長いこと放置してしまいました。
すみません…。

先月、
以前に働いていた動物保護施設に行き、
10日間ほどボランティア活動をしてきました!

トリミングしたり、
子犬や子猫の写真撮影をしたり、
里親会スタッフをしたり、
立ち上げに関わった
保護猫カフェの視察をしたり、
子猫を拾っちゃったり、
子犬を保護したアメリカ人を警察に連れて行ったり、
働いていた時と同じように仕事をさせてもらい
とても充実した日々で
リフレッシュしてきました。
やっぱり私はこの仕事が好きなんだなーと実感。


朝に大声で飲食店の倉庫前で泣き叫んでいた子猫。母猫が帰って来ることを祈っていたけど、夕方になってもまだひとりぼっちで、泣き叫ぶ声も弱まってきたので保護しました。スモークの子なので、アッシュと命名。


保護されてきた子犬の撮影。
すぐに全頭の里親さんが決定しました!


里親会の最中に、
迷い犬を拾ったというアメリカ人が連れて来た元気過ぎるジャックラッセルテリアの子犬。成犬並みに大きくて太っていたけど、歯を確認したらまだ乳歯でびっくり。2週間後に飼い主さんが見つかったけど、飼い主さんもアメリカ人でした。



元保護犬で、
今はスタッフさんの愛犬になった
二頭のワンちゃん達にカットモデルになってもらいました。

数年ぶりの久しぶりのトリミングカットだったので、
いろいろと忘れてしまったことも多かったけど、
楽しくカットできました。

マルズーのシニア犬アンちゃんと、
トイプーMIXの子犬ヌーちゃんの
ビフォーアフターの写真。
ヌーちゃんはテリアカットにしました。



保護犬トリマーの仕事復帰できたら、
どんなに楽しいだろうなぁと思うけど、
今住んでいる場所ではそれは無理なので、
また帰ったときにボランティアさせてもらうことにします!


豚保護豚


って日本では聞きなれない言葉だと思いますが、

 

私の家の近所のシェルターには


保護されている豚さんが2頭います。

 

1匹は山の中に捨てられていた


白豚さんのTwinx君。

 


とっても人懐っこい性格で、

 

ずーっとブーブーとおしゃべりしていて、

 

おやつのリンゴを持っていくと


すぐに駆け寄ってきてくれて

 

手からリンゴをもらって


美味しそうに食べてくれます。

 

もう1匹は黒豚のTwincleちゃん。



 

元の飼い主が引っ越しの際に


Twincleちゃんを連れて行かずに


置き去りにして去ったそう。えーん

 

Twincleちゃんは最初は人馴れしていなくて、

 

全く寄ってきてくれなかったけど、

 

最近は人馴れしてきて

 

おやつのリンゴを持っていくと


寄ってきてくれるようになりました。

 

Twinx君と違って


あまりブーブー言わずにおとなしい子です。

 

2匹とも、


大型犬よりも小さめの


ペット向けの大きさでとっても可愛いけれど、

 

なかなか里親さんが見つからないそうです。


仲良しの豚さんなので、


二匹一緒に同じお家にもらわれるといいのになー

 

 


 

 

 

昨年の夏に新天地への引っ越し後が完了し、

その後、日本に帰国したり、

家の内装工事が始まったりしてなかなか行けなかったのですが、

やっと本日、地元の動物保護施設のオリエンテーションに参加してきました。

 

 

このオリエンテーションに参加しなければ、

ボランティア活動はできないシステムになっています。

やっとこれで、このブログも再開できそうです。

 

 

これが地元の動物保護施設。※画像はお借りしました

まるで保養地みたいな山間の美しいロケーションのシェルターです。

 

右側のほうに写っているのは川で、

ここで犬たちを泳がせたりして遊ばせることができるそうです。

 

オリエンテーションでは、

 

シェルターについて

ボランティアができることについて

犬猫の扱い方の注意点

 

などなどを説明し、

最後にシェルター施設内の案内ツアーがあり、

約1時間半のオリエンテーションでした。

来ていた人たちの大半は、小中学生の子どもたちとその保護者たちでした。

 

 

