土のう袋を使った生ごみ堆肥作りを始めて早一年、形が固まってきましたので、方法をまとめておきたいと思います(動画も2つあげました)。
1. 生ごみを細かくする作業
最重要ポイントの一つが、生ごみを細かくする作業です。
それにより、堆肥中の微生物が生ごみに触れる面積が増え、堆肥化が早まります。
また、大きな生ごみの残存は虫発生の温床になりますので、
その意味でも、細かく刻むのは大事と思われます。
生ごみのうち、野菜クズは料理の合間に包丁で細かくすればいいと思います。
ミカンの皮やバナナの皮などは、わざわざ包丁とまな板を出すのも面倒なので
我が家では、5連刃ハサミでチョキチョキしています。
カット作業の動画はこんな感じです。
刃の間のカスを取り除くクシが良い感じですね。
ちなみに、長細い切れ端が残っちゃった場合は、
ハサミを三角コーナーに突っ込んでジョキジョキすると
細かくできると思います。
2.土のう袋に生ごみと米ぬかを投入する作業
続いて、生ごみを土のう袋に入れていきます。
元になる堆肥のタネ作りは、以下を参照ください。
土のう袋を使った生ごみ堆肥作りの動画はこちらになります。
作業的には2分位で終わるみたいですね。
ポイントは、以下の感じでしょうか。
- 土のう袋は2枚重ねの方がいいです(1枚だけだと細かなカスが脇から出てきやすいです)。
- 茶殻やコーヒーカスはクッキングシート(2枚重ね)の上に置いておいて、スコップを使いながら中身を落としていくと、手が汚れないと思います。
- 米ぬかは一握りを入れますが、生ごみの量に合わせ多少減らしたり増やしたりしてます(要は適当です)。
- 袋の外から米ぬかを生ごみにまぶす感じでモミモミすると、生ごみが米ぬかでコーティングされていよいと思います。
- 最後、好気性の発酵を促すため、空気を含ませるようにしっかりと混ぜてあげます。
- 置き場所は、通気が大事です。我が家の場合、側面をくり抜いた収納用プラ容器を逆さにして、底にフルイ用の網を置いています。
なお、お師匠さんの本では日陰に置くと書いてあった気がしますが、
我が家では、全力で日がよく当たる場所(南面の軒下)に置いています。
このメリットは、
- 温度が上がりやすいので発酵が早く進む
- 温度上昇で虫(幼虫的なものとか)が死にやすい
デメリットは、
- 乾燥しがちなので、随時、水を足してあげる必要がある
- 通りから見えるのでちょっと恥ずかしい
です。
ちなみに、水はジョウロで3秒くらい入れてますが、なんか湿っているかなーくらいな感じに調整しています(要は適当です)。
最後に、我が家の当面の目標は、
西側に作成中の花壇を生ごみ堆肥で埋めていくことですが、
想像以上に堆肥が溜まっていかないので(生ごみのほとんどが水分ということかと)、
庭に生えた雑草を引っこ抜いて細かく切って土のう袋に投入したりして、
何とか堆肥が増えないか模索しているところです。
今年から、ホームセンターで培養土や化成肥料を買うのをやめました。
先日植えた野菜苗を観察していると、
土のう袋生ごみ堆肥(=米ぬかぼかし的な感じでしょうか?)でも
順調に発育しているので、今のところ良い感じのようです。
円安の影響か、培養土や肥料もエラい値上がりしてますしね。
生ごみ堆肥関連記事は以下を参照ください
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