kiyokiyo world Ⅱ -39ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

1977年の台湾映画です。武術指導が董瑋さんと嘉凱さんです。嘉凱さんは副監督もしています。

 

「紅衣冷血金面人」と監督さんが同じだから、似たようなスタッフで作られたのかなと思います。

 

橋の上を歩いていている農民。反対側から歩いてきたチンピラの王圻生さんに橋から落とされ、作物も川に落とされます。かごには「馬」の文字が。

 

そして、「馬家木場」にも王圻生さんたちが現れ、従業員たちを刺殺します。経営していた宿も道場もめちゃくちゃにされます。道場の看板を高飛さんは叩き割ります。

 

怒る馬(マー)さん=劉忠良さんに対して、妻の唐寶雲さんは愚かなことはしないでと言います。とりあえず、嘉凱さんたちと高飛さんの家へ行きます。2つの勢力は共存できないという理由で劉忠良さんを潰そうとしていることがわかりました。戦った結果、高飛さんを2階から落として、殺してしまいます。

 

派手な寺で反省している劉忠良さん。そこに唐寶雲さんが来ます。やっぱり唐寶雲さんは悲しんでいました。嫁LOVEの彼は戦わないことを誓います。

 

董瑋さんが今度は道場にやってきて、戦いを挑みますが、劉忠良さんは断ります。董瑋さんは劉忠良さんを「嫁の言いなり。」と煽ります。ずっと側に仕えてきた嘉凱さんは彼に襲いかかりますが、劉忠良さんは止めます。唐寶雲さんと約束した以上、守らねばなりません。しかし、神腿の劉忠良さんがそれを我慢できるのでしょうか。唐寶雲さんは「我慢が大切。きっとよくなる。」と話し、非暴力を貫こうとします。

 

嘉凱さんは董瑋さんに手を引くように言いますが、彼は聞き入れません。

 

董瑋さんはきっと自分と同じくらい強いだろうと思う自信満々な劉忠良。例の決めポーズしてました。嫁は「戦うことに反対はしていない。力を正しく使ってほしいだけ。」と言って、修行後に饅頭を食べる彼の汗をかいがいしく拭いていました。

 

今度は劉忠良さん経営の銀行と農作物の保管場所が狙われました。嘉凱さんから被害を知らされ、凹む神腿。お金もかなり失い、そして、大切な人命が失われました。

 

やっぱり嫁の言うことを聞いておけばよかったのかな~。でも、高飛さんが生きていたらそれはそれでしつこく嫌がらせが続いていただろうな~。

 

董瑋さんがわざわざ「やってません。」と主張しにやってきます。嘉凱さんは董瑋さんにこの家に滞在してもらうという変わった提案をします。敵を遠ざけるのではなく、近くに置くという考えですね。とにかく、董瑋さん、かっこいい・・・ハート

 

嫁の兄が神腿の家から帰る途中、孫越さん、王圻生さんたちに襲われます。神腿の部下 龍冠武さんが兄を守りますが、連れ去られてしまいます。董瑋さんは自分はやっぱり無実でしょアピールをします。

 

必死に義兄を探す嘉凱さんの前に孫越さん、王圻生さんが登場。ちょっとした小競り合いが起きます。そこに董瑋さんが登場し、嘉凱さんたちを開放するように指示します。

 

高飛さん、再登場。兄弟設定のようです。髪形が違いました。孫越さんの報告を聞いて、満足そう。秘密の計画を実行中のようです。

 

挑戦状が届きます。行かないと義兄が殺されるので行きます。タイムリミットがあり、早く助けないと吊るされている義兄は尖った竹の下に落ちて死んでしまいます。戦う神腿。茅敬順さん、陳震さんがいました~。

 

刺繍をして、静かに待つ嫁。しかし、神腿の健闘虚しく、兄は亡くなってしまいます。失意の神腿が帰宅すると、今度は唐寶雲さんが誘拐されていました。唐寶雲さんの首飾りを持って訪れる孫越さんたち。神脚には首謀者が誰なのかわかりません。

 

「白雲寺」に日没前に行かないと、今度は唐寶雲さんの命が危ない。董瑋さんは妖しい微笑みで一緒に寺に行こうと申し出てくれます。

 

「大武士與小鏢客」に出てくる場所が寺でした。行ったら、いっぱい人がいました。兄飛さんと対面する神腿。側近に彭剛さんと王國輝さん。弟飛の復讐に燃えている兄飛さんに対して、神腿も負けずに決めポーズします。笑

 

いつの間にか張繼龍さんが味方として戦っていて、びっくりしました。主役できる人なのに・・・ガーン嘉凱さんとピーチャンさんに助けられるも、陳金海さんに思いっきり脚を攻撃され、神腿は戦えなくなります。

 

ピーチャンさんは亡くなり、嘉凱さんは吊るされ拷問コース。彼は神腿の隠れている場所を董瑋さんに絶対に言いません。なんて忠実な人なんだろう。

 

唐寶雲さんは丁重に扱われていました。無表情、無反応を貫いていた唐寶雲さんですが、董瑋さんが弟飛の息子だと知り、ショックを受けます。董瑋さんは揺らがない彼女を好きになってしまいます。

 

嘉凱さんは王圻生さんによって泳がされます。嘉凱さんは神腿と再会。神脚は絶対に財産も地位も取り戻すと気合いが入っています。王圻生さんから情報を得た董瑋さんがやってきて、2人に襲いかかります。川に蹴り飛ばされる嘉凱さん。神腿は脚をけがしているので戦えません。やられるばかり。

 

神腿は牢屋に入れられ、王圻生さんが鉄で牢屋をカンカン叩くという地味~な拷問を受けます。実際はツラいでしょうけど、演出としてはちょっと笑ってしまいました。

 

劉忠良さんの家の「馬家院」という看板が「方家院」に変わりました。董瑋さんの苗字は「方」です。

 

兄飛さんは神腿と戦うことを想定して修行に余念がありません。相変わらずロボットみたいな唐寶雲さん。董瑋さんがいくら親切にしても全く揺らぎません。顎クイしたらガン見するし。根性座ってます。たじろぐ董瑋。

 

王圻生さんも毎日カンカンカンカンご苦労様ですアセアセ神腿はかなり消耗しています。拷問は続きます。

 

ヘロヘロになっている神腿のところへ唐寶雲さんを連れて行きます。すっかり変わり果てた姿を見て、久々に感情を露わにします。董瑋さんは唐寶雲さんが神腿を見限ると期待しますが、彼女の気持ちは変わりません。董瑋さんは彼を生かしたければ、自分と結婚するように迫ります。

 

自殺を考えていた唐寶雲さんは孫越さんの説得で神腿のために結婚することを受け入れます。が、ロボット化は進みます。喪服を着続け、董瑋さんの言うことを聞きません。

 

さて、すっかりヤバい人になってしまった神腿は路上生活をしていました。嘉凱さんは生きており、彼を安全な場所へ連れていき、初期化します。嘉凱さんが一生懸命サポートしてくれたお蔭で、あの自信過剰な状態まで戻ってきました。唐寶雲さんは祈っているから早く迎えに行ってあげてください。

 

壺を蹴りまくる神腿。飛び散る破片とか自分にマジ蹴りが来るかもしれないのを恐れずにきりっと壺を出す嘉凱さんに感動しました。神腿に「お蔭で立ち直ることができた。」と感謝され、感動する嘉凱さん。2人でリベンジしにいきます。

 

まずは孫越さんから。彼を捕まえて、牢屋に入れて、カンカン攻撃をします。孫越さん、ヤバくなります。

 

孫越さんは董瑋さんの元へ戻ってきます。董瑋さんは神腿が復活したことを知り、絶対に自分が倒すと気合いを入れます。

 

こっそり話を聞いていた唐寶雲さんは派手寺にいる神腿に会いに行きます。しかし、神腿は会いに来てくれた唐寶雲さんに対して詰問します。唐寶雲さんは神腿を助けるために去ったのに、神腿は裏切ったと思っていました。話を聞かず、殺すと宣言。ビンタまでしますパー

 

泣きながら去る唐寶雲さん。後から来た嘉凱さんが「奥様は自分の人生と引き換えにあなたの命を救ったのです。」と董瑋さんの元へ行った理由を説明すると深く反省します。

 

董瑋さんは唐寶雲さんに振り回されているのを兄飛さんに怒られます。唐寶雲さんはどこかへいなくなり、董瑋さんは激昂。王圻生さん、八つ当たりでビンタされます。

 

神腿は彭剛さんと王國輝さんと戦った後、「鬼面忍者」の岩場で董瑋さんを倒します。嘉凱さんは王圻生さんを倒します。

 

甥が殺されたのを目撃し、即座に襲いかかる兄飛。神腿は嘉凱さんのサポートを受け、戦います。神腿のキック、高飛さんの力強い技、嘉凱さんの軽やかな身のこなし。素晴らしいラストバトルでした。

 

頭が弱点だと見抜いた2人は頭を徹底的に攻撃します。死を覚悟して嘉凱さんは高飛さんをホールド。神腿はすかさず頭部にキックを連打。

 

力尽きた嘉凱さんを置いて、駆けつけた唐寶雲さんと去る神腿・・・。終わり。こら~!もっと嘉凱さんを大切にしろ〜!!

