『習熟度別指導の何が問題か』
エントリー№19 『習熟度別指導の何が問題か』
佐藤学著 岩波ブックレット№612 480円(税別)
あっさり行きましょう。
なぜって?
それは70ページしかないから。
すぐ読めます。
そしてそれが岩波ブックレットの長所。
タイムリーな話題を、端的に、安価に手に入れられます。
それが岩波ブックレット。
さあ、あなたも岩波ブックレット。
わたしも岩波ブックレット!
ふ~、盛り上がってしまいました。
ほんとに様々なジャンルのものがあります。
簡単に読めて浅いけど、新鮮です。
一度、探してみてください。
思わぬ情報が手に入るかも。
さあ内容ですが、タイトル通りです。
習熟度別指導が日本では流行です。
特に「ゆとり教育」のために学力低下が叫ばれてから。
100マス計算や漢字学習などドリル学習が脚光を浴びてから。
でもね、少人数で授業が出来るのは利点だが、
習熟度別指導には問題が多い。
国際的学力調査で上位国は、
習熟度別指導をさせていない。
そして競争させるより協同させるほうが、
学習の向上が見られる。
などなどの内容が盛り込まれています。
読んで欲しい度、7点。
しつこいけど安いし、
教育関係者は読んでおきましょう。
『俺たちのR25時代』
エントリー№18 『俺たちのR25時代』
R25編集部編 日経ビジネス人文庫 648円(税別)
25~34歳は男にとって「社会人としての思春期」と定義し、
『R25』いうフリーマガジンが発行されているらしい。
首都圏で毎週60万部の発行部数。
確かに仕事を通じて、人生の転機が訪れるときかもね。
そんなフリーマガジンの人気連載、
それが「つきぬけた瞬間」というインタビューらしい。
読者が憧れる兄貴的存在の人々に、
20代後半の時代をどう生きたのかを取材する。
そのインタビューを集めたのが今回の本。
あと10年もすれば、私のところにもインタビューが来るかな。
え!もう名前が挙がってるって!
しょうがないなー、売れっ子はこれだから困る。
・・・・・・すいません。
くだらない前置きが長くなりました。
本の内容ですが、まずは兄貴的顔ぶれから。
石田衣良、糸井重里、松尾スズキ、布袋虎泰、笑福停鶴瓶、
哀川翔、高橋名人、糖沢寿明、福井晴敏、萩本欽一、
九重親方、テイ・トウワ、ガッツ岩松、忌野清志郎、奥田民生、
京極冬彦、楳図かずお、モンキー・パンチ、トータス松本、八嶋智人、
武田鉄矢、江川達也、吉田秀彦、藤岡弘、井筒和幸、つんくQ。
これが読者が憧れる兄貴らしいです。
確かにいい感じの人が多いですな。
まさか、高橋名人までも入っているとは思いませんでしたが。
今は16連射も衰え、12連射になっているそうです。
これらの兄貴達が私達、迷える「思春期社会人」にメッセージを送ります。
やはりそれぞれにいい言葉がありますね。
それと顔写真も載せられているのですが、
これら兄貴の目が好いこと。
強い目をしています。
特に九重親方(元千代の富士)とトータス松本はいい。
あんな目に憧れます。
ただ難点を言えば、ページが少ない。
一人一人が短く読みやすいが、
彼らの背景を読み取らないと深みが伝わってこない。
それに人生みんなが成功はしない。
あまり安易に幻想を抱くと、またフリーターや下流者が増えそう。
その辺は気をつけたほうがいいですね。
読んで欲しい度、5点。10点満点中。
気になる人がいれば読んでみましょう。
人選は悪くないと思いますよ。
☆さあ、ここでクイズです。
兄貴達一覧の各行ごとに1名、名前が少し間違っています。
5人間違っていますが、気付きましたか?
バンバンすごい!
北村です。
教師です。
バンバンお腹が空きました。
皆さん、この「バンバン」って聞いたことありますか?
「あるある」ってうなずいた人、
あなたは京都のひとですね!
違いますか?
この間、京都出身の友人と
中学校時代に「バンバン」が流行った話をしました。
「バンバン」とは「すごく」の意味。
「鬼強い」のようなものでしょうか。
「あいつのしゃべりってバンバン激しいよな!」
「おうバンバンやで」
「にしてもバンバン腹減ったな~」
「ほんまにバンバン減った」
などと会話していたのは、もう15年ほど前の事。
この「バンバン」、まだ使われる事があるのでしょうか。
言葉の流行ってバンバン不思議です。
あなたの周りにもそんな言葉ありませんか?
