軽井沢高原文庫 -2ページ目

軽井沢の紅葉はそろそろ終わりに近づいています。

 きょう、開館前、本館2階展示室の外を箒で掃いていて、針のような落葉松の黄葉がたくさん落ちているのに気づきました。軽井沢の紅葉はそろそろ終わりに近づいているようです。

 先日、軽井沢高原文庫の紅葉の写真を載せましたので、きょうは、当館から徒歩2分ほどのところにある、軽井沢タリアセンの様子を2枚、載せます。中央ゲートを入った付近と、旧朝吹山荘”睡鳩荘”を遠目で見た塩沢湖の一部です。3日前の撮影。

 きょうは、軽井沢高原文庫に、長野市から文章講座の団体13名が中型バスで訪れました。講師は元信濃毎日新聞論説委員の三島利徳さん。三島さんはかつて文化部にもおられて、私は以前から存じ上げています。皆さん、熱心にご覧になっていました。そのうちの一人の男性は、「よくこれだけ充実した施設を40年も維持されてこられましたね」と驚いていました。

 なお、最近、「軽井沢高原文庫通信」第106号の原稿をお願いしていた7人の方から原稿が届きましたので、きのう、印刷会社へ入稿しました。今回は12ページ立て。発行は11月25日です。執筆者は、詩人や作曲家など、さまざまです。どうぞ楽しみにしていてください。 (大藤 記)

 

 

浅間山、初冠雪か

 きょうは11月3日。文化の日。

 きのう、軽井沢は好天に恵まれましたが、きょうの未明は雨が降っていました。

 さきほど、開館の準備で外に出ていると、空が急に明るくなり、ふと山のほうを見ると浅間山の上部が真っ白になっているのが見えました。今年の初冠雪でしょう。撮影時間は9時17分、撮影場所は当館敷地内の有島武郎別荘の2階の窓からです。

 皆さま、これから軽井沢へお越しになる方は、どうぞ暖かい服装でお出かけください。 (大藤 記)

 

軽井沢高原文庫の営業は11/30まで。有島武郎別荘カフェ「一房の葡萄」の営業は11/18まで。

 11月に入りました。3連休の初日。きょうの軽井沢の気温は最低7℃、最高15℃。

 秋が深まり、軽井沢は紅葉の見ごろを迎えています。

 きょうの軽井沢高原文庫の本館および前庭の様子を撮影しましたので、ここに載せます。

 さて、お知らせです。

 軽井沢高原文庫の今年度の営業は、例年通り、11月30日までとなります。現在、軽井沢高原文庫では「軽井沢の文豪たちに逢いにゆく<続>」を開催しております。明治期から昭和期にかけ、軽井沢ゆかりの文学者約50人が創作した詩・小説・随筆等を、自筆資料等約200点によって紹介しています。また中庭にある堀辰雄山荘において、歌人が詠んだ「蟲」たちを芋版画と共に実物標本で表現した「蟲の歌を詠む」を開催中。あわせてお楽しみください。

 きょうは、立原道造を数十年来、愛読しているという女性が熊本県からお見えになりました。

 もう一つ、お知らせがあります。軽井沢高原文庫敷地内の有島武郎別荘〝浄月庵”のカフェ「一房の葡萄」の今年度の営業は、11月18日(火)までとなります(水・木は休み)。「一房の葡萄」の次年度の営業開始は2026年4月11日でございます。

 ここへきて、朝晩の気温が一段と下がってきているように感じます。これから軽井沢へお越しになる方は、どうぞ冬の服装でお出かけください。 (大藤 記)

 

 

 

今年の軽井沢高原文庫主催イベントがすべて終わりました。

 秋が深まり、軽井沢は寒さが厳しくなってきました。けさの最低気温は3度。紅葉が一段と進み、見ごろを迎えつつあります。

 ここに載せる軽井沢高原文庫前庭で撮影した赤い実は、イチゴではありません。マムシグサの実です。サトイモ科テンナンショウ属の植物。マムシグサの実には毒性があり、食べられません。

