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遂に納車されました。

車種はアウディS8(D4型と呼ばれる2018年まで現役)後期の中でも一番完成されている最終版です。ちなみに現行型は今年デビューしているマイルドハイブリッド版ですが、私のS8は非ハイブリッドで、気筒休止機能はあります。

本当の意味での最終版はS8プラスであるのですが、ホイールとグリルのデザインがブラックアウトされて好みではなく、出力もトルクも必要以上に強烈なのと街乗りで何かと不便なカーボンセラミックブレーキなので除外していました・・・。でもS8プラスと同年式ですw。

ちなみにこれはアウディ認定中古車でして、別途保証金(50程度)を追加して2+2の合計4年保証となっています。4年保証をお願いできるのも比較的新しく走行距離数も少なくないと不可なのです。このクラスの車ですと確実に保証金はペイできるのです。

 

そもそもD4型のS8の国内総販売台数は前期後期含めても600台強で後期モデルかつS8プラスを除いた数は250台前後であり、同等クラスのメルセデスのAMG S63と比べると雲泥の差で希少車なのです。したがって認定中古車で履歴が分かりつつ状態の良いモノはかなり少なく、ここ数年待っていたのです。

そもそもベースであるアウディのA8自体が売れていませんから・・・。良い車なのに。見た目の分かりやすさがないこととショーファードリブンらしくないドライバーズカーであるのがその理由でしょうか。それと外寸が、5140mm×1950mm×1450mmと車幅は広いこともあるかもしれません。マンションの立体駐車場では確実に駐車できませんし、駆動方式の都合でメルセデスのような小回りが利くようにはいきませんからね。

私がこのS8に夢中になったのは映画トランスポーターの影響ではありませんw。銀座の某所で拝見してからです。

内外装の見た目からもわかるようにわかりやすい演出や派手さは皆無でありながら、わかる人にはわかる作りと他車と比較にならない別格の安定感にあります。

 

その分超モンスターというわけではありませんし、排気音もV8エンジンにしてはおとなしいです。でもモンスターセダンであることは間違いないです。最高出力520PS、最大トルク66.3kg・mあるので十分モンスターですがw、自己主張は少ないですね。でもアクセルを踏み込むと2トン越えの車らしからぬ強烈な加速と心地よいくらいのV8エンジン独特の音がします。

 

この車の本質はBピラーを除くほぼすべてはアルミ製で、デザインしすぎないシンプルで美しいデザインと各パネルのエッジ部のきれいさ、内外装のチリ合わせの精巧さ、そしてクワトロによるどんな気象条件でも安定した走行性能であることにあります。この安定感は他では得られない安心感です。

 

私自身アウディのこの世代がデザインのピークであると思っています。デザインしすぎない引き算のデザインの賜物です。

 

見栄で車を選ぶ人には確実に刺さらないwですが、わかる人にはわかるというのがまた良いのです。

 

そして私の想像以上にEV化の推進がされている状況ではV8エンジンのような比較的大排気量車で非ハイブリッド車を楽しむのは今が最後のチャンスかもしれないので、ぎりぎりセーフといったところです。

 

これからドライブレコーダー設置の依頼と前から気になっていたボディコーティングをお願いする予定です。今回は簡単ですがご紹介まで・・・。