驚いたのが、シェルターの役割について。

 

♥ フードバンクがあり、欲しい人には無料でドッグ or  キャットフードをあげている。

(無条件で、取りに来た人にあげている。シェルターの犬猫たちには提携業者のサイエンスヒルズの有料フードを与え、ご寄付でもらったフードは、フードバンクにまわしているそう)

 

♥ 鎖につながれて飼育されている犬たちを解放するため、資格を持ったボランティアがその家に行ってフェンスを作ったりもする。

 

♥ 高齢で買い物に行くのも一苦労な老人たちの家にドッグ or キャットフードを無料で届けている。

 

 

シェルターに来た犬猫だけではなく、

不幸な犬猫を減らす為に、

経済的に苦しい飼い主たちまでもサポートしているとは驚きでした。

 

 

施設内はとても清潔で、

動物の匂いは一切しませんでした。

掃除は一日何度も行い、物凄く清潔には気を付けているそうです。

 

 

広い施設ですが、猫は15頭前後、犬も15頭前後くらいしかいませんでした。

収容頭数を厳しく制限しているので、めいいっぱい詰め込むことはしないようです。

飼育に向かない攻撃的な犬猫、

末期の病気で回復の見込みがない犬猫は安楽死させているとも言っていました。

 

以前に働いていたシェルターでは、

安楽死をさせることは殆どなく、どんなに凶暴な犬猫も、

重い病気の犬猫も最後まで世話していました。

1匹でも多くの命を助けるために、限界を遥かに超えた動物の数を収容していました。

 

どちらが正しいかはわかりませんが、

動物たちの為に自分が今できることをやりたいと思います。

とりあえず、週に1回のボランティア活動からはじめてみたいと思います。

 

シェルターのマスコット猫のオレオ。

とっても懐っこい子で、ボランティアさんひとりひとりに

ニャーオと鳴きながら挨拶して回ってました。

アメリカでは、白と黒のタキシード猫はかなりの確率で名前がオレオです。

 

 

 

 

やっとこれから住む家も決まったので、

昨日、Macの健康診断とワクチン接種をしに動物病院に行きました。

 

グーグルで周辺の病院を探してみると3病院ほどあって、

その中でも評判も良く、病院のホームページから予約を入れることができるシステムがあるところにしました。電話でのやり取りが苦手な私にはこれが便利。予約を入れた次の日にはメールで返事が返ってきて予約成立。

 

 

病院へ行く途中のMac。

ハイウェイを走行中で、顔が引きつってますね・・。

 

 

病院内は全て女性スタッフで先生も女性のせいか、とってもきれいで明るい院内でした。看護師さんによる聞き取りがあり、

 

何を食べてさせているか

フードの量と与えている回数

室外、室内のどこで過ごしているか

おやつは何を与えているか

ドッグパークやホテルなどを利用しているか

などなど

 

を聞かれ、お尻に体温計を入れてMacの体温を測り、そして左足の血管から検査の為の血液を採取しました。

看護師さんが言うには、今年はマダニの大発生年なので、普通のフロントラインやレボリューションだけではマダニを防げないらしい。実際に、Macはレボリューションをつけて2週間目くらいにマダニに刺されました。マダニの多い地域なので、冬でもいるらしいです。以前に住んでいたところでは、マダニは見たことがなかったので油断していました。そういう私もここに引っ越してきて1か月間の間に2回もマダニに刺されました。

 

Macには、看護師さんのおススメの食べるおやつタイプのマダニ&ノミ駆除を購入することにしました。フィラリア予防薬も食べるおやつタイプのものにしました。殺虫剤を食べさせても大丈夫だろうか??とちょっと心配になるけど、レボリューションやフロントラインのように皮膚に塗りつけるタイプのものは、この地方ではあまり効かないようなので、ここは地元の方の意見に沿うことにしました。

 

おススメはこちらだそうです。

 

 

看護師さんが採取した血液をラボに持っていっている間に、やっとこ獣医師の先生が登場。先生はMacの体を隅々まで丁寧に触って触診し、「とっても健康ね!」と太鼓判を押してくれました。そして手早くワクチンと狂犬病予防注射を打ってくれました。

 