 さて、3日前、10月25日、軽井沢高原文庫主催の最後のイベント「晩秋の信濃追分を歩く~追分ゆかりの文学者たちの足跡を歩く~」が開かれました。片山廣子を研究している東京都在住の女性や、8年前から軽井沢に移住しているというご夫妻などが参加されていました。

 旧追分宿の東の端から西へ向かってゆっくり歩きながら、約2時間かけて、曹洞宗の寺のあたりまで、今も残る文学ゆかりの建物や痕跡を辿りました。今回、追分宿郷土館では企画展「浅間根腰三宿のビスタ」を野巻花帆学芸員に、ギャラリー小灯では「吾輩はMONEY=KEI猫である」展を内山舞さんに、堀辰雄文学記念館では企画展「『美しい村』の幻像(イマアジュ)」を東崎悠乃学芸員に、信濃追分文化磁場油やでは旧油屋旅館内を斎藤祐子さんに、それぞれ短時間ながら、丁寧にご説明いただきました。

 ここには、堀辰雄文学記念館の敷地内で見つけた、かわいらしいキノコの写真を載せます。これは地元では「りこぼう」(または、じこぼう)と呼ばれているキノコで、食べられます。和名のハナイグチは花のように可憐なイグチ科のキノコの意味だそうです。

 

 泉洞寺の本堂の裏手にたたずんでいる堀辰雄が愛した石仏も訪れました。堀辰雄「樹下」に印象的に描かれています。堀さんは石仏の姿を「無心な姿勢」と表現しています。写真を載せます。

 

 このように、軽井沢高原文庫の今年最後のイベントが無事に終わり、ほっと胸をなでおろしています。今年の様々なイベントにご参加いただいたすべての皆さまに、心よりお礼申し上げます。

 ついでながら、もう一つ。 

 おととい、私は東京で開催された岸田國士「動員挿話」と井上ひさし「父と暮せば」の演劇を見に行ってきました。終戦から80年という節目に企画された反戦戯曲の2本立て一挙上演。文学座の高橋耕次郎さんが中心となった企画です。岸田國士の孫・岸田未知さんからお誘いをいただきました。

 日露戦争と広島原爆をそれぞれ主題としたこの2本立て公演は、今年、軽井沢高原文庫で「戦後80年 戦後文学を拓いたひとびと~荒正人宛サイン入り献呈本約五〇〇冊一挙公開~」と「戦後80年 壷井栄『二十四の瞳』~図書館情報学の世界から~」に携わった私には、間髪を入れずに、戦争について改めて考える機会を与えてくれました。ちなみに、「父と暮せば」は井上ひさしさんの代表作の一つです。 (大藤 記)

 

本日から、旧朝吹山荘「睡鳩荘」で「第15回 假屋崎省吾の世界 ㏌ 軽井沢」が始まりました。

 本日から、旧朝吹山荘「睡鳩荘」で「第15回 假屋崎省吾の世界 ㏌ 軽井沢」が始まりました。本日、明治四十四年館1階ホールでデモンストレーション&トークも行われます(11/2、3もあり)。

 華やかに美しく華道家・假屋崎省吾さんが旧朝吹山荘「睡鳩荘」をいけばなで飾ります。秋展の開催は初めてとなります。11月3日まで。入館料600円(入園料別)。

 先日、假屋崎さんが軽井沢タリアセンに来られた際、軽井沢高原文庫の辻邦生展へも足をのばしてくださいました。假屋崎さんから私に「裏庭に移築されている堀辰雄先生の山荘は軽井沢のどの辺にあったのですか」とのご質問がありました。

 皆さま、よろしかったら、服装で寒さ対策をしっかりしたうえで、紅葉の美しい軽井沢にお出かけください。 (大藤 記)

 

