軽井沢高原文庫 -175ページ目

ハロウィン仮装でタリアセンに行こう、明日から

「ハロウィン仮装でタリアセンに行こう 今年はポケモン仮装もあり」イベントが、明日から2週連続で週末に開催されます。10/22(土)、23(日)、29(土)、30(日)4日間。軽井沢タリアセンにハロウィンかポケモンの仮装をしてご来園頂いた方には入園(通常大人800円)が無料になる(①)ほか、さらにハイグレードな仮装の方にはボート(通常700~2000円)も無料になります(②)。軽井沢における紅葉の名所の一つ、<塩沢湖>の秋の新しい催しとして、数年前から始まり、好評を博しています。なお、このほかにも、「木の葉隠れハロウィン島」「ハロウィンガーデニングとかぼちゃセール」「ハロウィン衣装無料貸し出し」「秋限定!炭火ロースターいい肉祭り」などが現在、開催中です。

 

①仮装レベル MIN 特典*入園無料

   平服+ハロウィン帽子orマント etc.(人が見てハロウィンまたはポケモンの仮装をしているとわかる状態です)

②仮装レベル MAX 特典*入園無料とボート無料券

 被り物+衣装+靴+メイク+小道具+etc.(全身完璧なハロウィンまたはポケモン仮装の状態) 

 ※雨天の場合など、ボート無料券は他の特典に変わることがあります。

 ※軽井沢タリアセンの駐車料金は現在無料。

 

軽井沢は紅葉が見頃になってきました。

軽井沢は、このところの朝晩の冷え込みもあり、紅葉が見頃になってきました。当館の前庭にあるモミジもてっぺんから真っ赤になり、現在、それが上から4分の1ほどの高さまで下がってきました。このモミジは、頂からゆっくり時間をかけ、下まで赤く染まってくるという、なんとも不思議なモミジです。なお、軽井沢は朝、明るい靄(もや)がかかっていましたが、こういう日は決まって晴れるのです。地元の小学校の校歌にも歌い込まれています。案の定、やがて青空が広がり、すがすがしい秋晴れとなりました。けさは、当館の文学散歩にも数回、ご参加くださった東京のSさんが、首から大きなカメラを提げ、奥様と来館くださいました。さきほどは、会員のAさんが高校時代のご友人と栃木からいらっしゃったところです。また、鎌倉からご家族で来られたという年配女性は、紅葉を見に軽井沢を訪れましたと私に話されていました。

10/22(土)13時~、当館主催の軽井沢文学散歩(旧軽井沢編)開催!

今週の土曜日の10/22(土)13時~、当館主催の軽井沢文学散歩(旧軽井沢編)が開催されます。紅葉のはじまった旧軽井沢の別荘地の森のなかを、約1時間半、ゆっくりと、皆さまと語らいながら、めぐりたいと思います。この機会に、軽井沢の秋を散策しませんか? 以下、概要を記します。

 

文学散歩 晩秋の旧軽井沢を歩く~旧軽井沢ゆかりの作家たち編~

旧軽井沢に点在する文学ゆかりの場所、作家ゆかりの別荘等を学芸員がご案内します。

[日時]10/22(土)午後1時~2時半 

[参加費]一般1000円、友の会会員800円 

[定員]15名(要予約)

[講師]当館学芸員 

[集合場所]旧軽井沢銀座の軽井沢観光会館(0267-42-5538)に午後1時集合

 ※詳しい見学場所等はお問い合わせください。  

→ご予約・お問い合わせ先:℡0267-45-1175(軽井沢高原文庫)

 

長崎、大分に行ってきました。

おととい、きのうと、長崎、大分に行ってきました。おとといは、長崎市の遠藤周作文学館へ「沈黙」「深い河」草稿ほかを返却に行きました。学芸員の北村沙緒里さんにご確認いただき、無事、資料をお返しすることができました。長崎ではひとつ、嬉しい出来事もありました。遠藤文学館は海を臨むすばらしい場所に立っているのですが、今回、初めて、海に浮ぶ五島列島を西の海に眺めることができました。飛行機の中では、例によって遠藤作品を読みました。その後、300キロほど高速道を車を走らせ、大分へ移動。私はまだ野上弥生子氏の故郷・臼杵を訪れたことがありませんでした。きのうは午前中いっぱい、臼杵町並み観光案内ガイドの笹山昭義さんに野上さんゆかりの場所(生家、学校跡など)や、大友宗麟や稲葉氏など臼杵を代表する人物ゆかりの場所、図書館やこども図書館などを、丁寧に、詳しくご案内いただきました。野上さんのご実家、小手川酒造では、21年前、当館で「野上弥生子と漱石の時代展」を開催した折、わざわざ軽井沢まで足を運んでださったという安東忠さんにも偶然、お目にかかりました。国宝臼杵石仏、国宝宇佐神宮なども見学し、夕刻、大分空港から羽田行き飛行機に乗り、九州を離れました。

全国的な秋晴れ

きょうは全国的に秋晴れのようです。軽井沢も朝から、すっきりとした空気と、青い空が見えています。きょうは午前中、当館から南へ300メートルほど行った風越(かざこし)公園で、町の大規模な防災訓練が行われます。サイレンが鳴ったり、発炎筒を使ったりするようです。当館は、昨日から、今年度最後の展示が始まりました。また、これからしばらくの間、断続的に、前の展示でお借りした資料の返却があり、それらのすべてが終わるまで、私たちにとっては気の抜けない日々が続きます。きょうは、堀辰雄文学記念館への資料返却などがあります。なお、けさ、開館の準備をしていましたら、裏庭にイノシシが土をたくさん、掘り返した痕がありました。