 

 

【今回かかった費用の内訳】

 

獣医師による診察料 $48

フィラリア検査代 $30

ボーデテラワクチン1年用 $20

DA2P ワクチン3年用 $28

狂犬病予防ワクチン3年用 $20

レプトボックス4 ワクチン1年用 $20

Interceptor Plus フィラリア予防薬 6か月間用 $59.85

Bravecto ノミ&マダニ予防薬 3か月分 $64.20

 

合計: $290

 

 

それにしても診察料が5,000円もするとは、アメリカの動物病院は高いですね。フィラリア予防薬とノミ&マダニ予防薬はネットでも購入できるので、今後はネットで購入する予定です。病院から買うよりもネットで購入したほうがずっと安いです。フィラリア検査は毎年必要なので、毎年の健康診断とワクチン接種時にまた検査してもらいます。なので、来年は健康診断代は$120くらいになりそうですね。

 

 

ちなみに、去年に行った動物病院は、

 

獣医による健康チェック

マイクロチップ挿入

ワクチン接種1年用

狂犬病予防1年用

 

をしてもらって、$90 でした。高いだろうな~と思っていたので、安くて拍子抜けしたのを覚えています。

 

内訳をもらなかったので、確認はできませんでしたが、この料金だとここの病院の診察料はかなり安かったのだと思います。診察料は病院によってまちまちなので、心配な方は、病院に行く前に診察料の料金を問い合わせしたほうがよさそうです。

 

 

こちらは、1年にかかる動物の医療費やフード代、ホテルやグルーミングやトレーニング代、オモチャなどその他の合計で、犬は$1,105。医療費は1年で$325 だそうです。なので、高いな~と思った今回の動物病院代ですがアメリカでは平均値くらい?のようです。

 

アメリカでは、ガレージセールと似ているけど、ちょっと違うエステートセールというものがあります。

アンティーク好きの私もアメリカに来るまではエステートセールなんて聞いたこともありませんでした。アンティーク大国のイギリスにもありません。

エステートセールとは、年老いてホームに入ったり、亡くなった方の家の中を一般開放して全ての物を売りさばくセールです。家具、雑貨、食器、洋服、電化製品など、とにかく売れるものは全て。

軒先で行うガレージセールよりも、ビンテージ品が多く、個人の家の中に入れるエステートセールのほうがずっと楽しいです。

久々に行ったエステートセールでこんなものを見つけちゃいました。


顔が怖いビーグル君。多分、60年代モノ。


柄がMacにそっくりで、まるで兄弟のようです。

クンクン、まずはご挨拶。


首輪の色までお揃いチュー
今回の引っ越しは単なる引っ越しではなくて、
 
今まで住んでいた家を売って、
 
新しく住む家を買うという大きなプロジェクト付きの引っ越しでした。
 
家を売るには改装してきれいにしてから売り出すため、
 
毎日、家の内装業者や庭師、コーディネーターさんなどが来て、
 
忙しい毎日でした。
 
既に家具などの荷物はコンテナに積まれて引っ越し業者さんが持っていき、
 
家には何にも残っていなかったので、
 
最後の10日間はホテル住まいでした。
 
今まで住んでいたアメリカのど真ん中の州から、
 
新天地となる東海岸のほうに移動途中も何泊かホテルに泊まりました。
 
もちろんMacも一緒!
 
英語でペット可のことを「Pet Friendly」ペットフレンドリー と言います。
 
今日はアメリカのペット可ホテルのご紹介をしたいと思います。
 
 
 
マリオット系ホテル:1回の滞在につき100ドル追加でペット可。
1階の入り口近くのお部屋で、お隣のお部屋にもワンちゃんが滞在していました。ロビー周辺でピットブルを連れた長期滞在らしいお客さんも見かけました。
 
写真には写っていないけど、部屋はキッチン付きでとても快適でした。ペット可の部屋とは思えないほどにきれいで匂いもなくさすがマリオットだな~と感心。4泊のつもりが居心地が良すぎて10泊しちゃいました。
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我が家のように寛ぐMacのアホ顔IMG_20170503_140501519.jpgIMG_20170503_140501346.jpg
大好きな鴨ちゃんも一緒です。IMG_20170503_140501451.jpg
 
