軽井沢高原文庫 -16ページ目

あすから堀辰雄山荘で「切手に描かれた蝶たち」展スタート!あす夜「新日本風土記」に堀辰雄山荘登場。

 あす9/5から、軽井沢高原文庫敷地内に移築保存された堀辰雄1412番山荘において「切手に描かれた蝶(チョウ)たち」展がスタートします。会期は11/12まで。

 現在、軽井沢高原文庫本館では「生誕100年記念 遠藤周作展~『沈黙』から『深い河』まで~」を開催中(10/1)ですが、狐狸庵(遠藤周作)×マンボウ(北杜夫)対決を軽井沢の地で再現すべく?、本館隣の堀山荘では北杜夫さん(=斎藤宗吉)の直筆葉書48枚を展示します。

 今回の人文的昆虫展は、「切手に描かれた蝶(チョウ)たち」と題して、世界各国の切手に描かれた蝶と切手を並べて紹介。標本箱約22箱、世界の切手を紹介する額縁33枚。切手の数は650枚、そのうち約150枚を実際の標本と見比べられます。3世代お揃いでお出かけください。日光市の新部公亮さんによる今回の為の独自企画。見学には軽井沢高原文庫入館料が必要。

 なお、偶然ではありますが、あす夜の堀辰雄1412番山荘が登場します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日から軽井沢タリアセン駐車料は平日無料となります。あす辻邦生山荘見学会開催。

 9月に入りました。このところ、軽井沢は天気が安定して、好天が続いています。皆さま、いかがお過ごしですか。

 今日から軽井沢タリアセン駐車料は平日無料となります。本年10月9日まで土・日・祝日は有料となります。

 どうぞ「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」を見学にお出かけください。

 さて、あすは今年2回目の辻邦生山荘見学会が現地で行われます。この催しはすでに満席となっております。

 きょう、辻山荘へ行って、山荘内外のお掃除をしてきました。館へ戻って、参加者へお渡しする資料も用意しました。

 さて、8月は私はとても忙しく、本欄に記すことをだいぶサボってしまいました。

 数日前、「高原文庫」第38号にご執筆いただいた国際基督教大学副学長のマーク・ウィリアムズさんが奥様と2日続けて遠藤周作展を見学にお越しになりました。少し前ですが、金沢の室生犀星記念館名誉館長の室生洲々子さん(犀星の孫)と川崎の原祐子さん(元日本近代文学館)が私に会いに来てくださり、一緒にランチをしたあと、少しドライブして室生犀星文学碑まで行ってきました。

 きのう夕方、高原文庫の閉館後、旧朝吹山荘「睡鳩荘」へ移動し、8月1日から開催していた「文学者の手紙展」の撤去を行いました。

 きょう夕方、外部から依頼を受けていた原稿を一つ送ることができ、ホッとしています。 

 写真はきょう、軽井沢タリアセン中央ゲート付近で見つけたトリカブトです。有毒として知られるトリカブトですが、漢方やアーユルヴェーダなどの伝統医療では薬として使用されているそうです。 (大藤 記)

 

 

 

 

 

 

高原の文学サロン(塚本晋也氏お話)、終了しました。

 8月19日(土)午後、「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」の関連イベント、高原の文学サロン「映画「沈黙」(監督:M.スコセッシ)での経験を語る」(講師:塚本晋也氏<映画監督・俳優>)が明治44年館で開催されました。定員50名。チケットは完売。

 当初、軽井沢高原文庫の中庭で行う予定でしたが、天候が不安定のため、築112年の国登録有形文化財の歴史的建造物で行いました。

 塚本晋也監督には、主に映画「沈黙」にモキチ役で出演した当時の思い出や、塚本さんが40年くらいあたためて映画化した「野火」(2015、大岡昇平原作)のことなどを中心に語っていただきました。映画「沈黙」に一緒に出たアダム・ドライバーには10年後くらいに(自分の映画に)出てほしいといったさり気ない言葉にも、私は塚本さんの感性の鋭さを感じました。塚本さんが何度も戦争への懸念を口にされていたのも印象的でした。塚本さんはとても謙虚な方で、人当たりのソフトなのにも驚かされました。

