【新車紹介】春日.大野城.那珂川消防本部 災害支援車 | 北九州 緊車.net

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緊急車両を愛する管理人がお送りするブログです。

今回は令和4年度更新配備 春日・大野城・那珂川消防本部の災害支援車を紹介。

 

 

春日・大野城・那珂川消防本部 災害支援車"春日消防支援1"

令和5年3月に納車・運用を開始した車両。

日野レンジャーベースの支援車で、MORITAが艤装を手掛けている。

名目で言うと支援車Ⅲ型にあたるだろうか。

 

 

警光灯は大阪サイレン社製LED警光灯を採用。

上部には同消防本部を表す"KONFD"と"KASUGA ONOJO NAKAGAWA FIRE DEPT."の文字。

フロントバンパーにはウインチを装備し救助工作車の代車としての運用も可能になっている。

 

 

運転席・助手席に各1名、後部の乗車スペースにも4名が乗車可能。

その後方は荷室となっており各種資機材が搭載されており、前任車両よりも車体長は長くなっている。

標識灯はLED表示タイプで「春日支援1」と表示される。

 

 

車体後部。

車体後部は観音扉になっており、パワーゲートも装備している。

 

 

緊急消防援助隊のシンボルマーク。

車体後部にも補助警光灯と作業灯を装備。

 

 

艤装のMORITAと、車体架装の坪井特殊車体のステッカーが貼られている。

坪井特殊車体工業は令和3年度に粕屋南部消防本部に支援車を納入している(紹介ページ)👇

 

 

福岡国際空港株式会社地域共生事業費の助成により配備された車両。

 

 

助手席側側面の上部にはサイドオーニングを装備。

側面には大阪サイレン社製補助警光灯と作業灯を装備。

 

 

車内後部の乗車スペースから前方を見るとこのようになっている。

運転室部分とウォークスルー構造で行き来が可能な仕様になっている。

サイレンアンプは大阪サイレン社製のものを採用。

 

 

180°逆を向いて車体後方。

向かって左に見える白い扉の中はシャワー室になっており、緊急消防援助隊で派遣された際などの使用を想定。

資機材収納棚が左右に設けられており、その後方は壁で仕切られた荷室スペースになっている。

後方荷室部分にはテロ対策品・発電機・除洗資機材・水難救助資機材・化学防護資機材などを搭載していると思われる。

 

 

後部乗降扉の横にはシャッター式の収納庫があり酸素ボンベなどが収納されている。

こちらは車内からも取り出しが可能。

通常時は主に水難救助事案での出動を想定している為、水難救助資機材も搭載。

まだ運用開始直後なので搭載レイアウトなどは今後徐々に整っていくと思われる。

 

 

車体上部には水難救助用ゴムボートを積載。

後部パワーゲートを高所まで上昇させることでゴムボートの積載・降下も容易に出来る。

 

 

左側は今回更新対象となった車両。

平成15年に配備され約19年間運用されてきた車両。

役目を終えまもなく廃車となるようだ。

 

 

こちらは訓練中だった救助工作車

令和3年2月に配備された車両で、MORITAが開発した新型キャブ"モリタインテリジェントアタッカー"としては全国第1号で注目を集めた車両。

今回配備された支援車はこの救助工作車のカラーリングを参考に黒色塗装が施されている。

 

 

救助工作車をモデルにしたこんな商品もあるようで。

 

 

こちらは訓練の為に本署へやって来た西出張所と南出張所のタンク車。

個性的な車両が多くなってきた同消防本部だが、まだシンプルな仕様だったころの車両達。

 

 

平成29年度配備のタンク車。

4000ℓ水槽を有する車両で、県内でもトップクラスの大きさのタンク車。

こちらも迫力十分のカッコいい車両。

 

 

また一つカッコいい車両が仲間入り✨

活躍の場が無いことが一番だが、もしもの時には活躍を期待したい。

同消防本部には高規格救急車も寄贈により配備されており、後日そちらも紹介予定でございます。

撮影させていただき、ありがとうございました。

 

 

約19年 お疲れ様でした。

 

 

春日・大野城・那珂川消防本部

 

 

2023.4.2 @kitakyu_pc

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