COPE (KU Plankton Lab)

COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

さて、前回の続編として、新青丸の飯ログです。

久しぶりに研究船に乗船したことを報告しましたが、研究船での豪華な飯にはたいへん驚かされる日々でした。1つも報告から外せないようなメニューだったので、それぞれ報告していこうとおもいます。

まず、新青丸の飯はブッフェスタイル。船酔いであまり喰えないときもあるので、このスタイルはたいへんありがたいです。

初日は悪海況のため出港せず。夕飯は、どでかいチキンソテー&鳥刺しでした。揺れない船内だったので、美味しくいただけました。

2日目の朝飯は、サバみりん+ソーセージ。独り暮らしだったので、朝から豪華な飯で泣きそうでした。

2日目の昼飯は、親子丼+手羽元。いつも男やもめの粗末な弁当だったので、感激でした。

2日目の夕飯は、鰤のおさしみとあら汁。チキンソテーや太刀魚の塩焼きまでついて、豪華定食です。サイドメニューも種類豊富。出港して揺れてましたが、あら汁の美味さで船酔いも吹っ飛びました。

3日目の朝飯は、焼き鮭+ひじき煮。韓国のりまでついて、白飯何杯も喰ってまうやろ~。

3日目の昼飯は、ビビン麺+炒飯。がっつりとサイドメニューも取ってしまい、春巻きですら霞んできました。贅沢なことです。

3日目の夕飯はカツオのたたき。時化のため揺れているからか、酔い止めのせいか、ぼ~っとしててスマホ忘れて画像なし。残念。航海終了時には高知入港予定なので、何もしていないのに高知に行きたくなってきました。

4日目の朝飯は、ホッケ焼きとシラス。何回か朝飯を喰ってようやくシステムが理解できましたが、品数を厳選しないと、白飯が止まりません。

4日目の昼飯は、カツカレー。揺れてる中で、カレーはありがたくて、カレーを喰うとなぜか船酔いが治る。意外にも、家庭的なカレーで、独り暮らしとなってからはむしろありがたい味。

4日目の夕飯は、チキン南蛮+サーモンソテー。これだけ喰ってようやく気が付きましたが、毎食どれがメインかよくわかりません。今回は、たこ焼きまでついているので、なおさらです。

5日目の朝飯は、アジの干物と煮物。今朝は4時から作業開始だったので、みんなお腹ペコペコ。がっつりと朝飯をいただきました。そして、眠い。

5日目の昼飯は、家系ラーメン+餃子(ちまき付き)。朝飯後もがっつりと作業したし、汗もかいたので、こういうメニューを体が欲しがっていたところにやってきました。そして、また眠い。

5日目の夕飯は、なんとステーキ+海鮮フライ+初物のスイカ。クリスマスと誕生日が一緒にやってきました。ステーキはいつ喰ったか覚えていないくらいの過去。こんな夕飯は、私にはもうやってこないことでしょう。

6日目の朝飯は、サバ塩焼き。本日も朝4時から作業開始だったので、がっつりとサイドメニューを並べてしっかりといただきました。これまでの日々の背徳感からか、白飯は茶碗半分でがまん。

6日目の昼飯は、タコライス+手羽先。私の記憶では初めてのタコライスだとおもいますが、独特のスパイスが食欲をそそります。あまりに美味くて、夕飯でもついついいただいてしまいました。

6日目の夕飯は、ポークソテー+マグロ・サーモン刺し。しかも、焼きビーフンつき。最後の夕飯と感慨深くなり、やっぱりがっつりと取ってしまいました。確実に太ったなぁ。

7日目の朝飯は、ホッケ焼き+厚揚げ。これで新青丸の飯は喰い納めになります。感動のフィナーレで涙すら出てきそう。

 

悪天候・悪海況でたいへんな研究航海でしたが、飯のひとときは誰もが歓喜にわく瞬間でした。賄いのみなさん、素敵で美味しいごはんをたいへんありがとうございました。

こんばんは。主宰です。

 

豊後水道における外洋水・沿岸水の移流混合に関する観測のため、6月6日~12日まで新青丸航海で乗船中でした。マクロ沿岸海洋学(学術変革領域研究)で黒潮班が担当する海洋観測で、豊後水道の東西方向に係留系を投入して、外洋水・沿岸水の移流混合のメカニズムを解明することが最終目標です。マクロ沿岸海洋学は今年度が最終年度であるため、この新青丸航海は非常に大切な観測でした。しかし、悪天候・悪海況に苛まれ、わずか2日間だけしか観測ができませんでした。

まずは機材を実験室各所に設置。限られたスペースに動線を考えながら、作業しやすいように機材を並べます。船特有ですが、どんなに揺れても機材が倒れたりしないように、ロープやテープを使って固縛することが非常に大切です。