辻邦生展終了。「軽井沢の文豪たちに逢いにゆく<続>」スタート。

 きのうから、軽井沢高原文庫は今年4つ目の展示となる「軽井沢の文豪たちに逢いにゆく<続>」がスタートしました。明治期から昭和期にかけて、軽井沢ゆかりの文学者約50人が軽井沢を舞台に創作した詩・小説・随筆・戯曲・俳句・短歌等を、著作、原稿、初出紙誌、絵画等によって紹介しています。資料点数約200点。会期は11月30日まで。

 ここで、最近の出来事を少し振り返ってみたいと思います。この約1週間、忙しい日々を送っていましたので、私はまだ頭がボーっとしています。

 5日前の10月13日、夏季特別展「生誕100年 辻邦生展―軽井沢と物語の美―」が終了しました。終了日近くには、武者小路実篤の親戚にあたる方や、「高原文庫」第40号に辻さんの思い出を執筆いただいた版画家の山本容子さんらも来館くださいました。最終日には、愛知県の清須市はるひ美術館学芸員の加藤恵さんが訪れ、長時間、見学されていかれました。はるひ美術館では今年12月から辻邦生展が始まります。それによって、辻邦生生誕100年展の開催を公表している美術館・文学館・記念館のすべての展示担当者が来館くださいました。開催順に、山梨県立文学館の中野和子学芸員、旧制高等学校記念館の鈴木美恵学芸員、笛吹市春日居郷土館・小川正子記念館の窪田たけみ学芸員、清須市はるひ美術館の加藤恵学芸員、学習院大学史料館の冨田ゆり学芸員。

 10月13日夜、辻邦生展の撤去作業を行いました。学習院大学史料館よりお借りした資料約100点を1点1点、借用時に作成したコンディショニングレポートを参照しながら、資料リストの順に、中性紙保存箱に収める作業を約4時間かけて行いました。

 10月14日は朝から撤去作業の続き。終了後、展示室の清掃、次の展示の資料出しをして、ほぼ一日が終わりました。15日は朝から飾りつけ作業をスタートし、16日午後、なんとか飾りつけを終えました。

 きのうの10月17日は、私は午前6時に車で出発し、東京都豊島区にある学習院大学史料館へ向かいました。辻邦生展借用資料約100点を返却するため。今年7月の借用時と同じく、同館の冨田ゆり学芸員と塩川恵梨香さんが大変丁寧に、しかも手際よく対応してくださいましたので、スムーズに資料返却が進み、無事に完了しました。朝、東京へ向かう際は、地上から昇る太陽に向かい車を走らせ、帰りは夕陽を正面に見ながら車を走らせるという往復でした。

 これによって、今年の夏季特別展「生誕100年 辻邦生展―軽井沢と物語の美―」が実質的に終了しました。いまは安堵の気持ちでいっぱいです。

 今回の開催にあたり、多数の貴重資料を快くお貸しくださった学習院大学史料館に対し、心よりお礼申し上げます。そして、展示開催にあたり、ご協力くださった多くの皆様、講師の先生方、そして最後に、ご来館くださったすべての来館者およびイベントに参加された皆様に心より厚くお礼申し上げます。

 なお、ついでながら、今回の展示入れ替え期間を含む10月12日から17日まで、軽井沢高原文庫は一人の学芸員実習生を受け入れていました。長野県佐久市在住の女性で、佐久市立図書館館長を5年務め、現在は長野県図書館協会会長。近年、作家の故井出孫六氏の資料が故郷・佐久市に寄贈され、現在、その調査事業の担当をしていらっしゃいます。丁寧な仕事ぶりで、展示入れ替え期間を挟んだ時期でもあり、私も助かりました。

 さて、ここには、夏季特別展「生誕100年 辻邦生展―軽井沢と物語の美―」の会場風景から、「Ⅳ 軽井沢と辻邦生」コーナーを載せます。ケース内に飾ってある資料は、1点を除きすべてが2013年に辻家から軽井沢高原文庫に寄贈された辻邦生山荘から運んできたものですが、10月14日午後、山荘の元あった場所にそれぞれ戻しました。 (大藤 記)