 

嘉凱さんを放っておくというラストにかなり不満がありますが、アクションがとても美しく、見応えのある映画です。

 

嘉凱さんの身軽さ、高飛さんの重厚な技が特に印象に残りましたキラキラ意外なところでは彭剛さんと王國輝さんコンビのアクションウインク

 

私はこの映画に出てくる不気味で派手なお寺が好きです。「大佛城」という場所だそうです。行ってみたいなおねがい


1979年の台湾映画。

 

冒頭で袁小田さんが蘇乞兒を演じているのになぜか中身に入ると余松照さんが演じているという観る者を騙している映画です・・・滝汗

 

范大杯を龍世家さんが演じています。蘇乞兒と范大杯の2人は酔八仙拳の創始者と言われています。

 

「點止功夫咁簡單」などに登場する場所の横辺り。龍世家さんは戦ってほしいという王永生さんの強引なお願いを聞いて戦ってあげていると、手紙が届きます。

 

「小子命大」に出てきた酒樓に行き、やってきた怪しい男性と戦ってみるとなんと余松照さんでした。お酒を飲んで、30年前を思い出す2人・・・。

 

醸造所の王宇さん、陳慧樓さんは困っていました。3回もぶどうやみかんを大量に盗まれているからです。お酒を造るのに・・・。

 

龍世家さんと李藝民さんはそれぞれに醸造所の果樹園からぶどうぶどうを盗んで商売をしていました。お互いに張り合うあまり、最後は無料にしてしまいます。そして、大ゲンカ。

 

陳慧樓さんの部下は彼らを怪しみますが、証拠がないため、何もできません。

 

懲りずに盗みに行く2人。鉢合わせ。仲良くなります。龍世家さんが囮になって番犬を引き寄せている間に李藝民さんがぶどうとみかんを盗ります。ぶどうがつやつやしていて、おいしそう~。

 

陳慧樓さんは彼らを現行犯で取り押さえます。2人とも逆さづりにされます。

 

で、醸造所で働かされることに。陳慧樓さんが怖いので真面目に働きます。梨?りんご?の取り合いでけんか・・・。子どもみたいな2人です。陳慧樓さんが王宇さんの娘のかごに腐ったりんごを入れて、知らずに齧った2人はすごい顔をしていました。

 

龍天翔さんがみかじめ料を取りに街へやってきます。みんなは文句を言いつつも怖いので払います。

 

そこに居合わせたジャックとサイモンは懲らしめてやろうと動きます。しかし、龍天翔さんはめちゃ強かった・・・。2人は陳慧樓さんに助けられます。

 

けがを負った2人は陳慧樓さんから酔八仙拳を学ぶことにします。手を抜こうとする2人を目ざとく見つけてびしびしやります。手足にゴムや紐をつけたり、錘をつけたり、もういろいろガーン2人とも身軽なので、陳慧樓さんに足に紐をつけられて引っ張られるなどの演技はすごいな~と思いました。

 

醸造所の高級なお酒を取り合い、飲んでいたら、娘さんに厳しく怒られます。

 

龍天翔さんのボスの龍飛さんは鷹爪拳の使い手。強そうです。龍天翔さんの弟子と手合わせしていると上から刺客が襲ってきます。すぐに捕まえます。片方が王圻生さんでした。

 

みかじめ料を取ることに抵抗している組織があるようです。陳慧樓さんはかなりの実力者として知られており、龍飛さんは彼の排除を企みます。

 

彼を招き、お食事会。隙を狙って襲いますが、陳慧樓さんは巧みにかわします。屋根から見ていた李藝民さんと龍世家さんはびっくり。陳慧樓さんを助け出して逃げます。

 

この件で醸造所の持ち主 王宇さんは激怒。龍飛さんに目をつけられたからです。2人は必死に追い出されたくないと懇願します。娘さんは自分のためだと勘違いしますが、全ては醉八仙拳のためです。傷ついて泣く娘さんを必死に慰める龍世家さん。

 

陳慧樓さんがお食事会で龍飛さんの翡翠の杯を持って行ってしまったため、龍天翔さんが取り返しに醸造所へやってきます。王宇さんは大慌てでペコペコガーン

 

李藝民さんたちが返しに持っていきますが、手下に蹴飛ばされ、翡翠の杯は粉々になってしまいます。李藝民さん&龍世家さん VS. 龍飛さん&龍天翔さんのバトルが始まります。2人は捕まります。

 

龍飛さんは醸造所を潰して、家を建てると一方的に宣言。醸造所を手下たちに壊させます。王宇さんも殺されました。娘さんは乱暴されそう。山から帰ってきた陳慧樓さんは慌てて助けに入ります。

 

捕らえられていた2人も縄を解いて戻ります。陳慧樓さんと娘さんはけがをしました。山へ4人は逃げます。2人は薬草を取りに洞窟へ行くように言われます。

 

龍飛さんたちは追いかけてきます。薬草があると言われていた場所はどうやら酔八仙拳を極める場所だったようです。足の動きが床にいっぱい描かれてありました。

 

水を汲みに行った娘さんは龍飛さんたちに見つかります。陳慧樓さんは龍飛さんと戦います。娘さんは彼らから逃げようとして、崖から2時間サスペンス状態で落ちてしまいます。

 

陳慧樓さんの想いを理解し、洞窟から出た直後、2人は娘さんの転落シーンを見てしまいます。師匠と共に戦います。

 

龍飛さんは弓矢部隊を隠しており、陳慧樓さんはそれを受け、亡くなります。2人は龍飛さんと戦って、彼を倒します。ここの3人の動き、すばらしかったです。

 

そして、現在に戻ります。おいしそうにお酒を飲んでいたら、なんと給仕をしていた女性が娘さんだったのです!崖から激しく落ちたのですが、助かっていました。

 

彼らがもらった手紙は娘さんが書いたものでした。30年前の今日、王宇さんと陳慧樓さんが亡くなったことを2人は思い出し、仏壇に向かって頭を下げます。しかし、2人はまたしても娘さんの奪い合いでけんかを始めます。

 

冒頭でちらっと映っていた龍冠武さんが高笑いで登場。ずっと思い出に浸る2人を見守っていてくれてたんですね。笑

 

ここから先はジャック&マークタイムなので余松照さんは退出です。

 

いい感じで2人は戦っていましたが急に違う人がマークを倒して、今度はその人と戦います。なんで?もう編集がめちゃくちゃ真顔昔が大切なら、昔を丁寧に描けばいいのに・・・。

 

どうにか倒して戻ってきましたが、店は片付けられ、娘さんの置き手紙があるばかり。余松照さんもいませんでした。もう再会できなさそうな内容の手紙を呼んで悲嘆に暮れる龍世家さんの姿で終わります。

 

意地で観ましたが、これはあまりにも構成が酷いのでオススメしません。何が何でも龍世家さんが好きとか、李藝民さんが大好きという方のみ耐えられると思います。

 

せっかく龍飛さん、がんばっているのになぁ・・・。あ、龍飛さん好きの方もどうぞ!

 

1979年の香港映画。「蝴蝶十八式」の1つ前の作品なので、監督、武術指導、キャストなどが被っています。出品人は李藝民さんです。

 

OPは吊り輪での演武と巨大な蟷螂の間をすり抜けての演武。モノトーンで演出されており、かっこよかったです。

 

しょっぱなから張翼さんと馬金谷さんが戦い始め、馬金谷さんが殺されていました。

 

李藝民さんはイケ叔父の古錚さんと一緒に暮らしており、家には手製の吊り輪があります。厳しく教え込まれているようです。古錚さん、イケメン・・・ぶちゅー

 

仕事は薬剤師。あるカップルが滋養強壮のために頼んだ薬を自分用にも煮出すというズルい奴。昔の薬局ってこういうこともしていたんですね。でも、それは妊娠している妻のための薬だったので、李藝民さんは慌てます。男性にはよろしくなかったみたいです。店主から下剤をもらい、勝手に帰っちゃいます。

 

古錚さんが彼のための薬を煮出している間、練習・・・。厳しいアセアセどんなことをして腹痛を起こしているか悟られているので、仕方ないですね。薬を飲んで、よくなったと思ったら、何度もトイレに駆け込むことになってしまいました。体を鍛えるのに近道はないと彼を叱ります。

 

トイレに行ってしまった李藝民さん。古錚さんは「お前の父親は人を信じ過ぎたあまり彼に殺されてしまった・・・。」と呟きます。何か隠された過去がありそうです。

 

薬の配達をしている途中、すりをした男性を見つけ、彼を追い詰めます。財布を取り戻し、女性に返す様子を張翼さんが見つめていました。

 

張翼さんは龍飛さんを追っているようです。龍飛さんも彼を倒す気満々。荊國忠さんは手下の1人です。

 

李藝民さんはちょいちょい薬局から薬を盗んでいます。李藝民さんより適した人がいそうだけど、解雇しないのかな?

