1980年の香港映画。譚道良さんと夏光莉さんのダブル主演映画です。OPの皆様が大変かっこよかったです。みんな、ステキ~!!金龍さんはかわいい~!!
譚道良さんは彭剛さんに戦いを挑まれます。やる気はなかったのですが、あまりにもしつこく攻撃してくるので、彼を殺してしまいます。
これを兄 彭剛さんは譚道良さんの一方的責任ととらえ、彼に復讐を誓います
夏光莉さんは王俠パパの願いで孫榮吉師匠から足技をびしびし鍛えられていました。使用人の金龍さんが止めようとしても無理。孫榮吉さん、すごし。
ところが孫榮吉さんは離れて暮らしている妻の元へ行かねばならなくなりました。喜ぶ夏光莉さんと金龍さん。しかし、孫榮吉先生は既に代わりの先生の用意していたのでした。それが譚道良さんです。若いけれど、力のある先生。お転婆娘の夏光莉さんはそれを受け入れるでしょうか。
少なくとも3ヶ月は帰ってこない師匠。金龍さんは夏光莉さんに「今こそ実践するときです」なんて煽ってしまうから、大変なことに。元来、正義感が強い彼女。トラブルを見つけるや否やすぐに駆けつけます。美しいキックで5人のチンピラをやっつけ、女性を助け出します。スタイルいいし、身体は柔らかいし、本当にすてき
しかし、ちょっとやり込め過ぎかなと思ったところで譚道良さんが止めに入ります。自分の力に自信があるので、彼の話は耳に入りません。顔面で寸止めするキックを見てようやく冷静になります。
帰宅して、彼が臨時の先生だと知り、びっくりする2人。騒ぎを起こした罰でお尻を叩かれる金龍さん。譚道良さんに反抗的な態度を取るも全てかわされる夏光莉さん。2人は大掛かりな意地悪をいくつか仕掛けますが、逆にやり返されます。
譚道良さんは功夫だけでなく、勉強も教えるようです。何でもできるし、クールでかっこいいな
実践タイム。譚道良さんは夏光莉さんが勝ったら、去ると言います。好きな武器を使っていいと言ったので2つの短い棒で彼に向かっていきますが、あっさり封じ込められてしまいます。他の道具も使って彼に向かいますが、全く歯が立ちません。「棍王」ではあまり活躍が見られなかったので、今回はたくさん夏光莉さんの技を見ることができて、嬉しいです。
やられっぱなしを酒樓で愚痴っていると鈴が大好きなチンピラ 王耀さんがやってきます。服にたくさん鈴が付いています。そこにタイミング悪く鈴売りがやってきます。自分をバカにされたと思い、鈴売りを殴ります。それを見ていた夏光莉さんたちは王耀さんを止めます。
いい感じで彼らをやっつけて帰宅すると、譚道良さんがものを動かそうとしていました。それが気に入らない夏光莉さん。口論になります。そこへパパ登場。パパは彼女の我がままを心配していました。「譚道良さんが出て行かないなら、私が出て行く。」と言ったので、パパはビンタします。パパは夏光莉さんのひねくれっぷりを治すには譚道良先生の力が必要だと伝え、改めて指導をお願いするのでした。彼女は自分の間違いに気づけるのでしょうか。
更に彼女のプライドを傷つける出来事が。父の願いで彼女は正式に譚道良さんの弟子になるというのです。「こんな奴を師匠にしたくない。」、「こんな価値のない弟子は取りたくない。」ま~、恐ろしい会話が続きます儀式を放り出し、キレて家を出る夏光莉さんに先ほどの鈴男たちが仕返しにやってきます。鈴兄弟の弟も鈴だらけ。笑
鈴兄弟は身なりはふざけていますが、結構強い。少しずつ夏光莉さんと金龍さんは追い詰められていきます。譚道良さんはお仕置きでしばらく彼らを放置します。そして、「助けてください。」と言ったところで助けに入ります。師匠に向かってずっと失礼な態度でしたからね。仕方ないでしょう。いきなりしおらしくなる夏光莉さんでした。
蔡弘さんの登場。鈴兄弟のボスでした。自分たちが原因なのを棚に上げ、ボスの名前に傷がつくなどと言うので、蔡弘さんは譚道良さんに戦いを挑みます。
どこを攻撃されても平気設定があるようで、譚道良さんはかなり苦労します。が、彼の呼吸法が強さの秘密だと見出し、勝ちます。
さて、彭剛さん。譚道良さんのいた道場で暴れ、彼の居場所を探ります。何人かの仲間を殺してしまいました。ひゃ~
夏光莉さんはこれまでの行いを反省し、もっと強くなりたいと願います。それには譚道良さんの指導が必要です。儀式を行い、正式に弟子入りします。修行をがんばる夏光莉さん。サンドバック係の金龍さん。
彭剛さんは孫榮吉さんのところへ行きます。そうすれば、譚道良さんがどこにいるかわかるからです。病気がちょっとよくなってきた奥さんとの貴重な時間を奪わないで~。この場面の孫榮吉さんのアクションがすばらしくて感動。足技が得意な方だったのですね。「蝴蝶十八式」のラスボスのときはあまり思わなかったのですが、本当にいいシーンでした。2人ともこの映画の武術指導をしているから、力が入っていたのかもしれません。悲しいことに孫榮吉さんも奥さんも殺されてしまいます。
彭剛さんは孫榮吉さんが以前までいた場所=夏光莉さんのところへ行くことにします。ヤバい。近づいてきたぞ!
酒樓で食事をしていた彭剛さんの手下たちは譚道良さんの居場所を店員をボコって聞き出そうとしていました。そこに鈴兄弟が遭遇。悪者同士、意気投合。鈴兄弟は夏光莉さんゲットを条件として、彼の居場所まで案内します。
そのころ、夏光莉さんは金龍さんのサポートを受け、着実に力をつけていました。譚道良さんの3つの技もできるようになっていました。
そこに彭剛さんの手下たち&鈴兄弟たちがやってきます。夏光莉さんと金龍さんでやっつけますが、話す中で譚道良さんの居場所がバレてしまいました。
彭剛さんから挑戦状が届きました。受けなければ、無関係の人が襲われます。とにかく卑劣な男ですから。手伝いを申し出る夏光莉さんたちを断り、彼は1人で戦いに向かいます。きっと夏光莉さんたちは途中から参加する形なのでしょう。
譚家の3つの技はかわされ、彭剛さんの「飛禽九式」という技で襲いかかられます。ちょっと押され始めたころにやはり夏光莉さんたちが登場します。金龍さんは夏光莉さんが攻撃されそうになると庇う役目。ほんといい人。3人の力を合わせて彭剛さんを倒すことができました。終わり!
皆様のキックの美しさに惚れ惚れとしてしまった映画でした。面白かったです。
譚道良さんのクールキャラもよかったです。彼のキックは確かにフラッシュ動きが細かくて、きれいです。そして、夏光莉さんの長い脚から繰り出されるキックは美しい・・・
どちらもストレスが解消されるレベル。
あらすじやキャラ設定もぶれがなかったので、最後まで納得して楽しめました。