軽井沢高原文庫 -17ページ目

♪ 8/19(土)14時~ 塚本晋也さん講演会あります[遠藤周作展関連イベント②]

 軽井沢高原文庫の夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」がきのうからスタートいたしました(~10/1)。会期中無休。入館料は大人800円、小・中学生400円。 

 初日から、遠藤周作氏の愛読者の方が足を運んでいます。10年余り前、北杜夫展の時もオープン直後に来ました、という男性がいらっしゃいました。福永武彦の研究者グループの方々も来館されました。

 なお、展覧会会期中、8月19日(土)午後2時から、関連イベント②「高原の文学サロン」を開催いたします。映画監督・俳優の塚本晋也さんによる講演「映画「沈黙」(監督:M.スコセッシ)での経験を語る」です。ロドリゴ神父と心を通わせる、敬虔なカトリック教徒・モキチ役を演じた塚本晋也さんが、生誕100年記念イベントでどんなお話がされるか、今から楽しみです。皆さま、どうぞお誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

 イベントは予約制。料金は一般2000円、学生・友の会会員1500円。料金には遠藤周作展観覧料(800円)が含まれています。Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)FAX(0267-45‐6626)でお申し込みください。 

 なお、さきほど、高原文庫入口に、今回の遠藤周作展ポスターを貼りましたので、ここに載せます。偶然にも、ガラスに高原文庫の木々が映りこんでおり、さながら遠藤先生が軽井沢の別荘地の森で執筆活動をなさっているようです。 (大藤 記)

「高原文庫」第三十八号(生誕100年記念 遠藤周作展)が刊行されました。

 さきほど、「高原文庫」第三十八号(生誕100年記念 遠藤周作展)が出来上がりました(2023年7月15日発行)。あさって(7/15)から軽井沢高原文庫でスタートする夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」に合わせて制作したものです。ここに表紙を載せます。

 A5判、96頁。執筆者は、掲載順に、黒井千次、山折哲雄、青来有一、加藤宗哉、ヴァン・C・ゲッセル、今井真理、山根道公、マーク・ウィリアムズ、篠田正浩、遠藤龍之介の各氏。定価千円(税込)。遠藤周作写真アルバム、詳細な遠藤周作年譜付。

 いわゆる展覧会図録ではありません。当館では従来より、そのテーマに関係する関係者、研究者などの方々に原稿をお願いして、特別展に合わせて制作しています。すべて書下ろしです。

 よろしかったらお求めください。通信販売も承ります。 (大藤 記)

♪ 8/5(土)14時~ 阿川佐和子さん講演会あります[遠藤周作展関連イベント①]

 軽井沢高原文庫の夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」がいよいよ3日後の2023年7月15日からスタートいたします(~10/1)。会期中無休。入館料は大人800円、小・中学生400円。 

 会期中、まず行われる関連イベント①は、8月5日(土)午後2時~の「高原文庫の会」です。作家・エッセイストの阿川佐和子さんによるお話「遠藤周作さんの思い出」。会場は軽井沢高原文庫中庭。阿川さんのご尊父は遠藤周作氏とも親しかった作家・阿川弘之氏です。生誕100年記念イベントで、どんなお話がうかがえるのか、今から楽しみです。当日は、軽井沢ゆかりの作家の方もお見えになると思います。皆さま、どうぞお誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

 イベントは予約制。料金は一般2500円、学生・友の会会員2000円。料金には遠藤周作展観覧料(800円)、「高原文庫」第38号(1000円、遠藤周作展特集号を贈呈)が含まれています。Eメール(e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp)FAX(0267-45‐6626)でお申し込みください。 

 さきほど、道路沿いに遠藤展の大看板を取り付けましたので、ここに載せます。 (大藤 記)

 

ヤマアジサイが見頃です。本日より4日間、展示入れ替えのため、臨時休館いたします。

 いま、軽井沢高原文庫の周囲は、自生のヤマアジサイの白い花がちょうど見頃です。ここに、さきほど堀辰雄1412番山荘庭で写した1枚を載せます。

 浅間高原では、森に入っていくと、アジサイといえば、だいたいこのヤマアジサイになります。数日前だったか、新潟県からお見えになった10人ほどの連詩グループのお一人はこれを草アジサイと呼んでいました。

 さて、軽井沢高原文庫は、昨日をもって松永伍一展が終了致しました。約1か月半の展示でしたが、私の率直な感想を申し上げると、やってよかったと思っています。先日、西日本新聞の文化欄(7/3)にも大きく取り上げられました。

 昨晩、10時ごろまでかかって、展覧会の撤去作業を行いました。きょうは、朝から館内清掃や遠藤周作展の資料出しなどを行っています。

 さて、お知らせです。軽井沢高原文庫は本日より4日間(7/11~14)、展示入れ替えの為、臨時休館させていただきます。どうぞご了承ください。

 7月15日(土)より、夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」がスタートいたします。

 皆さま、どうぞお出かけください。 (大藤 記)

