昨年の夏に新天地への引っ越し後が完了し、
その後、日本に帰国したり、
家の内装工事が始まったりしてなかなか行けなかったのですが、
やっと本日、地元の動物保護施設のオリエンテーションに参加してきました。
このオリエンテーションに参加しなければ、
ボランティア活動はできないシステムになっています。
やっとこれで、このブログも再開できそうです。
これが地元の動物保護施設。※画像はお借りしました
まるで保養地みたいな山間の美しいロケーションのシェルターです。
右側のほうに写っているのは川で、
ここで犬たちを泳がせたりして遊ばせることができるそうです。
オリエンテーションでは、
シェルターについて
ボランティアができることについて
犬猫の扱い方の注意点
などなどを説明し、
最後にシェルター施設内の案内ツアーがあり、
約1時間半のオリエンテーションでした。
来ていた人たちの大半は、小中学生の子どもたちとその保護者たちでした。
驚いたのが、シェルターの役割について。
♥ フードバンクがあり、欲しい人には無料でドッグ or キャットフードをあげている。
(無条件で、取りに来た人にあげている。シェルターの犬猫たちには提携業者のサイエンスヒルズの有料フードを与え、ご寄付でもらったフードは、フードバンクにまわしているそう)
♥ 鎖につながれて飼育されている犬たちを解放するため、資格を持ったボランティアがその家に行ってフェンスを作ったりもする。
♥ 高齢で買い物に行くのも一苦労な老人たちの家にドッグ or キャットフードを無料で届けている。
シェルターに来た犬猫だけではなく、
不幸な犬猫を減らす為に、
経済的に苦しい飼い主たちまでもサポートしているとは驚きでした。
施設内はとても清潔で、
動物の匂いは一切しませんでした。
掃除は一日何度も行い、物凄く清潔には気を付けているそうです。
広い施設ですが、猫は15頭前後、犬も15頭前後くらいしかいませんでした。
収容頭数を厳しく制限しているので、めいいっぱい詰め込むことはしないようです。
飼育に向かない攻撃的な犬猫、
末期の病気で回復の見込みがない犬猫は安楽死させているとも言っていました。
以前に働いていたシェルターでは、
安楽死をさせることは殆どなく、どんなに凶暴な犬猫も、
重い病気の犬猫も最後まで世話していました。
1匹でも多くの命を助けるために、限界を遥かに超えた動物の数を収容していました。
どちらが正しいかはわかりませんが、
動物たちの為に自分が今できることをやりたいと思います。
とりあえず、週に1回のボランティア活動からはじめてみたいと思います。
シェルターのマスコット猫のオレオ。
とっても懐っこい子で、ボランティアさんひとりひとりに
ニャーオと鳴きながら挨拶して回ってました。
アメリカでは、白と黒のタキシード猫はかなりの確率で名前がオレオです。