軽井沢高原文庫 -18ページ目

松永伍一展関連イベント終了、「通信」第101号校了、「高原文庫」第38号入稿

 きょうの軽井沢は曇り。予想気温は最高21℃、最低15℃。

 前回、本欄に記してから、およそ1週間が経ちました。

 ここに、その間の出来事を想い出しながら、記録しておきます。

 6月7日。加賀乙彦先生の長女・真帆さんが来館されました。お天気も良く、庭で色々お話させていただきました。お会いするのは加賀先生の葬儀の時以来。私の見るところ、真帆さんは観察と記憶に優れているようです。

 6月10日。松永伍一展の関連イベントが行われました。甲信越地方はすでに梅雨入りしており、その前後の日は雨でしたが、この日は運よく曇りで、予定通り、中庭で開催することができました。

 西舘好子さんによる「松永先生と子守唄」のお話、藤井秀亮(ひでりょう)さんのギター&唄、5人の方による松永さんを回想する一人5分のミニトーク、それらがさながらミルフィーユのように積み重なって、とても素敵な1時間半となりました。松永氏の故郷、福岡県大木町から北原孝徳教育長さんはじめ5人くらいの方も参加されていました。ほかに大阪や京都からもお見えになっていました。東京在住の韓国人の女性詩人も。

 6月11日午前10時15分。FM軽井沢の生ラジオに出演し、パーソナリティーの宮尾博子さんからの質問に答える形で、松永伍一展のことや、「野の花さんぽ」のことについて、ご紹介させていただきました。

 6月12日。「高原文庫」第38号(遠藤周作展)の原稿を東京の熊谷事務所へ送りました。今号の全体のページは約90ページくらいでしょうか。

 6月13日。「軽井沢高原文庫通信」第101号がようやく校了となりました。この1週間ほど、この通信の校正や埋め草記事作りなどにかかりきりでした。6月30日発行。

 6月14日。午前中、遠藤周作展ポスター、チラシが納品されました。これから発送の為の準備作業にとりかかります。午後、西日本新聞社(本社・福岡)東京支社の佐々木直樹さんが松永伍一展の取材に来館されました。

 さて、今週末の6月17日(土)から、「假屋崎省吾の世界in軽井沢」が旧朝吹山荘「睡鳩荘」において始まります。よろしかったらお出かけください。2年ぶり、14回目。假屋崎省吾さんの華道40周年記念です。

 皆さま、天候不順の折、どうぞ体調管理に十分、お気をつけになってください。 (大藤 記)

 

 2023年6月10日、西舘好子氏のお話「松永先生と子守唄」より。左は藤井秀亮さん。

 

3日後の6/10(土)午後2時~、松永伍一展の関連イベント「松永先生と子守唄」が開かれます。

 現在、軽井沢高原文庫では「没後15年記念 松永伍一展~詩・絵画・子守唄…~」を開催中です。きのう、埼玉県から来られた60代くらいの女性は、松永さんについてこれまであまり知りませんでしたが、とても興味深かったです、とお帰りにおっしゃっていました。松永展に展示されている松永氏旧蔵のローマングラスと似たガラスを先日、東京・サントリー美術館で見ましたとも。

 さて、3日後の6月10日(土)午後2時から、松永伍一展の関連イベント「松永先生と子守唄」が開かれます。お天気が少し心配されますが、皆さま、お席はご用意できますので、どうぞよろしかったらご参加ください。

 松永伍一氏と交友のあった方々が登場されますので、展覧会と合わせて、十分お楽しみいただける貴重な機会となるのではないかと思います。

 なお、次に載せるバラの写真は、松永氏とは関係ありません。さきほど、私は「高原文庫通信」第101号の著者校正刷をある著者の方へ発送するため、宅急便の営業所へ行ってきました。その駐車場で見つけました。軽井沢にしては開花の早いバラですね。 (大藤 記)

**************

関連イベント

「松永先生と子守唄」

講師:西舘好子(日本ららばい協会理事長)

    藤井秀亮 子守唄を歌う、松永先生の思い出連続ミニトーク(5名)

日時:6月10日(土)午後2時~3時半

会場:軽井沢高原文庫中庭

料金:1500円/学生・友の会会員1000円

※要予約 ℡0267-45-1175(高原文庫) 

 

 

 

 

 

 

 

軽井沢タリアセンで軽井沢吹奏楽団による無料演奏会が開かれました。

 きょうの軽井沢は快晴でした。青い空が澄んで、浅間山もよく見えました。 

 きょうの正午と午後1時から、軽井沢タリアセン内のレストラン湖水&売店前で、軽井沢吹奏楽団による無料演奏会が開かれました。これは軽井沢吹奏楽団からの有難いお話でした。

 軽井沢タリアセンを訪れたお客様にとっては、事前に告知をしていなかったので、思いがけないサプライズ演奏会となったと思います。皆さま、足を止めて、あるいは、木陰に腰をかけて、ジブリのテーマ曲などにじっと耳を傾けていました。  

 きょうの出来事ということで、ここに写真を載せます。 (大藤)

 

 