 

長崎に行ってきました。

 最近、2023年7月15日(土)から軽井沢高原文庫でスタートする「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」に展示する資料借用のため、長崎市遠藤周作文学館に行ってきました(写真)。私がここを訪れるのは8回目くらいです。

 このところ、九州地方は断続的に大雨が続いていますが、私がうかがった日は、幸いにも午後には雨があがりました。

 そして、遠藤周作文学館のテラスから、その日、初めて、海のかなたに五島列島を目にすることができました。感激しました。

 文学館に到着して、受付の女性と立ち話をしていて、私が五島列島をまだ見たことがない、と申し上げたことを私はすっかり忘れていたのですが、遠藤文学館の林田沙緒里学芸員ともう一人の女性にご協力を頂きながら、6時間ほどかけて、資料の確認、資料の借用、梱包作業などをすべて終わった夕刻、「五島列島が見えますよ」とその女性が私に声をかけてくださったのでした。

 ほんとうに、西の海のはるか向こうに、横に伸びた大地が見えました。でこぼこした山の形も確認できました。ここに一応、写真を載せますが、写真では見えにくいかもしれませんね。

 さて、ちょうど1週間後から始まる遠藤周作展では、遠藤周作文学館などからお借りした遠藤周作氏の貴重な文学資料や遺愛品の数々を一堂に展示いたします。皆さま、軽井沢での生誕100年記念展に、よろしかったらどうぞ足をお運びください。 (大藤 記)

 

「軽井沢高原文庫通信」第101号 発行

 このたび、「軽井沢高原文庫通信」第101号が発行されました。2023年6月30日発行。A4判、8頁。定価200円(税込)。

 内容は、掲載順に、次の通りです。俳人の長谷川櫂(かい)氏によるエッセイ「軽井沢の桜」、萩原朔太郎の孫で映像作家・前橋文学館館長の萩原朔美氏によるエッセイ「風に揺れる紙片」、作家の長嶋有氏によるエッセイ「アウトレット」、中西悟堂の長女の小谷ハルノ氏によるエッセイ「野鳥のメッカ・軽井沢」、今年1月に逝去された加賀乙彦館長の2つのエッセイ「高原文庫三十年の思い出」「軽井沢高原文庫と私」(追悼の意を込めた再録です)、軽井沢高原文庫2023展覧会・イベントのご案内などです。

 当館ショップで販売しているほか、通信販売も承ります。

 なお、余談ながら、この通信も前回、100号に到達し、今号から再び101号という新たなスタートを踏み出しました。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

 ここに「通信」第101号の表紙を載せます(部分)。

 それから、きょう、仕事場へ出てくる途中で偶然に見つけたホタルブクロも載せます。軽井沢でもそろそろ蛍が見られるでしょうか。 (大藤 記)

 

 

あすから「生誕120年記念 深沢紅子 野の花によせて展」開催

 軽井沢高原文庫から徒歩5分の所にある深沢紅子野の花美術館では、明日から「生誕120年記念 深沢紅子 野の花によせて展」を開催いたします(~10/23)。今日は、朝から夕方まで、私は展示会場で作品の飾りつけを行っていました。

 今回は、従来から美術館で所蔵する作品に加えて、たとえば昨年、作家・鈴木三重吉のお孫さんから寄贈いただいた「すみれとレモン」(油彩)や、渋谷・原宿で和食器店を営む内木さんから寄贈いただいた「ひょうたんと青い果」(油彩)など、これまであまり一般の方の目にふれていなかった作品も含まれています。

 前の展示の「少女を描く」をテーマにした作品をしまい、野の花を描いた油彩・水彩・墨絵等の中から約50点を紹介しています。水彩画は春の花を取り外し、夏・秋の花(「あさまきすげ」「ふしぐろせんのう・われもこう」「まつむしそう・おみなえし」など)に差し替えました。

 ここに、チラシの表裏を載せます。チラシ表に大きく使った「わすれな草」(1990年、油彩、30F )は私の好きな深沢作品のひとつです。10年ほど前から美術館の所蔵となっています。 (大藤 記) 

夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展」、2023展覧会&イベントスケジュールをHPに情報公開

 本日、夏季特別展「生誕100年記念 遠藤周作展―『沈黙』から『深い河』まで―」、および、2023軽井沢高原文庫展覧会&イベントスケジュールを、軽井沢高原文庫のホームページに情報公開しました。どうぞご覧ください。

 ここに、遠藤周作展チラシの表裏を載せます。 (大藤 記)

 

 

 

 

 

 

 