 

 

 

 

水村美苗さん、紫式部賞受賞。辻邦生展終了まであと6日。

 きのう、水村美苗さんが紫式部文学賞を受賞されたとの報道がありました。水村さん、おめでとうございます。受賞対象は昨年9月刊行の『大使とその妻』(新潮社)。私は、いち早くネット上に情報を出したと思われる東京新聞のニュースで偶然に知りました。早速、水村さんへ祝意のメールをお送りしました。水村さんからは、ありがとうございますとのお返事を頂戴しました。

 水村さんは、著作の多くを受賞なさっている方です。したがって、今回の受賞は別に驚くにあたりませんが、『源氏物語』の作者の名を冠した賞ですから、水村さんは今回の受賞に特別な思いを抱かれたのではないでしょうか。日本古典にも詳しい水村さんは、作中でもそうした事柄に触れることがあり、現に『大使とその妻』の中にも『源氏物語絵巻』などが登場します。

 『大使とその妻』は軽井沢・追分の山荘が舞台の小説。8月2日、辻邦生展の関連イベント「高原文庫の会」で水村さんに講演「辻邦生さんをめぐる思い出」をお願いした際も、お話の中で水村さんはこの作品に触れておられました。

 2002年に発表された『本格小説』(読売文学賞受賞)と今度の『大使とその妻』の2作によって、水村さんは軽井沢文学の重要作家の一人になったと、私は認識しています。それは、別の言い方をするならば、明治以降の有島武郎、堀辰雄、川端康成、立原道造…と、百数十人続く軽井沢ゆかりの文学者たちの系譜上に、水村さんも立っておられるということであり、同時に、軽井沢文学の現在地の一つがここにある、ということを意味します。

 さて、話題が変わって、辻邦生展の終了まで残り6日となりました。きょうは、朝から青空が広がり、さわやかな秋の一日となりましたので、私はふと思い立って、辻邦生展の道路沿いの大看板や、高原文庫外観、1階ショップ、2階展示室の辻邦生展会場などを一通り、撮影しました。

 なお、私事ながら、私は10月1日から軽井沢町の教育委員という職を頼まれて、お受けしました。任期4年。身が引き締まる思いで、自分に務まるかどうかよくわかりませんが、ともかく精いっぱい努力したいと思います。

 さて、ここには、辻邦生さんと水村美苗さんの共著『手紙、栞を添えて』(1998年3月、朝日新聞社)を軽井沢高原文庫の玄関付近でさきほど、撮影しましたので、載せます。本書は1996年4月7日から1997年7月27日まで朝日新聞読書面に掲載された本文に大幅加筆したもの。装画は有元利夫『部屋の愉しみ』。刊行時に、新たに書き下ろされた、水村さんの「プロローグ 最後の手紙」と、辻さんの「エピローグ 風のトンネル」が加えられています。本書は辻邦生さんの家蔵本です。 (大藤 記)

 

「辻邦生山荘を訪ねる」終了。旧三笠ホテルリニューアルオープン

 きのう、夏季特別展「生誕100年 辻邦生展―軽井沢と物語の美―」の最後のイベント、「辻邦生山荘を訪ねる②」が旧軽井沢において行われました。参加者は、遠い方では島根県や鳥取県などからも参加されていました。辻邦生『樹の声 海の声』に出てくる登場人物を伯父に持つという方や、福永武彦全集を担当した新潮社の編集者、北村暁子さんもいらっしゃいました。辻さんのパリの仕事場跡に取り付けられた記念プレートを4回、見に行ったという84歳の女性がおられたのには驚きました。

 朝、軽井沢は霧雨でしたが、午後の見学時間帯にはちょうど雨もあがって、外に出て山荘のテラスも見学しました。

 これによって、辻邦生展の関連イベント4つすべてが無事に終わりました。主催者の一人として本当にほっとしております。各イベントにご参加くださった皆様に、心よりお礼申し上げます。

