昔,「ミステリーゾーン」の題名で日本でも放映されたトワイライトゾーンをCSのスーパードラマTVで放送されています。このシリーズの後で,同じ題名のものも制作されましたが,オリジナルがずっと面白いです。以前も観たことがありますが,この「すべては彼の意のままに」原題“A World of His Own”が面白かったです。
中年の男が美人の奥さんと暮らしている場面から始まりました。窓の外から別の女が覗いています。実はその女が実の奥さんだったのです。その女の追及に,「一緒にいた人は,このテープレコーダーに吹きこんで作ったものだ」と弁解します。そのテープを切り取り暖炉に放り込んで燃やすことにより消してしまったことを話しますが信用しません。追及している女自体も自分が作ったものだとまで白状しますが女は信用しません。そしてそのテープを自分自身で燃やしてしまいます。そしてそれが本当だったことを知ります。男はがっかりして録音しなおしてその女を再現しようとしますが,最初にいた人の方が良いと思い直します。そして,その人と暮らすことになるのでした。
“自分自身も実はそれだった”というストーリーはこれの前に見た同シリーズの「マネキン」にもありました。女性がデパートのエレベーターで実際にはない階に連れていかれます。そこで対応した店員はマネキンそっくりだったのです。最終的には自分もマネキンだったという結末でした。映画「13F」では,現実世界とコンピュータが作り出した仮想世界との間を行き来しますが,実は自分の世界も仮想世界だったという話です。この手の展開は「もしかしたら」と予感させることがありますが,それでも楽しめます。