こちらが、流向流速を測定するための係留観測機器(CROM)。類似する観測機器と比べて非常に簡単な作りですが、しっかりとデータがとれる優れものです。

こちらも、流向流速を測定するための係留観測機器(TRBM)。非常に重くて取り扱いがたいへんな機器ですが、底引網などにひっかからないように工夫された観測機器なので、こういった沿岸域ではとても実力を発揮します。

これらの係留観測装置を投入する前には、その場所の水温・塩分などを測定する必要があります。通常だとCTDという機器を使って観測するのですが、今回は悪天候・悪海況でたいへん時間がないので、XCTDという機器を使って観測を行います。


我々生物班は、外洋水・沿岸水が混合する海域で特異的に増殖する植物プランクトンが海洋生態系にどのような恵みをもたらすのかを調べるための飼育実験を行いました。この海域で採取した動物プランクトンに、あらかじめ培養してきた植物プランクトンを餌にして与えます。

こちらが実験風景。熊県大の一宮さんと一緒に作業します。今回は、特にウミタル類・サルパ類などのゼラチン質動物プランクトンを対象にして実験をしました。

首席研究者の堤さんは、ただでさえ取りまとめ役としてたいへんな責務だったのですが、右往左往するスケジュールや連絡にいそがしく、たいへんご苦労様でした。こんなに限られた時間の中でも、8割程度の観測を遂行することができました。堤さん、たいへんありがとうございました。近年、大学の組織運営業務・教務にいそがしいためなかなか研究船に乗船できませんでしたが、久しぶりに乗船して貴重な経験ができました。狭い空間で寝食を共にする中で、研究に関する情報交換もたっぷりできてとても有意義な時間だったとおもいます。

とても1回では報告が収まらなかったので、次回は新青丸の飯ログでもします。

 

こんばんは。主宰です。

 

横須賀から出港する新青丸に乗船するため、関東に来ています。この機会を使って、プランクトン研究室の卒業・修了され関東圏に就職されたみなさんと同窓会をすることになりました。

この4月から就職された方々もいらっしゃいますが、修了して以来会えてなかった方も来られ、懐かしい顔ぶりにとても嬉しくなりました。たいへん素晴らしいなぁとおもうことは、就職してからの愚痴などは飲み会では出ず、新生活を謳歌していること・勤務先での上司や同僚の話・業務内容の紹介など、社会人として楽しんでいる様子が伺えて教員としての醍醐味を満喫できました。大学在籍中に能力が開花したり人間として成長したりなどを垣間見ることは大学人ならではの楽しみですが、こうやった社会人になってからの大人同士での対等な会話を楽しんだり、成長ぶりを再見することを喜びつつも学生時代の良い個性を失っていないことを確認することなども、やはり大学人という職業の良さかなと感じました。

こうやって、出張のために誰かに会っておはなしする機会は、今後もなるべくとりたいとおもいます。あちこちに出張する機会もだんだん減るかもしれませんが、寂しいおじさんと一緒に酒を酌み交わして楽しいお話を聞かせてください。

こんばんは。主宰です。

 

先週末、長島町にある東町ステーションへ出張し、赤潮監視スマート化会議をしました。

ご存知の通り、赤潮は海面養殖業に甚大な被害を与える自然現象で、広域化・頻発化・常態化しつつも決定的な対策がないことが問題となっています。そのため、漁業者・漁協職員は梅雨時期~夏期、冬期に赤潮藻類の監視活動を行っています。どうするかというと、生簀の近くで海水標本を採取し、それを顕微鏡で識別計数するのです。たいへんな作業であり、これを長期間にわたってしなければなりません。このような重労働を少しでもスマート化するための技術・システム開発を目指して、専門家のかたに来ていただき会議をしました。

東町ステーションは、鹿児島が誇る養殖産地のおひざ元にあります。このため、現地での養殖環境や生産物を体感しながら、より現実的な協議ができます。今回は、システム開発においてハードウェアに詳しい北島さん、ソフトウェアに詳しい日高さん、赤潮藻類に詳しい一宮さんにご協力いただき、技術・システム開発を目指した研究を着手することにしました。そして、この研究を進めるための推進力は、鹿児島大学水産学部・熊本県立大学環境共生学部の学生さんたちです。みんなで協力して目標を目指せば、数年のうちに想定した技術・システムが開発される予定です。

さて、会議ではまず生産物を体感する必要があるため、東町漁協が経営するお店で昼飯をたべることにしました。ここはかなり人気があって、待ち時間がかなりできます。ようやく入店できて、私は鰤王のブリカツ定食をいただくことにしました。