旅の途中、リンカーン大統領生誕の地にも立ち寄りました。古い小屋が立派な建物の中に保管されているのですが、ここは期待外れ。

 
 
リンカーン大統領が少年時代を過ごした牧場。ここはとっても良かった!自然しかないような静かな山間の牧場で、牧場と言っても今は何も残ってません。Macが小川に入って遊んでいるところ。リンカーンも少年時代にこの小川で遊んでいたそうです。
 
トムソーヤを書いたマークトゥエンが少年時代を過ごし、トムソーヤの舞台のモデルとなった町と言われるハンニバルにて。博物館では犬は抱っこをすれば入館OKでした。体重9㎏くらいあるのでかなりきつかったけど、Macを抱っこして入館しました。この町は観光地なので小さい街ながらもカフェやアンティークショップも多く、トムソーヤ関連の施設もいくつかあり、1日パスを購入すればどこでも入館できるのでお勧め!ミシシッピ川もすぐ近くです。
 
 
トムソーヤの有名なペンキ塗りの場面で記念写真
 
ハンニバルの美術館には、トムソーヤの挿絵を描いたノーマンロックウェルのオリジナル絵がたくさん展示してあります。プリントでしか見たことのなかった絵のオリジナルを見ることができるなんて感激。
 
この絵の犬がMacにちょっと似てます。
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チェーンホテルのRed Roof Innにも泊まりました。
ここを選んだ理由は、きれいでしかもペット無料!
ペット可のホテルでペット無料なホテルは少ないです。
あっても古くて汚かったり・・・。
 
値段も当日予約で80ドル~90ドルくらいで、
前もって予約したら60ドル~70ドルで宿泊できるようです。
 
ホテル内でも2匹も犬を連れ歩いている人などを見かけました。
写真の通りきれいな室内だけど、芳香剤がとてもきつかったです。
 
 
 
カーナビが、「この道をまっすぐ進む」と教えてくれたんだけど、
その距離に驚愕!なんと500km! 
東京から大阪間の距離がずっと1本道。
ハイウェイだから当たり前なのかもしれないけど、びっくり。
5時間くらいで到着しました。
Macは旅の道中は、殆ど後部座席で寝てました。
 
アメリカ国内ですが、
今住んでいるところから
車で15時間の南東へ引っ越します。

車の免許も取れたし、
新天地でまた動物保護活動やトリマーができたらいいなぁと思っています。

引っ越し前に、ボサボサだったMacの毛をハンドストリッピングしました。



もうどうにでもしてよー
早く終わらせてよー

と、トリミングテーブルの上でゴロンするMac


胸の毛を抜きたいけど、
これがなかなか抜けないので
途中で諦めました。



顔と足の毛がきれいに生え揃っていないので、
今回は背中とお腹を中心に毛を抜きました。


もっと足と顔にフサフサと毛が生えて欲しい。
毛の量が少な過ぎて全然いじれませんショボーン


Macは2時間がじっとしていられる限界なので、
午前中で終わりにしました。

もっときれいにピシッとキメたいけど、
いつも中途半端に終わってしまいます。

次回こそは、テリアらしい形にキメたいです!


まさか試験を受ける前に、

こんなにトラブルが発生するとは思ってませんでした。

どうせ今日もダメなんだろうな~と思いつつ、

自宅から車で10分のDMVへと向かいます。

 

念のため、テストコースを1回だけ周って練習しました。

交差点で停止すべきところよりもオーバーして停止してしまい、

こりゃ1発不合格ポイントだなと反省。

駐車するときも、最後にパーキングにギアを入れることを忘れる始末。

まあ、1回目で合格するとは思っていないし、

不合格でも次の日にまた試験を受けることができるので、

こんな未熟な状態でも、とりあえず1回は試験を受けてみたい私。

 

まだ一度も試験を受けていないのに、

実技試験(ロードテスト)の為にDMVに来たのはこれで5回目なので、

もう緊張もしませんでした。仮免申請のときから数えれば、8回は来てる・・・

 

