームズ文献にお詳しい方です。

 皆さま、どうぞよろしかったらお出かけください。ご予約は不要です。

 なお、シャーロック・ホームズ展の展示資料全データは、最近できあがった「軽井沢高原文庫通信」第107号に7ページにわたって掲載しました。友の会の会員の皆さまには、きのう、発送しました。A4判12頁。定価200円。

 次に載せる画像は、今回の展覧会の展示品の一つです。エラリイ・クイーンが編集した著名な作家によるホームズ・パロディ集。ドイルの遺族の抗議を受けて絶版となった稀覯書として知られる一冊です。表紙の下方、オレンジ色の部分をご覧ください、マーク・トウェイン、オー・ヘンリー、アガサ・クリスティーといった豪華な名前が並んでいるのが見えますか。

 もう一枚は、1週間ほど前、2026年6月13日の読売新聞長野版「学芸員のおススメ‼」欄に私が書いたホームズ展の紹介文です。これも記録として載せておきます。 (大藤 記)

 

The Misadventures of Sherlock Holmes.(Little,Brown,1944)

 

2026年6月13日読売新聞長野版

近況、リス、ジムグリ

 きょうは好天に恵まれ、軽井沢でも24度まで気温が上がりました。

 しばらくぶりですので、最近の出来事を、思い出すままに記しておきます。

 先週末の6月5日、文教大学文学部日本文学科1年生177名の来館がありました。毎年、この時期にいらっしゃっています。シャーロック・ホームズ展や堀辰雄山荘の説明を私が4クラスの学生さんにするのを、皆さん、熱心に耳を傾けていました。

 翌6月6日、辻邦生山荘見学会2026①が現地(旧軽井沢)で開かれました。参加者17名。満席。兵庫県姫路市から2人、参加されていました。長野県庁の某部長さんも、隠れ辻邦生ファンらしく、個人参加されていました。

 今週に入って、6月8日、「軽井沢高原文庫通信」第107号がようやく校了となりました。この2週間ほど、編集作業に取り組んでいました。今号は、フランス文学者、詩人など3人の方にご寄稿いただいています。A4判12頁。発行は6月20日。

 6月11日、私は夏の堀文子展の資料借用のため、神奈川県大磯町にある堀文子先生のアトリエに車でうかがってきました。一般財団法人堀文子記念館所蔵の資料をたくさんお借りしました。対応にあたってくださった皆様に心よりお礼申し上げます。早朝5時50分に軽井沢を出発、夜9時前後に軽井沢に戻りました。上信越自動車道、圏央道、新湘南バイパスと道路が繋がっていて、順調でしたが、早め早めの休憩を心がけました。資料借用は7月にも東京都内で複数箇所、あります。

 きのう6月12日は、堀文子展ポスター、チラシが納品されました。友の会会員の皆さまへお送りするのは20日以降ですので、まだ表に出していません。

 そしてきょう、「高原文庫」第41号(堀文子展特集)のまだ届いていなかった原稿3人分が昨夜までに届いたので、全体チェックをおこない、昼頃、東京の熊谷博人さんの事務所へメールで送りました。メールというのは便利です。

 なお、先週までに、堀文子アルバム写真、年譜、広告データ等も送っていますので、「高原文庫」第41号に関しては、一つの山を乗り越えたことになります。A5判、頁は70頁程度。7月18日発行。

 最後に、最近、館周囲で見たことを次に一つ、二つ、紹介します。

 このところ、朝、高原文庫の前庭で1匹のリスが元気に遊んでいるのをよく見かけます。土を掘り起こして、なにやら食べ物を探している様子です。ハルニレの木に登ろうとしている写真をここに載せます。

 もう一枚は、蛇のジムグリです。日本固有種。有島武郎別荘近くで見ました。この蛇は主に山地・森林に生息するため、皆さんには珍しいかもしれません。かわいそうに、ちょっとけがをしている様子でした。体長30センチくらい。 (大藤 記)

あさって、辻邦生山荘見学会2026①を開催します。

 6月に入りました。この欄もだいぶ、さぼってしまいました。

 皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 私は4月、5月と、いろいろな仕事を同時進行で進めなければならず、頭がこんがらがりそうなのを頭をなんとか整理しながら、疲労がたまるのをこらえながら、ようやくここまできました。

 ちょっと振り返ってみたいと思います。4月25日にシャーロック・ホームズ展が始まりました。5月4日にホームズ展のギャラリートークが開かれました。講師は東山あかねさんと小林エリカさん。大盛況でした。参加者には終了後にホームズが愛したトカイワインがふるまわれました。

 SBC信越放送がシャーロック・ホームズ展を紹介する5分22秒間の番組を制作してくださり、それが5月28日に放送されました。追分のホームズ像前では追分区長の内堀次雄さんが、ホームズ展会場ではSBCアナの竹井さんと私が出演しました。

 ここにはそれにまだ触れていませんでしたが、夏は日本画家・堀文子さんの展覧会を軽井沢高原文庫で開きます。私はそのためのチラシ、ポスターの原稿書きと画像の用意、堀文子展を特集する「高原文庫」第41号の原稿依頼などを4月、5月と断続的におこなっていました。

