軽井沢高原文庫 -174ページ目
2016-12-18 00:14:09

軽井沢国際カーリング選手権大会は最終日

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クリスマスも近づいてきました。この3日間の軽井沢の気温は、12/15が最高1.6度、最低-8.7度、12/16が最高1.6度、最低-7.0度、12/17が最高5.1度、最低-5.9度でした。しだいに寒さも厳しくなっています。いま、軽井沢に雪はありません。ホワイトクリスマスになるでしょうか。昨晩は、恵みシャレー軽井沢で、クリスマス・ナイトマルシェがおこなわれました。きょうは、当館から南へ300メートルほどの軽井沢アイスパークにて、軽井沢国際カーリング選手権大会の決勝戦がおこなわれます。男子は、地元のSC軽井沢クラブが健闘し、昨日まで4戦全勝で、日本男子10チームで唯一の決勝トーナメント準決勝進出を果たしました。女子は、北海道銀行が日本女子チームで唯一、一次リーグを突破しましたが、残念ながら準々決勝でロシアチームに敗れました。

 

 

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2016-12-17 01:38:06

TBSのドラマ「カルテット」の舞台が軽井沢に決まり、町内各所で撮影が始まりました。

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TBSのドラマ「カルテット」(2017.1~)の舞台が軽井沢に決まり、12月初旬から町内各所で撮影が始まりました。先日、軽井沢タリアセン内の塩沢湖畔の白樺林にて、撮影が行われました。また、当館敷地内の有島武郎別荘のカフェ「一房の葡萄」でも、このたび撮影が行われました。出演は、松たか子さん、満島ひかりさん、松田龍平さん、高橋一生さん、吉岡里帆さんら。カルテットは四重奏の意。

2016-12-16 02:43:46

伊豆へ行ってきました

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一昨日と昨日、軽井沢から20人で、一泊二日で伊豆へ行ってきました。まだ訪れたことのない文化施設や景勝地を6カ所、バスでまわってきました。今回は私が幹事でしたので、私が行きたい施設もいくつか、旅程に入れさせてもらいました。温暖な気候と海の幸は伊豆ならではのもの。訪問先ではそれぞれ学ぶところがありました。「クレマチスの丘」では、西山部長の懇切な応対により、ヴァンジ彫刻庭園美術館とベルナール・ビュフェ美術館を、西山さんとそれぞれの館の学芸員の方による丁寧な説明つきで、見学しました。イタリア人彫刻家、ジュリアーノ・ヴァンジ(85)の具象作品は、たとえば日本の荻原碌山に見られるような、生命力がみなぎるリアリズムとも異なる、不思議な魅力を感じました。ほぼ等身大の人物像が、天井の高い、広い空間にゆったり飾られていて、作品の魅力をよく引き出しています。館周囲には、手入れの行き届いたクレマチスガーデンが広がり、きのうも芝生の小山の一角に、シクラメンの原種の愛らしい花を見つけました。クレマチスやバラの見頃は5月20日頃とのこと。私は「クレマチスの丘」にある井上靖文学館にもうかがい、館の方々にご挨拶させていただきました。以前、お世話になった松本館長は昨年9月、お亡くなりになられたとのことで、お目にかかれませんでした。

2016-12-13 00:15:45

『作家のお菓子』

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『作家のお菓子』(平凡社、コロナブックス、2016.11.16)という総カラーの本が出ました。高原文庫関連では、旧朝吹山荘「睡鳩荘」で撮影されたフランス文学者朝吹登水子さんの信州の銘菓が掲載されています。女性作家が多いのは、納得がゆきます。有吉佐和子、岸田衿子、中村汀女、片山廣子、野上弥生子、森村桂といった方々。見て楽しく、引用文や、寄稿された文章も、興味深いです。

2016-12-12 00:09:33

共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」

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東日本大震災を契機に、全国文学館協議会が全国の加盟館に呼びかけ、2012年度から開催されている共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」が、今年度も来年の震災の日(3.11)前後に開催されることになりました。第5回となる今回は、現時点で、北は北海道から南は九州まで、全国各地の31館が参加することになっています。全文協が手がける初の共同展示。未曾有の災害という重いテーマであるだけに、被災地から遠く離れた地域の文学館もその地域独自のテーマを掲げて参加されているのは誠に意義深いことと考えます。開催の目的および主旨は、昨年版チラシによせられた山崎一穎会長の次のような言葉に明確に表現されています。「多くの表現者が大震災を直視し、多彩な表現を紡ぎ出してきました。それらの表現を収集し、展示し、保存していくことも文学館の責務であると考えます。」「この未曾有の大災害を直視し、記憶に止め、死者たちへの鎮魂と哀悼、被災者への慰謝とコミュニティへの復興を願って、共同展示を開催します。」なお、当館も、5回目の参加となり、「浅間山噴火と軽井沢文学」(2017.3.1~4.17)を開催する予定です。