 

夜中、道を歩いていた張翼さんは龍飛さんたちに狙われます。いくら強くても5人に一気に襲われては敵いません。けがを負ってしまいます。そこに李藝民さんが遭遇。彼を心配し、また薬局から薬をパクります。帰る途中で友達に会います。煎じてあげる李藝民さん。

 

その間に友達は龍飛さんにタレこみ、張翼さんは逃げ出します。李藝民さんはついていきます。

 

張翼さんは龍飛さんとトラブっていると知り、李藝民さんは心配します。

 

途中でお茶屋さんがいて、お茶を買います。李藝民さんのお茶は安全でしたが、張翼さんのお茶は毒入りでした。すぐに感づき、お茶屋さんを倒します。あらゆるところで彼を狙っている人がいます。ここで戒め1が出てきます。用心しろ的なことを言っていました。

 

危機感なしでついていく李藝民さんを川に突き落とします。鬼だな滝汗濡れた体を温めるなら功夫だと言って功夫を教えてくれます。意外と丁寧に教えてくれます。

 

張翼さんだけ食事。羨ましそうに見つめます。張翼さんはあげないで懐にしまって寝てしまいます。こっそり奪って食べようとする李藝民さんから食べ物を取り返し、戒め2が発動。気を抜くな的なことのようです。

 

損をすることばかりなのに、なぜ張翼さんを助け、そして、ついていったのかアセアセ

 

「癲螳螂」で登場した茶樓で休憩します。そこに荊國忠さんたちがやってきます。李藝民さんはようやくご飯を手に入れ、食べます。食事中に絡まれ、襲われます。ご飯を食べたいのに~!そして、張翼さんも襲われます。苦しむ李藝民さんをとりあえず助けてくれましたが、かなりヤバかったのに淡々としていた張翼さんのあまりの冷たさにびっくり。戒め3は先のことを考えてから動けです。

 

でも、まぁ、拳法は教えてくれる張翼さん。また敵に狙われますが、すぐに察知し、倒します。戒め4は常に警戒を怠らない的なことでした。

 

李藝民さんが山で枝を拾っていたら、襲われます。張翼さんの声を支えに彼は戦い抜きました。戒め5は殺す気で攻撃せよです。

 

さらさらヘアの荊國忠さんは李藝民さんたちを追い続けます。そして、襲ってきます。隙を突いて張翼さんは李藝民さんの手を引いて逃げます。私も手を引かれたい・・・ハート戒め6は敵が多いときは逃げる的な感じかな。

 

2人は奇襲作戦で荊國忠さんを倒します。3年前に龍飛さんといろいろあったようです。全く理解できませんでした。字幕がほしい・・・。

 

街に戻ってきた李藝民さん。龍飛さんの手下がそれをキャッチ。情報を知らせに行きます。1人の手下は李藝民さん1人だと思って、彼に高圧的な態度を取りますが、実は張翼さんもいました。逆に圧倒される手下。

 

張翼さんは龍飛さんのところへ向かいます。命乞いをする龍飛さん。そして、李藝民さんが止めるのも聞かず、龍飛さんを殺します。油断したら、襲いかかってきたのでこれでよかったのかな。最後の戒め。やると決めたら、やり通す的なことを言ってました。

 

李藝民さんと張翼さんが並んで歩いているのをイケ叔父の古錚さんは目撃してびっくりします。知り合いに頼んで彼だけを呼び出してもらいますが、会話の中で張翼さんは古錚さんは知り合いだと感づきます。きっとよろしくない知り合いですねガーン

 

古錚さんは李藝民さんに彼と関わりをもたないように言います。古錚さんは理由を言わないし、李藝民さんは張翼さんを尊敬しているので、話は平行線に。古錚さんは自分に何かあったとき用に手紙を置いて、その話を打ち切ります。

 

間を置かず、張翼さんが家へやってきます。古錚さんは彼にやられてしまいます。李藝民さんは手紙を読み、父の秘密を知ることとなります。

 

馬金谷さんはやはり李藝民さんの父親でした。馬金谷さんは功夫の秘密の冊子を古錚さんに託していました。父と叔父の遺志を受け継いで、彼は必死に練習します。

 

まずは吊り輪~。そして、藁と竹で巨大な蟷螂を作って、蟷螂拳の練習~。蟷螂が上手い。これが紐で吊ってあって、蹴ると動くんです。すご~い。それをばきばきに壊して、自分を高揚させる李藝民さん。

 

張翼さんに挑戦状的な手紙を林の中にぶら下げて、戦いの場を設けます。途中まで吊り輪を使えましたが、張翼さんが上に投げて使えなくしてしまったので、蟷螂拳オンリーで勝負です。悪いジジイが使う蟷螂拳はかっこいいな~デレデレ(黄正利さんもかっこよかった。)

 

最後、李藝民さんは止めを刺すのをためらい、止めます。その瞬間、張翼さんは彼に襲いかかってきたので李藝民さんは止めを刺します。

 

しかし、張翼さんは本当に李藝民さんを狙っていたのでしょうか。それとも自分を殺させるようにわざと襲いかかったのでしょうか。涙にくれる李藝民さんがかわいそうな幕切れでした。

 

字幕がないし、日と月に関係する拳法があったり、短い旅で張翼さんが7つの戒めを教えてくれたりで何が重要なのかが見えづらかったです。

 

「DAY OF ANGER」という有名なマカロニウエスタンをベースにした作品らしいです。主人公が10の戒めを教わるそうです。なるほど!

 

張翼さんと古錚さんのイケジジイっぷりがブレなかったのがよかったです。2人ともシンプルな衣装でしたが、イケみは隠せず。すばらしかったですデレデレ

 

1968年の香港映画。

 

湖上にある酒樓に樊梅生さんたち3人がやって来て、横柄な態度で剣士を探します。店主は「見知らぬ客はあの人ですアセアセ」と1人を教えますが、彼は粗末な身なり。剣士には見えません。樊梅生さんは大威張りで客を追い出し、剣士を待つことにします。店の奥で物音がするので行こうとすると店主が止めます。樊梅生さんたち3人は店主も従業員も奥にいた娘もみんな殺してしまいます。

 

そこへあの貧しい身なりの男性が襲いかかります。樊梅生さんは殺されます。噂の凄腕剣士でした。何者かによって彼らはこの剣士を殺すように命じられたようです。手下に聞き出そうとするも息絶えてしまい、何も聞き出せませんでした。

 

OPの曲が西部劇っぽくてかなり影響を受けた作品なのかなと感じました。孤独なガンマンみたいな感じですね、きっと。

 

1人で山道をてくてく歩いていきます。
 

酒樓で魏平澳さんと翟諾さんは店の灯りを消して、客のお金を盗むことをしていました。客にバレ、翟諾さんは暴れます。剣士は彼を殴ります。あまりの激しさに逃げる魏平澳さん。ドン引く客。当時16歳の青年サモさんがいました。かわいい顔してました~。

 

また1人で山道をてくてく。

 

魏平澳さんは剣を持って彼を待ち構えていましたが、あっさり彼にやられます。仲間と追いかけます。剣もすごいが動きも早い。剣士は身をかわし、2人はお互いの腹を刺して亡くなります。魏平澳さんは亡くなる間際、剣士に村にいる妹へものを届けてほしいとお願いをします。
 

妹は舒佩佩さん。婚約相手に早く結婚しようと迫られていますが、彼女は3年以上後がいいと言います。すぐに結婚する気はないようです。

 

さすらいの剣士が村に到着~。お店の荷車の手伝いをして感謝されますが、彼は血で汚れた鞘をもっていたため、みんなはひっそりざわつきます。


舒佩佩さんは剣士が持ってきた血染めの剣を見て、兄が亡くなったことを知ります。彼女は剣士が兄を殺したと早合点して、剣士を斬り付けます。剣士は兄が仲間の泥棒と相討ちになってしまったこと、妹のことを心配していたことを伝えます。


舒佩佩さんは斬り付けたことを反省し、彼の手当てをします。そして、彼女はたった1人の身寄りを失ってしまったこと、悪党が村を脅威に陥れていることを剣士は知ります。魏平澳さんは生きていくために仕方なく悪いことに手を染めてしまったようです。

 

今回、井淼さんは悪役です。こんなに元気のいい井淼さんを見たことがない!ずっと剣士を探していて、イライラしていますムカムカ

 

井淼さんは剣士の両親や兄弟を殺し、家を焼き払った恐ろしい男でした。剣士は復讐に燃えています。舒佩佩さんと同じ境遇です。

 

井淼さんの手下が剣士の居場所を突き止め、舒佩佩さんの婚約者が心配してやってきます。婚約者は剣士が悪い奴だと思っているので、めちゃくちゃ怒ります。なかなか気を許してくれない舒佩佩さんが見知らぬ男性を家に上げているだけでも激オコ案件ですプンプン

 

思い切りかっこ悪いところを見せてしまった婚約者は帰ってしまいます。この後、彼はきっとたくさんの人を連れて、剣士を捕まえに来るでしょう。剣士は彼女に迷惑をかけると思い、立ち去ります。

 

井淼さんも動き出し、村も自分たちを守るために動き出します。剣士の味方は舒佩佩さんだけと言ってよいでしょう。舒佩佩さんの家は捜索のため、荒らされ、男たちにご飯も出す羽目に。そして、ホステス役もさせられます。セクハラ三昧で嫌だなと思っていたら、剣士が来てくれました。殺さず、みんなの顔に傷だけつけるというハイスキル。剣士は井淼さんたちを退治するまではこの地を去らないと宣言をします。

 

手下たちの顔の傷を見て激怒する井淼さん。酒樓の店主役などでよく見る曾楚霖さんが井淼さんの参謀役を務めていました。メイクのせいか井淼さんが梅生に見えて仕方ない・・・。

 

剣士をディナーに招きます。罠とわかっていて、本拠地へ赴きます。

 

