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COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

先日、研究室全体の共同作業として、メタバーコーディング解析をしました。遺伝子を使って標本中から多様な分類群を検出する方法で、今回は採取した動物プランクトン標本から小型浮魚類の餌となる分類群を特定しようとしています。

これは、増幅した遺伝子を電気泳動させて、対象となる遺伝子が確実に増幅しているかどうかを確認する作業をしています。

今回は我々の研究室だけでなく、技術習得・習熟のために、環境コンサルティング会社の海山川里の社員の方とも一緒に作業しました。こちらの会社はうちの研究室卒業生・修論生が就職したところで、たいへんお世話になっているところです。

5日間の作業ヲチスレ無事完了でき、先日、次世代シークエンスデータもお渡しできました。我が研究室で熟成してきた技術・ノウハウが業界のお役に立てて嬉しいです。

こんばんは。主宰です。

 

新青丸航海の後、瀬戸内海沿岸域のプランクトンを画像撮影したくて、あちこちに行って画像撮影・標本採取してました。下船した高知港、機材を配送する必要があった松山へ行ったので松山港、その他に典型的な瀬戸内海ということで、四国中央市と尾道市の海岸でやりました。熊本県立大学の一宮先生も珪藻の標本採取されるということで、一緒に仕事してました。

高知は初めての訪問だったので、有名なひろめ市場で夕飯を頂きました。

さすがご当地なので、あちこちで鰹のたたきを販売してました。数ヶ所で頂きましたが、藁焼きの香ばしさが抜群で、日本酒でくぃっと流し込みました。

こちらはウツボのたたき。皮目がゼラチン質で、なかなか面白い食感でした。

道中では尾道に寄りましたが、研究室に配属された卒論生の実家は喫茶店を営んでいるとのことで、休憩がてらお邪魔しました。

コーヒーとワッフルのセットを頂き大満足。道中では血糖値があがって、眠くて仕方ありませんでした。

採取した画像・標本は、卒論の材料として解析中です。どんな結果が出るか楽しみです。

こんばんは。主宰です。

 

さて、前回の続編として、新青丸の飯ログです。

久しぶりに研究船に乗船したことを報告しましたが、研究船での豪華な飯にはたいへん驚かされる日々でした。1つも報告から外せないようなメニューだったので、それぞれ報告していこうとおもいます。

まず、新青丸の飯はブッフェスタイル。船酔いであまり喰えないときもあるので、このスタイルはたいへんありがたいです。

初日は悪海況のため出港せず。夕飯は、どでかいチキンソテー&鳥刺しでした。揺れない船内だったので、美味しくいただけました。

2日目の朝飯は、サバみりん+ソーセージ。独り暮らしだったので、朝から豪華な飯で泣きそうでした。

2日目の昼飯は、親子丼+手羽元。いつも男やもめの粗末な弁当だったので、感激でした。

2日目の夕飯は、鰤のおさしみとあら汁。チキンソテーや太刀魚の塩焼きまでついて、豪華定食です。サイドメニューも種類豊富。出港して揺れてましたが、あら汁の美味さで船酔いも吹っ飛びました。

3日目の朝飯は、焼き鮭+ひじき煮。韓国のりまでついて、白飯何杯も喰ってまうやろ~。

3日目の昼飯は、ビビン麺+炒飯。がっつりとサイドメニューも取ってしまい、春巻きですら霞んできました。贅沢なことです。

3日目の夕飯はカツオのたたき。時化のため揺れているからか、酔い止めのせいか、ぼ~っとしててスマホ忘れて画像なし。残念。航海終了時には高知入港予定なので、何もしていないのに高知に行きたくなってきました。

4日目の朝飯は、ホッケ焼きとシラス。何回か朝飯を喰ってようやくシステムが理解できましたが、品数を厳選しないと、白飯が止まりません。

4日目の昼飯は、カツカレー。揺れてる中で、カレーはありがたくて、カレーを喰うとなぜか船酔いが治る。意外にも、家庭的なカレーで、独り暮らしとなってからはむしろありがたい味。

4日目の夕飯は、チキン南蛮+サーモンソテー。これだけ喰ってようやく気が付きましたが、毎食どれがメインかよくわかりません。今回は、たこ焼きまでついているので、なおさらです。

5日目の朝飯は、アジの干物と煮物。今朝は4時から作業開始だったので、みんなお腹ペコペコ。がっつりと朝飯をいただきました。そして、眠い。

5日目の昼飯は、家系ラーメン+餃子(ちまき付き)。朝飯後もがっつりと作業したし、汗もかいたので、こういうメニューを体が欲しがっていたところにやってきました。そして、また眠い。

5日目の夕飯は、なんとステーキ+海鮮フライ+初物のスイカ。クリスマスと誕生日が一緒にやってきました。ステーキはいつ喰ったか覚えていないくらいの過去。こんな夕飯は、私にはもうやってこないことでしょう。