現在募集中です。
『竜馬がゆく(五)・(六)』
エントリー№16・17 『竜馬がゆく(五)・(六)』
司馬遼太郎著 文春文庫 各620(税別)
まだ維新は成し遂げられんバイ。
おはんは維新のために命を棄てる気でごあんど。
おいどんも一所懸命の想いでごわす。
とまあ、なんちゃって西郷隆盛。
とうとう竜馬は長州と組んで、
幕府と戦いを始めます。
この海戦がまた面白い。
もう一つ面白いのが、歴史のつながり。
板垣退助、伊藤博文らが侍として登場します。
客観的に考えたら当たり前なんですよね。
明治の初期に活躍した人物は、
維新前から存在していたわけですから。
でも、学校の授業で習った総理や自由民権運動家が、
まさかやんちゃな侍だったり、呑み助や助平だったりね~。
歴史の立役者が、目の前で暴れまわっているみたいで、
なんか楽しくなります。
読んで欲しい度、前回通り。
おりょうがあられもない姿で、
竜馬を寺田屋から逃がそうとする有名なシーンもありますよ。
お笑い審判
北村です。
教師です。
審判してます。
ちょっと聞いて下さいよ。
こんな話があるんですよ。
ある高校サッカー公式戦です。
白熱した試合が繰り広げられてたそうです。
ディフェンダーが大きくクリアしました。
大きく弧を描き、自陣左サイドから相手側右サイドまで。
その大きなクリアボールはしかし、ぎりぎりサイドを出そうでした。
と、そのボールの下にはラインズマンが。
正確にはアシスタントレフリー1です。
チームのベンチがあるほうです。
誰もがこう思ったでしょう。
「まさかラインズマンに当るわけないだろ~近距離でもないし」
!!!!!
ところが当ったのです!
朝から強い風が吹いていたのです。
ディフェンスラインをキープしようと、
余裕で走っていたラインズマンに当ったのです!
緊迫した試合中に小さな笑いが起ったそうですよ。
ラインズマンはバランスを保ちながら、
何もなかったような顔をしていたそうです。
本当にあるんでしょうかね~、そんな話。
でも、あるんですよ。
だって日曜日の私ですもの・・・・・・。
うぅ、恥ずかしい・・・・・・。
『新卒ゼロ社会』
エントリー№15 『新卒ゼロ社会』
岩間夏樹著 角川oneテーマ21 686円(税別)
えっ?昨日書いてあって、もう1冊読んだのかって?
読みました。
睡眠読書です。
しょうがない、秘密ですよ。
枕の下にいれて寝てみてください。
その時にポイントなのは、目次を開けておくこと。
こうすることで、朝には内容が頭に入っています。
もしこれを試して、成功したら私に連絡ください。
特許とります。
さて冗談はこれくらいにして。
教師と言うことで、やはり生徒の進路を考えなくてはならない。
今年は1年生の担当なので直接進路指導はしませんが、
知識はもっておく必要があります。
だから本屋で私の目に付いたのですが・・・・・・。
失敗でした。
分かっていたことを、データで多少詳しく教えられただけでした。
現代の若者(私を含む)は、「飢え」を知りません。
ある程度、物質的には豊かな家で生まれているのです。
いわゆる団塊ジュニア世代になるのでしょうか。
強い消費欲であったり、上昇志向があまりない。
仕事に何を求めるかといえば「こころ」の豊かさ。
そして世間は「自分らしさ」「個性」「オンリー1」なんてことを迫ってくる。
するとどうなるか。
夢を追う「フリーター」が増えるんです。
かなえられないような夢を大きく持ちそれを追っていれば、
自分の能力の無さから目をそらせられるし、
周囲の人間へも言い訳できますからね。
周囲の冷たい視線なんて、ノー眼中になるわけです。
あとは適度な生活水準を保ちながら、
自分の時間を持ちたいと願う転職社員が増えるんです。
これが時代の流れなのです。
とまあ、こんなことが書かれています。
そんなの他のもっと面白い本で分かります。
読んで欲しい度、3点。
「新卒新入社員」の歴史を知りたい稀有な人は読んで下さい。
たいした内容ではありません。
『いまどきの「常識」』
エントリー№14 『いまどきの「常識」』
香山リカ著 岩波新書 700円(税別)
皆さんは「常識」をお持ちですか?
