COPE (KU Plankton Lab)

COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

新年度になりました。先日、卒業・修了して社会人となった方々は、入社式を終えていよいよ社会人としての一歩を踏み出したことになります。新しい環境で、不安と期待が入り混じったいそがしい感情のこととおもいます。でも大丈夫。大学で過ごした中で、たくさんの素晴らしい体験を経て、どんな環境でも適応してく術を修得したはずだから、社会人となったこれからもきっとうまくやれるはずです。卒業生・修了生の中には、「卒論・修論と比べれば全然楽勝っす」という人もいたくらいだし・・・。もし気持ちがたいへんになった時には、いつでも鹿児島に戻ってきて、独居おじさんと一緒に飲んでください。

三春については、このブログで何回も紹介しているので、たぶんご存じのことと思います。今年は、梅がやっぱり一番最初でしたが、次は桃で、最後が桜でした。鹿児島はこれからが桜満開の時期。明晩は、甲突川の夜桜を鑑賞しにいこうとおもいます。

こんばんは。主宰です。

 

卒業生・修了生のみなさん、このたびはたいへんおめでとうございます。先日、鹿児島大学水産学部では学位授与式が挙行されました。

こちらは授与式の前の様子。一番手前につむちゃんとなおちゃんがいました。

授与式が終わったら、卒業生・修了生のみなさんで記念撮影。男子学生はスーツをバシッと決めてカッコよかったし、女子学生はそれぞれの個性にあった袴で微笑ましかったです。

こちらは、海洋生物ゼミでの記念撮影。この仲間たちで乗船したり飲み会やったりなどして楽しかったですね。

最後は、鹿大プランクトン研究室で記念撮影。みんな笑顔で素敵です。

その晩には送別会をしました。たくちゃんが(修了生のあやねちゃんも)バイトしている高柳で開催となりました。女将さんが暖かくお迎えくださり、学生たちの卒業・修了を我が子のように喜んでくださいました。やっぱり、お刺身盛りは圧巻です。

中でも秀逸だったのが、マイワシの焼き。子供のころは好きになれなかったのですが、今では大好きです。脂がのってて身はふっくらしてて美味しかったです。

 

鹿児島大学水産学部で過ごした4年間・6年間は、生涯の中でも最も素晴らしい時間であったことと思います。みなさんにはこれから新しい挑戦や苦難が待ち受けているかもしれませんが、この素晴らしい思い出はこれらを乗り越えるための自信になることでしょう。そのために、その思い出を大切にしまっておいてください。そして、これらの素晴らしい時間を与えてくれた仲間・友人・親・先生に感謝して新しい人生を歩んでください。

こんばんは。主宰です。

 

ブルーム観測報告第2弾です。

先日、ハダカイワシを採取するためにビームトロール曳網したことを報告しましたが、その際に当然ながら動物プランクトンも採取されます。今回はオキアミと十脚類(エビ)が採取されました。これら2つの分類群が特異的に採取されたので、おそらく140mあたりに集群を作っているものと思われます。

試食するため、熊本県立大の方々がこれらを分別して乾燥してくれました。左側がオキアミ、右側が十脚類です。オキアミは香りが強いが味は薄い、十脚類は香りは薄いが味は濃いという感じでした。両方ともお好み焼き・たこ焼きなど、粉もの料理に合いそうです。

観測中には、不思議な光景も見れます。これは鳥山という現象ですが、海鳥類が集群しています。だんだん近づいてきたので分かったのですが、イルカの大群についているようで、おそらく何等かの魚群を追跡してそれを海鳥とイルカが索餌していたものとおもいます。

熊本県立大学ではある観測点で大量に採水するので、待ち時間があります。この時に、学生さんが釣りをして、サクッとオオモンハタを釣りあげました。

このブルーム観測では鹿児島湾内~湾外で観測するため、鹿児島湾口部に位置する山川によく寄港します。山川寄港中、このたび卒業・修了する学生さんたちがわざわざ訪問しに来てくれました。

最初に訪問してくれたのは、この春に修了するなおちゃん、卒業するつむちゃん、研究室に残るみわちゃん・あやちゃんの4人でした。車で小旅行ということで山川によってくれたみたいです。わざわざありがとう。

また、次の日にこの春卒業するけんちゃんも遊びに来てくれました。山川に実家があるので、帰省中によってくれたみたいです。ありがたいものです。みなさん、南星丸にはたくさん乗ってますから、名残惜しいことでしょう。

最後に船飯の紹介。今回のベストオブ賄いは、銀鮭のホイル焼きでした。レモンの酸味がほどよく効いてて、疲れた体に染み渡る味でした。酒飲みたいなぁ・・・と思いながら完食しました。船飯はインスタで紹介しているので、そちらをどうぞ。

 

7日間にわたる観測で、今回はかなり強風・うねりで揺れたのでなかなかたいへんでした。船酔いしてても、しっかりと仕事をこなす水産学部生はすごいと思いました。単に学歴フィルターで処理するのではなく、こういったところを社会から評価して欲しいものです。

こんばんは。主宰です。

 