 

2016-12-11 00:14:39

来年3月、軽井沢演劇部の山本芳樹さんと岩﨑大さんが「エッグ・スタンド」に出演します

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2017年3月、東京と大阪にて、軽井沢高原文庫・軽井沢演劇部の山本芳樹さんと岩﨑大さんが出演する「エッグ・スタンド」(原作:萩尾望都、脚本・演出:倉田淳)の上演が決定しましたので、ここに簡単にお知らせさせていただきます。萩尾望都さんの「エッグ・スタンド」の初舞台化。第二次世界大戦中、ナチスドイツ占領下のパリが舞台。踊り子ルイーズと少年ラウルが出逢う……。山本さんはラウル役、岩﨑さんはマルシャン役。お二人とも要の役。東京公演は2017.3.1~20まで新宿 シアターサンモールで、大阪公演は同3.24~26までABCホールで。詳しくは企画・制作のStudio Lifeのホーム(www.studio-life.com)へ。

 

 

2016-12-09 23:40:37

「通信」第88号ができました

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「軽井沢高原文庫通信」第88号がきのう、納品されてきました。きょうは一日、発送のための封筒詰め作業をします。内容については、会員の皆さまのお手もとに届く前ですので、ここに記すことはひかえます。きょうの軽井沢の最高気温は2度、最低は-4度の予想。快晴。日中も気温は上がらないようです。しだいにクリスマスやお正月も近づいてまいりました。皆さまにおかれましては、体調管理などに十分、お気をつけになられ、楽しいクリスマスやお正月を迎えることができますよう、心からお祈り申し上げます。

 

2016-12-09 02:00:10

山折哲雄「古都さんぽ」

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朝日新聞の別刷「be」に毎土曜に掲載されている山折哲雄「古都さんぽ」は、京都在住約30年の山折哲雄さんが、ご自身の体験を披露しつつ、時間軸を自由に行き来して、千年の都・京都の隠れた魅力を紹介する興味深いエッセイです(2016.11.5~)。通り一遍の「古都さんぽ」に終わっていないところは、さすがです。このエッセイでは、山折さんが京都に対して「他者」である、という点が、きいているように思います。これまでのテーマは「将門岩と純友岩」「玉体杉」「京都御所」「金閣寺」「天龍寺」。なお、私は5ヶ月ほど前に同じ「be」が特集し、読むべき資料としてファイルに入れたまま、まだ読んでいなかった「綾小路通 みちのものがたり」(2016.7.16/作家高橋和巳、作家高橋たか子、フランス文学者杉本秀太郎氏らが登場/文・藤生京子)をあわせて読むことで、いっそう興趣が増しました。

 

2016-12-08 01:01:28

市川健夫氏、ご逝去

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長野県の歴史や文化を学ぶ「信州学」の提唱者として知られる東京学芸大名誉教授の市川健夫氏が2016.12.7、肺炎のため、ご逝去されました。89歳。元・長野県立歴史館館長。小布施町在住。専門は地理学。サケ研究やブナ帯文化論の第一人者。もう四半世紀ほど前でしたか、市川健夫さんが軽井沢町中央公民館で講演をなさったことがありました。そのお話は私にはとても興味深く、強く印象に残りました。たとえば、山の名で「嶽」と付く山は過去に火山活動がおこなわれてきたことを示す、と指摘されていました。これは「浅間嶽」「御嶽」などを指します。また、標高千メートル前後にある軽井沢が気温以上に涼しさを感じるのは「霧下(きりした)」の気候であるから、ともおっしゃっていました。つまり、濃霧が発生する日数が多いため、霧が太陽の直射日光をさえぎり、体感気温をより低めているというのです。こうした一つ一つのお話が、具体的であり、専門外の雑学にも通じ、私は思わず物知りだなあと関心したものでした。そこで、当館の館報に「「屋根のない病院」・軽井沢」という一文をご執筆いただきました(第31号、1996.4.25)。人気のないオフシーズンに、奥様とご来館されたこともありました。展示物について、奥様に語りかけながら、ご説明なさっていたのが印象的でした。近年では、私も編集委員として参加させていただいた『軽井沢検定公式テキストブック』(2010)の編集委員長として、制作にご尽力いただきました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

2016-12-07 00:01:09

けさは-5度

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けさは軽井沢は-5度まで下がりました。日中は晴れの予報ですが、空はまだうすい雲におおわれています。先日、23センチ降った雪はほとんど融け、地表が見えています。きのうは、三井ホームの関連団体20名様ほどが横浜から来られ、アントニン・レーモンド「夏の家」と旧朝吹山荘「睡鳩荘」(W.M.ヴォーリズ設計)をご案内しました。皆さん、建築の専門家のようでした。このところ、2017深沢紅子野の花カレンダーの註文が時折入っています。きのうも、毎年買ってくださっている方から10部、ご註文がありました。