 なお、軽井沢高原文庫の辻邦生展は、いよいよ会期終了まで残り9日間となりました。きのうは、山梨県立文学館で今年春に開かれた辻邦生展の展示担当者、学芸課長の中野和子さんが来館されました。私はイベントに出発する直前でしたが、ご挨拶できてよかったです。中野さんとは久しぶりでした。また、きょうは辻邦生夫人・佐保子さんの実弟にあたる後藤紘弼ご夫妻が名古屋からわざわざお見えになり、恐縮しました。

 どうぞこの機会に、辻邦生文学に関心のある方は、辻邦生さんの様々な文学資料約250点を集めた辻邦生展に足をお運びください。

 次に、最近の出来事を一つ、記しておきます。

 10月1日、重要文化財旧三笠ホテルのリニューアルオープン記念式典が旧軽井沢で行われ、私も参加してきました。令和元年より進めてきた旧三笠ホテル保存修理事業が完了の運びとなり、執り行われたもの。ここに、入口付近、テープカットの際の写真、外観の一部写真を載せます。

 

 旧三笠ホテルの建物は明治38年(1905)に建設された純西洋式の木造ホテルで、現存する純西洋式木造ホテルとしては、日本で2番目に古いとされています。ほとんど当初のままで残っており、改造が少ない点が珍しいことから評価されています。

 昭和55年(1980)、日本長期信用銀行から軽井沢町へ寄贈され、国の重要文化財に指定。昭和58年(1983)から一般公開されてきました。このたびの足掛け7年の工事を経て、再オープンとなります。

 入館料は一般1000円、小中学生500円。休館日は水曜日。カフェやミュージアムショップも新設されています。指定管理者は日比谷花壇。朗読やスケッチ、座談会など目的に応じた貸室あり(有料)。

 皆様もどうぞ一度、総事業費24億円をかけて本格的修理と耐震補強等を行った旧三笠ホテルをご覧になってください。

 式典であいさつに立った一人、文化庁文化財調査官の西岡聡さんは「ホテルとしての機能が整った大正末期から昭和初期の姿に復元した」と話されていました。「1年に1回、あるかないかの好天気に空撮した」という(展示などを担当したブランコ社長・古谷英樹さんの言葉)動画を数分間、展示室の一角で見ることもできます。

 なお、旧三笠ホテルの三つ折パンフレットには、軽井沢高原文庫提供の創業者・山本直良とその妻・愛子(有島武郎のすぐ下の妹)の写真が掲載されています。 (大藤 記)

 

10/25(土)文学散歩「晩秋の信濃追分を歩く~信濃追分ゆかりの文学者たち編~」を開催します。

 早いもので、9月も最終日です。秋分の日の頃から、軽井沢は暑くもなく、寒くもないくらいの、過ごしやすい気候になってきました。朝、仕事場へ出てくる途中、シュウメイギクやフジバカマの花が目を楽しませてくれています。

 さて、軽井沢高原文庫では、夏季特別展「生誕100年 辻邦生展ー軽井沢と物語の美ー」を10月13日まで開催しています。会期終了まで残り2週間となりました。

 きょう、友の会会員のMさん夫妻が鹿児島県からお見えになりました。Mさん夫妻には2年前、辻邦生山荘見学会に参加いただいたこともありました。

 きのう、爽やかな秋晴れでしたので、その辻邦生山荘へ赴いて、4日後に開かれる辻邦生展の最後の関連イベント「辻邦生山荘を訪ねる②」のため、室内の風通しをしてきました。

 そのあと、追分へ移動して、堀辰雄文学記念館の伊藤京子館長と、信濃追分文化磁場油やの斎藤祐子さんにそれぞれお会いして、10月25日に開かれる軽井沢高原文庫主催の今年最後のイベント、文学散歩2025②「晩秋の信濃追分を歩く~信濃追分ゆかりの文学者たち編~」の中で、ぜひ施設見学をさせていただきたいという趣旨のお願いをしてきました。