辻邦生山荘見学会2023①終了

 今日午後、辻邦生山荘見学会2023①が旧軽井沢の現地で開かれました。参加者14名様(2名様は上信越自動車道の渋滞にまきこまれて間に合わず、急遽キャンセル)。 

 軽井沢駅から2台のジャンボタクシーに乗り込み、現地に到着すると、別荘地の森ではハルゼミがうるさいくらい鳴きしきっていました。私が午前中、山荘の窓を開けに行った時は、フクロウの鳴き声が森全体に響き渡っていました。

 軽井沢高原は、春の花がだいたい終わり、森の中はうすい緑一色となってきました。晩春から初夏へと季節が着実に移行しています。辻山荘庭で顔を天に向けると、朴の木から花の甘い芳香が感じられました。

 今日の参加者は、遠い人では鹿児島県から参加されたご夫妻がおられました。ご主人が長年の辻ファン、奥様は点字で辻作品をパソコンに打ちこんで全国的な図書館ネットワークサービスのようなシステムに提供なさっているとのことでした。2度目の参加という東京からの女性や、建築専門のWebマガジンの編集者の方もいました。

 この辻邦生山荘特別公開は今年で10年目。年複数回、開催しており、これでおそらく600人近い方々に山荘を見学いただいたことになります。辻邦生文学に関心がある方が一番多いのは当然のことですが、今日の参加者には磯崎新氏の設計作品としての辻邦生山荘に関心があるという方も少なからずいらっしゃいました。

 季節によって別荘地の森の雰囲気はガラリと変わります。皆さまも、ぜひ一度、軽井沢の文学者の創作現場がそっくりそのまま残されているこの見学会に、よろしかったらご参加下さい。次は9月と10月に開催いたします。 (大藤 記)

 

6/2、6/3、明治四十四年館で「スリーティアーズ」が2日間限定のティールームをオープン!

 2023年6月2日(金)、同3日(土)、軽井沢タリアセンの明治四十四年館(深沢紅子野の花美術館)で、東京・目黒にあるアフタヌーンティーサロン「スリーティアーズ」が2日間限定のティールームをオープンさせます。

 シェフを務める一ノ木シェフ自慢のキャロットケーキをはじめ、催事で大行列のスコーン2種類を楽しめるクリームティー、焼き菓子などをご用意。予約が取れない人気店の味を体験してみてください。  (大藤 記)

       *        *

日時:2023年6月2日(金)、3日(土)

    11:00~17:00(LO16:30)

場所:明治四十四年館1Fホール(軽井沢町長倉217 軽井沢タリアセン北ゲートそば。ちなみに、軽井沢タリアセン入園料はかかりません。)

料金:ケーキ&焼き菓子セット2310円

    クリームティー2310円ほか

【ご予約は不要です】

NHKこころの時代アーカイブ 追悼 作家・加賀乙彦「信ずることの恵み」放送(6/4,6/10)

今年1月12日に亡くなった加賀乙彦先生が語った言葉を収録した、NHK「こころの時代」(2003年11月放送)がこのたびアンコール放送されることになりました。放送日等をお知らせ申し上げます。

 

こころの時代アーカイブ 追悼 作家・加賀乙彦

「信ずることの恵み」

 放送 2023年6月4日(日)午前5:00~6:00 Eテレ

再放送 2023年6月10日(土)午後1:00~2:00 Eテレ

 

NHK番組HPにも放送の告知が出ています。

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/

 

「加賀乙彦さんが語られた貴重な言葉は、昨今のような状況の中で現代を生きる人々にも信ずるということはどういうことなのか考えていただける貴重なヒントとなると思っております。」とは、ご担当のNHK浅井靖子さんから私宛の言葉です。

「2003年11月放送のもので、とっても若い父を見ることができると思います。軽井沢で撮影されたものと思います。」とは、加賀先生のご子息から私宛の言葉です。

あわせてご紹介させていただきます。

 

皆さま、よろしかったら、ご覧ください。 (大藤 記)

ハルゼミと話しました。

 私の手にのっているのは、ハルゼミです。体長約3.5㎝。けさ、軽井沢高原文庫の開館準備をしていて、中庭で出会いました。背景に映る建物は堀辰雄1412番山荘。

 私はこのハルゼミと向い合って、気候変動や地球の未来などについて、2~3分、話しました。 (大藤 記)

2023「野の花さんぽ」チラシが出来ました。

 きょう、浅間サンラインを信濃追分から御代田方面へ車を走らせていると、青空の下で、ちょうど田植えの作業が行われていました。皆さん、共同作業を心から楽しんでいるような雰囲気で、こちらまでウキウキしてきました。田んぼのそばの小川では、子供たちが水遊びに夢中でした。

 さて、一週間ほど前、本欄で、今年も軽井沢タリアセン内の山野草ガイドツアー「野の花さんぽ」が行われることをご紹介しました。2023「野の花さんぽ」チラシが出来ましたので、ここに載せます

  

