今回は昨年度（2022年度）に配備されたパトカーを簡単に紹介。
2022年度もバリエーション豊富な車両が配備されている。
まずは無線警ら車から。
北九州市警察部機動警察隊 警ら機動取締班"北九111"220系クラウン無線警ら車。
「無線警ら車」として国費で配分された車両。
福岡県内には9台が配分されている。
電動車への移行が進んでいる関係で、無線警ら車は4WD指定車でなくても、ハイブリッドの4WD仕様車になっている。
2021年度配備の2WD仕様車との見分け方はホイールが一番わかりやすいだろうか。
ハイブリッド仕様車はハイブリッド仕様のエンブレムが取り付けられているので、それでも見分けは可能。
こちらは小倉北PS地域課"小倉北3"220系クラウン無線警ら車。
同じく無線警ら車として配備された個体。
運用開始当初は貼られていなかった警光灯のコールサインもきちんと貼り付け。
しかし昇降機前面のPOLICE表記は貼られる気配がない。
リアガラスのコールサイン、トランクリッドのシンボルマークも貼り付け済。
続いては小型警ら車。
こちらは県費で配備された小型警ら車。
例年通りベースは日産NV100クリッパーで、ハイルーフボディの車体前方寄りに名古屋電機工業製LED散光式警光灯"FLIX"をスピーカー分離で搭載している。
2019年度から数回にわたって配備されたこの仕様だが、2022年度車のみ警光灯の基台部分が若干変更されている。
上が2021年度配備個体、下が2022年度配備個体。
警光灯の基台部分が細長く丸みを帯びた形状になり、取付高も若干高くなっているように見える。
無線警ら車と小型警ら車(県費)に関しては下記のブログでもサラッと紹介しております。
こちらは国費配分の4代目スズキ ソリオ小型警ら車。
写っているのは八幡東PS大蔵PB個体。
PATLITE社製エアロブーメランを搭載したソリオ。
福岡県内には少数配分だった模様。
小倉北PS日明PB個体。
まだまだ違和感を覚える顔つきだが、最初のうちだけだろう。
大蔵PB・日明PB共に初代ソリオが更新対象となった。
こちらも国費配分の小型警ら車。
Sグレードがベースで、PATLITE社製エアロブーメランを搭載。
ホイールはホイールキャップを外しているようで黒鉄ちん仕様。
THE エコカーといった感じの日産ノートパト。
今後はこういう車両が増えていくんだろうなぁ。
白黒の塗分けでかなりシンプルに見えるノートパト。
POLICEの表記を入れればカッコいいかも?
こちらは小倉北PS到津PBの初代ソリオの代替として配置された。
続いては捜査用覆面パトカー。
機動捜査隊筑後地区隊に配備されたと思われる70系後期型カムリ機動捜査用車。
2020年度にも国費配備で1台が機動捜査隊福岡地区隊に配備されているが、今年度は6台程度配備されている模様。
こちらはパールホワイト塗色。
純正アンテナがシャークアンテナの為、無線アンテナは基本的に車内に設置。
北九州市警察部機動警察隊 機動捜査班"北九402"。
こちらはグレー塗色。
サングラスお似合いですネ()😎
260系アリオンの代替として配備。
同じく北九州市警察部機動警察隊 機動捜査班"北九413"。
こちらはブラック塗色。
黒はやっぱりカッコよく見える✨
リアは真っ黒スモーク仕様。
順次運用を開始し様々なところで活躍中。
CAMRY。
セダン車がどんどん無くなっているが、カムリもいつまで残るだろうか。
ちなみにアリオンの後継車種として所轄署を中心にカローラが配備されている。
最後はその他の車両達。
留置管理課 日産キャラバン小型護送車。
2022年度国費配備の車両。
ダークメタルグレー塗色の護送車は初めてだろうか？
前面警光灯・後部補助警光灯共にPATLITE社製LP3を採用。
またバックカメラも装備している。
こちらは八幡東PS刑事課 捜査用多目的運搬車。
日産キャラバンのハイルーフ車がベースで、車体後方側上部には換気扇がある。
遺体搬送車としても使用できるよう、運転室と後室部分は壁で仕切られている。
というわけでサラッと簡単に紹介してまいりました。
今年も新車たちの配備をしておこう。
2023.4.4 @kitakyu_pc
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