いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~


ララピポ  2/13(金)TOHOシネマズ


底辺を這い蹲って場当たり的に生きてるワタシ。

すべての登場人物に共感しちゃうー。

嘘ついたりつかれたり、利用されちゃったりしちゃったり、時には自分自身に嘘つきながら騙し騙し生活してたりなんてドキュメンタリーのよなリアルを感じたけどな。

だれでもいいからここから救い出してーってな心理もまんざら理解できなくもなく、裏のある満面の笑顔に騙されてみたい!と思っちゃうーって騙される機会すらワタシにゃナイけどな!そんなチャラ男役で初主演の成宮さんも厭味を感じさせないチャラさを見事に好演!ナリくん生き生きしててステキだったなー。

平成ノブシコブシの吉村さん、森三中の村上さんもハマり役でお笑いの方って器用だしいい味出すなーと。出てきただけでウケてしまったけどチャドはおいしい役だったし、ダンボールのライオンが頭に乗ってないからパっと見気付かなかったけど歌い上げてるからやっぱ笑っちゃった。

騙したくなるよな雰囲気を持ってるのか?!パッチギ2でも騙される役だったけど、堕ちてゆくOL役なのに清楚なイメージを保ったままなのもある意味凄いと思う中村ゆりちゃんもかわいかったー。みなさん適役だったと思うなー。

登場人物の誰かしらに感情入っちゃうもんだからウチの子もこんな思いをするのかも?しちゃうかも?なんてなことまで考えてしまうし、渋谷が舞台だからロケ地も見覚えのあるとこばかりだったのと、似たよなこともしてきたもんだからみょーな親近感わくわく。

このままじゃダメだーって思いながらも、そこから這い上がるのは容易なもんじゃナイ。でもね、転んでもタダじゃ起きないたくましさとしたたかさを身に付けクソまみれの世の中でしぶとく生きてる人々にちょっとだけ勇気づけられる映画だったと思うの。

変態だからエロさの基準がヘンなのかも知れないけど、ギャグアニメのよなニコニコ観れる程度のもんで、欲情するよなもんでもなきゃ不快にもならず、面白おかしくしてるから逆に悲哀を感じてせつなくなったりしたんだけどなー。

原作も読んでみよっかなっ、て思った。


いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~


少年メリケンサック  2/14(土)TOHOシネマズ


ノれれば楽しいしノれなきゃ苦痛なだけかも知んない。

音楽ってそんなもんだし映画もそうかも知んない。

パンク苦手な人が聴くとこんなカンジに聴こえそな、または初めてパンクに触れた時はこう聴こえてたかもな的、少年メリケンサックの“ニューヨークマラソン”にのっけから大爆笑のワタシはノせられたクチ。

音がうるさいだけで英語だか日本語なのかも不明な叫んで何云ってんだかさっぱりわからん“あえての歌い方”がおっかしいし、いいとこついてると思うな。

もちろんパンクらしからぬ“ニューヨークマラソン”なんて歌詞であるワケがないのでラストまでにはしっくりくる歌詞が聴けるんだけど、それはそれでおっかしいんだもん。

好意を持ち始めちゃうと(ロレツがまわるまわらないの問題じゃなく)声が聞こえてくるよになったなーんてなことも思いだしたりもした。

笑いの中にも時々突き刺すよなお言葉がポロっと出るんで油断できないんだよなーって、あんまり覚えてないんだけど(あせ)“無臭の音楽”なんてすっごいイイ表現だと思うし、中年の好奇心ナメんなよ!なんて開き直りは逞しくも頼もしくも感じるわ。身体はヘロヘロでも老眼でもアクセスなんて言葉を知らなくっても若者にコケにされても臭くても汚くってもーって、感動するとか心が温まる方向に持ってくワケないんだけど、おじさんパンクス達の生き様はパンクだった!

クセのあるキャラばかりなのに登場人物全員の個性を生かしきっちゃうのは見事!

トモロヲさんは見た目っからしてパンクスなもんだから文句なくかっこ良かったし、何やらせてもウマイなーと思うしやっぱ大好き!