午後はみっちりと最新技術・システムの紹介を、北島さん・日高さんからしていただきました。参加した学生さんたちにとってはたいへん貴重な機会で、ご紹介内容についてかなり多くの質疑応答を通して理解を進めることができました。その後は、研究申請のための書類作成にとりかかりました。こういった作業はだれかがまとめてやることが多いのですが、そうすると関係者の考え・アイデア・コメントなどが反映できないので、この集まった機会にかなり時間をかけて協議しながらまとめました。この時間は学生さんたちにとってお勉強にはならないので、学生さんたちには夕飯の支度をしてもらうことになりました。

そして、7時間くらいの協議の後、ようやく夕飯となりました。夕飯は、学生さんたちががんばって作ってくれた、鰤王のブリ刺し、ブリしゃぶ、アラの煮つけです。

4キロくらいあるブリ1本を、てらちゃんが上手にさばいてくれて、刺身とぶりしゃぶ用の切り身にしてくれました。刺身は贅沢な厚さで、食べ応えがありました。ブリしゃぶは、あまり熱を入れないで半生でいただくのが私の好み。カツオ・サバ・昆布だしが効いた出汁にくぐらせて、それはそれは美味しかったです。ブリしゃぶの鍋は、あまりに美味しくて画像撮影を忘れました。

こちらはアラの煮つけ。ショウガを聞かせ、たっぷりと甘い醤油で煮込んだもので、頬肉や目の裏がホロホロで白飯が進みました。こちらも絶品。本当に美味しかったです。ご馳走様。

夕飯前には一応記念撮影。夕飯は18時くらいから始めたのですが、そのまま議論・協議・情報交換が止まらず、夜中12時すぎまで話し込んでしまいました。でも、これでだいぶ共通理解とかコミュニケーションができてよかったと思っています。翌朝は、ブリしゃぶの残り汁で雑炊を学生さんたちが作ってくれました。2日目も8時~12時までたっぷりと会議したり、機器操作の習熟をしたりして、濃厚な2日間を過ごしました。

帰路では、せっかく長島に来たのだから、黒瀬大橋の展望台で記念撮影。以前もなおちゃん・つむちゃんと記念撮影しましたが、この日もここで記念撮影となりました。天気もよくて、大潮のタイミングだから潮もはやくて壮観な展望でした。

 

今回は、てらちゃん・さきちゃん・りゅうちゃんと東町ステーションへ訪問。この3人は赤潮チームと名付け、てらちゃんがチームリーダーとなり研究を進めていきいます。けんちゃんの作ってくれた基盤を存分に使い、素晴らしい成果を出してほしいものです。

こんばんは。主宰です。

 

5月22日に、水圏科学分野へ配属された2年生を歓迎するための歓迎会が開催されました。
この時期になると定例になっている歓迎会ですが、水圏科学分野に所属する教員・卒論生・修論生全員がホストとなって2年生を歓迎します。


今回の歓迎会は、2年生の助言指導を担当している私と須本さんがとりまとめを行い、各研究室で役割分担して準備をしました。こちらは海洋生物ゼミの卒論生・修論生が腕を振るって作ってくれたオードブルです。低予算の中、とても美味しい料理を準備してくれました。プランクトン研究室特製ということで、今回卒論生からのアイデアで焼きそばにはアキアミを入れることにしました。風味豊かでびっくりするくらい美味しく、終了時にはすべて完食ということでみなさんから好評でした。

歓迎会では、2年生が教員・先輩たち会話しやすくなるように、アイスブレークゲームをしてからスタートとなりました。効果があったとおもっていますが、2年生は大学生活、就職活動、進路などについて卒論生・修論生と会話を楽しんでいるようでよかったです。

だいぶ盛り上がった頃、水圏科学分野の研究室紹介がスタート。水圏科学分野では、研究室ごとに研究内容・研究アプローチ・雰囲気に特色があるので、研究室配属の時期には2年生はさぞかし悩むことでしょう。大学生活の締め括りとなる4年目には、それまでの3年間に比べるとたいへん濃厚な時間を過ごすことになりますので(特にうちの研究室はね)、納得の行く研究室を選んでください。

最後は、みんなで記念撮影。水圏科学分野全体であつまって、みんなで何かをするという機会は20年前と比べるとかなり少なくなりました。今となっては、こういう機会はとても大切で、水圏科学分野はとても恵まれているとおもいます。

その後、うちの研究室は部屋で反省会という名の二次会。歓迎会のことだけでなく、いろんなお話をしました。そのような中、海洋生物ゼミ関東支部とのビデオ通話が始まって、リモート食事会になりました。在学中も卒業後も、みんな仲良く集まってて主宰としてはたいへん微笑ましかったです。

参加してくれた2年生のみなさん、ホスト役として活躍してくれた卒論生・修論生のみなさん、たいへんありがとうございました。