そもそも「常識」とは何でしょう。
【常識】
世間一般の人が共通に持っている、また、
持つべきものとされる知識や判断力。
(旺文社 国語辞典)
だそうです。
ということは、当然、世間の考えが変われば、
「常識」は変化するという事です。
私はさて、常識人でしょうか。
あなたはさて、常識人でしょうか。
そうあるのが、いいのか悪いのかも分かりませんが。
さて、この本は『若者の法則』で有名な精神科医、
香山リカ女史が今の「常識」について一石投じています。
自己責任・ジェンダー・市場原理主義・愛国心などなど。
欧米の考えにどっぷり浸かった日本。
そして共通の価値観が揺らいでいる現在。
理想を掲げることが非難されたり、蔑視されたりする。
そこに視点を向けさせてくれます。
各章ごとに様々な分野の話があるので、
「現代」を切り取る一つの視点を、多角的に手に入れたい方に最適です。
読んで欲しい度、6点。
特定分野の意見を知るには物足りない。
だからこの点数ですが、読んで損はないと思います。
焼肉 牛斗!
北村です。
教師です。
焼肉食べてます。
つい先日です。
友人と夜にボーリングに行きました。
ま、それの内容はおいといて。
今日は肉の話。
場所は高槻、辻子にある「牛斗」
「辻子」って言っても私の彼女じゃありません。
うちの母親です。
嘘です。
「ずし」と読みます。
さあ、焼肉の話。
お店の詳細は
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kinki/Osaka/guide/0302/WV-KANSA-5DDXN001.html
いい焼肉屋でした。
個室に連れて行かれて、担当の店員さんがつきます。
この日は、中村さんでした。
中村さんありがとう。
まずは早いつまみでも、ということでキムチを注文。
すると、なんと試食品があるではないか!
浅漬けか深漬けかを食べ比べ。
なんかリッチ。
そして肉。
特上ハラミのタレ、特上ロースの塩コショウ、特上ステーキ。
しょうテッチャンに特上塩タン。
少し見栄を張って「特上」と付けてみました。
いや~美味しかった!
もうレアでいただきました!
「殿!満足でございますか」
「う~む、余は満足じゃ」
「はは~ありがたき幸せに存じます」
「よし、よきに計らえ」
とまあ、プチ殿様気分を味わえました。
1人5000円程度でこの気分は嬉しいもの。
近くに寄ったら、食べてみてください。
『脳を活かす!必勝の時間攻略法』
エントリー№13 『脳を活かす!必勝の時間攻略法』
吉田たかよし著 講談社現代新書 700円(税別)
さあ、またしても「脳」についてです。
この本については帯にドラゴン桜のイラストが使用されており、
私の目に飛び込んでくる結果となりました。
内容ですが「30の鉄則」という形で構成されており、
どう時間を活用するのかを、
具体的かつ分かりやすくしようとする工夫が見られます。
・伸びをすることで脳のスイッチオン
・思考力があるのは午前中
・暗記は睡眠前1時間が最適
・質の良い睡眠
などが「脳」の機能を分析した上で示されてます。
『海馬』の内容も参考にされているのではないかな。
本人も医師であるので、無根拠なものではないようです。
ただ、この著者自身が凄すぎます。
東大大学院で研究しながら、
国家公務員1種経済職試験に2年連続で合格。
もちろん理系ですよ、この人。
そしてNHKでアナウンサーをしながら、
医師免許を取得。
その後衆議院公設第一秘書をしているんです。
いまは東大医学博士課程に在籍中。
この経歴を見たら分かるように、
勉強やら何やらしすぎです。
だからこそ、効率よい時間活用が必要だった。
そしてそれで成功した。
だから使える。
って、言われてもね~。
そこまでして時間を無駄なく使うと、ほんとにしんどそう。
そう考える私は、下流でしょうか?
読んでほしい度、5点。
『海馬』の方が読み物として面白い。
でもビジネスに活かしたい方はご一読を。
しゃべりづらい・・・
北村です。
教師です。
ラーメン食べてます。
今日は土曜日、授業は昼間で。
というこで、昼にラーメンを食べに行きました。
するとラーメン屋に生徒3人が来店。
私のクラスの生徒です。
私を見た瞬間、速攻で出ようとしました。
「別に叱らんから食べたらええぞ」
との一言で、制服を整えながら店の奥へ。
ところが、混んでいたのか私の隣の席へ。
私は本を読みながら、むこうは3人で無言です。
「おい、俺たちなんかしゃべりづらいな・・・・・・」
俺に聞こえるように言うな、と思いながら
「別に何をしゃべってもいいぞ。叱られへん内容なら。」
そう親切に言ってやったのに、静かです。
気の弱いことだ。
さあ、食べ終わって出て行こうとすると、
「多分、俺たちの分も出してくれてるで。」
と虫のいいことを、また聞こえるように。
仕方ないので、仲のいいおばちゃんに
「あの3人が私の分も払いますから。」
と言うと、生徒が慌てていました。
ほんまにするわけないやろう。
いや、やってもいいかな。
今度してみようかな。
とはもちろん冗談です。
言うこと聞かんが、
なかなか可愛い悪ガキどもでした。