だけど、今回は田辺くん演じるV系TELYA様にヤられてしまったわー。

身体ガクガク震えて身悶えて笑っちゃったもん。

いいキャラだったな。TELYA様ドキドキ


いとし・こいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~-chaos


DVDを他人様のおうちで鑑賞

だって、再生以外の操作がわかんないんだもの(一時停止とか)

取説だって接続したときは見たけどそれっきりだし

録画も娘がやてくれるしーって思っちゃてるのはヤヴァい?!


ヘンな服だな似合わないなーとか

カッコつけちゃってウケるーとか

やっぱ彼の声ってセクシーでスキだなーんて

面白かったとかはどうでも良くって

判断基準は自分好みのジェイソン・ステイサムかどうかなのな

ってことに今頃気付いた(あせ)


カオス理論なんて言葉が口から出そうにない人だったもんだから

すっかり騙されてしまったじゃないのー。

とは云え、んな簡単にやられちゃう人には見えないものだから

どっから逃げたんだろなーって思いながら観てましたー。

ヒーローものと勘違いしてるかも?!


いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~-フィッシュストーリー


フィッシュストーリー 2/6(金)ショウゲート試写室


原作は未読だし、アヒ鴨も未見(コレを機に観たいと思ってます)なのだけど、のっけからマイ・ウェイはシナトラを・・・なんてな話から入るんで食いついちゃってそのまま楽しんでしまいましたー。

とくに“逆麟”のVo.五郎サイコーっ。かすれ具合と甘ったるさのバランスが絶妙ないい声してるの。体系も薄眉もロックだし唄い方もマジかっこいいっす。

歌入れまで2~3ヶ月練習してもぜんぜんダメだったなんて人にはとても思えなかったもん。魅力的な声にすっかりやらてしまったー。

キャバレーの営業で唄ってた「長崎は今日も雨だった」もかっこいいアレンジでスキっ。ダイブしてる姿もかわいかったな!そそ、やきそばは焼かないとだめだし、うどんは焼いちゃだめなのよねーってな彼の話で終わっちゃいそう(あせ)


いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~


本編終了後にティーチインもあり参加されてたレビュアーさんから「あららすごいことお聞きになるのねー」ってな質問が飛び出したりしても気さくに答える中村監督さんに好感が持てたし司会進行の方も上手で楽しい時間を過ごすことができました。

本作の前に公開になるジェネラル・ルージュの凱旋は制作費は倍だけど売れっ子役者さんたちばかりで限られた時間内で作らなくてはならなかったなどといった苦労話の中からは本作の方をプッシュしてるのかなぁーんてのが見えたけど、フィッシュストーリーの試写だから当たり前よね(笑)森山未來さんが予想外のいい着地をしてくれたと監督さんも仰ってましたが、彼の存在が作品を引き締めたと云っても過言ではないと思います。リアリティのないお話だけど、心のどこかで正義の見方を信じてみようって気にさせる力強い存在なの。舞うよなしなやかさとキレの良い動きにすっかり魅了されてしまいましたー。

5つの時代に登場した人物や物事がこれもこれもこれも全部繋がってたんだーっ!ってな全貌が明かされれるラストは爽快です。繋がってるんだなーと思うと心強い気がするもん。思っていたよりハチャメチャ感はないけど後味スッキリの気持ちいい作品でしたー☆



お話は・・・

2012年、彗星の衝突まであと5時間。人々が遭難し静まり返った街で一軒だけ営業しているレコード屋があった。店長はつぶやく「正義の味方が地球を救う」。店に流れる70年代全く売れなかったパンクバンド“逆麟”の最後のアルバム「フィッシュストーリー」。時空を超えて、この曲が世界を救うのか?時間軸が交差する運命のパンク・ファンタジー(象のロケットさんより引用)


FISHLARGE


いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~-ベンジャミンバトン


ベンジャミン・バトン 2/7(土)TOHOシネマズ



レイトで鑑賞ー。

満席状態だってのに何でちいさなお部屋で上映するんだろ?

初日くらい話題作なんだし大きなお部屋でかければいいのになー

最近地元のシネコンの部屋割り(?)に納得いかなーい!


