COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

本学大学院の農林水産学研究科に、うちの研究室から2名合格者が出ました。たいへんおめでとうございます。随分遅くなってしまいましたが、大学院合格祝賀会をしっぽりとやりました。我々教員は、基本的に誰が受験するかだけでなく誰が合格したかもわかりません。そのため、つい先日まで報告がなかったので、合格していたかどうかやきもきしていました。ようやく合格の報告があったので、祝賀会をすることにしました。

鹿児島中央駅前とか天文館とか考えたのですが、随分前から世話になっている真砂のRYUOですることにしました。ここには、連れてきた学生たちの名前が入ったスペシャルボトルをキープしてて、それを眺めつつ飲むのはさぞかし気分がよかろうとおもってそこにしました。この店は何だか縁があるみたいで、うちの研究室を卒業したシンくんが昔アルバイトしてました。最近では、合格したみゆちゃん・てらちゃんの同級生もそこでアルバイトしてて、その日はちょうど勤務中ということで一緒になりました。

まずは、焼き鳥で一杯。ここは、炭火で焼くので、スモーキーな感じが美味しくてよいです。うちの娘も、ここの焼き鳥は格別みたいで、いつも頼む定番です。

途中で、みゆちゃんのオーダーで鳥刺し。鹿児島に来た時には、鶏肉を生で喰うなんて・・・ってだいぶ抵抗あったな~。今ではすっかり酒のつまみになりました。すっかり酔っぱらってしまい、最後に店の前でふたりの雄姿を残し忘れた。また、いずれ来た時にはここで撮影ね。

こんばんは。主宰です。

 

うちの研究室で進めている赤潮監視のスマート化技術開発について、鹿児島県の方々と会議・協議することがあったため、県庁を訪問しました。県庁って、なかなかいかないところですよね。でも、うちの家族は娘たちが小さいころによく遊びにいってました。娘たちはわんぱくな双子だったので、広いところで遊ばせないといけなかったのですが、雨降るととたんに遊べる場所が少なくなってしまいます。でも、県庁の屋上は広くてカーペットが敷いてあるので走り回って転んでも怪我しないし、眺めがすごくいいので家族のお気に入りの場所でした。

パスポートをもらいにいって以来だから、10年ぶりくらいの訪問でひさしぶり。玄関はいってすぐはこんなになってました。

小さくてあまり見えないかもしれませんが、エスカレーターにずらっとならんだ鹿児島の地焼酎の数々。こんなにあるんだね~ってあらためてびっくりしました。芋焼酎だけでなく、黒糖焼酎も。こっちにきてから、何種類くらい飲んだかな。ここに並んでる焼酎の4分の1くらいしか飲んだことないでしょうね。秋も深まってきたので、そろそろお湯割りが美味い季節になりました。

こんばんは。主宰です。

 

季節感とか旬って、匂いとか雰囲気で感じることはないでしょうか?例えば、雨が降り出すと雨の匂いってするんですが、地面が熱くなってて雨が降るとすこし蒸発するから匂ってるんだとおもっています。だから、雨の匂いは初夏というイメージがあります。こんな感じで、秋の匂いってあるんですが、それは私にとってキンモクセイです。たぶん、みなさんはキンモクセイの匂いってトイレの芳香剤というイメージかな。鹿児島大学の官舎にはキンモクセイが植栽してあるのですが、それが秋になると一斉に花が咲いて、いい匂いでいっぱいになります。

玄関出てすぐのところにあるので、朝玄関から出てすぐのちょっとした肌寒さとキンモクセイの匂いが一緒になるので、秋のイメージが定着しました。東北地方だと9月ころになるのですが、南国鹿児島ではこのくらいの時期になってようやくおでん+焼酎お湯割りかな。お外で焚き火を囲みながら、焚き火会をやりたいと思う今日この頃です。

 

こんにちは。主宰です。

 

熊本県立大学の一宮さん・小森田さんとは、だいぶ前から黒潮パラドックス解明に向けた共同研究をしているのですが、一宮さんのご厚意で県立大の教養科目の授業を一コマ担当させてもらっています。いつも担当している科目と異なり、この科目では他学部生向けの教養科目なので、受講者の多くが文系の学生さんたちです。人気科目のせいか受講人数も多く、受講者数としては350名弱だそうです。アウェイでアウェイな学生に対する授業なんてなかなか経験できることではないので、自分の教育能力を試すよい機会です。私の目標としては、授業内容をいかに面白おかしく聴講してもらって記憶に残る授業だったか(≒寝ない授業だったか)の一点に絞られます。

11月3日休日の授業でも、開始前からこんなたくさんの受講者が来てくれてます。なんだか、かなり緊張してきました。90分という時間で、いかに飽きさせないか、難しくならないか、面白いと感じるか、そして大学の授業として最も大切な知的好奇心をかき立てられるかというコンテンツを、あちこちに散りばめました。評価点としては85点くらいでしょうかね。100人中15人くらいを寝かせてしまいました。来年はもうちょっとがんばりたいです。

こんばんは。主宰です。

 

昨日、卒論の中間発表が開催されました。水圏科学分野で実施している研究は、基礎科学から応用科学まで、物理・化学・生物・地学・工学・社会科学などなど、学問領域が広いのでたいへん面白いです。配属されてから約1年が経過しますが、進捗状況は学生によってかなり異なってました。聴講者むけにコメントしたのですが、卒論に対する取り組みは社会人として就職した先での業務と同様と私は考えています。給料(単位)の対価として勤務先における業務(卒論)を求められ、業務内容(学問領域)の質や量に関係なくどれだけその内容を高められたかが個人に対する評価になるからです。このため、卒論に対する取り組みによってどのような社会人になるかが透けて見えるようにおもいました。

海洋生物ゼミでは、大学院生が気遣ってくれて、卒論中間発表の慰労会を企画してくれました。男女関係なくいろんな手料理を作ってくれて、タコ焼き・刺身・麻婆豆腐・あら汁などなど、どれもとても美味しかったです。

こちらは真鯛の湯引き。わざわざ遠くまで出かけて真鯛を仕入れてきてくれて、そして湯引きなどといった手のこんだ刺身にしてくれました。皮目の食感がよくて美味しかったです。

こちらは内田君が作ってくれた麻婆豆腐。私はこれ結構好きで、以前彼が作ってくれるとのことで楽しみにしてました。いろんなスパイスを使っててかなり本格的で、味も本格的な中華でした。白飯でかきこみたかったなぁ。

この時にはサプライズで、学生さんたちがバースディケーキを作ってくれました。とっても丁寧なお仕事。随分と似た似顔絵をあつらえてくれて、びっくりしました。突然真っ暗になってケーキ登場だったのですが、漏電してブレーカーが落ちたと勘違いしてて、当初かなり焦ってました。でもその後にみんなで歌ってくれながらのケーキ登場なので、こんな大人数でお祝いしてもらったのは初めてで、嬉しくて泣きそうでした。感情がいそがしくて、たいへん。

みなさん、卒論中間発表お疲れさまでした。ゼミ生の発表内容はどれもが重厚で聴きごたえがあり、面白かったです。後半戦、しっかりと卒論をまとめてください。そして、昨日はいろいろとお気遣いをどうもありがとうございました。