 この1週間は、「軽井沢高原文庫通信」第107号の外部の方の原稿3頁分が届きましたので、それを除く9頁分の原稿作成と読売新聞長野版のコラムなどを書いて、さきほど、ようやく手が離れました。

 さて、あさっては、今年で13年目となる辻邦生山荘見学会2026①が開かれます。そのために、3日前の6月1日、山荘内外の掃除に行ってきました。その時撮った写真をここに載せます。新緑がかなり深まってきて、とても素敵な雰囲気です。私が山荘周囲を刈払い機やブロアーで掃除している間、ハルゼミがうるさいくらい、ずっと鳴きしきっていました。 (大藤 記)

 

女子美術大付属中

 軽井沢は、一年でもっとも美しい時期の一つ、新緑の季節を迎えています。

 きのう、深沢紅子野の花美術館に女子美術大学付属中(東京・杉並)の1年生155名(先生も含む)が来館されました。少し時間を変えて、4回に分けて訪れ、開催中の「深沢紅子展~野の花によせて~」を見学されました。

 私は、到着直後の各バスの車内で、5分程度あいさつをさせていただき、展示会場でも皆さんに絵や建物の説明などをして回り、楽しい時間を過ごしました。

 中学に入学して、まだ1か月ほどしかたっていないというなかでの、最初の2泊3日の軽井沢旅行だそうで、生徒さんたちは目を輝かせていました。また、絵を見て、熱心にノートをとっていました。

 この学校は毎年、この時期に美術館および軽井沢タリアセンを訪れてくださっています。ちなみに、深沢紅子さんは女子美術大学の卒業生です。

 きょうは、中学生たちは丸一日、軽井沢タリアセン内の塩沢湖畔でスケッチをされていました。きょうは、好天に恵まれて、よかったです。

 ここには、きのうの午前9時ごろ、開館直前の深沢紅子野の花美術館の写真を載せます。(大藤 記)

 

「2026 野の花さんぽ」を今年も開催いたします。

 きょうは、軽井沢タリアセン内 山野草ガイドツアー「2026 野の花さんぽ」に関するお知らせです。

 軽井沢の豊かな自然と、軽井沢タリアセンに残された里山を発見する「野の花さんぽ」シリーズを、今年も開催いたします。この催しは2017年からスタートし、好評を博しています。今年で10年目。

 四季折々に咲く花や植物を、一緒に歩きながら、途中クイズなどにも挑戦しながら、楽しく探します。植物に詳しくない初心者の方も大歓迎です。どうぞお気軽にご参加ください。

 今年の開催日は、5月9日(土)、7月11日(土)、8月8日(土)、9月12日(土)、10月10日(土)。時間は各日13:30~15:00。

 料金は、深沢紅子野の花美術館入館料またはミュージアムセット券が必要。定員は10名程度。要予約。小雨決行。 

 ガイドは、軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員(複数名)。

 当日、深沢紅子野の花美術館入館料またはミュージアムセット券をご購入のうえ、開始時刻5分前に軽井沢タリアセン中央ゲート前までお越しください。

 予約方法は、電話0267-46-6161またはFAX0267-45-3663までご連絡ください。予約は各回前日15時まで受付けております。 (大藤 記) 

サクラソウが咲きました。斎藤美奈子「旅する文学」了。

 春の大型連休も後半に入りました。皆さまはどのようにお過ごしでしょうか?

 きょうの軽井沢の天気はくもり。予想気温は最低8℃、最高18℃です。 

 いま、軽井沢は、町の花であるサクラソウがあちらこちらに咲いて、私たちの目を楽しませてくれています。軽井沢高原文庫の敷地内で見られるサクラソウをいくつか、ここに載せておきます。有島武郎別荘の庭(画面の左下)、堀辰雄1412番山荘の庭、道路沿いのドウダンツツジの並木の足もとです。

 

 

 

 

 ところで、文芸評論家・斎藤美奈子さんによる朝日新聞の連載「旅する文学」がきのう、終わりました。

 毎月1回、47都道府県のどこかの県を取り上げ、その土地が舞台の複数の文学作品を紹介してゆくというもの。初回が2022年4月2日ですから、じつに4年あまりにおよぶ過酷なマラソンのようなものでした。お疲れさまでした。

 私は繁忙期も欠かさずこの連載を読んで、おおいに学ぶところがありました。私がとくに印象に残っているのは、北海道編や沖縄編などです。

 たんなる作品紹介にとどまらず、その土地の文学風土や歴史をあぶりだすことにもつながっていました。

 なお、ここで扱われている「旅する文学」とは、主として明治以降の近代文学(小説が中心)です。近い将来、今度は、時間軸をもっと長くとって、万葉の時代から今日までを扱った文字通りの「旅する文学」をどなたかに書いていただけないかと個人的には希望します。

 しかし、これは筆者を探すのに困難を極めそうです。かつてこうしたテーマ(地域別でなく時系列・ジャンル別ですが)にチャレンジした人は私の知る限りドナルド・キーン氏と小西甚一氏だけで、いずれも故人です。 

 それはともかく、私は、斎藤さんの連載「旅する文学」を毎回、切り抜いていましたので、ここに画像を載せます。第一回は静岡編、最終回は東京編。この最初と最後の配置については、斎藤さんはよくよく考えて、そうされたのでしょう。 (大藤 記)

 

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