上映時間はそこそこ長いのに退屈に感じることはなかったです。おもしろくないわけじゃなかったんだけどフツーにいい話だったなーんて思ってしまったな。

特殊メイクとかCGなんかの技術はすごくって、冒頭の老けメイクのケイトは声聞くまで本物のおばあさんなのかと思ってたし、若い時のケイトなんてお人形さんのよな肌のツヤでとってもキレイ。少女の初々しさなんかも動きで表現しちゃうものだからケイトって凄い女優さんだわーってやっぱり思っちゃう。

ブラピもね80歳のおじいさんから始まる人生だからどんどん若くなってくるんだけど、次はどんな顔になってるのかなーとワクワクでジェームス・ディーンのよな青年の姿を見た時にはおおっ!かっこいいー!ってな、そういった二人の姿を見てるだけで十分満足だったかな。

愛する人の腕の中で息をひきとるってのは男の願望なのかも知れないなーんてことを思いました。


いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~-che2


チェ39歳別れの手紙 2/4(水)TOHOシネマズ


冒頭でカストロが読み上げるゲバラの手紙にぐっとくる。

続編公開になってから2本イッキ観しようかとも思ってたけど、やっぱ前編を見終わったあの自分のテンションのままでこの冒頭のシーンに入りたかった。

前編は淡々としてると思う余裕すらなかったのに後編は前半より淡々としてるなーという余裕もあったのだけど、後編は先がわかっているし、もう絶対に無理だろうという状況に追い込まれていく様子や国民の無関心さも観ていてとても辛い。死に場所を探しているかのようにも見えてくるしで追い詰められていくような苦しさを感じてしまいました。

チェ28歳の革命の感想(コチラ )と被っちゃうけど無駄なものは一切排除して無理にドラマティックに仕上げることもせず淡々と進行していく作品作りに好感がもてました。ただただゲバラって凄いなー凄い人だなーと思いながら観てしまいました。無音のエンドロールには息苦しさも感じましたが誰ひとり席を立つことなく皆がスクリーンをじーっと見つめていたのも印象深かったです。



いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~-elegy


エレジー  1/28(水)@TOHOシネマズ


イヴと手を繋ぎたくてモジモジしてるウォーリーに「今かよっ!」と、イラっとしてしまうワタシなのに、コンスエラ(ペネロペ)と関係を持ちたい一心でベラベラと喋りまくり褒めまくり次の予定をたてたがるデヴィッド(ベン)に、どいつもこいつもじいさんになっても男は同じだな!とは思うんだけどイラっとはしないの。

嫉妬されるなんて一番腹立たしい行為ですらも、それが自信の無さから来るものだと判っているから惨めに思うし同情しちゃってるし。情けないとこ見せられちゃうと弱いのか、すっかりデヴィッドに感情入ってしまうのでした。

好き勝手に生きてきたデヴィットが地位も名誉もあるけど何もわかってなかったなーと人生を振り返ると、ワタシも振り返って反省しはじめちゃうし、デヴィッドの愛人もまた仕事では成功しているけれど孤独な人だったりするものだから、老いることへの不安や孤独になることの恐怖なんかも考えてしまうのよ。

繊細な心の揺れが伝わってくるような演出も女性監督ならではなのか、せつなさを噛締めるよなピアノの旋律も照明の遣い方も美しい。台詞なんかも芸術品だなんて云われたら鼻水出ちゃいそうだけど、キレイだキレイだと云われ続けてるとヤな気はしないし、そんだけ云ってくれる人だったんだから自分からバイバイしといて勝手だとは思うけど、おそらくコンスエラと同じことを頼むんじゃないかと思うの。

とにもかくにもペネロペが美しく、現像液に浸した写真に浮かび上がってきたペネロペなの顔は“愛されている”という自信に満ちた表情でホントにキレイだった。じわーっと浮かび上がってくる写真のように情感がじんわりとこみ上げてくる映画でした。

詩人の親友役のデニス・ホッパーもいいじいさんになっててステキ。思わず笑っちゃうよなシーンもあって良かったな。


いとし・こいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~


ワンダーラスト  FiLth And WisdoM 1/24@チネチッタ



ロンドンの片隅でウクライナ移民の男の子が2人の女子とルーシェアをしながら紡ぐ堕落と賢明(原題)を描いたお話。

ミュージシャンで成功することを夢みるAKの現実はSM調教師。

ロイヤル・バレエ団で踊る日を夢見るホリーの現実はストリッパー。

アフリカの子供たちを救済したいと夢みるジュリエットの現実は万引き常習犯。


夢と現実は違うけど、仕事に取り組む姿勢はとーっても真面目な彼らはお客さんの立場に立って喜ばれるようにと工夫を重ねたり練習に励んだり先輩からコツを教えてもらったりと努力をしているの。その仕事を通して得る収穫も後に役立つものになったんだろうし、下積み時代はきっと恥をかいたり挫折を味わったりしたのだろうなーなどと3人の姿を通してマドンナの記録を見てるかのようだったな。