田豐さん、登場。今回は悪役。鞭使い設定です。井淼さんに、「お金を払ったら、代わりに殺すよ。」と言いますが、井淼さんサイドは自信があるので断ります。田豐さんは田豐さんで剣士を倒したいと思っているようです。

 

豪雨の中、剣士は向かいます。途中で弓矢部隊が待ち構えており、彼を攻撃しますが、それはダミー。別なところに潜んでいて、部隊を倒します。

 

そのころ、1人で不安を抱えながら待っていた舒佩佩さんは村長に騙され、連れ去れてしまいます。村長は既に井淼さんに丸め込まれていました。

 

道中の妨害にもかかわらず、到着した剣士。途中で死ぬと思っていたので、井淼さんは悔しそうです。

 

鉄の球がたくさん入ったお酒(!!)をふるまわれます。全部飲んで梁に球を当てます。常に堂々としている剣士。しかし、舒佩佩さんが捕まえられているのを見て、素直に引き下がります。帰り道でも手下が襲ってきて、彼はかっこよく倒すのでした。暗闇の中で無駄な動きをせずにばっさばっさと敵を斬る姿は座頭市のようでもありました。きっと影響、受けているだろうな~。

 

井淼さんは遂に田豐さんに仕事を依頼。そして、その分のお金を村に要求します。村人たちは剣士が原因だと考え、彼に対して苛立ちます。一緒に住んでいると妙な噂も立ちます。剣士は違う場所へ行って、井淼さんと対峙することにします。引き止める舒佩佩さんに何か大切なものを渡して去ります。

 

婚約者は無理やり彼女を村の真ん中へ連れて行きます。キレた未来の姑がビンタし、結婚同意書を破棄するように迫ります。そこへ剣士が来て、出て行くから、それ以上は止めるように言います。村人は剣士が村を守るためにいると言うとバカにします。お金を払えば、彼らがいなくなると信じているからです。

 

村長は言われたお金を用意し、剣士を追い払ったことを報告しますが、井淼さんは村長を殺してしまいます。剣士の推測通り、井淼さんは村を自分の持ち物のようにしか見ていなかったのです。

 

村長の遺体を見て、村人は舒佩佩さんに怒りをぶつけます。婚約者のお母さんが豪胆な人でまた罵ってました・・・。笑

 

結婚する前にわかってよかったねアセアセ

 

村はパニックです。必死にお金を用意したのに・・・。もっと状況が酷くなってしまいました。みんな、隠れ、村は静まり返ります。その中を剣士は行きます。鎖を振り回して戦う井淼さん。戦う姿自体をあまり見たことがなかったので、これまた不思議な感じがしました。

 

井淼さんは割と早く退出。ラスボスは田豐さん。彼も剣士の家族を殺したメンバーです。たくさんの敵と戦い、消耗している剣士にとって鞭はかなり厳しい攻撃。もうダメそうですガーン

 

そんなとき、舒佩佩さんは無理やり婚約者を引っ張り出します。そして、止めは婚約者が刺します。

 

剣士は元気になり、クールに村を去ります。舒佩佩さんは1人静かに彼を見送ります。終わり。

 

舒佩佩さんはきっと婚約者とこのまま結婚して幸せに暮らすのかな。最後、勇気をふりしぼって出てきてくれたからね。「影子神鞭」みたいに最後は舒佩佩さんが鞭を振り回して田豐さんをびたんびたんとやっつけてくれてもよかったのにと勝手に想像してウケてました。

 

40代、50代のおっさんたちの渋く、かっこいい世界でした。

 

1967年の香港映画。

 

顔が黒い設定の名判官 井淼さんが激怒しているところから話が始まります。古龍さんが護衛でいます。かわいい照れ疑いをかけられている男性は賄賂を受け取ったようです。斬首刑を命じ、行われます。

 

それを目撃した別な護衛がある建物に向かいます。年配の男性と羅烈さん、唐佳さん、劉家良さん&家榮さんがいました。羅烈さん以外の3人は斬首刑にあった男性の首を取りに行きます。

 

井淼さんは劉家良さんに狙われ、古龍さんが必死に守ります。もうダメかと思った瞬間、南から来た凄腕剣士 張翼さんが天井をぶち破って下りてきて、唐佳さんを斬りつけて倒します。

 

井淼さんは彼の力を見込んで、皇帝の護衛も依頼します。祭りを見ていた皇帝を羅烈さんは弓矢で狙います。張翼さんは矢をキャッチ。そして、皇帝の妹 顧媚さんも高いところから落とされますが、それもキャッチ。壁を歩いて彼女を元の場所へ戻します。

 

2つの大きな仕事を果たした張翼さんの姿を見て、感動した皇帝は彼に「御猫」という名前を与え、自分の護衛を直々に命じます猫しかし、彼は置き手紙を置いて去ります。井淼さんは探し回り、ようやく見つけます。張翼さんは公の立場が嫌で一個人として働きたいという思いがありました。赤い燈籠が点いたらすぐに井淼さんの元へ駆けつけることを約束して、彼は宮廷から去ります。

 

張翼さんの活躍を聞いて、「ぬぬぬプンプン」と思ったのが、五鼠の末っ子 白玉堂 喬莊さんねずみ早速、首都に向かおうとします。イケメンで才能豊かな男性ですが、短気なのでトラブルを起こしやすい。チーム五鼠としては御猫ちゃんの存在は気になるところですが、彼をなだめます。

 

丁紅さんは喬莊さんの幼馴染。兄たちは五鼠と親しい仲です。丁紅さんと話していて、またしても張翼さんへの対抗心が燃えてきてしまい、1人で首都へ向かってしまいます。次男~4男は彼を追いかけます。

 

北京の酒樓で午馬さんが張翼さんの話をしています。それを耳にした道教の2人の僧に止められます。僧たちは五鼠たちは張翼さんにやられるだろうと話をしたので、側で酒を飲んでいた喬莊さんはキレます。張翼さんを称える話を聞いて気分が悪いのに自分たちをバカにされたとあってはもう我慢できません。店内で暴れ、店の前で暴れます。

 

次男たちは到着し、彼を抑えます。弁償金を店に払い、これで無事に終わるかと思ったら、午馬さんが彼を張翼さんと勘違いして、弟子入りを志願したので、怒り再燃!!長男がいないため、4人してスイッチが入ってしまいます。

 

張翼さんを困らせるため、宮廷から高価なものを盗むことにします。皇帝はきっと張翼さんに解決を依頼し、彼はやがて五鼠に頭を下げることになるだろうと考えます。

 

羅烈さんは皇帝の妹 顧媚さんと結婚することを画策していました。愛人は面白くなさそう。彼も野心がめらめらです。

 

顧媚さんは助けてもらって以来、張翼さんのことがずっと好きなようです。彼を想っているような曲を歌っていました音符

 

顧媚さんの誕生日プレゼントとして、皇帝はレアな香炉をプレゼントしてくれました。それを五鼠たちは目撃。奪うことにします。しかし、その後、羅烈さんが3人の召使いを襲います。

 

あまりに酷い事件に衝撃を受ける皇帝。井淼さんから10日以内の事件の解決を張翼さんは依頼されます。これは難事件・・・タラー張翼さんは古龍さんと房勉さんと共に五鼠たちがいる島へ来て、香炉を探し回ります。

 

丁紅さんが侍女の井莉さんを伴って、激昂して4鼠のところへやってきます。そこで彼らは暴行と殺人の疑いもかけられていることを知ります。(真犯人の羅烈さん、怖い・・・。)兄3人にも疑われ、ショックを受ける喬莊さん。自己中心的で傲慢なところはありますが、それはないよね・・・。

 

丁紅さんと井莉さんは客棧に泊まります。きれいな2人に目をつけた羅烈さん。部屋に催眠ガスのようなものを入れ、気を失わせます。それを目撃した張翼さん。羅烈さんの犯行を未然に防ぎます。羅烈さんは小さな針のようなもので攻撃をしてきました。

 

一晩、部屋の前で見張っていた張翼さん。井莉さんは彼を怪しみますが、丁紅さんは彼が守ってくれたとわかり、丁重にもてなします。似たような剣を持っていることから、更に仲良くなります。五鼠の本拠地である島へ向かうための船着き場まで案内してもらい、張翼さんは別れます。

 

五鼠の本拠地に着いた張翼さんは来た理由を長男 楊志卿さんに話します。次男~5男がおバカなことをしたと知り、怒ります。

 

頑固な白玉堂は御猫さんと張り合います。4男の魏平澳さんは飄々としていて、白玉堂がイキっている横で食べ物をつまんでいました。笑

 

香炉の件は反省しましたが、暴行殺人はしていないので、しつこく疑う張翼さんに対して楊志卿さんも怒り出します。

 

白玉ちゃんは猫ちゃんを池の下の変な洞窟に閉じ込めて大喜び。楊志卿さんはやれやれといった感じですもやもや

 

そのころ、丁紅さんは猫ちゃんが帰ってこないのを心配に思い、兄 鄭雷さん、趙雄さんたちと行動していました。白玉ちゃんと丁紅さんは張翼さんの扱いを巡って戦います。

 

そこにそれにしても顔が黒過ぎる井淼さんが来ます。名判官の登場にビビった4鼠は正直に香炉を盗んだことを自白し、許してもらいます。しかし、白玉ちゃんだけは謝らず、去ります。