 

薪ストーブに火をつけました

このところの寒さで、ついに、昨晩、自宅の薪ストーブに火をつけました。これは例年よりもかなり早いです。きのうの軽井沢の気温は、最低が6.5度、最高が13.8度。今日の予想気温は、最低が4度、最高が15度。いつものことながら、夏は忙しく、今年もまだ薪の支度が十分でないため、これから休日を利用して、この冬の薪を少しずつ用意したいと思います。でも、やっぱり、薪ストーブによる温かさと、木が燃えた際に出る木のほのかな香りというのは、なんともいえずよいものですね。燃やす木の種類により香りも異なります。ご存知と思いますが、薪ストーブは鋳鉄製の本体をまず温め、その結果として、その本体および長い二重構造の煙突から発せられる遠赤外線による輻射熱によって部屋を暖める仕組みになっています。極寒の北欧や北米、アルプスやピレネー山脈付近などで、この数百年の間に、薪ストーブは進化してきました。皆さまにおかれましても、これからの時期をどうぞ、暖かくしてお過ごしください。

明日から「軽井沢ゆかりの文学を訪ねて」展スタート!

明日から「軽井沢ゆかりの文学を訪ねて」展がスタートいたします(11/30まで。会期中無休)。この展示では、館収蔵資料をもとに、明治から戦後にかけての軽井沢ゆかりの文学者約50人による、軽井沢を舞台に描いた小説・詩・随筆・戯曲・短歌・俳句など約200点あまりを、著作、原稿、書簡、初出紙誌、写真等で紹介する予定です。軽井沢の豊穣な文学の歩みを一望できます。構成は、明治・大正、昭和初期、戦中・終戦直後、戦後(昭和20年代以降)の4部構成。主な紹介作家は、ほぼ時代順に次の方々を予定しています。有島武郎、正宗白鳥、室生犀星、芥川龍之介、片山廣子、北原白秋、志賀直哉、与謝野晶子、内村鑑三、野上弥生子、岸田國士、川端康成、堀辰雄、立原道造、津村信夫、野村英夫、片山敏彦、芹沢光治良、阿部知二、円地文子、吉川英治、井上靖、芝木好子、壺井栄、中野重治、佐多稲子、大原富枝、中村真一郎、福永武彦、後藤明生、辻邦生、遠藤周作、北杜夫、矢代静一、岸田衿子、谷川俊太郎ほか。

皆さま、紅葉シーズンを迎える軽井沢へよろしければお出かけください。なお、その際、紅葉の名所の雲場池や塩沢湖、軽井沢駅北口に新設されたワインポータル「AU DEPART」などをのぞかれるのもよいでしょう。

展示替え作業一日目

一昨日、閉館後、一部資料の展示資料の撤去をおこないました。きのうは、展示替え作業一日目。2階展示室のすべての展示資料の撤去をおこないました。きょうの天気は晴れ。気温は最低5度、最高18度の予想。だんだん冷え込みも厳しくなってきました。これから軽井沢にお越しになる方は、秋冬服をおすすめいたします。なお、きのうは、きょうから軽井沢で数日間おこなわれる日独皮膚科学会の国際会議に参加する知人が京都からこられたので、中軽のアダージョで一緒にランチをとりました。リゾットの中に、お店の庭でとれたという栗の実が入っていました。中山シェフは「休憩時間は栗ばっかり、むいています」と笑っていました。平日でしたがお店は混んでいました。

きょうから3日間、展示入れ替えのため休館です。

軽井沢のけさの気温は6度。天気は曇り。きょうから3日間、当館は展示入れ替えのため、休館とさせていただきます。なにとぞご了承ください。なお、軽井沢タリアセンのミュージアムセット券をお持ちの方は、当館敷地内に移築した3つの別荘を見学することができます。当館の本館は、10月14日から、次の展示「軽井沢ゆかりの文学を訪ねて」がスタートいたします。ご来館をお待ち申し上げます。また、有島武郎別荘内のカフェ「一房の葡萄」は、今月、次の日が都合により休業となります。10/11、12、14、20~25。

ありがとうございました。

本日をもって、当館で開かれている夏季特別展「130年の軽井沢~室生犀星・堀辰雄・川端康成・遠藤周作…~」が終了いたします。開催にあたり、展覧会の開催を快くご許可をくださったご遺族の方々、また資料を快くお貸しくださった文学館、団体、個人の方々、さらに、会期中、複数のイベントに出演くださった講師の先生と各イベントに参加くださった皆さま、そして、ご多用のなかを本展に足を運んでくださったすべての方々に対し、厚くお礼を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。

なお、昨日は、当館の本館を1985年に設計した東京の(株)GK設計の現社長で、同社を含むGK Design Group全体の(株)GKデザイン機構の代表取締役社長、田中一雄氏が来館くださいました。田中さんは現在、(公財)日本インダストリアルデザイナー協会理事長でもいらっしゃいます。また、(公財)八十二文化財団で充実した季刊誌「地域文化」を5年ほど編集なさっている小平千絵さんもお見えになりました。