 事前に、塚本監督から、一人で講演するよりも聞き手からの質問に答えるほうが話しやすいとのお話をうかがいましたので、私のほうで「Ⅰ 映画「沈黙」(M.スコセッシ監督)について」「Ⅱ 遠藤周作の文学」「Ⅲ 映画「野火」(塚本監督)について」「Ⅳ 塚本監督と映画について」という4つの項目を考えて、この順番で合計40くらいの質問をつくり塚本さんにメールでお送りしてご覧いただき、当日の文学サロンに臨みました。しかし、いざ、蓋を開けてみると、塚本さんの興味深いお話がたくさんあり、会場の参加者の方からの質問も続々出て、とても楽しい会になりました。 

 なお、塚本さんの新作映画「ほかげ」(11/25~ロードショー)が、今月30日から開かれる第80回ベネチア国際映画祭で革新的な作品を集めたオリゾンティ部門に出品が選ばれたことは、先日、本欄に書いた通りですが、最近、第48回トロント国際映画祭のセンターピース部門にも正式出品されることが決まったという嬉しいニュースもありました。映画監督として、自ら製作・監督・脚本・撮影・美術・編集・出演を兼ねる自主制作スタイルを貫いている塚本監督の、さらなるご活躍を期待したいと思います。会の翌日、塚本さんから私にお電話をいただきました。

 これで、遠藤周作展の関連イベントの2つが盛況のうちに無事に終わり、主催者としてほっとしております。サロンの司会は会員の河村寧子さん(京都市)にお願いしました。 (大藤 記)

 

阿川佐和子さんによるお話「遠藤周作さんの思い出」が終了しました。

 台風6号が北上を続け、九州南部が暴風域に入った模様です。気象庁は大雨による災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。心配です。

 軽井沢でも数日前から天気が急に不安定になり、時折、雨が降っています。今日は一日、雨の予想となっています。皆さま、お変わりございませんか?

 軽井沢高原文庫では、夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」が7月15日からスタートしました(~10/1、会期中無休)。

 最近、遠藤周作展の関連イベントの一つ、阿川佐和子氏によるお話「遠藤周作さんの思い出」が軽井沢タリアセン内バーベキューハウス「山里野」で開かれました(8/5午後2時~、「高原文庫の会」)。定員100名。ほぼ満席でした。阿川さんのお話はとても面白く、楽しく、あっという間の1時間余りでした。

 前日、遠藤周作ご夫妻と親交のあったという京都の安食弘子様(御子息が当館会員)より、京都「鍵善」の和菓子(遠藤さんが好きだったという甘露竹)をたくさん、軽井沢高原文庫にお送り頂いておりましたので、参加者の中から30人の方に抽選でプレゼントさせて頂きました。ガラス箱に入れた参加者全員のお名前の紙片群から1枚ずつ選んでくださったのも阿川さん、お名前を読み上げてくださったのも阿川さんでした。今回、司会は会員の広川美愛さん(軽井沢ヴィネット編集長)にお願いしました。

 その翌日、堀辰雄文学記念館で私は「堀辰雄と軽井沢」と題するお話(緑陰講座)をさせていただきました。今年は堀辰雄が初めて軽井沢を訪れた1923年から数えて、ちょうど100年目にあたります。冒頭、軽井沢高原文庫所蔵の堀辰雄愛用蓄音機でバッハのブランデンブルグ協奏曲SPレコード(堀辰雄が聴いていたのと同じ盤)を聴いていただきました。

 「高原文庫の会」と堀辰雄文学記念館での講座が無事に終わったことで、一つの山を乗り越えました。しかし、山はまだまだ続きます。これからお客様の多いお盆を迎えますし、8月後半および9月に様々な催しがいろいろ控えています。

 さて、さしあたって来る8月19日(土)午後2時から、遠藤展のもう一つの関連イベント「高原の文学サロン」が開催されます。映画監督・俳優の塚本晋也さんによる講演「映画「沈黙」(監督:M.スコセッシ)での経験を語る」です。このイベントはまもなく満席となりますので、気になっているという方はどうぞお早目のご予約をお勧めいたします。