 

張翼さんは出口を発見。海に出ることができました。かっこつけて出て行った白玉ちゃんですが、行き場がなく、ちょっと凹んでいます。2人はまた戦います。

 

みんなが出てきて、2人のけんかを止めます。話し合ううちにいろいろなことがわかってきました。白玉ちゃんも針のような武器を使いますが、彼の使っている針は蝶のデザインではありません。魏平澳さんは香炉を盗むために宮廷の池を潜った際、秘密の話を聞いていたことを思い出します。羅烈さんが真犯人だと判明。大急ぎで捕まえに行きますくるくる

 

樊梅生さんと李允中さんは羅烈さんの手下です。顧媚さんがお参りにやって来てくるのを待ち構えていました。お線香に催眠剤を仕込んでいたのですが、張翼さんに阻まれたので、仕掛けを使って、強引に彼女を誘拐します。

 

そして、張翼さん、喬莊さん、丁紅さんたちも地下に落とされます。丁紅さんは壁を登って脱出し、外に危険を知らせます。白玉ちゃんと猫ちゃんは顧媚さんを探します。

 

羅烈さん、顧媚さんに忍び寄ります・・・。羅烈さんを倒し、樊梅生さんを捕まえます。4鼠はそれぞれの場所に香炉の部品を分けて隠していました。それを集めて、戻しました。香炉も無事に帰ってきて、一件落着ウインク

 

皇帝は張翼さんを側に置きたかったのですが、自由にさせます。張翼さんは丁紅さんとくっつき、顧媚さんは途中から急激にいい人になった喬莊さんといい感じになります。顧媚さんも幸せになれそうでよかった~音符

 

最後は井莉さんが馬に乗ってどこかへ向かう張翼さんと丁紅さんを遠くから見送って終わりです。

 

ずっと七俠五義を知りたいと思っていたので、よかったです。勉強になりました。私の中では魏平澳さんが最も印象に残りました。


「沖宵樓」で考えると江生さん=魏平澳さんなんですね。飄々としているところは同じかも。鹿峰さん=羅烈さんですか・・・。強かな雰囲気は似ているかな。朱客さん=楊志卿さんね。ふむふむ。喬莊さん=錢小豪さん。錢小豪さんは嫌な感じがなかったな~。

 

同じ原作を監督やキャストで比べるのは楽しいですね照れ面白かったです。

 

1971年の香港映画。

 

冬、気持ちよさそうに歌いながら馬車で荷物を運んでいる李昆さん。そこを馬に乗った王俠さん一行に邪魔をされ、怒ります。鄭佩佩さんになだめられます。鄭佩佩さん、白いモフモフの帽子が激かわ酔っ払い

 

一行は客棧に着きます。店内には谷峰さん。そして、別なテーブルに岳華さん。満席で岳華さんと同じテーブルに座ります。彼らは李昆さんを鞭打ったことを楽しそうに話しています。

 

李昆さんたちも休憩で近くに停まります。彼らの馬を見つけた李昆さんは仕返しをしようと客棧に行きます。岳華さんは彼を助けます。彼らはかなりの悪党でした。岳華さんは戦います。

 

李昆さんを探しに来た鄭佩佩さんは鞭を使って、李昆さんを助けます。すばらしい鞭の使い手でした。一連の様子を見て、谷峰さんは店主の羅維さんに戦いを止めさせます。(監督の羅維さんは出演するのもお好きです。)

 

岳華さんは鄭佩佩さんの鞭さばきに感動し、師匠の名前を尋ねますが、彼女は師匠はいないと答えて去ります。店主の話から興味をもった岳華さんは彼女の営む「赤松客棧」へ向かいます。

 

鞭使いのスーパーすごい人がいると思うのですが、名前が違うようです。でも、彼女には何かありそうキラキラ

 

客棧に先に谷峰さんが登場します。雪に足跡が残らない不思議な男。彼もまたスーパー鞭使いを探しているようです。 李昆さんは彼からただならぬオーラを感じ、鄭佩佩さんの伯父の田豐さんに報告しに行きます。

 

田豐さんは姪の鄭佩佩さんにも秘密を明かしていませんでしたが、やはりスーパー鞭使いでした。事情があり、ずっと身を隠していたようです。敵が近くまで来ているのを感じます。しかし、姪から岳華さんの名前を聞いても彼は思い当たる繋がりは見出せません。

 

岳華さんは村へ向かう途中で王俠さんたちに戦いを挑まれます。白い息を吐きながら、台詞を言う岳華さん。本当に寒そう!!ちょっと戦って逃げます。

 

岳華さんも王俠さんたちも扉が開いているのに飛んで客棧に入ります。笑

 

そして、弓で彼に爆弾を撃ちますが、岳華さんは氷の板で防御。谷峰さんに叱られて3人は歩いて去ります。

 

谷峰さんもしつこく岳華さんの身元を知りたがりますが、彼は話しません。キレたところで田豐さんが身を隠したことを知ります。飛ぶ谷峰。追いかける谷峰。

 

岳華さんは田豐さんへの伝言を鄭佩佩さんに頼み、去ります。伯父を探しに行くと谷峰さんと睨み合っていました。鄭佩佩さんは戦っている最中の田豐さんに伝言を伝え、去ります。

 

剣もすごいけど鞭の威力も相当なものだなと戦いを見て、感じました。田豐さんは逃げます。谷峰さんはたくさんの仲間を呼び集め、彼を追い詰める気です。

 

鄭佩佩さんが客棧に戻ると李昆さんは殺されていました。口元の血が氷柱状になっていて、芸の細かさを感じました。もう1人の従業員も殺されていました。中には高鳴さんたちがいました・・・。1人で槍軍団に立ち向かわねばなりません。高鳴さんの後ろにサモさんがいた~!

 

彼らは盗賊。伯父のことを酷い奴だと罵倒します。田豐さんは15年前に財宝が盗まれた際の容疑者でした。関係する人たちは皆、田豐さんを探していました。高鳴さんは財宝を先に盗まれたことを恨みに思っていて、ずっと探していました。

 

鄭佩佩さんがヤバいなと思ったときに田豐さんが事態を打開してくれて、2人で悪党たちを追い払います。向こう側でも戦っているのが影でわかって、芸の細かさをこれまた感じました。伯父は「やっていない。」と彼女に告げます。鄭佩佩さんはひとまず岳華さんのところへ行きます。15年前の事件の真犯人は誰なのでしょう。

 

鄭佩佩さんは岳華さんの泊まっている客棧を訪れ、部屋を外から覗きます。岳華さんは財宝を届けることに失敗した鏢局の甥でした。だから、犯人とされる田豐さんを殺す気満々でした。しかし、彼らを追っている谷峰さんたちが来たので、とりあえず2人は協力します。40~50人規模の敵と戦います。

 

戦いが結構続いて、ちょっと飽きちゃいましたアセアセまぁ、客棧のセットが豪華だったな~。

 

田豐さんが助けに来てくれて、どうにか自分たちの客棧に戻ります。田豐さんの部屋には隠し部屋が。地下室があり、そこには鄭佩佩さんの両親の仏壇がありました。

 

15年前、田豐さんと鄭佩佩さんの父と谷峰さんは義兄弟の契りを交わすほどの深い仲でした。鄭佩佩さんの父は鏢局を営んでおり、田豐さんに仕事の手伝いを頼みます。しかし、その夜、父親たちは顔を隠した一味に財宝を狙われ、殺されます。ボスは鞭を使っていたため、田豐さんの仕業だと目撃者は思ったようです。田豐さんは無実。火事でフリーズしている幼い鄭佩佩さんを助けて逃げていました。

 

これらの話から岳華さんは真犯人は谷峰さんだと推測します。確かに谷峰さんは鄭佩佩さんがあの事件で生き残った娘だと知ってから執拗に殺そうとしていました。

 

鄭佩佩さんは一芝居うちます。その芝居に引っかかり、谷峰さんは自白とも取れる発言をして、みんなをドン引きさせてしまいます。李超さんを発見。逆ギレ谷峰。暴れまくる彼を3人が倒します。そして、3人で馬に乗って、新天地に向かって終わりです。

 

鄭佩佩さんと岳華さん、いい関係だったけど、従兄妹ってことだよね。どうなるのかな?

 

もっと谷峰さんをいい人っぽくさせたら、後半の衝撃が大きかったように思います。最初から怪しい感じだったから、驚きはありませんでした。どんでん返しとして田豐さんや羅維さんを疑ってしまいました。へへへてへぺろ

 

病みキャラを演じる前の爽やか岳華さん、ステキハート病みキャラも好きだけど。爽やかキャラを演じてきたからこそ、あの病みっぷりが引き立つのですよね。

 

寒い中、撮影をがんばったんだろうな~。出演者たちの白い息が印象に残りました。ちょうどいい季節に観ることができてよかったです雪の結晶

 

1981年の香港映画。

 

戚冠軍さんと友達が功夫の練習をしています。それも今日が最後。友達が修行のため旅立つからです。戚冠軍さんはGFもいるし、自警団の仕事があるので行きません。でも、本当は行きたそう。

 

3人の泥棒がお金を分けていました。ボスはいっぱい。手下は少しだけ。そこに戚冠軍さんがやってきて、彼らを逮捕しようとします。手下の1人は元德さん。丸坊主で気づかなかった・・・!

