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2022.8.21追記
土のう袋を使った生ごみ堆肥作りの一連の工程YouTubeでまとめました。
以下の再生リストに動画集(10本)がまとめられていますので、参照ください。

 

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前回記事に書いた土のう袋を使った生ゴミ堆肥作り、

 

今のところ順調に進んでいます走る人

 

 

はじめてからちょうど1か月経ったということで、今回は感想と、

本には載ってない自分なりのアレンジをまとめてみたいと思います。

 

1.袋の数

 

本では『土のう袋2つに堆肥のタネを用意して一日ずつ交互に生ゴミを入れていく』と書かれていましたが、ウチでは袋1つで始めました。

 

生ゴミの量は1日500g(だいたい両手2杯くらい?)まで入れられるそうですが、我が家の場合、その半分位の生ゴミしか出ないようでしたので、単純に半分の1つにしました。

 

でも、今のところうまくいっています。

 

袋2つにすると、どっちがどっちかわからなくなりそうですしねほっこり

 

2.溜まる量

 

始めた時の袋がこちらで、

 

1か月後がこちらです。

 

袋の1/4位まで溜まった感じでしょうか。

毎日ガンガン生ごみを投入している割には、あんまり増えないなーというのが感想です。

 

生ごみの大半が水分なのを実感できている気がしますねひらめき電球

 

この感じだと、3か月くらいは溜めていけそうです。

 

3.入れるもの・入れないもの

 

基本的に野菜クズは何でも入れています。

 

例外として、

  • 玉ねぎの茶色い皮や、トウモロコシの皮などの繊維質なものは分解されづらいため、それらは袋には入れず、プランターに並べて土の乾燥防止用として使っています(←そのうちパリパリに乾くと思うので、そうしたらそのまま埋めてやる作戦)
  • 梅干しの種やアボカドの種などの超硬いものは、燃えるゴミで捨てています。

なお、『小さいほうが分解されやすい』と本に書かれてありましたので、野菜クズは事前に包丁やハサミでなるべく細かく切るようにしています。特に、ブロッコリーやトウモロコシの芯などの大きくて固いものについては、意識して小さく切るようにしています。

 

家庭菜園のゴミ(枯れた花びら、剪定した葉っぱ etc)も袋に入れていますが、枝や固い茎は土のう袋を貫通してしまうため、入れていません(玉ねぎの皮などと同様に、プランターに置いて日よけに使っています)

 

卵の殻は1日2個など気にせず入れていますが、分解されづらいようなので大丈夫かしらと思っているのが正直なところです爆  笑

 

(袋の中に白い卵の殻が目立つの図にひひ

 

あ、ちなみに、卵の殻があるときは袋の外側から殻をグシャグシャと潰すことで手も汚れないですし、刺さったりもしないですOK

 

については、残った身や皮は普通に入れていますが、『骨は分解されないので入れてはいけない』と本に書いてありましたので、素直に従っています。

 

は余ったことがないので入れたことがないですねイヒ

 

コーヒーカス・紅茶カス・麦茶カスも普通に土のう袋に入れています。水分を多く含むので、なるべく水を切ってから入れるようにしていますが、外装を切って中身をボロボロと取り出す際にどうしても手にくっついてしまうので、何か良い方法はないかしらと思っています。

 

ちなみに、緑茶については、今年の正月から粉末タイプに切り替えたので、我が家ではお茶のカスは出ないですね。

 

 

 

天ぷら油は本には入れてダメと書いてありましたが、先の記事の段ボール堆肥作りのホームページでは入れてもOKとしているものもありました。

 

 

今のところ我が家では入れていませんが、今度試しにチョロッと入れてみようかしらと思っています。

 

4.におい

 

臭いは懸念材料でしたが、実際始めて見ると全然気になりませんでした。実際、我が家では土のう袋を玄関脇に置いています。

 

少なくとも、コンポスト(←前に知り合いに見せてもらったことがあります)の蓋を開けた時のような『くさっ!!!』というのは一切ないです。

 

ただ、長ネギとかミカンとかの元々香りの強い野菜・果物を入れた際は、翌日袋を開けるといつもと違う匂いを感じることはありましたね。

 

5.虫

 

虫も心配していた一つで、1回、小さな飛ぶ虫が2匹袋の中にいたことがありました。どうやら、土のう袋の網目の隙間から入り込んだようでした。そのため、袋を二重にしたところ虫は一切発生しなくなりました。

 

ちなみに、特に日中の気温が高い時は、袋内部は結構な熱を発しているので、ウジ虫的なニョロニョロ幼虫は、卵から還ってもすぐに死んでしまうのではないかと思います。

 

6.粉パラパラ

 

袋一重の時は、生ゴミと米ぬかを入れた後に空気を含ませるように攪拌する際、袋の網目からパラパラと細かくなった堆肥が出てきていました。ただ、5の虫対策で袋を二重にしたところ、こぼれてくる粉はだいぶ少なくなりました。

 

でも、完全に粉パラパラがなくなるわけではないので、毎回土の上で混ぜてやることで、こぼれてくる堆肥(栄養な微生物を含んでいるはず)を土に含ませるようにしていますひらめき電球

 

7.燃えるごみは減った?

 

これは劇的に減りましたね上差し

 

今まで、山形市の燃えるゴミ袋の『大』をメインに使っていたものが、『小』メインに移行しました。また、この前、初めて『極小』の袋を買って使い始めましたキラキラキラキラキラキラ

 

8.雑感

 

毎日生ゴミを袋に入れて、それが土に還っていくのを眺めていると『微生物に野菜クズetcを食べさせるくらいなら自分で食べちゃったほうがいいんじゃないか?』と思うようになりました。

 

具体的には、今まで捨てていた大根の葉っぱを味噌汁の具で入れるようになりました。また、ラーメンの上に載せる野菜炒めを作る時とか(の適当な料理)では、ニンジンなどの皮を剥かずにワイルドに切ってドリャーと炒めて食べちゃうようになりましたもぐもぐ

 

 

以上、土のう袋を使った生ゴミ堆肥作りを始めて1か月、環境にもいいでしょうし、我ながらいいチャレンジだったなーと思っています。

 

悪いことは、毎朝5分位の作業がいるのが面倒くさいといえば面倒くさい点くらいでしょうか。

 

あ、もう一つ、朝、土のう袋を混ぜ混ぜしていると、通りがかった人に怪しい目で見られるのもあるかもしれませんグラサンハート