 今年は参加費を大幅に下げて、深沢紅子野の花美術館入館料のみで参加することが可能となりました。土曜日は私が関係するイベント開催日と重なることが多いため、講師の軽井沢サクラソウ会議・自然観察指導員の方々に深沢紅子野の花美術館の作品解説をお願いすることになり、きのう、講師の皆さんが揃って美術館の絵を見に来られました。

 皆さま、「野の花さんぽ」にどうぞお気軽にご参加ください。 

 さきほど、軽井沢タリアセン内の塩沢湖畔とイングリッシュローズ・ガーデンを20分ほど、散策してきました。そこで見つけたテッセンと、ガーデンの一番奥にある池の周辺の様子もここに載せます。ガーデンではバラのつぼみがだいぶふくらんできました。 (大藤 記)

 

松永伍一展がスタートしました。

 けさ、軽井沢高原文庫の開館準備を終えて、体の動きをとめると、どこからともなく一斉にハルゼミが鳴くのが聞こえてきました。裏庭のカラマツ林でした。今年初めてのハルゼミの鳴き声です。季節はどんどん移り変わっているのですね。

 ここ何日かの出来事を想い出しています。一昨日は、展示入れ替え休館中でしたが、東京世田谷の代田区民センターの37名様の団体を受け入れ、3つの移築建物をご覧頂きました。世田谷文学館の元学芸部長生田美秋さんのご案内。またアメリカ・シアトルから来日した、ベアテ・シロタ・ゴードンさんの評伝を書いているという米国人男性が有島武郎別荘を見学に来館されました。翻訳家・髙川邦子さんと大久保保さんのご案内。

 さて、軽井沢高原文庫は本日から「没後15年記念 松永伍一展~詩・絵画・子守唄…~」がスタートしました。7月10日まで。会期中無休。

 昨晩9時半ごろまでかかって、飾りつけを行いました。展示に関しては、今回は私よりも若い学芸員がむしろ中心になって準備を進めました。松永伍一氏の美しい筆跡や趣味以上とも感じられる絵画など様々な資料が混然一体となって、会場全体が松永伍一氏の独自の世界となっています。皆さま、よろしかったらお出かけください。

 なお、6月10日(土)午後2時~、西舘好子氏(日本ららばい協会理事長)による講演「松永先生と子守唄」を行います。西舘さんは、作家の井上ひさし氏の元夫人。藤井秀亮さんによるギター&歌(子守唄)、5人の方によるミニトークもあります。参加費は1500円(展覧会観覧料別)。この催しには、今回、資料協力の面で多大なお力添えをいただいた福岡県大木町の教育長さんなども遠方より参加されることになっていて、だいぶ埋まってきています。参加ご希望の方はお早目のご予約をお勧めします。

 ここに、きょうから始まった松永伍一展の会場風景写真を1枚、載せます。会場にびっしりと松永伍一氏資料が並べられているのがお分かりになるかと思います。 (大藤 記)

 

 

 

 

 

「追悼 加賀乙彦展」終了。本日から3日間、展示入れ替えのため、休館させていただきます。

 昨日、軽井沢高原文庫の令和5年度第1回企画展「追悼 加賀乙彦館長~軽井沢高原文庫と歩んだ25年~」が終了しました。ご来館くださった皆様、本当にありがとうございました。

 なお、本日から3日間、当館は展示入れ替えのため、休館させていただきます。どうぞご了承ください。

 5月27日から、軽井沢高原文庫は「没後15年記念 松永伍一展~詩・絵画・子守唄…~」を開催いたします。松永伍一氏は詩人・評論家。北軽井沢に夏の仕事場を持ち、約40年間、山小屋で仕事をされました。その間、『日本農民詩史』全五巻6000枚の内の半分をはじめ、『荘厳なる詩祭』『一揆論』『平家伝説』『高原の翳り』『子守唄の人生』『西行幻想』などをそこで書き下ろされました。

 今回の展示に当たり、松永伍一氏の出身地、福岡県大木町の大木町図書・情報センターから自筆原稿をはじめとする多量の貴重資料をご出品いただきました。またご遺族、教え子、交友のあった方々からも絵画・書・彫刻などをお借りしました。厚くお礼申し上げます。今回、松永氏が描いた絵をたくさん飾る予定です。

 今日は、松永伍一氏の福岡での教員時代の教え子、埼玉県在住の近藤征治氏が新幹線で松永氏旧蔵のローマングラスをお持ちくださり、私は軽井沢駅にお迎えに行き、その貴重な美術品を受け取りました。近藤氏は約15分後の上り新幹線で、お帰りになりました。

 また、今日は、画家・深沢紅子さんの絵のモデルにもなった東京都在住の画家・西真理子さん(一水会)が、北海道・旭川のご実家のお兄さん夫妻らと一緒に来館されました。お兄さんが久しぶりに上京されたので、急に思い立って軽井沢をご案内することにしたとのことでした。

 軽井沢は若葉が美しく生え出て、自然の息吹を存分に感じられる季節になっています。皆さまもお出かけください。

 ここに、今日の軽井沢高原文庫の建物外観と、松永伍一展の文字をつけた道路沿いの大看板の写真を載せます。 (大藤 記)