いつものように写真を取られ、身分証明書を出してみると、

昨日私を担当してくれたスタッフが、

 

 

「今日は今のところ、大丈夫みたいよ」

 

 

 

というではありませんか!!ポーン

またサーバーダウンする前に、とっとと早く試験手続きを済ませてほしい!!と

心の中で祈りながらカウンター前で待つ私に、

 

「じゃあ、名前を呼ばれるまでロビーで待ってて」

 

とスタッフが言いました。

 

よかった~!笑い泣き

どうやら今日は試験を受けられるようです。

 

私の前に3人ほど路上試験待ちの人たちがいて、

順番に1人ずつ名前が呼ばれ、試験官と一緒に出口へと消えていきました。

 

どうやら試験官はたったの1人のようで、

学校の体育の先生か生活指導のような元気でシャキシャキとしたおじさんでした。

 

うわ~、声もデカいし、なんだかミスったら、

「何やってんだよ、バカヤロー!」ムキー

と怒鳴りそうなおっさんで怖いな・・・とドキドキしてきました。

私の運転、突っ込みどころ満載だし、こればヤバいかも・・・。

 

1時間くらい待って、私の番が来ました。

が、私の名前を呼んでいたのは、

あのシャキシャキオヤジとは真逆の若い女性の試験官。

とても声が小さかったので、最初私の名前が呼ばれていたことに気付きませんでした。

あ~、この女性、カウンターにいた人だ・・・。

どうやら、あの声がでかいおっさんはランチ休憩に行ったようでした。

これは、ラッキーなのか、アンラッキーなのか・・・・?

 

 

試験官の女性は駐車場に出るなり、

 

「今日の天気は本当に酷いよね~」

 

と声をかけてきました。

 

(あ、この人いい人かも・・・。デレデレ )

 

DMVスタッフは全米的に対応が最悪ということで有名なので、

こんなに気軽におしゃべりできるスタッフは貴重かと。

しかも、私と似たような小柄で黒髪の女性なので、威圧感全くなし。

 

車に乗り込むと、試験官の女性が助手席に座りシートベルトを締めました。

 

あれ??

車両確認しないの???

手信号は???

 

ライト、ブレーキ、シグナル、ホーン、ワイパー、などが正常に動くかどうか、手信号のチェックなどがあると思ってたのに、車両の保険証や登録書も確認もないまま、試験がいきなり始まりました。

 

試験官の女性は、ipadのような機械を私に見せ、

機械からは試験に関する注意事項の音声が流れてきます。

最後に「do you have any questions?」と音声が聞いてきたので、

「No」と小さく答えました。

音声が何を言っていたのかよく覚えていませんが、

試験官の指示に従うこと、試験官は運転方法は教えないし聞いてはいけないのようなことを言っていたと思います。

 

すぐに発進できるように前向きに駐車していたのですが、

試験官がバックで出るように駐車をしなおしてくれる?と言ってきました。

どうやら、バックができるかどうかの確認のようでした。

 

無事に駐車場から出て、スムーズに路上に出ることができました。

不思議と緊張感は殆どありません。

 

2~3分走って右折すると、

制限速度40マイル(65kmくらい)の大きな道路にでました。

ここでは40マイル近くのスピードを出さないといけません。

途中、緩やかな下り坂があり、スピードに注意しないといけない場所です。

 

「安全と思えるところで、左に車線変更して」

 

と指示がでました。

信号機近くになると焦るので、すぐに車線変更することに。

 

バックミラーで後続車がいないかどうか確認。

いないことを確認してからシグナルを出します。

もう一度バックミラーで確認、サイドミラー、ショルダーチェックもして、

くいっと車線変更しました。

 

車線変更してすぐにスピードメーターをふと見ると、

 

うわっ、、、、びっくり

50マイルでてる!!!ポーン

ヤバ、

ヤバ、

ヤバいッ!!!滝汗滝汗滝汗

 

制限速度65kmくらいの道で、時速80kmほどでてました。

 

 

気付かないうちにガスペダルを踏み過ぎたのか、

緩やかな坂道でスピードが上がってしまったのかわからないけど、

スピードが制限速度よりも大幅にオーバーしてました。

焦りを隠しながら、何事もなかったかのようにスピードを落としましたが、

頭の中には、

 