 ちなみに、9月2日、9月30日の辻邦生山荘見学会②③はすでに満席、キャンセル待ちの予約受付となっております。 (大藤 記)

遠藤周作展がスタートして半月がたちました。遠藤龍之介氏来館。

 軽井沢高原文庫の遠藤周作展がスタートして、半月がたちました。今日は遠藤龍之介氏ご夫妻が来館されました。遠藤周作氏のご子息。お仕事の合間を縫って、東京からお出かけいただいたご様子でした。遠藤龍之介さんには「高原文庫」第38号(遠藤周作展特集)に軽井沢の懐かしい思い出をご執筆いただきました。

 ところで、昨日、軽井沢は午後3時過ぎに急に空が暗くなったかと思うと、猛烈な豪雨になりました。ガラス窓にパチパチと当たる音が最初は何の音か分かりませんでしたが、雹(ひょう)でした。1時間ほどで雨は止みました。

 一昨日、高原文庫の閉館後、私は軽井沢タリアセン内の旧朝吹山荘「睡鳩荘」へ移動し、3時間ほどかけて、「文学者の手紙展」の飾りつけを行いました。4つのケースに合計23点、巻紙の手紙も含めて並べました。

 手紙というものを、いま、多くの人があまり書かなくなってしまいましたが、文学者の手紙がいかに魅力的なものであるかを、この機会に再認識いただけましたら幸いです。この展示は昨日からスタートしました。8月31日まで。

 今日から、軽井沢高原文庫には東京の女子大学生が一人、学芸員実習で来ています。1週間ほどの予定。

 さて、3日後の8月5日(土)14時~、阿川佐和子氏によるお話「遠藤周作さんの思い出」(高原文庫の会)が開かれます。若干、まだお席をご用意できますので、よろしかったらご参加ください。事前予約制。 

 少し前ですが、軽井沢の旧近衛文麿別荘近くの道路沿いに沢山咲いていたアサマキスゲと、昨日、塩沢湖で写したフシグロセンノウの花をここに載せます。どちらも浅間高原の夏を彩る野の花であり、私も好きな花です。 (大藤 記)

アサマキスゲ

 

フシグロセンノウ

 

8/1~「文学者の手紙展」開催(会場:旧朝吹山荘「睡鳩荘」、~8/31)

 8月1日から、軽井沢タリアセン内の旧朝吹山荘「睡鳩荘」において、「文学者の手紙展」を開催いたします。

 この展示は、軽井沢高原文庫所蔵の資料に加えて、収集家の方の資料をお借りして、約30点を紹介するものです。

 有島武郎(小説家)、片山廣子(歌人・アイルランド文学翻訳家)、堀辰雄(小説家)、室生犀星(詩人・小説家)、川端康成(小説家)、島崎藤村(詩人・小説家)、立原道造(詩人・建築家)ら、主に軽井沢にゆかりの深い文学者の封書・葉書等を展示します。

 片山廣子の手紙は人目にふれる機会が少ないかもしれません。また、半世紀ほど、行方知れずになっていた島崎藤村の珍しい書簡も含まれています。

 「書は人なり」とよく言われますが、なかでも文人の筆跡には、強い個性を彷彿させる大きな魅力があります。手紙の場合、発信人と受取人の双方の心の交流を感じ取ることもでき、誠に興味深いです。

 会場となる睡鳩荘は、昭和6年にW.M.ヴォーリズ設計により旧軽井沢に建てられた旧朝吹家別荘。朝吹家より寄贈を受けて2008年に塩沢湖畔に移築され、2017年に国登録有形文化財に登録されました。1階居間は軽井沢別荘建築の中でも最上質なものとなっています。第1回「軽井沢緑の景観」特別賞受賞。

 睡鳩荘の見学料は無料ですが、軽井沢タリアセン入園料(大人800円、小人400円)が必要となります。8月31日まで。会期中無休。

 ここに「文学者の手紙展」チラシを載せます。 (大藤 記)