6日目の朝飯は、サバ塩焼き。本日も朝4時から作業開始だったので、がっつりとサイドメニューを並べてしっかりといただきました。これまでの日々の背徳感からか、白飯は茶碗半分でがまん。

6日目の昼飯は、タコライス+手羽先。私の記憶では初めてのタコライスだとおもいますが、独特のスパイスが食欲をそそります。あまりに美味くて、夕飯でもついついいただいてしまいました。

6日目の夕飯は、ポークソテー+マグロ・サーモン刺し。しかも、焼きビーフンつき。最後の夕飯と感慨深くなり、やっぱりがっつりと取ってしまいました。確実に太ったなぁ。

7日目の朝飯は、ホッケ焼き+厚揚げ。これで新青丸の飯は喰い納めになります。感動のフィナーレで涙すら出てきそう。

悪天候・悪海況でたいへんな研究航海でしたが、飯のひとときは誰もが歓喜にわく瞬間でした。賄いのみなさん、素敵で美味しいごはんをたいへんありがとうございました。

こんばんは。主宰です。

 

豊後水道における外洋水・沿岸水の移流混合に関する観測のため、6月6日~12日まで新青丸航海で乗船中でした。マクロ沿岸海洋学(学術変革領域研究)で黒潮班が担当する海洋観測で、豊後水道の東西方向に係留系を投入して、外洋水・沿岸水の移流混合のメカニズムを解明することが最終目標です。マクロ沿岸海洋学は今年度が最終年度であるため、この新青丸航海は非常に大切な観測でした。しかし、悪天候・悪海況に苛まれ、わずか2日間だけしか観測ができませんでした。

まずは機材を実験室各所に設置。限られたスペースに動線を考えながら、作業しやすいように機材を並べます。船特有ですが、どんなに揺れても機材が倒れたりしないように、ロープやテープを使って固縛することが非常に大切です。

こちらが、流向流速を測定するための係留観測機器(CROM)。類似する観測機器と比べて非常に簡単な作りですが、しっかりとデータがとれる優れものです。

こちらも、流向流速を測定するための係留観測機器(TRBM)。非常に重くて取り扱いがたいへんな機器ですが、底引網などにひっかからないように工夫された観測機器なので、こういった沿岸域ではとても実力を発揮します。

これらの係留観測装置を投入する前には、その場所の水温・塩分などを測定する必要があります。通常だとCTDという機器を使って観測するのですが、今回は悪天候・悪海況でたいへん時間がないので、XCTDという機器を使って観測を行います。


我々生物班は、外洋水・沿岸水が混合する海域で特異的に増殖する植物プランクトンが海洋生態系にどのような恵みをもたらすのかを調べるための飼育実験を行いました。この海域で採取した動物プランクトンに、あらかじめ培養してきた植物プランクトンを餌にして与えます。

こちらが実験風景。熊県大の一宮さんと一緒に作業します。今回は、特にウミタル類・サルパ類などのゼラチン質動物プランクトンを対象にして実験をしました。

首席研究者の堤さんは、ただでさえ取りまとめ役としてたいへんな責務だったのですが、右往左往するスケジュールや連絡にいそがしく、たいへんご苦労様でした。こんなに限られた時間の中でも、8割程度の観測を遂行することができました。堤さん、たいへんありがとうございました。近年、大学の組織運営業務・教務にいそがしいためなかなか研究船に乗船できませんでしたが、久しぶりに乗船して貴重な経験ができました。狭い空間で寝食を共にする中で、研究に関する情報交換もたっぷりできてとても有意義な時間だったとおもいます。

とても1回では報告が収まらなかったので、次回は新青丸の飯ログでもします。

 

こんばんは。主宰です。

 

横須賀から出港する新青丸に乗船するため、関東に来ています。この機会を使って、プランクトン研究室の卒業・修了され関東圏に就職されたみなさんと同窓会をすることになりました。

この4月から就職された方々もいらっしゃいますが、修了して以来会えてなかった方も来られ、懐かしい顔ぶりにとても嬉しくなりました。たいへん素晴らしいなぁとおもうことは、就職してからの愚痴などは飲み会では出ず、新生活を謳歌していること・勤務先での上司や同僚の話・業務内容の紹介など、社会人として楽しんでいる様子が伺えて教員としての醍醐味を満喫できました。大学在籍中に能力が開花したり人間として成長したりなどを垣間見ることは大学人ならではの楽しみですが、こうやった社会人になってからの大人同士での対等な会話を楽しんだり、成長ぶりを再見することを喜びつつも学生時代の良い個性を失っていないことを確認することなども、やはり大学人という職業の良さかなと感じました。

こうやって、出張のために誰かに会っておはなしする機会は、今後もなるべくとりたいとおもいます。あちこちに出張する機会もだんだん減るかもしれませんが、寂しいおじさんと一緒に酒を酌み交わして楽しいお話を聞かせてください。