日々の暮らしに福を呼ぶ
稲沢市の会席料理店
喜想菴 女将 鈴木美和です
ご来訪ありがとうございます
知っておきたい意外だった和食マナーのタブー
今日は
意外なマナーのお話
ただ
マナーって言われると
ついつい
堅苦しくかんがえてしまって
食事どころではないわ!
って
私も昔は思うこともありましたが
それをお伝えするのにはしたかったのは
マナーを知っていると
会席料理をより深く楽しめますし
美味しく食べるコツになるからです
ほんの少し
皆様の智識の引き出しの中にお入れいただく気持ちで
よかったら
のぞいてくださいませ
🌕和食屋さんあるあるの当たりまえ
喜想菴は
お客様がおみえになりましたら
まず
お白湯とおしぼりをお出しし
本日のお飲み物をうかがいます
ただ メニューに目を通すまもなく
『お茶でいいです』
と言われる方がとても多い
それは
喜想菴が町中でなく
車で来ることが多い場所にあるためなのですけど
ただこれは…本当は
マナー違反です

なぜダメなのか?
それは
お茶に含まれるタンニンの苦みやエグミが
和出汁の味わいをそこなうからです
特に
二番手の煮物椀は
繊細な一番だしを味わってもらう料理
その前に
エグみや苦みで舌の感覚を麻痺させてほしくないわけです
お店をオーブンしたばかりの頃は
主人からも
『煮物椀の前にお茶は出さないで欲しい』
と
言われておりましたのも
そういう事か!
と
しばらくあとに気が付きましたが
こちらとしては
早くお茶を持っていかないと
忘れていると思われるのも嫌で
速攻で持っていっておりました

でも
これは和食屋さんあるある
フレンチや中華のちょっとしたお店では
サービスでお茶がはじめから出てくるとこなんてありません
日本料理屋さんに限り
サービスで出てきて当たり前になっています
ですが
一生懸命作ったお出汁を味わってもらえないのも
悲しいことなのです

考えてみれば
私も子供の頃は
お茶をおいて食事をしたことはありませんでした
お茶を飲むのは食後
母が急須で入れてくれていましたのを思い出します

レストランや
会席料理店などのお店では
食事を味わうのは
作ってくれたシェフに対しての最大のマナー
もちろん
お話しもごちそうのうちですから
おしゃべりに
花が咲くのは楽しいし
たくさん喋れば
喉が渇くからお茶が欲しくなるのもわかります
ただ
少しでも
その事をの頭の片すみにおいておいてほしいのです
ご家庭でも
せっかく
今日に限って手間ひまかけかけたご飯を
ご主人様がテレビに夢中になり
味わうどころか
駆け込んで食べられたら哀しくなりませんか?
ですから
そんな理由もあって
お店側的としましては
せめて
煮物椀まではご辛抱いただけると嬉しいのです
余談ですが
お寿司屋さんで緑茶が出るのは
生魚の臭み取りの意味もあり
醤油のような味の濃いもので食べるものですから
緑茶のほうが番茶よりよいのです
昔の方の知恵は素晴らしい
喜想菴では
デザートのあとに
お菓子とお抹茶をお出しします
抹茶とお菓子を交互に食べたい方も見えるのですが
勝手ながら
お菓子を食べていただいてから
お抹茶をお出しするスタイルをさせてもらっています
茶道のお稽古と同じですね
ですから
ここも
お菓子のあとに番茶を飲むのはがまんして欲しい
抹茶の味わいが損なわれるから
よく
思うのですが
マナーとは
同席する人や店側への配慮だけでなく
美味しく楽しめるための作法

今日のお話は
絶対に守らなければ恥ずかしいものではないのですが
美味しく味わう
を
思われた時に思い出してもらえると嬉しいです
お立ち寄りくださりありがとうございます🙇♀
明日もお目にかかれると嬉しいです🙇♀
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