 

 

ミヤマカラスアゲハ。塚本晋也監督の映画「ほかげ」がベネチア映画祭に選出

 軽井沢高原文庫の遠藤周作展がスタートして10日余りが過ぎました。今日は、珍しいお客様が来館されました。ここに掲げます(玄関にて。2枚)。ミヤマカラスアゲハのオスでしょうか。体長約13㎝。
 ところで、今日は一つ、嬉しいニュースが飛び込んできました。遠藤周作展の関連イベント②「高原の文学サロン」(8/19)にご出演いただく塚本晋也さん監督の映画「ほかげ」が、まもなく開かれる第80回ベネチア国際映画祭(8/30~9/9)で、革新的な作品を集めたオリゾンティ部門に選ばれたのです。早速、塚本さんへ祝意のメールをしましたところ、塚本さんからは、ありがとうございます、とのご返事を頂きました。  (大藤 記)

2024深沢紅子カレンダー「野の花」ができました。

 2024深沢紅子カレンダー「野の花」ができました。お知らせいたします。軽井沢高原文庫、深沢紅子野の花美術館の各ショップにて、早速、店頭販売しております。定価1600円(税込)。

 夏の軽井沢にお越しいただいた方にお求めいただけるように、夏シーズンに間に合うように製作しております。40年ほど、ずっとご好評いただいているオリジナル・カレンダーです。12絵柄。短冊形(サイズ42.0×19.0cm)。

 2024年の各月の絵柄は、 1月 福寿草、 2月 さくら草、 3月 ふじ桜、 4月 わすれな草、 5月 野ばら、 6月 やまぼうし、 7月 はまなす、 8月 ふしぐろせんのう、 9月 まつむし草、 10月 木の実たち、 11月 雑の木の実、 12月 さざんか、となっています。

 私も長年、このカレンダーを愛用しています。いつまでも飽きがきません。通信販売も承っております(送料別途)。 (大藤 記)

遠藤周作展スタートして1週間。今日は周作クラブの人たち25名様が来館されました。

 軽井沢高原文庫の遠藤周作展がスタートして、ちょうど1週間がたちました。今日は遠藤文学を愛する人たちの集まりである「周作クラブ」の会員25名様が、広島や滋賀、東京、福島など全国各地から軽井沢高原文庫に集合する形で来館されました。「復活! 遠藤文学原点の旅【日帰り版】」というイベントに参加された人たち。題して「会員限定 夏の軽井沢で生誕百年・遠藤周作展を観る プラス「講話&野外パーティー」。

 私も加藤宗哉さんから数か月前に依頼されて、「〝生誕百年・遠藤展”と、加賀乙彦前館長のこと」と題して、約30分間、お話をさせていただきました。写真は、長崎市遠藤周作文学館の林田沙緒里学芸員が挨拶をなさっているところ。林田さんはご主人と2歳半のご子息と一緒に長崎からご参加されました。

 今日はお天気も良くて、中庭での野外パーティー(当館は音響や椅子・テーブルを提供したのみで、ワインやビール、サンドイッチなどはすべて周作クラブの幹事さんらがご用意されました)も皆さん、とても楽しんでおられる様子でした。出版社の元編集者の方や研究者、弁護士、専業主婦の方(その中にはかつて遠藤氏のモーリヤックの邦訳の下訳をなさったという方もおられ驚きました)など、多彩な顔ぶれでした。

 夕方、会場の片づけがすべて終わって、ほっとしたところ、当館前庭にヤマユリが見事に咲いているのが目にとまりましたので、ここに載せておきます。このヤマユリは植えたものではなく、自然に増えたものです。  (大藤 記)

 

 

キキョウが咲きました。

 軽井沢高原文庫から徒歩3分の深沢紅子野の花美術館の庭でキキョウ(桔梗)が咲いているのを見つけました(写真)。星形の美しい花が開花した姿は気品があります。私も好きな花の一つです。風船のような蕾もまた可愛らしいですね。

 キキョウの花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」です。深沢紅子さんもキキョウを描いています。 (大藤 記)