 

終わった・・・ チーン

 

 

の文字が・・・。

横の試験官の様子からしても、スピード違反はバレていること確実。

 

その後は10分ほどコースを走らせて、DMVの駐車場に帰ってきました。

右折、左折時にスピードを出しすぎて、体が斜めるほどの速度でグぃンと曲がったり、

カックンブレーキで停止してしまったりと、反省点が何点もありました。

ラッキーだったのは、練習していたコースとテストコースが全く同じだったこと。

スピード違反はしたものの、何度も練習したコースなので焦らずに運転ができました。

 

最後の駐車場では、試験官の女性が

 

「あの場所に駐車して」

 

と場所を指定してきました。

ちょうど今、1台の車が出て行ったスペースに車を駐車しろという・・・。

両隣には他の車が停まっていました。

 

実は駐車の練習は少しだけしたけど、車の停まっていない駐車場で練習したので、実際に本物の車と車の間に駐車するのは初めて。

 

 

ドキドキ、ドキドキ・・・滝汗

 

入るかなぁ・・・・

 

ぐいっとハンドルを切って、

まるでスローモーションのように、

ゆ~~~~~~~~~~~~っくりと車を前から入れてみたら、

真ん中に入りました!軽く感動。ニヤニヤ

 

アメリカでは前から入れるのが基本なので、バック駐車のテストなんてありません。

 

ふ~っ、とりあえず

無事に帰ってこれただけでも良かった~と思っていたら、

 

試験官の女性が、

「あなたの運転について話があるから、私と一緒にカウンターに来て」

と一言。

 

あれっ?車内でいろいろ説明されるものだと思っていたけど?

車内では試験官は私の運転についていは一切何も口出さなかったけど、

これから説教タイムが始まるんだな~と、トボトボとついていくことに。

 

「まずはスピード違反ね。車線変更時にはスピードは加速しないこと。40マイルの道なのに、あなた45マイルも出てたわよ」  本当は50マイルだったけど、試験官からは45マイルに見えたようです

 

 

「交差点侵入時の確認が遅い。交差点に入ってから確認するのではなくて、入る前にちゃんと確認すること」

ちゃんと見てますよ~のキョロキョロアピールを交差点に入ってからやってしまっていたので、そんな印象がついた様子。

 

「あとは、よくできていたわ。ちゃんとスピードメーターも確認していたようだし」

 

と最後に誉め言葉。

カックンブレーキなど不慣れな運転法については御咎めなし。

 

「じゃあ、この紙を持って、支払いのカウンターに行ってね」

 

と渡された紙には免許交付の文字が・・・。

 

 

「え・・・・・っ? 私、パスしたの?」

 

 

と試験官の女性に聞くと、

 

「そうよ」

 

と一言。

 

 

はっ、受かったの私?目

 

 

この試験官、私が落ちたとか、パスしたとか全く言わなかったけど、一発不合格になるはずのスピード違反をしているので落ちたと思い込んでた私。

 

なんと、合格してました!チューリップ

さすが、アメリカ!

 

免許を取れたという喜びよりも、

もうDMVに来なくいいんだ~という喜びで涙が出ました。笑い泣き

そして、免許交付代はたったの12ドル。安っ

 

学科試験も、実技試験も一発合格だったのに、

1年もかかってやっとアメリカでの運転免許を取得することができました。

移民局絡みのトラブルもあったけど、

そのうち取ればいいや、とのんびりとしていたので時間がかかってしまいました。

 

最後はただただラッキーだったと思います。

試験官の女性は、私が前日に3回も試験を受けに来たことを隣で見ていた人だったので、たぶん同情してくれたのだと思います。ここで落としてしまったら、このアジア人女性(私)はまた試験を受けに来なければならないし、その時にまた移民局のサーバーがダウンしていたら、試験を受けることができないだろうし、きっとこの人は困るのだろうな。と思ってくれたのかも。

 

車を貸してくれたCさんにとても感謝しています。

免許取れるまで付き合うから大丈夫、と言ってくれた言葉にとても励まされました。

本当にありがとうございます。この御恩は一生忘れません!!