万引常習犯って設定は大袈裟な気もするけど、ボランティア活動に力を入れてれば世間からの攻撃を事前に回避できるし、世間を味方にするなんて容易いぜーってなんてな風にもとれちゃうから正直な人だなーんて思わせちゃうとこに好感。

正直過ぎるセリフにも思わず笑ってしまうし、ユーモアのセンスもサイコー。


ひとつひとつのエピソードがサクっとしたテンポで短く観やすく印象に残るの。とくに写真ぱしゃぱしゃに切り替わるシーンなどはあまりのかわいさに心が躍っちゃう。

ただね、ホリーのポールダンスはこれから!ってとこで場面切り替わっちゃうからもっと観たかったのにーとそこだけは短いテンポを残念に思ってしまったな。


目と耳に入ってくるもの全部がステキ!それに3人がめっちゃかっわいい!

様々なカルチャーをミックスしたよなファッションも音楽もインテリアも細かいところにまでこだわりを感じる。ここまでこだわって作り上げるには、それなりの人脈がないとムリだろなーってな、人との関わりが刺激になることもちゃんと教えているの。

「どう見せるかじゃなく、どう隠すかが大事」などなど、うん、うん、と何度も頷いちゃうマドンナ流の成功哲学というか、楽観主義で生き抜く哲学というか、そんなのがたくさん散りばめられているけど、成功するためにはこうしなさい的なおしつけがましさはなく、「自分らしくネ!」と励ますよな優しい眼差しをかんじるステキな作品でした。

さすが聖母マッダーンナッ(小林克也さん風)

ラストもとーってもスキー☆






期待度

蝶々

蝶々



2月7日(土)

・非夢蝶々

・ベンジャミンバトン蝶々

・ララピポ蝶々

・ヘブンズドア蝶々

・ハイスクール・ミュージカル蝶々


2月14日(土)

・少年メリケンサック蝶々

・鎧サムライゾンビ蝶々


2月20(金)

・チェンジリング蝶々


2月21日(土)

・ロックンローラ蝶々

・モトリー・クルーのディザスター!~アルマゲドン危機一発~蝶々

・ハルフウエイ蝶々

・ホルテンさんのはじめての冒険蝶々


2月28日(土)

・激情版 エリートヤンキー三郎蝶々

・罪とか罰とか蝶々

・カフーをまちわびて蝶々



わーい☆ロックンローラたのしみぃー!!

なーんて云ってるのは日本中でワタシ独り(?)

邦画が充実してる2月!中でもメリケンサックとララピポはひじょうに楽しみー☆
アルマゲドン未見なので「モトリー・クルーのディザスター!」を観るなら予習(?)しとかないといけないかな?!


1/31公開のチェ・と20世紀も2月に観まーす☆



今日観た「エレジー」で今月の映画鑑賞は終了ー。

31日はTDSに行く予定なので、その日の公開作品は2月に鑑賞しまーす。


年末にむけて今年っから月毎にまとめることにしました。感想UPしてないのが何本かあるけど感想書けない状態なので先にまとめだけしときますー。



今月劇場で鑑賞した映画は8本


1位 ワンダーラスト (のちほど感想UP)

   マドンナの優しい眼差しを感じるステキな作品だった。スキっっ


2位 ヘルボーイ/ゴールデンアーミー

   魅力的なキャラばっかりなので楽しくって仕方なかったー。スキっっ


3位 永遠のこどもたち

   どこから溢れてくるのか判らん感情の大波に揺られまくり。でもスキっっ


4位 その男、ヴァン・ダム

4位 エレジー (のちほど感想UP)

6位 チェ28歳の革命

6位 ザ・ムーン

8位 007/慰めの報酬



ついでにDVD鑑賞

アメリカン・ギャングスター

シド・アンド・ナンシー

カオス(のちほど感想UPする予定)



デル・トロさんって、高橋とか鈴木とかのよな多い名前なのかなーって思った今月。来月もデル・トロさん主演映画から始まるー。