 この催しは予約受付中でございます。昭和初期から昭和後期にかけて、信濃追分に足跡を残した文学者たち(堀辰雄、立原道造、福永武彦など)にゆかりの場所を、晩秋の季節のなかで、皆さまとゆっくり歩きたいと存じます。よろしかったらどうぞご参加ください。

 次に、10/25「晩秋の信濃追分を歩く」の概要と、きょう撮影した軽井沢高原文庫、堀辰雄1412番山荘、野上弥生子書斎”鬼女山房”、有島武郎別荘”浄月庵”の画像を載せておきます。今の軽井沢の景色がこんな感じであるということを、どうぞご覧になってください。 (大藤 記)

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<イベント>

文学散歩2025②「晩秋の信濃追分を歩く~信濃追分ゆかりの文学者たち編~」

日時:10月25日(土))13時~14時半

講師:当館学芸員 

集合:追分宿駐車場(浅間神社前・追分宿郷土館近く)

定員・10名程度 
料金:一般1500円、友の会会員・中高生1000円(資料代込) 

※予約受付中(メールkogenbunko@yahoo.co.jp、FAX0267-45-6626、電話0267-45-1175)

 

軽井沢高原文庫

堀辰1412雄番山荘

野上弥生子書斎”鬼女山房”

有島武郎別荘”浄月庵”

ヒガンバナ。2026年度深沢紅子カレンダー「野の花」ができました。

 どこから運ばれてきたのか、軽井沢高原文庫の前庭に、ヒガンバナが二輪、咲いているのを数日前に見つけました。別名・曼殊沙華(マンジュシャゲ)。これまでこの場所にヒガンバナはありませんでした。

 きょう、満開となりましたので、さきほど撮影した写真をここに載せます。俳句において、「彼岸花」や「曼殊沙華」は秋の季語とされています 。 

 

 軽井沢高原文庫では、夏季特別展「生誕100年 辻邦生展ー軽井沢と物語の美ー」を10月13日まで開催しています。  

 きょう、鎌倉市から訪れたという女性は、長女が辻邦生さんと同じ9月24日生まれで、辻邦生『樹の声 海の声』の主人公の名前から採って、咲耶(さくや)と命名したそうです。そして、次女は辻邦生夫人、辻佐保子さんと同じ11月21日生まれとのこと。そんな不思議な偶然が起こりうるのでしょうか。きょう、その咲耶さんも一緒でした。

 きのうは、学習院大学フランス文学科で辻邦生さんから教わったという女性グループ7~8人の方達が来館されました。最も年長と思われる方は、60年ほど前に教わったとおっしゃっていました。

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 さて、話題が変わりますが、2026年度深沢紅子カレンダー「野の花」ができましたので、ここに画像を載せます。

 約40年以上続いているオリジナルカレンダーです。毎年ご好評を頂いています。12絵柄(短冊形)。定価1500円(税込・送料430円)。

 各月の絵柄は次の通りです。1月「梅」、2月「まんさく」、3月「ふじ桜」、4月「わすれな草」、5月「たらぼう」、6月「てっせん」、7月「かんぞう」、8月「わすれぐさ」、9月「りんどう」、10月「おちば」、11月「せんだん・からすうり・すだち」、12月「クリスマスローズ」。

 サイズは縦50.0㎝×横20.0㎝。特別ふろく付き:福寿草のぽち袋。

 今回、レイアウトを少し変えて、日付の所に罫線を入れ、書き込みができるようにしました。レターパックライトで2つ折にして、安い送料(10部まで430円)で送れるように改良しました。値段も100円下げました。

 軽井沢高原文庫および深沢紅子野の花美術館で販売しています。通信販売も承っております。 (大藤 記)