 

近くに逆さまにぶら下がっている謎のじいさんがいました。彼らを捕まえて帰る途中の戚冠軍さんは戦うことに。しかし、逆さまじいさん、強い。全く歯が立ちません。

 

戚冠軍さんは弟子にしてもらおうとお願いをしますが、鄭麒膺さんは取り合わず去っていきます。落としていったミニ木魚に寺の名前が書いてありました。

 

3人の泥棒を捕まえた後、彼は決心します。もっと強くなりたいと。従兄弟に、仕事を止め、寺に向かうことを伝えます。そして、GFの潘冰嫦さんにも別れを告げます。泣く潘冰嫦さんがかわいそうでした。

 

寺に行くとやはり鄭麒膺さんがいました。かなり厳しい修行になると言われますが、戚冠軍さんの決心は揺らぎません。早速、そばにあった汚水溜まりに日没まで入ってろと言われます。言われた通りにする戚冠軍さん。課題をクリアして嬉しそうに上がってきた戚冠軍さん。あまりにも臭いのでご飯が食べられなくなってしまった鄭麒膺さんでした。

 

次の日は部屋に閉じ込められ、小鳥をどばーっと放たれます。5羽捕まえたら、ご飯を食べさせると言われます。必死に捕まえようとしますが、なかなか捕まえられません。靴を使うなど若干のチートはありましたが、どうにか課題をクリアできました。

 

筆に巨大な岩を結び付け、ぶるぶる震えながら、激重い筆で字を書く練習に笑ってしまいました。両手で筆を持っている場面を見つかり、しかも書いていた内容が鄭麒膺さんの悪口だったので、罰を与えられます。

 

鄭麒膺さんは犬の肉が好きなので、それを料理することで許してもらいます。鄭麒膺さんはすぐにどこかへ行ってしまうので、戚冠軍さんはずっと不思議に思っていました。こっそりついていくと隠し扉のようなところへ入っていきます。ものすごく力が必要で、なかなか開けることができません。開けたら、すぐそばに鄭麒膺さんがいました。押し出されてしまいました。

 

鄭麒膺さんの無茶ぶりに困りながらも必死にがんばろうとする戚冠軍さん。珍しくお茶目よりなキャラです。木の上で逆立ちというおっかない課題を見事に実行します。

 

鄭麒膺さんは扉の向こうで何をして過ごしているのか。岩を掛け布団(!)にして寝ていました。器械体操の鉄棒みたいなところに縄と「気弱な方は縄を使ってください。」という嫌味なプレートがありました。縄を体にくくりつけて、鉄棒をクリアし、師匠のところへ行こうとします。が、バランスを崩して、鄭麒膺さんに助けられます。

 

苦労のかいがあって、少しずつ進歩が見られるようになりました。鳥をすぐに捕まえられるようになり、岩がくくりつけてある筆を片手で操れるようにもなりました。鄭麒膺さんの㊙の場所にも行けるようになりました。

 

ようやく本格的な功夫の練習のスタートです。鷹爪拳や蝦蟇拳などをいろいろ教えてくれました。秘孔攻撃も教えてくれました。

 

お蔭でかなり強くなりました。攻撃の練習では、最初、人型の板にはめ込まれた銀の球を押し出すことをしていたのに、後半は板を割ってました。あまり秘孔の意味ない?

 

実は秘孔を解除する方法を知らない師匠。10年前、自分の師匠 張照さんが亡くなる直前に解除方法が書かれた冊子を秘密裏に渡そうとしていたのを悪党が奪っていったからです。

 

鄭麒膺さんは表紙しかつかむことができませんでした。戚冠軍さんは冊子を探すことを提案しますが、鄭麒膺さんは諦めていました。10年の間に犯人はきっと解除方法をマスターしているだろうし、猴拳のかなりの使い手だし、小さなナイフの武器もあるし・・・。死拳と呼べばいいのかな。そういう拳法を鄭麒膺さんから習ってから、戚冠軍さんは冊子を取り戻す旅に出ます。

 

木こりに出会い、道を聞きます。木こりは嘘の道を教えます。道を進んだら崖でした。引き返し、寄った茶店で木こりと再会。バトります。木こりは鄭麒膺さんの従兄弟でした。和解し、彼に情報を教えてもらって、冊子があると思われる場所へ向かいます。

 

しかし、彼には2人の尾行がついていました。

 

戚冠軍さんはお金がないため、職を得なくてはなりません。

 

ある道場ではファイター4人が訪ねてきていました。主は穏やかに彼らを迎えていましたが、眼光は鋭い。4人はかつてここで働いており、仕事に困り、再びここへ来たようです。夜中に功夫の先生である岑潛波さんが4人を殺し、片付けてしまいました。

 

街の有力者 鐘榮さんが経営している遊郭や賭博場の売り上げを聞いています。道場には1人先生がいたようですが、3ヶ月前に行方不明になったようです。新しい先生を1人雇うように命じます。

 

お布施をくれない家に頭突きをして門を壊す僧がいました。戚冠軍さんは戦って止めさせます。秘孔を突いて、動けなくさせた様子を見て、道場のスタッフが声をかけてくれます。職を得ることができました。経営者の娘にも気に入られます。

 

岑潛波さんが太い丸太をばきっと折っているのを目撃します。夜、戚冠軍さんは黒い服に着替え、道場内に忍び込みます。何者かがやってきたので、ベッドの下に隠れます。娘さんの部屋でした。しかも相手は岑潛波さん。イチャイチャしているので逃げるのに時間を要しましたタラー

 

岑潛波さんは威張り散らしているため、生徒に異常に人気がありません。秘孔を突いて、解除をすることができます。調子こいて言うことを聞かない生徒を殺してしまいます。

 

目撃した戚冠軍さんは彼を呼び出し、誰が秘孔解除を教えたか聞き出そうとします。背骨攻撃は背中に岩を乗せて腕立て伏せをしていたので、乗り越えられました。逆に秘孔を突いて彼を圧倒します。秘孔を解除すると嘘をついて名前を聞き出します。そして、秘孔解除する方法を知らないと告白して、彼を死なせてしまいます。因果応報か。彼を埋めて、終わり。戚冠軍さん、怖いガーン

 

道場の経営者は都合が悪くなるとどんどん人を殺すことを繰り返しているようです。行方不明になった兄弟を探しに来た人たちも殺されそうなので、戚冠軍さんは彼らを連れて逃げます。

 

冒頭で別れた幼馴染と道場で再会を果たします。

 

戚冠軍さんは鐘榮さんが女性とお風呂に入っているシーンを目撃します。背中に金の小さなプレートを貼り付け、首には秘孔解除の本をぶら下げていました。本を外した瞬間、戚冠軍さんは奪い去ります。

 

鐘榮さんは必死に追いかけ、戚冠軍と幼馴染と戦います。鐘榮さんってむきむきで、身軽で動きがいい俳優さんだな~と感動しました。彼らが秘孔を突いても自分で解除できるので苦戦しますアセアセ

 

めちゃめちゃがんばって鐘榮さんを倒します。いいタイミングで鄭麒膺さんが登場。冊子を渡したら、いきなり豹変。攻撃されます。実は戚冠軍さんを利用して、冊子を取り戻そうと画策していたのです。

 

そして、従兄弟も登場。戚冠軍さんをずっと尾行していたのは従兄弟でした。

 

冊子は本当は真面目な従兄弟がもらう予定でした。なので、鄭麒膺さんはお金を渡して鐘榮さんに盗みと師匠の殺害を依頼。しかし、鐘榮さんは奪って逃走。鄭麒膺さんと従兄弟は仲がよさそうに思えたのですが・・・。これが真相でした。

 

鄭麒膺さんと従兄弟の戦いです。

 

幼馴染はヘロヘロの鐘榮さんの口に小さなナイフを加えさせ、鄭麒膺さんを攻撃させます。頭を固定して、無理やりやらせていましたゲッソリナイフを首に受けて、鄭麒膺さんは倒れます。

 

戚冠軍さんはどうしてもお世話になったことが忘れられず、鄭麒膺さんへの気持ちを断ち切ることができないまま従兄弟から秘孔解除の冊子を手渡されて終わります。

 

マイナーな作品のようですが、アクションはしっかりしているし、話もひねりがあり、なかなかいい作品でした。

 

1974年の台湾映画。

 

出だしからけんか。李超さんたちに絡まれ、平然としている張力さん。蹴散らします。

 

OPが終わって、李超さんの兄の火星さんもやってきます。それでも張力さんは1人で戦い、みんなを倒してしまいます。急にヌンチャクを2つ出す張力さん。どこにしまってたんだ?

 

お母さんは慌てて彼を家へ呼び戻します。

 

父親は既に他界。優秀なファイターだったようです。張力さんも才能があるファイターかもしれませんが、勢いに任せて戦っている感じ。本人は正義のためと申していますが・・・。お母さんは今後の状況を考えると引っ越した方がいいと判断。引っ越します。

 

船に乗って移動。船から下りた瞬間からトラブル発生。笑

 

チンピラたちが無理やり荷物を運んでお金を取るようなことをしようとしたので、海へ落としてしまったのです。お母さんの努力が無駄になるよ~アセアセチンピラのボス 唐天希さんは激怒します。

 

お兄さんを頼ってこの土地に来たのですが、用事で留守にしているようです。案の定、張力さんはまたチンピラたちに絡まれます。南から来た革命家のスパイだと思われているようです。彼らをやっつけます。

 

唐天希さんは実力者の楊斯さんにお願いをして動いてもらうことにします。

 

張力さんと楊斯さんの戦いが始まります。素手で戦っても棍棒で戦っても強い。その強さに屈し、何もできなくなってしまった楊斯さんは南宮勳さんを呼び、夜中に張力さんを襲うようにお願いをします。そしたら、彼は探していたお兄さんでした。笑

 

そんなことってあるか~?