 

 

最後に、

私のように車を運転したことがなく、

アメリカで初めて運転免許取得にトライする方へのアドバイス。

 

★ インストラクターを雇ったほうがいい  テストコースをこっそり教えてくれるかも?

 

★ 筆記試験は練習問題を何度も練習する。簡単だけど、ちゃんと勉強しないと合格はできないよ。

 

★ 州によって実技試験の内容が違うので、必ず確認する。

    ちなみに私の州は田舎なので、縦列駐車やKターンの試験はなかった

 

★ 実技試験は運!落ちても凹まずに再度トライ!

  落ちてもお金かからないし、毎日試験は受けられるし (州によって違うけど、田舎の州は予約不要でいつでも受験できるよ)

 

 

 

 

やっと春になり、雪が降ることも少なくなったので、

再度、路上試験にトライしてみることにしました!

 

気付いたら、最後に路上教習をしてから既に5か月近くが経過していました。

もう運転の方法は薄っすらとしか覚えていないような気がします。

 

こんな状態だったので、

路上試験当日は、DMVの周辺のコースを3回ほど周って練習しました。

実は、インストラクターから教習を受けていたときに、

DMV周辺の同じ道を何度も練習していたので、

テストコースは多分ここかな?と思っていました。

 

インストラクターは、「この道がテストコースだ」とは明言しなかったけど、

 

「ここがテストコースでの一番の難所よ」

「テストでは、この道のここに注意して」

「この辺で車線変更するようにと指示があるから、指示があったら早めに車線変更ね」

 

と具体的に教えてくれました。

大きな道路があるものの、交通量が多くないので私でも何とかなりそうな感じのコースでした。

 

まず練習走行1回目。

友人Cさんに助手席に乗ってもらって、5か月ぶりの路上教習です。

車の動かし方は覚えていたものの、なかなかスピードを出すことができません。

交差点2か所で、対向車線から来る車に気付かずに左折しようとしてヒヤリとしました。

Cさんが気付いてくれなかったら、本当に危ないところでした。

こんなんでテストを受けたら、一発不合格です。

 

自分の運転スキルに凹みながらも、もうやるしかないので、

2週目、3周目と練習を繰り返しました。

だんだんとミスも少なくなり、スムーズに運転できるようになったのでホッと一安心。

3周練習したところで、とりあえず1回目の路上試験を受けることに。

 

視力テスト、ID写真の撮影が終わり、

前回来たときに引っかかった移民局登録データー確認のところまで来たところで、

 

 

「今日、あなたは試験を受けられないわ。移民局のサーバーがダウンしてるから。また明日にトライしてみて」

 

 

とサラリと言われました。

 

いやいやいやいや、車をお借りしている友人Cさんは2時間もかけてここまで来てくれたのだし、私も今日何とか試験を受けないと困る!

 

「ここ数日、サーバーがダウンしたりまた直ったりを繰り返してるから仕方ないの。いつ直るかわからないし。今日またトライしてみたかったら、1時間後にまた来てみてもいいわよ。直ってるかどうかはわからないけど」

 

と言われました。

 

結局この日は1時間おきに3回もDMVに行ってみたけど、

移民局のサーバーが復活せずに試験は受けられませんでした。

移民局のサーバーがダウンって、そんなことありえない・・・。

そんなことになったら、国際空港でのイミグレーションはどうなってるんだ??

他の外国人らしき人達も同じように、また明日に来てみて。と言われてました。

 

明日また来ても試験が受けられるかどうかもわからないし、

遠くから来てくれた友人Cさんにこんなに迷惑をかけてしまったし、

移民局側の問題であり、私にはどうしようもないことだとわかっていても、

この移民局絡みの負の連鎖はずっと終わらないのではないか???と落ち込みました。

 

落ち込んだ気分から抜け出るため、

その後はCさんと一緒に大好きなスリフティングへと行き、

日本食レストランでお寿司を食べました。

これでかなり気分が明るくなり、また明日も頑張ろう!という気になりました。

 

本当にアメリカ移民局には2回もしてやられました。

いろいろな方の免許取得記を読んだけど、

私のように移民局絡みで苦労した人はいなかったと思います。

不法移民取り締まりに厳しいトランプ大統領になってから、

移民達の身元確認、ビザステータス確認が更に厳しくなったとか?