先日、南星丸でのブルーム観測について報告しましたが、3月にも同じ観測を実施していますので報告します。

小型浮魚類の産卵期・仔魚出現期は2月~4月なので、それを網羅できるように南星丸での観測を行っています。熊本県立大学との共同研究で、開始してから10年以上が経過しました。始めた頃はこの観測の面白さをよく理解していなかったのですが、今では我が研究室で最も大切な観測となりました。

小型浮魚類の初期生活史に関する情報を集めるているのですが、仔魚の餌環境はその中でも重要な情報です。そこを鹿児島大学プランクトン研究室で担当します。初心者が困らないよう、サポート役がついてやりかたを覚えていきます。

採取された動物プランクトンは、速やかに実験室で処理して様々な解析に使用する標本に分けていきます。検鏡標本・生物量測定標本・酵素活性測定標本・遺伝子解析標本などです。それぞれ処理方法が異なりますが、慣れてしまえば30分以内に終了します。

この観測では鹿児島湾内~湾外へ観測点を設定していますが、天候・海況が悪くなると危険なので鹿児島湾外に出ることができなくなります。そのため、天候・海況が悪い時用に、鹿児島湾内でできる作業も想定しています。今回は、ハダカイワシを採取することにしています。大型の方形枠に黒色のネットを装着し、リアルタイム監視できる深度計をつけて狙った深度を曳網します。

私の担当する授業でも紹介しますが、このハダカイワシを採取するために魚群探知機(魚探)を利用します。一番赤くなっているところが海底ですが、それよりも上に3つの深海散乱層が認められます。これまでの調査では、一番深いところと次に深いところに中深層性魚類が集群していることが分かっています。そのため、これらの深度を曳網して標本を確保しました。

ようやく天候・海況が良くなり、鹿児島湾外の観測点へ向かうことができました。今晩は硫黄島に寄港予定です。硫黄島は活火山を擁する島嶼ですが、いつもながらすごい風景です。こんなところにも人が住んでるなんてびっくりです。

硫黄島に寄港しても時間・機会を無駄にしないように、標本を採取します。これは、熊本県立大学で研究している沿岸水・沖合水の混合を調べるための調査です。活火山の海岸で滲出する間隙水を採取し、ラドン・ラジウムなどの活火山に特有な成分を分析することで、特徴的な沿岸水のエンドメンバーを決定できます。

説明が長くなってきたので、とりあえず第1弾はここまでとして、第2弾を別の機会で報告します。

 

こんばんは。主宰です。

 

鹿児島はすっかり春めいてきました。朝晩はまだちょっと寒いですが、日中は陽ざしがあれば暖かい日が多くなってきました。こうなってくると外でのアクティビティがしたくなり、学生さんを誘って八重山登山にいってきました。八重山は登山だけでなく、付随していろんなことができる場所なので、6時30分に集合して出発。

まずは、登山口で記念撮影。鬱蒼とした森の入り口になりますが、ちょっと行くと陽ざしが入るいい感じの森になります。

標高が高いので登りはじめは寒かったのですが、最初の20分くらいは登りがやや急なのですぐに体が温まります。

急ぎ足で登ったので、50分くらいで山頂に到着。急に開けた場所なので、とても眺めがよくて気持ちがよかったです。

山頂からは桜島と錦江湾が朝靄の中にあって幻想的で、遠くには開聞岳も見えました。快晴だったので、壮大な眺めでよかったです。これが八重山のいいところですね。

山頂でみんなで朝飯。なおちゃんはしっかりとホットサンドメーカーをもってきて、新青丸乗船の帰りに横須賀で購入した海軍カレーを挟んで美味しそう。これも登山の醍醐味です。

帰路は別ルートで急峻な坂を下りるコースで戻りました。甲突池の近くです。このコースは足の筋肉を使うので、私は膝のあたりが笑ってました。

このコースのいいところは、美しい棚田を見れるところです。以前、ここで田植えと稲刈りを家族でしました。楽しかったなぁ。

ほどなくして八重山公園に到着。ここではちょっと早い昼飯を食べることにしています。お天気もよいので、こんな時にはバーベキューに限ります。うちでは、ライター・マッチを使わず、ファイヤースターターで火付けをします。うまくできるかな。

久しぶりに登場したチャコールだったので、湿っていたせいかえらい苦労しました。ようやく熾火になってバーベキュー開始。みなさん、気合いを入れていっぱい食材をもってきてくれました。

なおちゃんは、地元から豚のほほ肉を持ってきてくれました。これが、柔らかくてジューシーで美味しかったです。

3月14日はホワイトデイだったので、マシュマロメルト。アメリカのオレゴン州にいたときに、知り合いの研究者のホームパーティに招かれて、初めてこれを知りました。マシュマロをわざわざ溶かして食べるなんて、なんて贅沢なんだとおもいました。やっぱり美味かったです。

5時間ほどだらだらと食べて、お腹いっぱい。最後は、ゆるりの湯で温泉に入ってきました。ぬるめでアルカリ性のお湯は最高。今月はいろいろとあったけど、少し癒されました。

 

久しぶりの登山とバーベキューで休日を満喫。明日から南星丸でのブルーム観測がんばるぞ。次は花見を甲突川で楽しみたいです。