 

南宮勳さんは楊斯さんの元で働いており、張力さんを彼に紹介します。いい給料で雇うと言ってくれたのにきっぱり断る張力さん。ママも南宮勳さんも楊斯さんも引きつります・・・。

 

実際、楊斯さんはよろしくない人。しかし、この街で暮らすのにそんなはっきりした態度で大丈夫なのだろうか。

 

張力さんは仕事を探しますが、楊斯さんの家から出てきた場面を見ていた地元の人 李天鷹さんたちは彼の友達だと誤解し、冷たくします。こういうときは意外なことに凹んだ様子を見せます。暴れたりしない。

 

南宮勳さんは張力さんを心配しつつもみかじめ料を納めない街の人たちに暴力をふるうという歪んだキャラです。下っ端の1人に徐忠信さんがおりました。周りの戦いが収まっても戦い続ける2人。兄弟げんか。

 

そして、またまた突然ヌンチャクを2つ出して大暴れ。アラン先生、1人だけ猛攻を食らっていました。かわいそう・・・。

 

南宮勳さんは縁を切ると言って立ち去ります。君たちはいつまでお母さんを苦しませるのかね・・・。

 

張力さんの行動を見て、李天鷹さんたちは彼を真面目な男性だと理解し、仕事に誘います。そして、一緒に漁に出ます。ヌンチャクをもらったラッキーな人も!

 

負けた南宮勳さんは楊斯さんに相談し、愛人の何娜娜さんを使った作戦を考えます。襲われたふりをして、助けてもらい、そこから色仕掛けで張力さんをたぶらかそうという計画でした。しかし、張力さんに色仕掛けを罠だと見破られます。彼女は「楊斯さんに用心するように。」と言い残して去ります。何娜娜さんは夫を亡くして、生活のために楊斯さんと一緒にいるだけで心の中では彼を恐れているようです。


この計画も失敗したので、日本絡みの新しい助っ人 山怪さんと方野さんと着物男を呼びます。革命が起きると自分たちの自由な生活がなくなるので、それをとても恐れています。

 

友達の陳劍康さんが賭け事をしていて、サイコロに仕掛けがしてあるのを発見します。しかし、賭博場は楊斯さんの息のかかっている場所。逆に彼がやられてしまいます。家まで来られ、妻は殺されてしまいます。逃げる陳劍康さん。

 

そこへ張力さんたちと出くわし、みんなで彼らと戦います。いい感じだったのですが、山怪さんは銃を持っていました。張力さんは肩を撃たれ、陳劍康さんは胸を撃たれます。

 

張力さんは廃屋に隠れ、母のことを心配します。タイミング悪く、楊斯さんは母を拉致していました。張力さんは激昂します。しかし、友達が「革命家が街に来たので、楊斯さんは好き放題にはできないから、お母さんはしばらくは大丈夫だ。」となだめます。まずは傷を治さないとね。

 

何娜娜さんは日本から来たチンピラたちが調子こいているのを嫌そうに見ています。

 

母が心配で助けに来た張力さん。やはり、彼らは張力さんが来るのを待っていました。囲まれます。2人は逃げます。何娜娜さんは2人を隠れ家へ案内します。母は銃弾を受けており、亡くなります。薬を取りに行った何娜娜さんは捕まり、殺されます。そこへ張力さんがやってきます。

 

張力さんはキレてます。暴れまくり。この戦いで唐天希さんは楊斯さんが撃った銃弾に倒れます。その隙に張力さんは逃げます。

 

歩いていると日本のよろしくない組織へのよろしくないブツを届けた兄と遭遇します。彼は張力さんの肩のけがを案じますが、張力さんはつっけんどんな対応をします。キレる南宮勳さん。いいだけ戦った後に母が亡くなったことを知らせます。南宮勳さんは自分が間違っていたことを知るのでした。ここでもアランがおりました。

 

凹んでいる南宮勳さんのところに張力さんを追っていた楊斯さん一行が到着します。錢月笙さん、元奎さん、元華さんがおりました。南宮勳さんは彼らに襲いかかります。3人にボコボコにされている様子を見て、張力さんは助けに入ります。南宮勳さんは亡くなります。

 

結構、疲れた楊斯さんと方野さんは日本に向かうため、船へと逃げます。浜辺でまたバトル。今度は元彪さんがおりました。苦戦していると李天鷹さんたちが助けに来てくれました。彼らのお蔭で方野さんに勝てましたが、李天鷹さんたちは力尽きます。ヌンチャクを渡され、彼は楊斯さんを追って、船に棒高跳び状態で飛び乗ります。

 

また錢月笙さんがいた~。すぐに海に落とされてました。手下たちを倒し、走る船の上でラストバトルです。1回目の対戦では割とすぐに降参した楊斯さんがしつこい、しつこい。錨を振り回すというスゴ技も。力の強さを全面に押し出したアクションでした。狭い船内を器用に動き回る2人。最後は船外から彼を蹴り飛ばして終わりです。

 

張力さんは大切な家族も仲間も失ってしまいました。革命家たちと協力するという未来が待っているのでしょうか。ちょっと切ないラストでした。

 

激しい戦いがぎっしりのアクション映画でした。あまり有名ではない映画ですが、アクション映画の王道を行く内容だと感じました。船上での戦いはあまり見たことがなかったので、すごいな~と思いました。

 

1979年の香港映画。

 

OPが1人1人の肩書付きでめちゃかっこいいです。きょうきんなイメージが強い趙志凌さんがびしっと。韓英傑さんは渋く。6分近くあるOPですが、見入ってしまいました。

 

韓英傑さんが頼れる年長者の役というのが嬉しかったです。とんでもない腹黒じじぃなことが多いので・・・。実際も頼りがいのある方だったんだろうな~と勝手にワクワクしてしまいました。

 

少林寺で最も強い人を決める勝負がありました。陳秀中さんと武術指導の陳少鵬さんが戦います。勝負に負けた陳少鵬さんは寺を去り、あちこち歩いて、沖縄に寺を開きます。自分のスタイルを沖縄空手に結び付け、高飛さんという優秀なファイターを大成させます。

 

高飛さんは中国にやってきます。強くて強くて、みんな、倒しまくり。陳樓さん、秒でやられてました。そして、あちこちの武館の看板を壊しまくります。どや顔しながら、髪を整える仕草が今回の役の特徴です。

 

困った指導者たちはお金を出し合い、高飛さんに勝てるファイターを探すことにします。

 

冼林煜さんは自分の道場を一時閉鎖し、探す役目を引き受けます。一緒に行くと言っていた弟子に蔣金さんがいました。1人で旅立ちます。

 

韓英傑さんと娘の楊盼盼さんは人々に武術を見せて、生計を立てていました。梁小熊さんが楊盼盼さんに挑戦し、負ける見物人役を演じていました。冼林煜さんは高飛さんを倒す手伝いを彼らにもちかけます。すんなりOK。他の仲間を探しに出かけます。

 

酒樓の給仕の李冠雄さんがしつこく自分を使ってくれとうるさいのですがスルー。

 

古龍さんもスカウトしたいのですが、2年前、出たかった大会に出場できなかった際、優勝者の卡薩伐氏に強引に戦いを申し込み、負けたことで引き籠っているとのこと。登場はもう少し後のようです。対戦したときの卡薩伐氏のトルネードキック。異次元だ。すごかったです・・・ガーン

 

酒飲みだけど力が強い趙志凌さんをスカウト。次は賭け事が好きだけど身軽な陳耀林さんをスカウト。サイコロを投げて、勝ったらお金を払う、負けたらついていくという条件で賭けをスタート。サイコロを割るというチートをして、陳耀林さんを負かします。やるな、韓英傑さん親子。

 

川を渡るときに李冠雄さんが遠くにいます。これだけしつこいなら、入れてあげればいいのでは。

 

船頭さんの林文偉さんがこれまた曲者。お金をよこせと急に態度を変えます。そして、拒否るとみんなを川に落とします。李冠雄さんが陳耀林さんを助けます。

 

お金を持っていない人たちからお金を取ろうとしたので、当然、収穫なし。再度、脅し取ろうとやってきた林文偉さん。陳耀林さんと戦います。林文偉さんがなかなかのファイターぶりを見せてくれます。ちゃんとしたところでちゃんとした修行をした人だということがわかりました。貧しさのあまり、こういうことをしているとのこと。お金を稼げるから、一緒に行こうとスカウトします。

 

「巡捕房」に出てきた家で古龍さんはちびっ子に功夫を教えていました。3歳くらいかな。とってもかわいい~。でも、功夫が上手い子!!みんなで古龍さんを誘いますが、カサノヴァ氏と戦って負けて、師匠は恥ずかしさのあまり亡くなってしまった過去を気にしており、もう誰にも挑戦しないと宣言します。韓英傑さんは彼の師匠と友達だったこともあり、身に付けた技を役立てようとねばり強く誘うのですが・・・。決心は変わらず。みんなはがっかりして、去ります。

 

古龍さんが練習を再開しようとしたところ、ちびっ子が「習いたくない。彼らを助けることが重要だよ。」的なことを言います。それを聞いて、これではいけないと思った古龍さんは後から彼らを追いかけ、加わります。ちびっ子、GJ!!