観光客でも免許取得ができた時代があったなんて、嘘のようです。

 

明日は、明日は必ず試験を受けたい!!

でも受けられないような予感がする・・・・。

いつまでかかるんだ、これ?

いろいろな方のアメリカでの運転免許取得のブログを読ませていただき、

とても参考になったので、

私も自分の運転免許取得記を書き留めておこうと思います。

試験を受けるまでにいろいろあったので、

かなり長くなりますのでご興味のある方だけどうぞ。

 

 

有名な話ですが、

アメリカでは試験の車で自分で用意しないといけません。

私は友人Cさんに協力してもらい、

試験所までの付き添いをお願いし、

Cさんの車をお借りして試験を受けることにしました。

運転に不慣れで事故る可能性だってあるのですから、

頼む方も頼まれる方もかなりのプレッシャーです。

Cさんは本当に優しい方で快く協力してくれましたが、

私もCさんも、試験を受けるまでの道のりがこんなにも大変なんて思ってもいませんでした。

 

まずは、仮免を取得。

25問くらいの学科試験で20問正解だったら仮免が発行されます。

この学科試験は、ネットで閲覧できる問題集があってそれを練習すれば誰でも合格します。

私の住む州は日本語の学科試験がなかったので、英語で受けました。

それでも難しくはなかったです。

試験は、問題集と全く同じなので、何度も練習しているうちに、

英語の意味が全てわからなくてもなんとなく暗記できちゃいます。

スマホ版サイトで携帯を使って練習できるので、ちょっとした時間の合間にも練習できます。

学科試験は1回目で合格。

10ドルを支払い仮免をもらって、路上での練習に進みます。

 

 

インストラクターを雇って4~5回ほど路上で運転練習しました。

私の雇ったインストラクターは1回90分で90ドル。

白人の中年女性で静かな感じの方でした。

私の家まで送迎ありで、もちろん教習用の車も用意してくれます。

私は運転免許を取得したことがなく、日本でも車を運転したことがないので、

友達や家族から習うよりも、プロのインストラクターから習ったほうがいいと判断しました。

 

インストラクターの教習では、最初の一日目から路上を走らされます。

広い駐車場で練習したのは、最初の15分のみ。

後はずっと公道での練習でした。

日本ではありえない話ですが、

インストラクターは道順を熟知しているので、

最初は交通量のあまりない静かな道を走り、

練習回数が増えるごとに大きな道路で練習するようになりました。

 

インストラクター付きで4回ほど練習したところで、

カーブの曲がりはまだ危なっかしいものの、

これなら路上試験を受けられるかな?という段階まで来ました。

 

友人Cさんの協力を得て、最初の路上試験に挑んだのは去年の10月末。

ものすごい緊張でガチガチになりながら、最寄りのDMV(交通局)に出向いたのに、

 

「アメリカ移民局に登録されている名前と、あなたの名前が一致しない」

 

との理由で試験が受けられませんでした。

 

これもありえないことなのですが、

アメリカ移民局が私の名前を間違えて登録していました。

私が所持しているグリーンカードの名前は正確に表示されているのに、

移民局のシステムには間違った名前が登録されていました。

以前は、観光客でもアメリカの免許が取れたという話を聞いたことがありますが、

今はとても厳しくなっていて、アメリカに住んでいることが証明されないと試験も受けられません。

 

DMVから移民局に確認を入れないといけない、

確認が取れたらあなた宛てに書類を送るから、書類を受け取ったらまた来てね。

 

と言われ、そうこうしているうちに仮免の期限が切れて、

仮免を再度取り直し(学科試験は免除)

2週間経過してやっとDMVから書類が届いたので、

友人Cさんに頼んで車をまたお借りしようと思っていたら、

クリスマス&年末年始、そして冬がきてしまいました。

いつ雪が降るかもわからないので、冬はなかなか予定が立てられません。

そうこうしているうちに4か月が経過し、3月になってしまいました。

 

=次へ続く=