【重要】文化審議会が「軽井沢夏の家(旧アントニン・ レーモンド軽井沢別邸)」を重要文化財に答申

 本日(2023 年 6 月 23 日)、国の文化審議会文化財分科会は、軽井沢タリアセンが所有する「軽井沢 夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)」(現:ペイネ美術館)を国指定重要文化財に指定すると文部科学大臣へ答申しました。重要文化財に指定されれば、軽井沢タリアセンの建築物では初であり、軽井沢町では1980 年 5 月指定の旧三笠ホテルに次いで、43 年ぶり 2 棟目 となります。答申に伴いペイネ美術館では、本年 9 月からアントニン・レーモンド夏の家(仮) 展を開催し、レーモンドが設計した歴史的建造物を普段では見られない、雨戸を開放した姿で公開する予定です。 

 

所在地:長野県北佐久郡軽井沢町 217 番地 / 建築面積:169 ㎡ / 延床面積:197 ㎡(59.5 坪) / 構 造:木造 / 規模:地上 1 階(一部ロフト有り) / 竣工:1933 年、1986 年移築 / 設計:アントニン・ レーモンド

 

 「軽井沢夏の家」は、ボヘミア(現在のチェコ)生まれ米国建築家アントニン・レーモンド (1888 ~ 1976)が設計、1933(昭和 8)年軽井沢町南ヶ丘に建設され、レーモンド自身、妻 のノエミ、そしてレーモンド事務所の所員数名らが、夏の間を過ごす別荘兼設計スタジオと して利用されました。1937(昭和 12)年、レーモンドのアメリカ帰国の際に売却され何代かの所有者を経たのち、1986 年当社が塩沢湖畔に移築復原し、フランス人画家レイモン・ペイ ネの絵画を展示するペイネ美術館として活用しています。 

 軽井沢タリアセン内ペイネ美術館では国指定重要文化財答申を記念し、9 月 23 日(土)から 11 月 23 日(木)にかけて、アントニン・レーモンド「夏の家」(仮)展を開催いたします。 通常は雨戸や窓を締め切りにしていますが、会期中は大部分を開放し建物本来の姿を公開、 また「夏の家」関連資料を展示します。 

 

<建物の特徴>

 「夏の家」は、ル・コルビュジエ設計の「エラズリス邸」(1930 年)の計画案が原型で、原案のバタフライ屋根と屋根形状に沿ったスロープを採用し、皮むき栗材と杉材を自然の形状のまま柱と梁に使用しています。リビングの開口部は、コルビュジエの案を改良し「芯外し」(柱とガラス戸の位置を分ける)を採用することで部屋の内外の連続性が高まり、開放感ある空間を実現しています。文化審議会の発表では、日本建築の様式を折衷させた「木造モダニズム建築」の先駆けとして、歴史的評価が高いものと評価されています。 

 

<アントニン・レーモンド(Antonin Raymond)について> 

ボヘミア(現在のチェコ)に生まれる。プラハ工科大学卒業後渡米。1919 年帝国ホテル建設のため初来日。その後自らの事務所を立ち上げ日本を拠点として活動。1933 年、自身の別荘兼 アトリエ「軽井沢夏の家」を軽井沢南ヶ丘に建築。主な作品に、群馬音楽センター、東京女子大学、南山大学、聖パウロ教会、軽井沢第二スタジオ、新発田カトリック教会など。近現代日本建築に大きな影響を与えました。 

 

<本件の問い合わせ>

軽井沢タリアセン / ペイネ美術館   

電話 0267-46-6161 

FAX 0267-45-3663   

e-mail:taliesin@karuizawataliesin.com 


 

 

 

 

 

ヒマラヤンムスクが満開です

 さきほど、軽井沢高原文庫の閉館後、徒歩5分くらいで行ける軽井沢タリアセン内のイングリッシュローズ・ガーデンを20分ほど歩いてきました。昨日今日の気温の上昇でバラはほぼ満開に近いくらい、見事に咲いていて、それはそれでとても満足だったのですが、私が今日の散歩で一番びっくりしたのは、ガーデンの一番奥まった所にあるヒマラヤンムスクの満開時の美しさでした。

 一つひとつは花径3センチほどのかわいらしい白花ですが、これだけ多くの花が群れを成していると、じつに壮観です。私は感動のあまり、そこに立ちすくんでしまいました。

 やがて、好奇心が頭をもたげてきて、根元部分はどうなっているのだろうかと、花の群れに近づき、内部を覗いてみました。その結果、4つか5つの株によって構成されていることが分かりました。

 ふだんあまり意識せずに通り過ぎてしまっているヒマラヤンムスクの見事な花々に今日、偶然に出合い、おかれた場所にしっかりと根を張っている底知れぬ生命力のようなものを感じました。 (大藤 記)