 

韓英傑さんは疲れたと言って、すぐ休みを取ったのですが、それは古龍さんを待つための嘘だったようです。まだまだくっついてくる李冠雄さん。しぶといし、活躍しそうなので韓英傑さんは彼も入れることにしました。

 

会合を行った寺へ戻ったところ、荒らされていました。そして、師匠たちは殺されていました。高飛さんたちの仕業です。弟子の蔣金さんから何が起きたか聞いていると高飛さんが登場。冼林煜さんたちは旅から帰ってきて早々に戦いを始めます。

 

やっぱり強いチーン冼林煜さんの助けに入った蔣金さんが殺されてしまいます・・・。そして、お父さんっ!!韓英傑さんも殺されてしまいます。冼林煜さんは脚をけがし、楊盼盼さんは首をけがし、趙志凌さんは目を潰され、李冠雄さんは腕をけがし、陳耀林さんは脚を折られ、林文偉さんは首を動かせなくなりました。

 

韓英傑さんは亡くなる直前に重要なアドバイスをします。高飛さんは空手が上手いだけでなく、少林寺拳法にも詳しいということ。彼を倒すには様々な拳法を使いこなせるファイターであること。古龍さんだけが大きなけがを負っていないため、みんなは彼に自分の技術を投入することにします。墓前でリベンジを誓う彼ら炎

 

それぞれから教えてもらいます。木でできた攻撃するものを使ったり、、ゴムを手足に結び付けたり、縄使ったり、棒の上を身軽に渡ったり、トランポリンのようなところで型を覚えたり、丸太の上を重いものを持って渡ったり、ほんとに様々。

 

そして、高飛さんと対決です。岸壁で戦います。古龍さんが身に付けた様々な拳法にすぐに適応する高飛さん。びしっばしっと決まる姿がどちらもステキ。潔い高飛さんは岸壁でも裸足~。古龍さんはくるみの殻を下に蒔いたり、高飛さんの足裏に付けたりと卑怯な戦法も入れて苦しめ、遂に倒します。裸足を狙うのは韓英傑さん戦法でした。

 

海に落ちる瞬間で画面はストップ。終わりです。仲間と喜び合うシーンなんてありません。あくまでも主役はアクションです。

 

1人1人のもっているスキルがわかりやすく、それらを見事に習得した古龍さんはすごいなと思いました。高飛さんも少林寺拳法にも精通している沖縄空手家という設定だったので強さに説得力がありました。

 

少林寺の僧を演じていた陳秀中さんは本物の猴拳の使い手で、冼林煜さんは彼の弟子です。そして、陳觀泰さんも弟子の1人だったそうです。だから、自身の映画「鐵馬騮」で猴拳を使ったのだな~と納得しました。

 

話はタイト、アクションはゴージャス乙女のトキメキあれこれ考えずに楽しめる良作です。

 

1979年の香港映画。

 

舞台はアメリカ。莊泉利さんはフェニックスという街を目指して、線路を歩いています。10人くらいの人たちが集まっているところを通るとき、誤ってボードゲームをひっくり返してしまいます。謝ったのですが、金をよこせとたくさんの人たちが因縁をつけてきたので戦います。倒して、その場を去ります。

 

一方、ある農家にやってきて、家1軒丸ごと買いたいと申し出る謎の男3人組。強盗をして隠れる場所がほしいようです。拒否る父。イラッとした顔で帰る3人。ちょっと不安です。

 

夜中、動物の鳴き声が激しくなり、妙な音も聞こえてきます。3人は家族を襲い、家を譲るよう迫ります。そして、サインをもらった後、父と母、兄?弟?を殺してしまいます。カール・スコットさんだけ逃げます。家族のことを思いながらも必死に逃げます。

 

莊泉利さんは友達の林克明さんが働いている居酒屋にたどり着きます。店の外ではお金を賭けて、戦っている集団がいました。よろしくない人たちなので参加しないよう林克明さんはアドバイスしますが、莊泉利さんは参加します。そして、相手の男性をボコボコにします。次の男性も倒します。莊泉利さんはお金をたんまりゲットしますが、面白くないと感じる人たちがいました。

 

林克明さんが心配した通り、速攻で絡まれます。仲間にならないかと誘われます。断ったら、戦いです。はい、戦いが始まります。すぐに倒して、店から追い出します。ビリーさんと林克明さんは喜びますが、店主は報復を心配しますガーン

 

ビリーさんはなぜアメリカに来たのかというと・・・。男性たちに襲われている女性を助けたことで面倒が起きたからです。男性はお偉いさんの息子だったのです。アリゾナにいる祖父のところへ行く予定です。

 

居酒屋に傷だらけのカールさんがやってきます。医者の梁少松さんに診せるといきなり彼を叩きます。胸に溜まっていた血を出すためだったようです。そして、薬湯に入れられるカールさん。薬も飲んで、少し元気になりました。

 

悪党3人は隠れている生活にイライラし始めます。アジア系男性は嫌気がさして、いなくなります。

 

カールさんは梁少松さんの飼っているお猿さんと戯れていると、梁少松さんがすばらしい動きをしているのを目撃します。実は功夫の達人でもありました。梁少松さんは「教えるほどの技術はないし、トラブルのもとになるから教えない。」と言います。自分より細くて、小さな梁少松さんに襲いかかりますが、梁少松さんはすぐにカールさんをやっつけてしまいます。ますますカールさんは功夫を学びたくなります。カールさんが家族を殺されたという悲しい過去を知り、秒で功夫を教えることにした梁少松さんでした。

 

梁少松さんは武術指導をしているので、当然のことながらめちゃくちゃ上手でした。棍棒で練習をしている場面はなかなか迫力がありました。カールさんはあっという間に上手になります。この方、本当に動きが力強いです。

 

さて、居酒屋の方は・・・。アジア系の男性が1人、酒を飲みに来ていました。女性を連れて帰宅。他の2人は仲間割れ。女性は巻き込まれて死んでしまいます。3人は遂に決裂してしまいます。

 

ビリーさんは真面目に働いています。そこにお金を賭けて戦ったよろしくないグループの1人がインディアン(アジアの方が演じています。)を連れてやってきます。これまた、ビリーさんが勝ちます。

 

カールさんは修行に励み、ますます立派になりました。偶然、2人は再会し、お互いが元気なことを喜び合います。

 

インディアンを連れてきて負けた男性は今度は違う男性に声をかけますが、その男性はカールさんの家族を殺した強盗の1人ナイフ男でした。

 

カールさんは家族の仇を討とうと動き始めます。インディアンがかつて戦いの前に立ち寄ったという岩でカールさんはこれからのことを話します。ビリーさんは手伝いを申し出ますが、カールさんはそれを断り、1人で向かいます。

 

居酒屋が急に狙われ、賭け事男と強盗男がやってきます。ビリーさんがいないので調子に乗って、店長と林克明さんを殺してしまいます。

 

店長の知り合いは殺されませんでした。強盗男が残したナイフを見つめるビリーさん。顔は怒りに燃えています炎

 

ナイフ男は日本人ファイターを雇います。

 

強盗トリオの中で一番強いジミーさんは氷を塊を叩き割るなど、鍛錬に余念がありません。

 

採石場でカールさんは日本人ファイターたちが1人の中国人をみんなでボコっているのを発見。止めにかかります。きびきび、びしびしとした技がかっこよかったです。

 

ある居酒屋にビリーさんが。閉店時刻になっても帰ろうとしないビリーさんを店長は手荒に扱います。店の奥の部屋にいた日本人男性とまずは対決。次は侍と対決。そして、ビリーさんはナイフ男と対決します。

 

カールさんはかつての自分の家を訪れ、アジア系の男性を倒します。

 

ビリーさんは牧場へ行きます。ジミーと通じている侯朝聲さんは邪魔なビリーさんをやっつけようとします。馬に乗っているところに罠を仕掛け、ビリーさんを落とします。しかし、ビリーさんは挫けず。侯朝聲さんを倒して、ラスボスの元へ向かいます。

 

他の仲間がジミーさんにビリーさんがやってきたことを知らせます。ジミーさんが過ごしている小屋に火がつけられます。警戒するジミーさんの前に登場したのはカールさんでした。

 

まずはカールさんとジミーさんの対決です。やはりジミーさん、強しガーンカールさん、苦戦。ビリーさんが入ってきて、1対2で戦います。

 

ジミーさんは気功で弱点がなくなる功夫映画でよくある設定をもっており、2人がどんなに痛そうなところを攻撃しても弱りません。

 

カールさんは絶対どこかに弱点があると判断し、2人で協力して攻撃します。弱点を見つけて、彼をどうにか倒すことができました~。(弱点は脇?目?よくわかりませんでした。)あ~、大変だったグリーンハーツ最後、夕日に向かって肩を組んで歩く2人の姿で終わりです。

 

中国を舞台にしていないのでいつもと違う雰囲気が楽しめましたウインク